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それぞれの夏の終わりを過ごすベルリンの住人達。 二十歳のカズキは四十歳年上の恋人ダンと、アルコール依存症寸前の男は懐かしい日本語の小説を片手に、満月の夜にだけ行われるセックスパーティーへ繰り出したエミは翌朝…。 五人の主人公と五つの場所がベルリンの姿を映し出し織り成す夏の終わりの風景。 -さよならを言う間もなかった、幼い頃の幸せな日々のように、蜃気楼、取り返せないのだ、夏は去った。
電子:130㌻/1.2MB/文庫サイズ EPUB:1.9MB
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岐阜県生まれ名古屋造形芸術大学デザイン学科卒業2011年単身ドイツ・ベルリンへ移住実体験を元に小説を書き始める2018年京都へ移住
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