北海道上川郡和寒町に生息する動物の写真を集めました。
書籍内に掲載している写真はすべて和寒町内で撮影したものです。
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ネズミ目リス科でエゾモモンガは道内のみ生息。夜行性だが稀に日中も活動する。オスの方が大きく、活動範囲はオスで２haメスで１ha程。地面に降りる事はまずない。外敵を見つけると、外敵が立ち去るまで１～２時間身動きを取らない。道内様々な地域の森林に生息している。
和寒町では東の山や三和で目撃例があるがその数は少ない。冬になると毛色が白くなるという話もある。
北海道にのみ生息するリスで、昼に活動する。ネズミ目リス科リス属キタリス種の亜種に分類される。
和寒町では森林がある所には様々な所にいるが、南丘や塩狩に多くいる。また市街地周辺の大木がある箇所にも生息している。生息地域によって毛色が違ったりする。
北海道に生息する鹿の一種。シカ科シカ属に分類されるニホンジカの亜種。
和寒町では東側の山や西和・福原地域に多く、市街地以外では農耕地も含めてどこにでもいる。
イヌ目イヌ科キツネ属に分類される。北海道の平地から高山帯まで、広く生息している。ネズミやエゾユキウサギ、鳥類、昆虫などを主に食べる。
和寒町では夏・秋・冬は山や農耕地で見られ、春先は住宅地周辺でも見られる。
ネコ目イヌ科タヌキ属に分類される。北海道に生息するタヌキで、本州に生息するタヌキより大きい。
つがいで行動する事が多く夜行性。
和寒町では多い年と少ない年とばらつきがあり、農耕地や森林で見られる。
コウモリ目ヒナコウモリ科テングコウモリ属のコウモリ。絶滅危惧種Ⅱ類で北海道では希少種に分類されている。ほぼ日本全土に生息しているが住処となる樹洞の減少等により生息数が減少している。北海道では比較的確認されやすいコウモリだが、他県では非常に珍しいコウモリ。樹洞を昼間の隠れ家とするほか、洞窟や家屋の中でも発見されている。雪の中にうずくまって休眠する姿も観察されている。飛んでいる昆虫や葉の上にいる昆虫も食べる。
和寒町では塩狩で雪の上に丸まっている姿を確認。ヒナかと思い保護した所、暖めたら元気になり飛んでいった。冬眠中だったのかもしれない。
カモ目カモ科に分類される。越冬する為に日本各地に冬期間飛来する。また北海道と本州中部山地で少数が繁殖する。
和寒町では春～秋に南丘森林公園で少数ほぼ毎日見る事が出来るが、水を落としだすと町外に移動すると思われる。夏前等は水辺近くの山で見られる事もある。
カモ目カモ科の鳥で、日本では北部で繁殖し、冬季に南下し越冬する。食性は主に水生植物やドングリ等の植物性の物が中心で、たまに昆虫や貝類も食べる。よくオスとメス一緒にいるのが目立つので「おしどり夫婦」の語源となった鳥だが、実際は毎年パートナーが変わるようだ。
和寒町では春先の一時期に南丘森林公園やため池で稀に見られる程度。北海道では準絶滅危惧種の指定を受けているようだ。
ロシア等で繁殖し、冬期越冬する為に日本にやってくるハクチョウ。
和寒では１０月頃南丘森林公園で大体１週間位の期間だけ少数確認出来る。
オオハクチョウの方が日本ではよく見られる白鳥。
剣淵町の桜岡湖、比布町の水田地帯で長く滞在する為、和寒町ではハクチョウ属は長期間見る事が出来ないと思われる。
また春の方が和寒町に滞在しないようだが、春と秋は上空を群れが鳴きながら渡っている様子は毎年確認出来る。
冬期に本州以北に越冬する為飛来する。
和寒町では１０月頃水田や湖で見られ、4月頃にも同様に見られるが秋の方が確認されやすい。
また群れでいるよりも単体や少数で見られる事の方が多い。
コハクチョウと並んでいないと識別が難しい。
コウノトリ目サギ科の鳥で河川・湖・湿原・干潟・水田等に生息する。食性は主に魚類や両生類、小型哺乳類や昆虫など。集団で繁殖地を形成する。
和寒町では春から秋にかけて市街地でも上空を飛んでいたり、農地がある所ではどこでも見られる。南丘森林公園や西和ペオッペ川等で一番良く見られる。和寒町周辺では剣淵町のコロニー（集団繁殖地）が有名。
コウノトリ目サギ科の鳥で似た鳥に、ダイサギ・コサギ・カラシラサギ等がいるが嘴や足の色で識別出来る。世界的にはそうでもないが日本では数が減少していて準絶滅危惧種に指定されている。北海道ではまれな鳥だが、毎年どこかで確認されている程度。
和寒町では２０１２年の夏に南丘周辺に渡来し、一時期滞在していた。警戒心は普通で、２０ｍ位までなら近づけた。
チドリ目シギ科の鳥。北海道では夏鳥。体長は約35cmでハト程度である。くちばしは長くてまっすぐしていて、他の鳥類と比べると目が頭の中心より後方上部に寄っている。このため、両眼を合わせた視野は、ほぼ360度をカバーしている。首と尾は短く、足も他のシギにくらべて短い。
林、草地、農耕地、湿地などに生息する。水辺にもいるが、他のシギと異なり主な生息地は森林の中である。からだの羽毛は灰色、黒、赤褐色などの細かいまだらもようで、じっとしていれば見つけにくく、さらに夜行性でもありなかなか人目につきにくい。
食性は動物食。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食する。
ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もある。
京都府ではヤマシギは捕獲禁止の条例が制定された。
スズメ目キバシリ科、日本では北海道から九州に分布している留鳥。北海道以外では比較的標高の高い針葉樹林帯に生息している。個体数は少ない。
和寒町では南丘周辺で見られる。他の地域では余り見かけない。比較的森の入り口辺りで見る事が多く、警戒心が低く近くで見る事が出来る。
スズメ目スズメ科の鳥で日本の一部離島を除いて沖縄から北海道まで全国に分布している。とても人間に依存した習性な為、人間が生活している地域にしか生息しない。１９９０年から個体数が半減～５分の１、５０年前と比べると１０分の１にまで減っていると言われている。原因は様々言われているが、住宅の気密性が高まり営巣場所の現象、餌不足等があげられている。また、都市部と農村部では雛の数にも差があり、都市部のスズメは雛が１羽と言われている。
和寒町では、市街地から農耕地の住宅や庭先、倉庫等で見られる。和寒町のスズメは２～３羽の雛が孵る。
スズメ目スズメ科の鳥で、スズメとは違い民家周辺よりも林地を好む。本州北部で繁殖し、本州南部で越冬する為、北海道では夏鳥。
和寒町では春から秋にかけて、南丘森林公園や三笠山周辺で見られる。スズメよりも赤みが強く、顔や腹に模様がない点で区別が容易。警戒心もそこまで強くない。
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される。日本全国で普通に見られる鳥で、家の庭等でも営巣したりする。
和寒町では、他のカラ類の群れにいる事が多く、コガラ等と比べるとその数は少ない。
また人家周辺で見かける機会も少なく、どちらかというと森林や林道で見る事の多い種。
スズメ目シジュウカラ科に分類され、コガラやハシブトガラ、シジュウカラに似ているが冠羽があるのが特徴。食性は種子から昆虫まで食べる雑食性。樹洞で営巣する為巣箱も利用する。
和寒町では塩狩や南丘でよく見られるが、恐らくほとんどの森林で見られる。中々近くで見ないと判別がつきづらいが、警戒心が低い為目の前で見られる事もある。
スズメ目シジュウカラ科に分類される。日本では沖縄県以外で見られる鳥で、似た鳥にハシブトガラとヒガラという鳥がいるので識別が難しい。
和寒町では、一年を通して見られ、森林で一番良く見られる鳥。
人に対して警戒心が弱く、すぐ目の前で見る事も出来る。
他のカラ類と一見似たように見えるが、背中が青みがかった色で、キツツキのように木をつついて餌を採る。
また木に逆さまに止まる事の出来る数少ない鳥。
和寒町では年中見られるが冬場の方が山から出てきてよく見られる。
南丘・塩狩で多く見る事が出来る。
他のカラ類の群れに混ざっている事が多く大体一羽か二羽位混ざっている。
他のカラ類と違い、「フィフィ」とか「ヒューヒュー」という口笛のような地鳴きが特徴的なため、カラ類の群れの中でこのような鳴き声が聞こえたらゴジュウカラがいる可能性が高い。
北海道にいるゴジュウカラは正確にはシロハラゴジュウカラと言うが、ここでは一般的な呼称のゴジュウカラとしている。
セキレイ科の鳥で北海道では主に夏鳥として渡来するが留鳥のものもいる。3月中旬に渡来し、河川下・中流沿い、平野部の住宅地、農耕地から山地のダムなど開けた環境に生息する。家屋や崖のくぼみなどで営巣する。主として地上で採餌するが、飛ぶ昆虫を捕ることもある。絶えず尾を上下に振っている。飛ぶ時は波状に飛翔する。地鳴きはチチッ、チチッでチュイチー、チュイチーとさえずる。
和寒町ではセグロセキレイが多い年とハクセキレイが多い年とあり、色味が濃い個体が多い印象。
区別がつきづらい個体が非常に多く困る種。
日本では北海道にのみ生息する鳥で、北海道では通称「ヤマドリ」と呼ばれている。かつてはたくさんいたが、現在激減している。
和寒町では東の山や南丘周辺に生息しているが、山の中に入らないと見られる事が出来ない。
夏場では雛を連れて歩く愛らしい姿が見られる。
雛でも飛ぶ事が出来る。冬も町内で越冬し、樹上等の雪の中で越冬する。
北海道に生息するカラス科の鳥。ジェージェーとかギャーギャーと大きな声で鳴く。他の鳥の鳴き真似をしたり、種子等の餌を地中に埋めて冬用の餌として蓄える等の変わった特性がある。
和寒町では市街地～森林まで様々な地域で見られる。道内でそれほど多くないと言われている鳥だが、和寒町では結構頻繁にどこでも見られる鳥。秋には木の根元に餌を隠したり、３月頃からウグイスやトビの鳴き真似等をする。縄張り意識がとても高いようで、近付くとギャーギャーと騒ぎ立てる。
ハト目ハト科で全国各地の市街地に生息している。飼育されていたデンショバトが野生化したもの。
和寒町では農作物貯蔵施設や工場等に生息しているが、数はそれほど多くない。
ハト目ハト科キジバト属に分類される。日本全国で普通に見られる鳥で、「ヤマバト」とも呼ばれる。
和寒町では春と共に渡ってきて、雪が降る前ぐらいにはいなくなる。
森林や農耕地でよく見られ、特に山沿いの農耕地の電線等に群れでいる事が多い。
ハト目ハト科アオバト属の鳥。本州、四国、九州で繁殖する留鳥。北海道では夏鳥。全長33cm。名前の通り全体的にオリーブ色だが、オスは頭から胸にかけてが黄色、腹はクリーム色、肩から羽が暗赤色。一方メスはそれらの箇所もオリーブ色。「オーアーオー」等と聞こえる独特の声で鳴く。
和寒町では初夏頃森から鳴き声が聞こえるが姿は余り見る事がない。年によって数の多い少ない、群れるか群れないかの違いがあるように感じる。福原では住宅周辺でも見る事が出来る。非常に警戒心が強い。林道等でわりと木々が混んでいる所で稀に見られる。
ヒヨドリ科の鳥で、北海道では越冬するため本州に渡るものも多いが、道内で越冬するものもいる。渡りの時期には、ハヤブサ等の天敵から逃れるため大群で波状に、海面スレスレを飛ぶ。ピーヨピーヨと大きな声で鳴く。
和寒町では夏に山で少数、冬は市街地周辺でよく見られる。余り群れず、つがいで行動している事が多い印象。パートナーを呼ぶ時に、ピーヨピーヨと大声で鳴く。冬は庭先にもよく訪れ、果実等を食べるためよく知られている鳥。
スズメ目ムクドリ科の鳥。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、北部のものは冬には南部に移動するようである。 低地の平野や低山地にかけて広く生息し、都市部などの人家付近や田畑などでもよく見られる。雑食性で昆虫類や柿の実等を好んで食べる。都市部では群れを形成して生活している。リャーリャーとよく鳴く為騒音や糞害等嫌われている鳥だが、もともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされていた。平均的なムクドリの家族（親2羽、雛6羽）が1年間に捕食する虫の数は百万匹以上と研究されている。当時害虫を1匹駆除するのに1円かかると言われていたため、ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられたほどである。
和寒町では春や秋に市街地で群れ、農耕地では少数でいる所を見る事が出来るがいずれも、一時期である。
越冬する為に日本に来る冬鳥。名前の由来は夏季に鳴き声が聴かれない為、「口をつぐんでいる」からツグミという名が付けられたという説がある。まず、群れで森に渡ってきて、その後平地に移動し分散する。代表的な冬鳥の一種。
和寒町では秋口から平地でも見られる。渡り鳥であるため年により多く見られる年とそうでない年とある。市街地や農地でよく見られるポイントは、秋なら農地の堆肥場・冬は実のなる木が多い公園等である。
スズメ目ツグミ科の鳥で、北海道では夏鳥として飛来する。広葉樹林帯を好み、食性は土中のミミズや昆虫類を食べる。主に夜行性で夜中に細い声で鳴くため、架空の動物の「ヌエ」の由来になった鳥。
和寒町では中々見られない鳥だが、福原や東和、南丘周辺で稀に見られる。警戒心はそこまで強くないようで、逃げても近くの木に止まっている事が多い。
北海道では夏鳥で４月下旬に渡来する。平地から山地で見られる。
最も美しい森の歌い手と呼ばれている。
和寒町では声や姿は見られるものの藪にいる事が多く、特に警戒心が強い種の為なかなか撮影することが出来ない。
スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される。北海道では４月頃渡来する夏鳥で森林で割りと普通に見られるツグミ科の鳥。藪と山道を行き来し、藪から飛び出す時によく鳴く。
和寒町では福原、東和や大成の林道等で見られるが多い年とそうでない年とある。大体２・３羽で林道等の地面で餌を採っていて、驚くと藪の中に逃げる。
スズメ目ツグミ科の鳥で、ロシア東部・中国東北部等から東南アジアを渡る旅鳥で少数が西日本や南西諸島で越冬する。森林に生息し、食性は昆虫類や陸棲の貝類、果実（イチイ、ナナカマド等）を食べる雑食性。
和寒町では、南丘森林公園に春先から夏の間に数羽で湖畔にいる所が見られる。旅鳥であるため珍しいが、南丘森林公園では割と長い期間見られる。アカハラという鳥に良く似ている。
スズメ目ツグミ科の鳥で、オスが青色メスは薄緑色をしている。ササなどの下草が生い茂った落葉広葉樹林や混交林に生息する。群れは形成せず単独で生活する。食性は動物食で、主に昆虫類を食べる。主に地表で獲物を捕食する。繁殖期に縄張りを形成する。倒木の下などに枯葉や根などでお椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵する。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。北海道では夏鳥として渡来する。
和寒町では、余り目撃例がない珍しい鳥。人を余り恐れず、近くで観察する事が出来る。
スズメ目ホオジロ科の鳥。本州以南で冬鳥として渡来し越冬する。その後高緯度地方で繁殖する。１０数羽の群れで行動し、冬季は地上で種子や昆虫類等の餌を採取する。
和寒町では２月～４月の間の一時期に集団で渡来する。滞在期間はその年によりばらつきが見られる。森林の周辺や農耕地で見られる。
北海道では主に３月中旬～下旬に渡来し、秋には見られなくなるが少数越冬する個体もいる。市街地周辺や農耕地近くの林等で生活する。
和寒町でもやはり春先に一番よく見られるが、一年を通しても見る事が出来る。余り数は多くなく、三笠山や農耕地周辺の河原等で見る事が出来る。ピンク色で太い嘴、飛んだ時見える緑色の羽が特徴的な鳥。
ホオジロ科の鳥で、北海道では繁殖期以外、藪を好んで生息している。夏鳥で数は多い。
和寒町では春先に林道等で見られるが、藪が生い茂ってくると中々見つけられない。
スズメ目ツグミ科の鳥で、日本では本州中部以北で夏鳥として生息している。北海道では主に草原や牧草地で見られ、渡りの時期には水田や河川敷で見られる。
和寒町では冬期間以外農耕地周辺なら、比較的どこでも頻繁に見られる鳥で、電線やポール等に止まっている事が多い。
スズメ目ヒタキ科の鳥で日本全土で見られ、冬季は東南アジア等で越冬する。山地の明るい雑木林を好み、食性は昆虫類。他の鳥類の鳴き真似もするが、ピッコロロ・・と綺麗な声で囀る。
和寒町では、数の多い年とほぼ全く見られない年とある。警戒心は余りなく近くで見る事が出来る。大体一羽ずつ、ちょっと離れた所にいて数羽同時に見る事はほとんどない。
スズメ目モズ科の鳥で、北海道では主として冬鳥として渡来するか、旅鳥として稀に夏に見られる事もある。開けた所に生息し、モズよりも大きな声で鳴く。小型哺乳類や昆虫類を食べる。単独行動をする。
和寒町ではこの時に確認しただけで、ほとんど見られない種だと思われる。
キツツキ科の鳥で、平野部から山地の森林に生息するが標高の高い所では少ない。北海道にいるキツツキでは一番頻繁に地上で餌を採る。
和寒町では、三和・南丘で一番良く見られ、塩狩や福原でも稀に見られる。鳴き声や木を叩く音が他のキツツキと違う為遠くにいてもすぐにわかる。アカゲラよりも警戒心が強い。
アカゲラよりやや大きいキツツキ。北海道に生息するものは亜種エゾオオアカゲラ。
和寒町ではほとんど見られる事がなく、またアカゲラとの区別も難しい。
アカゲラよりもお腹の赤色がオレンジに近い気がする。
オオアカゲラの生息する地域は深い森林のある自然豊かな地域と言われる。
アカゲラとは棲み分けがされているという説もある。
キツツキ目キツツキ科クマゲラ属の鳥で、日本では東北地方北部と北海道にのみ生息している国の天然記念物。絶滅危惧種にも指定されている。巨木のある広大な森林を好み、北海道では針広混交林にすむ。食性は枯れ木や倒木で、甲虫の幼虫や特に蟻を好んで食べる。木に舟形の大きな穴を開け、樹液に蟻を集めて食べる。
和寒町では南丘に生息し、塩狩等でも食痕はある。クルクルクルと鳴く事が多い。めったに見られない貴重な鳥類。
タカ目ハヤブサ科の鳥。冬鳥として日本各地に飛来するが、数は少ない。海岸や草原、農耕地、丘陵地など様々な環境に生息する。食性は小型鳥類、小型哺乳類、昆虫類を主とする。
和寒町では、去年みられなかったので、飛来する年とそうでない年があるか、飛来したとしてもごくわずかの期間しか滞在しないと思われる。ヒヨドリ位の大きさで農耕地周辺にて確認。
道東の一部で留鳥としてしている個体と、越冬しに来る個体といる。
海沿いで見られるが稀に内陸部に飛来する個体もいる。
絶滅危惧種に指定されていて、日本では天然記念物にもなっている。
全国の生息数は1万４～5千羽と言われている。
和寒町では毎年一度は飛来するが、1週間程度しか滞在しない。
その時期は春から冬まで様々だが、飛来する理由はカモ類を狙って天塩川からきているようだ。
個人的に一番好きな鳥。
タカ目ハヤブサ科の鳥で、北海道では夏鳥として渡来する。平地から山地にかけての森林、草原、農耕地等の比較的開けた場所に生息する。単独かつがいで生活する。食性は動物食で大型の昆虫類や小型鳥類、コウモリ等を食べる。飛翔しながら獲物を捕らえる。捕らえた獲物は、一定の食事場所へ運んでから食べる。
和寒町では毎年北原・松岡、稀に三笠地区の農耕地で確認される。剣淵町の農耕地で春先まず確認され、たまに和寒町の北側で確認されるため、同じ個体が毎年同じ場所を住処としていると思われる。
タカ目タカ科ノスリ属に分類される。昆虫類や両生類、小型哺乳類を食べる。
和寒では秋～春によく見られ、トンビが少なくなってきてから見られるようになる。
山よりも農耕地等の電柱に止まっている事が多い。
タカ目タカ科の鳥。トンビとも呼ばれる。日本で最も身近に見られる猛禽類で、「ピーヒョロロ・・」という鳴き声が特徴的。生息地は市街地から山地までどこにでも生息しているが、海沿いが一番多く生息している。よくカラスと空中で喧嘩をする。
和寒町では、冬こそ見られないものの、それ以外の季節ほとんどの地域で毎日のように見る事が出来る。東和のある地域では上昇気流が発生する為か、１０数羽近くのトビが空中旋回している光景を見る事が出来る。
準絶滅危惧種。鷹狩りに使われていた鳥。小・中型鳥類や小型哺乳類を餌とする。関東等都心では数が増えているそうだ。北海道では余り見られない。
和寒町では主に南側で見られる。塩狩峠やカントリーエレベーター、役場等で確認。狭い所にドバトやヒヨドリ等の鳥類を追い込んで狩りをする習性があるため、このような所で見られる。
2012年1月24日 発行 第2版
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北海道上川郡和寒町でわっさむ担い隊としてまちおこし活動に従事。
野生動物に興味があり、自然保護の観点から野生鳥獣調査などを実施している。
和寒ネイチャーブログ
http://nature.wassamu.net
わっさむ担い隊の活動日誌
http://wassamuninaitai.wordpress.com
