梶塚 恣意
C.Kajitsuka
著者略歴
東京大学工学部卒。
CG制作、ゲーム制作に携わる。こうして培った手法を応用し、AR(複合現実)、AIなどを融合した世界を展開している。
『ことばと時間とわたしたち -抄-』
SF作家J.G.バラードは短編集『残虐行為展覧会』"The Atrocity Exhibition" (1970年、1980年 法水金太郎訳)を著したとき、そのスタイルを「濃縮小説」"Condensed Novels"と呼びました。
『ことばと時間とわたしたち』は、街を歩き、深夜に目覚めて、仕事の合間に、スマホに詰めた断片を再構成したものです。私の濃縮小説です。
いくつかは死について書いていますが、人が直面する死ではなく、ことばによって心の中にかたちづくられる死です。
何点かの写真は「Symmetric Photo」をテーマに2015年頃から撮りためたもの。1990年代にアクリル画を描くのに専念していた時期、絵の一部にバックライトで光る写真を埋め込みました。その中に最初に撮った「Symmetrical Photo」があり、多くの羊たちが、対称にされたことによってキノコ雲に見える南の島の夕焼け雲の下を、手前に向かって左右対称に向かってくる、そんな写真でした。
著者紹介
梶塚 恣意
C.Kajitsuka
著者略歴
東京大学工学部卒。
CG制作、ゲーム制作に携わる。こうして培った手法を応用し、AR(複合現実)、AIなどを融合した世界を展開している。
『ことばと時間とわたしたち -抄-』
SF作家J.G.バラードは短編集『残虐行為展覧会』"The Atrocity Exhibition" (1970年、1980年 法水金太郎訳)を著したとき、そのスタイルを「濃縮小説」"Condensed Novels"と呼びました。
『ことばと時間とわたしたち』は、街を歩き、深夜に目覚めて、仕事の合間に、スマホに詰めた断片を再構成したものです。私の濃縮小説です。
いくつかは死について書いていますが、人が直面する死ではなく、ことばによって心の中にかたちづくられる死です。
何点かの写真は「Symmetric Photo」をテーマに2015年頃から撮りためたもの。1990年代にアクリル画を描くのに専念していた時期、絵の一部にバックライトで光る写真を埋め込みました。その中に最初に撮った「Symmetrical Photo」があり、多くの羊たちが、対称にされたことによってキノコ雲に見える南の島の夕焼け雲の下を、手前に向かって左右対称に向かってくる、そんな写真でした。