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jacket


この本はあたらしいBCCKSの本づくりの参考書であるとともに、BCCKSの本の構造を理解していただくためのサンプルデータとして作られています。サンプルとしてのデータなので[書斎トップ]から[編集]ボタンを押しエディターで開くことが出来ます。エントリの構造や、画像・テキストの扱いを見たり、内容を改変・編集することも可能です。 

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本づくりの参考書

BCCKS

B C C K S



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 目 次


 ご注意!
 おすすめの環境


第一章 ページフォーマットの見本
第二章 本のづくりのヒント
第三章 縦組での文字のあつかい


 あとがきてきに 

ご注意!

 この本は「あたらしいBCCKSの本づくりの参考書」であり、BCCKSの本の構造を理解していただくための「サンプルデータ」としても作られています。サンプルとしてのデータなので[書斎トップ]の【編集】ボタンを押してエディターで開くことができます。エントリの構造や、画像・テキストの扱いを見たり、内容を改変・編集することも可能です。ただし、

 この本は、発行およびコピーすることはできません。

 エディターで編集できますが、あくまでも練習台とお考えください。あなたがご自身の本をつくる場合は、【本を作る】ボタンであたらしい本を編集して、あなただけの一冊を発行してください。

おすすめの環境


〈PCリーダー推奨環境〉

*Safari最新版
 表示設定で【フォントの滑らかさ:強】にすると強調表示なども反映されます。
*GoogleChrome最新版

・InternetExplorerには対応しておりませんが、
 「Google Chrome Flame」をダウンロードし、
 InternetExplorerにインストールしていただくと問題なく閲覧が可能です。

・Mac環境設定
 環境設定で【滑らかな文字を使用しないフォントサイズ】を4以下にするとルビ等もきれいに表示されます。
・WindowsのSafariの設定
 【フォントの滑らかさ:強】にしていただくと強調表示なども反映されます。

〈エディタ推奨環境〉

*Safari最新版
*GoogleChrome最新版
*WindowsのChrome使用など、お使いの環境によっては、強調・弱調表示が反映されないことがあります。

第一章

ページフォーマットの見本

 

BCCKSには現在8種類のページフォーマットが用意されています。それぞれのフォーマットは使用目的にそって設計されています。もちろん自由に使っていただいて構わないのですが、一般的用途を説明させていただきます。
この章では、
本文ページに適した標準S・標準M・標準Lフォーマット
横組みのフォーマット
写真を見開き配置するためのフォーマット

という、使用頻度の高い5種類のフォーマットを紹介いたします。

[このページは暫定横組みフォーマットで作られています]

「あたらしい記事を追加」ボタンで
「フォーマット選択画面」が現れます。

標準Lフォーマット

最も一般的な本文用フォーマットです
標準フォーマットはS・M・Lの三種類が用意されています

 「標準Lフォーマット」は、文字サイズと文字組の面積(判面はんずら)が最も大きなフォーマットです。このシンプルなページフォーマットは、文字と画像がモニター上にバランス良く配置されるように設計されています。「さあ、何か書いてみるかな」といったときには、迷わず「標準L」を選んでください。
 本を構成する要素は、大きく分類すれば〝文字〟と〝画像〟の二種類です。日記も小説も写真集も雑誌も、ほとんどの本は文字と画像だけで構成されています。この二つを、目的に沿わせてバランス良く、ちょっとだけメリハリを効かせて配置できれば、それはもう〝本〟と言えます。

[このページは標準Lフォーマットで作られています] 

縦位置35㎜矩形の画像はこのようにレイアウトされます。
画像Mサイズ

大見出し

中見出し

小見出し

 見出しは「大見出し」「中見出し」「小見出し」の三種類。【見出しパネル】右上のS・M・Lボタンで設定できます。
文字修飾は強調強強調弱調弱弱調と、ルビるびを設定することができます。本文パネルのテキストを選択すると【文字修飾】ボタンが表示されます。

一頁に入る文字量は、35字×15行で525文字です。
[このページは標準Lフォーマットで作られています]
※左ページに本文のみのサンプルを用意しました
 

【ダミー】BCCK□は一冊の本をつくれ□紙の本を含むすべて□電子デバイスに自動□に展開いたしますい■覧のこの本がそのま□マルチデバイスそし□紙の本としても読む□とが出来ます実際に□験していただければ❶たらしい出版の一端□感じてもらえると思□ます本というパッケ□ジとはCDやDVD□それとは違い文字や■真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙していますいっぽ□四六判のハー

標準Lフォーマット画像サイズ

画像のサイズはXS・S・M・Lの四種類

XS画像はこのように配置されます。
キャプションは画像下に縦組みで入り、
クレジットは左に入ります。
画像XSサイズ

画像サイズは【画像パネル】右上のXS・S・M・Lボタンで変更できます。
画像サイズや画像のタテヨコ比率によって本文との配置の関係も変わります。
画像XSは本文中にインラインで配置されます。
画像S、画像Mは一頁に一点、本文を切り崩して配置されます。
画像Lは本文は置かれず画像のみ配置されます。
 この頁の画像はXSサイズで配置されています。ご覧のように、キャプションやクレジットを書くことも可能です。
 文字と画像の関係やバランスで伝達内容は変わります。あたらしいBCCKSで作られた記事エントリは、画像サイズも頁レイアウトも簡単に変更することができるので、いろいろ試してみてください。

次ページ以降に、画像サイズとテキストの関係がわかるサンプルを用意いたしました。
                                                    

S画像は本文を削るカタチで配置されます。
キャプション、クレジットはご覧の通りです。
画像Sサイズ

【ダミー】BCCK□は一冊の本をつくれ□紙の本を含むすべて□電子デバイスに自動□に展開いたしますい■覧のこの本がそのま□マルチデバイスそし□紙の本としても読む□とが出来ます実際に□験していただければ❶たらしい出版の一端□感じてもらえると思□ます本というパッケ□ジとはCDやDVD□それとは違い文字や■真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙していますいっぽ□四六判のハードカバ□ーで読みたい新刊や□古本がなんだかちょ□うどいい文庫がある❺とはすこし軸をずら□たところにその閲覧□がふさわしい本がう□まれつつありスマホ□の本棚に欠かせなく■る一冊とか

キャプションやクレジットが入ることで、
画像サイズや置かれ方も変わります。
画像Mサイズ

真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙していますいっぽ□四六判のハードカバ□ーで読みたい新刊や□古本がなんだかちょ□うどいい文庫がある❺とはすこし軸をずら□たところにその閲覧□がふさわしい本がう□まれつつありスマホ□の本棚に欠かせなく■る一冊とか

L画像は「裁ち落とし」で置かれます。
空いたスペースには本文が表示されます。

真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙していますいっぽ□四六判のハードカバ□ーで読みたい新刊や□古本がなんだかちょ□うどいい文庫がある❺とはすこし軸をずら□たところにその閲覧□がふさわしい本がう□まれつつありスマホ□の本棚に欠かせなく■る一冊とか

XL画像はほとんどの矩形が裁ち落とされます。
空きスペースに本文は表示されません。

標準Mフォーマット

大見出し

中見出し

小見出し

 標準Lよりも、文字サイズと判面が小さいフォーマットです。巻末の索引頁や、他の原稿を入れるなど、構成上、流れを変えるときなどにオススメです。
 画像サイズも標準Lに比べて若干小さく配置されるので、写真構成に微妙なメリハリをつけることもできます。
 もちろん、メインの本文頁としても使えます。
一頁に入る文字量はLと同じで、35字×15行で525文字です。
[このページは標準Mフォーマットで作られています] 

【ダミー】BCCK□は一冊の本をつくれ□紙の本を含むすべて□電子デバイスに自動□に展開いたしますい■覧のこの本がそのま□マルチデバイスそし□紙の本としても読む□とが出来ます実際に□験していただければ❶たらしい出版の一端□感じてもらえると思□ます本というパッケ□ジとはCDやDVD□それとは違い文字や■真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙し

標準Sフォーマット

大見出し

中見出し

小見出し

 判面が最も小さなフォーマットです。文字サイズは「標準M」と同じです。判面が小さい分、余白がたっぷり取られているので、まえがきやあとがき、詩や長文引用など、文章のもつニュアンスや見せ方を変えたいときなどにお使いいただくとよいと思います。

一頁に入る文字量は、30字×16行で480文字です。
[このページは標準Sフォーマットで作られています] 

【ダミー】BCCK□は一冊の本をつくれ□紙の本を含むすべて□電子デバイスに自動□に展開いたしますい■覧のこの本がそのま□マルチデバイスそし□紙の本としても読む□とが出来ます実際に□験していただければ❶たらしい出版の一端□感じてもらえると思□ます本というパッケ□ジとはCDやDVD□それとは違い文字や■真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いまし

暫定横組みフォーマット

大見出し

中見出し

小見出し

 暫定的な横組みのフォーマットです。横組みは現在鋭意開発中で、現時点では、左頁から右頁に文字を流すことには対応できていません。「全編横組み左開きの本」は作ることはできませんが、少ないページ数であれば、手作業でがんばって「横組み風」のページにすることは可能です。
 ご不便をおかけしますが、横組み本格対応までもうしばらくお待ちください。

一頁に入る文字量は、26字×18行で468文字です。
[このページは暫定横組みフォーマットで作られています] 

【ダミー】BCCK□は一冊の本をつくれ□紙の本を含むすべて□電子デバイスに自動□に展開いたしますい■覧のこの本がそのま□マルチデバイスそし□紙の本としても読む□とが出来ます実際に□験していただければ❶たらしい出版の一端□感じてもらえると思□ます本というパッケ□ジとはCDやDVD□それとは違い文字や■真や絵といった中身□そのもので形づくら□れています文章の量□背の束幅はきまりま□すし文字モノなのか❷真集なのか図鑑なの□によって紙や印刷方□が選ばれます本をデ□インするときはなに□より大事なのがどん■な判型にするかで以□どんな紙にするか…□んな印刷にするか…□んな綴じにするか…□んな文字組にするの❸………と続きますそ□らがしっくりと落と□し込まれていない本□は手に取っても本棚□入れてもなんだかな■ことになりますはじ□てキンドルを手にし□ときああイイ判型だ□なあと思いましたB□CCKSはデバイス❹は一つの判型であり□本は一つのデバイス□ととらえてマルチデ□バイスという空間で□メディアデザインに■峙していますいっぽ□四六判のハードカバ□ーで読みたい新刊や□古本がなんだかちょ□うどいい文庫がある❺とはすこし軸をずら□たところにその閲覧□がふさわしい本がう□まれつつありスマホ□の本棚に欠かせなく■る一冊とか

画像見開き固定フォーマット
※次ページに表示されます

 画像を二頁に渡って大きく配置することができるフォーマットです。画像専用のフォーマットのため、テキストを書くことはできません。残念ながら、電子デバイスでの表示は「標準L」と同じく一頁で表示されてしまいます。電子デバイスでも画像をページをまたいで表示できるよう開発を進めていますので、今しばらくお待ちください。

[このページは標準Sフォーマットで作られています] 

画像見開き固定フォーマット
画像Lサイズ

そのほかのページフォーマット

 一般的なページフォーマットの紹介は以上です。
このほかに少し特殊なフォーマットとして、
*キャプションが6行まで入る「Cap6行フォーマット」
*かならず見開き始まり見開き止めに固定される「見開き固定フォーマット」
*章の扉用の「章扉フォーマット」

などがあります。必要に応じて使い分けてください。
 ページフォーマットはいつでも変更することができます。ですからあまり難しく考えず、ひとまず「標準L」で記事を作って、流れを見ながら最終的なフォーマットを決めていく。これを基本的な手順にするのがおすすめです。




 日本語の文字組は、ざっくり言えば方眼用紙とおなじで、グリットにひとつずつ文字の形(グリフ)が配置されます。規則的な配置は一文字一文字のグリフ自体を際立たせ、それらが文字組全体を形取ります。これはアルファベット配列である〝スペル〟が配置される欧文組にくらべ、文字組そのものが内容やニュアンスを強く引き出します。詩集と学術書の違いは一目でそれとわかりますよね。
 BCCKSの組版設計は一般書籍に引けを取らないレベルだと自負しています。ぜひBCCKSの文字組に触れてください。ブログのベタ打ちでは伝わりきらない、文章そのものがもつ空気を映しているはずです。
 今はまだ、ページフォーマットの種類も少なく、書体も限られていますが、それでも本作りの面白さの一端を感じていただけるのではないでしょうか。
 今後も、組版システム、フォーマット、将来的には書体も、さらに充実させていきますので、誰でもカンタンにできる本づくりをどうぞお楽しみください。

[このページは標準Mフォーマットで作られています] 

第二章

本のづくりのヒント

 

さて、マニュアルではなくヒントとあります。エディタの使い方に関しては、ボタンなどにマウスを乗せるとポップアップヘルプが表示されますので、そちらを参考にしてください。BCCKSトップから「本の作り方のビデオ」もご覧いただけます。
ここでは、「本はどのようにつくられているのか」「マルチデバイスでの本」「現時点のBCCKSエディタではできそうでできないこと、意外とできていること」などを中心に進めていきます。

[このページは暫定横組みフォーマットで作られています]

あたらしいBCCKSのオンデマンド本です。
あなたの本が紙でも読めます。(近日公開予定)
『田園交響曲』松田水緒著 天然文庫

本はどのようにつくられているのか?

 普段手にしてる様々な本。
 一口に本といっても、雑誌・写真集・カタログ・辞書・ジン・絵本・飛び出す絵本……と、様々な形態があります。
 BCCKSは「一般書籍」に目を向けました。
 一口に一般書籍といってもこれもまた、文庫・新書・四六版・菊判・学術書・ペーパーバック、ハードカバー・並み製・布ばり……と、豊富な判型と装丁が存在します。内容も、小説のように本文が延々続くシンプルなものから、写真・図録・表・年表・注釈などがふんだんに使われているもの、なかには雑誌並みに複雑な書籍もあります。
 BCCKSは、まずは「文庫と新書の一般書籍」を再現することを目標としました。「一般書籍」であればそれなりに絞られてきます。

 多くの一般書籍は、
・表紙
・表紙裏(表2)
・総扉
・まえがき
・目次
・本文
・あとがき
・奥付 
・裏表紙の裏(表3)
・裏表紙

というシンプルな構成で作られています。

多少複雑になったとしても、
・章ごとに分割された本文
・その章トビラ
・口絵(図録)
・本文中の図録
・注釈頁

が加わるくらいです。

 BCCKSの8種類のフォーマットは、これらの構成を再現できるように設計されています。

マルチデバイスとしての本。

 BCCKSでつくられた本は電子書籍でも読むことができます。電子デバイスにはスマートフォンからタブレットまでさまざまなサイズ(判型)があります。BCCKSのフォーマットは、そのさまざまな判型に応じて自動で展開します。ひとつの本のデータを、PCでもiPadでもスマートフォンでも読むことができるのです。さまざまな判型に自動展開するということは、それぞれのデバイスで細かい調整ができないということでもあります。つまり、たとえばPCのフォーマットで文字組やページングをきっちり調整しても、iPhoneではまったく異なる文字組とページングに展開されるということです。なので、文章の途中で改頁しないように原稿を書く作家もいるそうですが、残念ながら、その意図に対応することはできません。
 現状のフォーマットは、マルチデバイス展開に正確に対応できていないところがあります。「画像と本文を流し込むレイアウト」があたらしいBCCKSの特徴であると同時に難関でもあります。BCCKSの本は、iPhoneでもPCでも同じ本として成立することを目指しています。このフォーマットはまだプロト的なもので、狙いどおりに表示されないことも多々あると思います。現在、改訂版フォーマットを鋭意開発中ですので、今しばらくお待ちください。

BCCKSエディタ、
現時点でできそうでできないこと、
意外にできちゃうこと。

○本のコピー ※書斎トップで行えます
 
○エントリパネル・エレメントパネルのコピー ※ドラック&ドロップ

○エレメントパネルのエントリ間移動 ※ドラック&ドロップ

○パネルの並べ替え ※ドラック&ドロップ

○エントリの一括編集※エントリのチェックボックスをオン

○複数画像の読み込み ※最大32枚まで 一つのデータサイズは5MBまで

○目次の表示、自動生成 ※デフォルトでは非表示

〇表紙作成 ※表紙アイコンをクリック

○縦組み横組みを決める ※本の設定から

○文字の大きさを出版時に決める ※本の設定から

○紙・文字の濃さを出版時に決める ※本の設定から

○改段/改ページ ※余白エントリ

○ページフォーマット指定※記事のプレビューボタン横のプルダウンメニューで指定

○インデント※本文パネル上部のボタンで指定

○文字修飾/リンク指定※テキスト選択時のポップアップボタンで指定

○本文パネルの分割/見出化※テキスト選択時のポップアップボタンで指定

〇他デバイスの表示確認 ※本のプレビューボタン横のプルダウンメニューで指定

○外部コンテンツのコンバート 現状インスタグラムに対応

○有料本の出版 ※書斎トップの販売設定で指定

○紙の本の出版 ※書斎トップの販売設定で指定

○EPUB版の出力※書斎トップのEPUB出力

○共同編集 ※書斎トップの販売出版で指定

×画像のトリミングおよび回転 近日公開予定

×画像の上に文字を表示する 近日公開予定

第三章

縦組での文字のあつかい

 

 縦組は世界的に希少な文字組です。合理主義の中国はとっくに、韓国でも、もう縦組は使われなくなってきています。日本はそこのところ、意外にも気骨があるんですね。
 縦組にはいろいろと難しいルールがあります。普段読んでいる書籍や雑誌の縦書きの原稿は、プロが細かく手を加えていて、それによって、漢字・ひらがな・カタカナ・括弧類・句読点・英数字、が混在する日本語が違和感なく組まれているのです。
 この章では縦組を美しく組むための基本的なノウハウを少しだけご紹介いたします。

[このページは暫定横組みフォーマットで作られています]

縦組の組版のおきまり

 まず、左の原稿をご覧ください。

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2011年10月3日(木)
PCで<BCCKS>の『西/晴れ』を読んだ。文字ががちゃがちゃ?かな。
でも、2冊目の『J文学』は何だか一般書籍みたいで内容も理解出来た。
───────────────────────────────────

どうでしょう? ヘボい例文なのはさておき、モノとして読み苦しくないですか? ちょっと検証してみましょう。まず日付。
「2011年10月3日」と縦横が混在しています。(木)も変ですね。これは、数字と括弧が英数字(半角)で入力されているからです。
「2011年10月3日(木)」と、すべて全角で入力すると縦に置かれます。
本文はどうでしょう?
<BCCKS>の括弧、『西/晴れ』の「/」が半角です。
〈BCCKS〉『西/晴れ』と全角にします。
「2」「J」「?」が寝てしまってますね。
「2」「J」「?」など一文字の英数字記号はかならず縦にします。
それと「!」「?」の後は全角スペースを入れましょう。
以上を修正した原稿が次のものです。

──────────────────────────────────
2011年10月3日(木)
PCで〈BCCKS〉の『西/晴れ』を読んだ。文字ががちゃがちゃ? かな。
でも、2冊目の『J文学』は何だか一般書籍みたいで内容も理解出来た。
───────────────────────────────────

いかがですか? Aにくらべると、スムーズに読めませんか?
さらに手を加えてみました。

──────────────────────────────────
二〇一一年一〇月三日(木)
PCで〈BCCKS〉の『西/晴れ』を読んだ。文字ががちゃがちゃ? かな。
でも、二冊目の『J文学』はなんだか一般書籍みたいで内容も理解できた。
───────────────────────────────────

日付の数字を漢数字に、二文字以上の欧文を全角に、だか→なんだか、理解出来た→理解できたと、漢字表記をひらがなに開きました。
こんなヘボい文章でも俄然、本っぽくなりました。内容がすんなり入ってきます。

 日本語組版は、基本的に全角文字の原稿が美しく組まれます。正確にいうと、美しく組まれる可能性が高くなる、です。詳細は省きますが、一言でいえば「原稿用紙のマス目に一文字づつ配置するのが日本語組版の基本だから」ということです。文筆家や編集者には、横書きのメールでも全角で打つ人が多いです。正しく打たれたテキストはやはり美しく説得力がありますね。
 さて、〝おきまり〟と書きましたが、実は、文字組にコレといったルールは存在しません。そして、そのルールは今日も日々更新されています。手書き→活字→写植→オンスクリーンと、文字を表示する仕組みが変わるたびに、ひらがな・英語・アスキーアートといった新しい表現が加わるたびに、日々、試行錯誤が積み重ねられ、その結果、いまの文字組があるのです。
 ここでの紹介例は絶対的なものではなく、人によって「正解」は異なると思います。文章表記にはさまざまな作法が混在しています。たとえば、英文比率の高い原稿を全角にしたり、表記の統一に縛られすぎたりすると、逆に読みにくくなったり、味がなくなったりしますよね。ですから、あまり難しく考えず、読みやすいと感じた原稿を参考にしながら、少しずつ自分の書き方を手に入れていくのが良いと思います。
 BCCKSでは現在、[書籍用テキスト変換システム]の開発に着手しています。完全な変換というものが存在しないことは、この章で理解していただけたと思いますが、ざっくりと「八割方キレイな原稿に変換」を目指して開発を進めています。こちらも今しばらくお待ちください。
 以下に、読みやすい原稿カンタン作法を箇条書きにしました。参考にしていただければ幸いです。

*一文字の英数字、括弧類はすべて全角で
*数字は漢字がらしく見えます
*三文字以下の英字を全角でいれるのもアリ。例)PC→PC
*!?の後は全角スペースをいれる
*横ハイフンは「─」縦に、縦ハイフンは「│」横に表示されます
*ダブルクオーテーションは現状〝○○〟にのみ対応しています



[このページは標準Mフォーマットで作られています] 

キーボード入力しにくい全角約物等

 全角約物はキーボード入力が難しいのです。テキストとして下記に貼っておくので、よろしければご活用ください。現状のBCCKSでは、字間や位置調整が出来ていない約物も多々あります。使用頻度の高いものから随時対応していく予定です。今しばらくお待ちください。


約物
†‡•‥…‰′″‹›※、。〃〈〉《》「」『』【】〔〕〖〗〘〙〝〟〰〽゙゚゠・︰︱︲︳︵︶︷︸︹︺︻︼︽︾︿﹀﹁﹂﹃﹄﹅﹆!"#%'()*,-./:;?@[\]_{}⦅⦆。「」、・

始め終わり括弧
()[]{}‚„〈〉《》「」『』【】〔〕〖〗〘〙〝〟︵︶︷︸︹︺︻︼︽︾︿﹀﹁﹂﹃﹄()[]{}⦅⦆「」

ダッシュ引用符
-«»ʻʼ–—―“”‹›−〰゠︱︲-

数字
⅓⅔⅕⅛⅜⅝⅞ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅨⅩⅪⅫⅰⅱⅲⅳⅴⅵⅶⅷⅸⅹⅺⅻⅿ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳⑴⑵⑶⑷⑸⑹⑺⑻⑼⑽⑾⑿⒀⒁⒂⒃⒄⒅⒆⒇⒈⒉⒊⒋⒌⒍⒎⒏⒐⓪⓫⓬⓭⓮⓯⓰⓱⓲⓳⓴⓵⓶⓷⓸⓹⓺⓻⓼⓽⓾❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿〇㆒㆓㆔㆕㈠㈡㈢㈣㈤㈥㈦㈧㈨㈩㉑㉒㉓㉔㉕㉖㉗㉘㉙㉚㉛㉜㉝㉞㉟㊀㊁㊂㊃㊄㊅㊆㊇㊈㊉㊱㊲㊳㊴㊵㊶㊷㊸㊹㊺㊻㊼㊽㊾㊿

通貨
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記号
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数式記号
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ギリシャ語
ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϐϑϕϛὰάὲέ

キリル文字
ЁАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяё

分母
⁄₀₁₂₃₄₅₆₇₈₉

等幅半角字形(記号約物抜粋)
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あ と が き て き に

 読了お疲れさまでした。「あとがき」まで読んでしまったあなたは、本のつくりに興味があって、より良い本をつくりたい人なのだと勝手に想像します。なので、もう少しその事について書きます。
 こうして最後に「あとがき」があるのって、なんだか落ち着きませんか? おさまりもいいですよね。読まれなくたっていいんです、映画のエンドロールは席を立っちゃうけど、でもあれがなかったら映画を見た感がないですよね。大切なことです。
 「あなたを知らない人にあなたの本を読んでもらう」。
 そのハードルは高いようです。そもそも相手はあなたを疑ってます。まずは相手の猜疑心を解かないと始まりません。そこで、練られてきた技法や作法をうまく使うと敵は油断します。
 三冊の『ラーメン本』があります。「一〇年かけて全国をまわり、この舌で味わってきた都道府県別ラーメンベスト10」という本。「環七で三〇年ラーメン屋を営んだ店主」が書いた本。「ただのラーメン話」という本。この三冊、仮に同じ内容だとしても、読む側の姿勢は当然変わってきますよね。たとえばツイッターの140文字であれば、文字組や約物の扱いがおかしくても、あまり気になりません。でも、読みにくい原稿と文字組の長い原稿を読ませるには、読者にひどく努力を要するものです。
 「ただのラーメン話」だとしても、表紙、前書き、文字表記、あとがき、プロフィールがしっかり綴じられ〝どんなラーメンの話〟なのかをきちんと伝えられれば、あなたのことを知らない読者にあなたの本が届く確率はグンとあがります。
 とはいえ、いいんです。プロじゃないですから。ざっくり作ってざっくり読まれる「ジン」のようなつくりも、それもまた本です。ざっくり作った本ができるだけ〝本〟に見えるようにする仕組みをBCCKSは提供しようとしています。
 「ブログ変換で出版クオリティー」は、そう遠くないかもしれません。

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2011年10月14日 発行 初版

著  者:BCCKS
発  行:BCCKS出版

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