夢に遊ぶと、真は見えぬ。真が見えぬと、己が見えぬ。己が見えぬと、日常には暮らせぬ。安藤くんは、夢の世界の住人である。その場所からは、世界が見えぬ、己が見えぬ。見えるのは夢に遊ぶ、月のない空だけである。
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夢を見た。
実家の裏には田んぼがある。うちの田んぼだ。
そこで俺は、白菜に塩を振ったものを狐に与えて、まるでまたたびを与えた猫のようにしていた。誰に言うでもなく、「狐ってかわいい!」とか、「白菜でこんなになるんだ!」とか言っている。
その狐に、砂を与えるともっとじゃれてきた。しかし俺は、それについてはあまり感動していなかった。ふと田んぼの端っこに目をやると、男が一人弾き語りをしていた。
曲は多分、Down To The River To Pray だった。
夢を見た。
町田にとても大きな虹がでていた。
最初は窓から見ていたが、あまりにも大きいので外に出て見ようと思った。出てみると、すでに多くの人たちが家の庭や、道路の脇で虹を見ている。みんな口々に「きれいですね」「大きい立派な虹ですね」などと言い合っている。
俺も何だか誰かに話したくて、横にいたおばさんに「すごい大きな虹ですね」とか何とか話しかけた。おばさんもとても幸せそうに、「そうですねえ、きれいですねえ」と言ってくれた。
だが、俺はすでにその答えをあんまり聞いておらず、虹を見に外に出てきた大勢のひとたちを見ながら、「人間も捨てたもんじゃねえな」とか「こんな気持ちで死ねたらいいのにな」とか思っていた。
夢を見た。
テントの中みたいだ。
何だかインディアン風の男が前にいる。
水晶玉や広げられたカードがある。
俺はどうやら占ってもらっているようだ。
男は俺をじっと見てこう言った。
「彼の名はイジハ。イジパではなくてイジハ。」
夢を見た。
そこは大きなデパートのようだ。何となく屋上のレストランに行ってみると、そこではなんと死んだ人を料理にしているという。そんなの食べれたもんじゃない!と逃げるように降りた。降りている途中で、中学校の友人と会った。「久しぶり!どうしてこんなとこに?」みたいな普通の会話をしたと思う。
場面は即座に道に変わる。
どうやら俺は、屋上のレストランのことが頭から離れないらしく、気晴らしにディスコに行くことにしたようだ。着いてみるとそこは、フロア毎に踊りが決まっているディスコらしい。入ってすぐの1階はモーニング娘だった。こんなの踊れるわけがないな、と思って地下に行く。
俺が行ったのは地下3階で、ここでは虫の踊りらしい。何だかみんな奇妙にうごめいている。フロアは薄暗く、音楽も控えめにズンズンいっている。地中の感じだな、と何か納得する。俺はこのフロアが気に入って、ここにしようと居場所を探していた。
ここでもまた、中学校の友人T(通称:たかもん)と出会った。その友人も、周りと同じく何か虫の踊りを踊っていた。こんな所で友人に会えたのが妙に嬉しくて、「何踊ってんの?」と聞くと、「はぁ?イモムシの踊りだよ!」とのことだった。
そう言われてみれば、確かにとてもイモムシみたいだと思った。
夢を見た。
どうやら何かのカーニバルらしい。見渡す限りの群衆が目の前にいて、こっちを見ている。俺は何かスピーチ台のようなものの上に立っていた。
「みなさん!新世界です!」
俺は言う。
「そんなに大して変わってないわ」
風船を持った少女は言う。
「気持ち次第よ」
俺の隣の女が言う。
俺は正しいことを言う隣の女を、特に何も思わずに見ていた。
夢を見た。
場所は岡山の大原橋。
山陽町方面から新大原橋を猛スピードで走ってきたタクシーは何を思ったのかそのままのスピードで大原橋手前を左折し、旭川へと飛び込んで行った。(実際には左折してすぐには川はないのだが、あったのだ)
突然現れた多くの野次馬たちは、信号が変わるのも待ちきれない様子で、川の方へと駆けて行った。俺はその場で、その光景にしばし呆然としていたが、どうやらずっと隣にいた友人に「あのタクシーすごく速かったな」などと話しかけていた。
ふと橋の方に目をやると、今度は、バス二台と乗用車二台が橋の真ん中辺りで事故を起こしていた。「あー、あの事故を避けるために手前を曲がって川に突っ込んでいったんだね。」などと話していると、突然クレーン車が川の中から一台のバスを引き上げた。バスの中には運転手一人と、乗客一人がいて、どうやら死んでいるらしい。
クレーン車がバスを玉柏方面に移動して行く際に、俺の立っている近くを通った。死んでいるはずの乗客の女性がこっちを見ているようで俺は思わず目をそらした。そのまま川の方に目をやると、川沿いには友人たちが大勢いてめいめい勝手に事故のことを話していた。
俺は誰にもバスの女性のことは言えず、友人たちの誰もその乗客には気づいた様子もないため、どうしたものか、と川面を眺めていた。
川面まで15メートル程だろうか。すると、半透明の巨大なオオサンショウウオが何匹もすいすいと泳ぎだした。誰よりも早く俺は、「オオサンショウウオだ!」と叫び、みんなに見るように促した。すると今度は巨大なカブトガニが大量に、全て腹を上に向けて現れた。次の瞬間、水面が急激に近づいてきてそれらを手で触れるくらいにまでなった。
友人たちの何名かは、ゼリーのような透明感のオオサンショウウオや、軽四自動車くらいはありそうなカブトガニのおなかを珍しそうに触っていた。しかし、どうにも気持ち悪さが抜けなかった俺は「触れないよ、天然記念物だし、どっちも。」などとわけのわからない理由をつけて友人たちをうらやましいような、また、うらやましくないような心持ちで眺めていた。
夢を見た。
町田の自分の部屋だ。
すごく明け方らしい。
俺は蜘蛛と向かい合っている。
というか、見つめ合っている。
「今日は暑いのかな、今は涼しいけど。」
話しかける言葉に、蜘蛛からの反応はない。
蜘蛛は、ただ少し、見つかったことを気まずそうにしてじっと佇んでいる。
距離は1メートルくらい。
「いいよ、そのまま聞いて。」
俺は言う。
なぜか少し、酒の匂いがするなと思った。
どうしてだろう、などと考えていたら、
いつの間にか蜘蛛は消えていた。
夢を見た。
友人たちと食事をしている。どこかのキレイなレストランだ。すると突然、向かいに座っていたあの子が真っ青な霧になって辺り一面を包み込んだ。
最初は全く何も見えず、どうしたものかと考えていたが、時間が経つにつれて霧の濃いところと、薄いところが出来始めた。その薄い部分からたまに見える友人たちの顔は、一様に笑顔で、俺を見つめていた。笑顔といっても心からのものではなく、何かかわいそうなものを見るような瞳で笑っていた。
青い霧が晴れたのか、また、あの子に戻ったのかは知らない。
知らなくていい。
夢を見た。
病室。
大学病院。
俺は入院中だ。
どうやら病状は思わしくない。
真夜中だ。
主治医のD医師に夢の冷凍保存を勧められる。D医師は笑っている。俺は「そんなの出来るわけない!」などとひどく怒っている。こんなにも怒っている自分は珍しい。
とにかく冷凍保存を拒否する俺。そして理解に苦しむD医師。そこにY助手が現れて、D医師にひそひそと相談している。が、それはなぜか俺の「自転車の置き場所」についてだった。どうやら、冷凍保存の最中の俺の自転車の置き場所で上層部ともめているらしい。でもD医師は、「それは私が何とかするから、彼は冷凍保存しなければ。」とひそひそ言っている。こいつはそこまで俺を冷凍したいのか、と強く睨みつける。
そこに母が来る。電車もバスもない時間に。
「どうやって来たの?」と聞くと、「車を運転してきた。」と言う。「やってみたら出来るものだったわ。」とも言っていた。
場面は変わって、何だか向こうに冷凍保存庫のようなものが見える。業者の人みたいなのが、何か配線をいじったりしている。俺と友人は泣いている。なぜって、その冷凍保存屋は悪だからだ。知っているのになぜか俺は入ることを決意したらしい。なぜかY助手も泣いている。D医師は笑っている。俺はそれを見て殴りかかっていた。
殴り倒したD医師の脇に目をやると、俺の靴があった。
どうやら靴は脱いでいたらしい。俺は、「二年も眠れない!」と言っていた。殴り倒したD医師はすでに立っていて、甘そうなモノを食べていた。
目覚めれば月明かり
あふれるリンパ液
夢を見た。
俺は部屋の中をガサガサと、何かを探している。しかし全く見つかる気配はない。どこにあるのか、ほんとに部屋の中にあるのかどうかもわかっていないみたいだ。
やっと見つけたそれは、ピアノの上にあった。(ピアノは実家のものだ)さっき見た時はなかったな、とか思いながら、でも特に不思議に思うでもなく当然のように手に取る。
これは、何でも治る貝殻だ。
小さければ小さい程、力が強い。俺は、以前にどこかで見つけてとっておいたらしい。その貝殻を少女に渡す。二人でとても喜び、うれしくて笑った。
夢を見た。
とても広い。
部屋か。
大草原か。
とにかくとても広い。
少女から貝がらをもらった。以前、俺が渡した貝殻のお礼らしい。白くてきれいな貝殻だ。いい場所に穴があいている。
俺は、その貝のいい場所にあいている穴から見える向こう側を、見ていた。
夢を見た。
どこかの古い病院だ。
昭和初期の町医者風。
だが、とても広い。
俺は何か医者の話を聞いて、うろうろと病院の中を歩いている。入院するときに使うという部屋を見る。トイレを覗くと、暗くて古くてとても怖い。
「こりゃあ入院することになったら、夜は怖くてトイレに行けないぞ」と思ってドアを閉めた。
夢を見た。
見たこともない男が俺を迎えにきた。
男は雲だ。
(よくわからないが確信していた)
雲が迎えにきて、「雨になれ」と言う。「この雨か、その涙か。選べ」と言う。
俺は選べずに黙っていた。
夢を見た。
見覚えのあるベランダだ。でも景色は何だか違うみたい。それにずいぶん広い。
気付けば、足下に髪の毛が落ちている。あ、あっちの方もだ。そう思って目をやると、少女が立っていた。
「前髪を切ったの」と言う。俺は、丁寧に切り揃えられた前髪を見て確かに切っている。と思っていた。
夢を見た。
「ここが大草原だ」
そんな言葉を、馬の背で俺は聞いている。「この草原にはたくさんの草があって、水も豊富だ。あっちの方には……」どうやら俺の乗っている馬が話しているらしいが、俺はほとんど聞いていない。
ユニコーンのくせに、馬のフリをしている、少しずるい奴。実際ペガサスかもな。とか思っている。そして、何だかよくわからないが(食べるための?)草を必死で探していた。
あんだけ探すってことは、きっといい草なんだろう。
夢を見た。
あ!開いている!
玄関の扉をみて俺は思った。
鳴り響いたチャイムに俺はぎょっとする。ドアの外に殺人鬼がいるのは知っている。そこまでわかっていて、俺はドアをあけた。平常心を保ちつつ。そこにいる男が、殺人鬼であることに気付いていないフリをしつつ。
ふと気付くと俺は既に勝っていた。殺人鬼は溶けてしまったのだ。俺は、勝ったのだ。
これ以降、確実に玄関の鍵を気にしている俺がいる。
夢を見た。
(もう多分、何度も同じ夢を見ているが、今回初めてメモしておいたらしい)
場所は山。
二台の車で俺たちは来ている。どうやら富士の樹海のようなところらしい。秋鹿、莇、岸本、そしてはじめからそこにいたおっさん一人。
「3メートル先がすぐ山じゃ」秋鹿の言葉で、俺は、前にもみた夢だなと思った。どこかにヒエログリフの傘を忘れて帰っていた。
夢を見た。
実家の台所
兄夫婦
俺と数人
描く自画像
「うまいね、さすがだね!」
ほめる兄嫁
見透かす俺、その嘘
兄嫁は水をかける
消える自画像
自画像は消える
再び描く自画像、と性器?
「みんな描いたよ」
みえすいた嘘
まんまと信じた俺は耳に性器を描き足す
「傑作じゃろうが!」
夢を見た。
みんなで家でみかんを食う
すっぱいらしい
小さい犬
手にのる犬
こいつらはすっぱいみかんが大好きだ
あのこにキッス
白い犬になる
柴?レトリバー?
わかりません
すっぱいみかんを食べさせたくて
そっとそーっと差し出しても
あのこは見向きもいたしません
家の外
見ると雪山
あれはK2?マッキンリー?
山の中腹より少し下
真っ白い雪の上
真っ白い動く点
あのこはあれだ!
夜になっても帰ってこない。
あのこがタクシーに乗って帰ってくるのを知っている俺は、道行くタクシーをジッと見ていた。
夢を見た。
誕生日だ。
誰の?
俺らしい。
彼女からの誕生日プレゼントは、DVDだ。内容は、芸人の庄司がずっとたくさんのテントを張り続けているもの。
俺は、真っ暗な部屋で、じっとテレビを見つめ、くすりとも笑わず、一体なぜ、このプレゼントになったのかを考えていた。
夢を見た。
天気が良くてゆっくりとした午後。
少し暑いけど、風が気持ちいい部屋。
窓辺に。
小鳥がしきりにないている。(ははあ、これは俺に何か聞いてるな)と思い、「まあそれはどっちも悪いから、お前だけ気にすることはないよ。」とか何とか適当なことを言う。すると、チチチチと言いながら小鳥は飛び立った。
俺は、意味もわからず適当に答えて、悪いことをしたかなぁとレースのカーテンのひだを見ながら考えていた。
夢を見た。
俺は、iPodのシャッフルの法則を見つけた。
でも、誰もわかってくれない。うまく説明も出来ない。
涙も出ない。
その法則がどんなだったかは、どうやっても思い出せない。
夢を見た。
空と山とは、調和などしていない!
山は、はっきりと空を拒否しているし、空は、山をも包み込もうとしている!!!
とても広い運動場みたいな所で、まったく誰もいないのに俺は、普段絶対ださないような大きな声と、普通しないような変てこな仕草で、力いっぱい演説していた。
そして、言いながら俺は、我ながらいいことを言うなー、と、いやらしいことを考えていた。
夢を見た。
少し標高の高い所に来ている。
まだ冬が残る木々の中にある白樺が、妙に目について、少し気になっている。茶色の木々のなかに、白樺の白が少し怖い。ふと見れば、黄色い水仙ばかり咲いていて、また、少し怖い。
と思っていた。
夢を見た。
どこか高原みたいなところで、知らないおじさんと一緒にいる。(いかにも紳士といった格好をしていて、俺はこの人に好感を持っている)
そのおじさんが言う。
「木の揺れで風を感じるんです」
「都会だと目には見えない風がね、ここでは見えるんです」
すごくちょうどいい間をあけて、俺はこたえる。
「枝のこすれる音で風を感じます」
「都会で聞くのとは全く違う風の音が、ここでは聞こえます」
何か劇中のセリフみたいに、おれは話していた。頭の中では、このおじさんに気に入られたいな、ということを考えていた。
夢を見た。
ライブだ。小さいライブハウス。何やら結構盛り上がっている。俺は一番後ろから、ステージを見ている。たぶん一人で来た。
演奏されているのは、ものすごいお洒落な感じの、すごくどこかで聞いたことある感じの、めちゃくちゃ聞きやすいジャズ。ステージに立つ男は、確かにこう歌っていた。
俺は数
数えてくれ、クレイジーに(嫌よ グルーヴィ)
俺は式
解いてくれ、ファンキーに(嫌よ グルーヴィ)
夢を見た。
リーダーだ。みんなリーダーを指差してリーダーを呼んでいる。リーダーは中世の貴族のような格好をしている。リーダーは、みんなを無視して颯爽と歩いている。
俺も、「リーダー!久しぶり!」と声をかけると、リーダーは以前と変わらず俺の目を見ないで、「やあじろうくん、久しぶり。ちょっとさー、ついてきてくんない?」と言った。
久しぶりだったし、みんなを無視していたリーダーが、俺に声をかけてきたのが少しうれしくて、すぐにOKした。そのまま歩いてドアの前に来ると、その中からとてもかわいらしい、白髪の、メガネをかけたおばあちゃんが出てきた。赤いワンピースに、白いフリルがついている。どうやらリーダーのおばあちゃんだ。
「これ僕のおばあちゃん。まあご飯でも食べようよ」と、丸いテーブルについて食事をした。
俺は、とても久しぶりにリーダーに会えたこと。おばあちゃんに会えたことがとてもうれしくて、楽しく食事をした。
夢を見た。
女の子の腕の、白い貝殻がひっついてる。少し前かららしい。
ぴったりとひっついてあかない。どうしたのかねー、何でかねーと話しているが、まあ大したことじゃない感じだ。
それから何日か経ったのか、それとも数分くらいなのか、よくわからないが、その後、ぱかっと貝殻は離れた。そしたらその中に、真珠みたいな白いきれいな玉がはいっていた。
「真珠だ真珠だ!」「やっぱりできた!」「これはさ!できる貝だったからさ!」とか騒いでいる。
俺は、(へー、この貝は真珠のできる奴だったんだなー)と、騒ぎながらも冷静に思っていた。あの子は、「これ絶対頭にのっけるんだー!」と言っていた。
夢を見た。
部屋。
いや、喫茶店?
友人の莇が言う。「結局さー、富山も金沢も同じようなもんだよ。むしろそこから青森に行ってさ、青森の全部の山のてっぺんには温泉があるから、それに一つずつ全部入っていくのもいいよね」
それを聞いていた俺は、(山のてっぺんってことは、あんまり人も行かないだろうし、お湯は汚くないのかなー)とか思っていた。
夢を見た。
大統領の部屋。
社長が会議。
何でうちの社長が?
俺は電話をつなぐ。
ものすごい嫌な顔。
社長を呼んで出てきたのは。
マッドなサイエンティスト。
真っ赤なベロアのソファ。
金の淵刺繍。
靴は脱いである。
その上に立つ俺。
もったいぶる社長。
「いやがるだろうなー」
何を?
「黒目を目玉くらい大きくする」
嫌です。
嫌ですし意味もわかりません。
マッドなサイエンティストは。
俺をさんづけで呼ぶ。
慇懃無礼?
いや、嫌な感じはしない。
真っ赤な絨毯の。
少し離れた所にも。
誰かの靴は脱いであった。
ソックスも中にあった。
夢を見た。
何時かなーと思って時計を見たら、腕時計の文字盤が逆さまで、「あ!つけ間違えた!」と思ってた。
夢を見た。
家。
通称遊ぶ部屋。
毎日新聞の四コマ漫画が新聞一面の上半分を使うようになっていて、太朗と二人で「これは贅沢だなー」と話す。
毎日新聞の漫画は、本来アサッテくんなんだが、なぜか東京電力の電子ちゃんだった。それも別に四コマではなくて、普通のコマ割の漫画だった。漫画の内容は、中国から新しい仏像が来るから、奈良の阿修羅像の力がなくなってしまい、今までの願いごとが全てなくなってしまうというものだった。
俺と妻は、あらゆる神社仏閣で甥っ子のことをお願いしていたので「これはやべえな」と話していた。部屋には太朗だけかと思っていたら母もいて、俺の視界にチラチラしていた。
太朗が「お前の家にも何かいたけど、あれは何て名前だっけ」と聞かれたので、いつからか隣にいた妻に「何だったっけ?」と聞くと「▼○☆△◎□」と妻は応えた。中国からやってくる仏像とは一文字違っていたので、「ああ、なら大丈夫だ」「ああ、願いは消えないな」と太朗と安心した。
〜この夢を甥っ子に〜
夢をみた。
昔の友人がたくさんいる。昔の公文の部屋かな。やたら広い。それに机もたくさんある。その中で、T(通称:アク)が[実は]なのか[手術で]なのかはわからないが女で、S(通称:テッちゃん)に迫っていた。確かにテッちゃんは、可愛い感じの少年だった。アクはデブ。
うちの父はブーマーと呼んでいた。アクは笑っていたが、今思えば内心複雑だったのでは。それはいいとして。
そんな二人をみた俺は、「オイオーイ」と野球部でやっていた掛け声を出していた。女のアクのことを、少しも気持ち悪いと思っていなかったように思う。
夢を見た。
高校時代のM先生にあった。めっちゃ友達みたいに仲良くしていた。とても楽しく過ごしていた。あの出来事の前なのか、それとも後なのかはわからない。
話しているのは、「お前さー、あの授業のときさー」とか「俺はこいつのこういうところがいいと思うんだ」とか「いやいや、俺は寝たことないっす!」とか。
犯罪の話は、一言もしなかった。でも、とても仲良く楽しくおしゃべりしていた。ものすごく楽しかった。
夢を見た。
俺はレゴの家に住んでいて、窓やドアがあきっぱなしだからどうすればいいかなー、とすごく悩んでいた。実寸の俺と、レゴサイズの俺がいて、どっちにも気持ちがあった。
結局、実寸の方の俺が、「勝手にあけたりしないから、安心しなよ」的なことを言っていた。でも、レゴサイズの俺は、いまいち信用していない様子で、まだ悩んでいた。
夢を見た。
授業のはじまりに先生がロシア語であいさつした。俺以外の全員は、そのロシア語にこたえていたので、(あれ!?この授業ってそういう決まりだったっけ??)と、とても驚いた。角刈りの長身のとても怖そうな先生だったので、(バレたらヤバい。最悪は殺されるかもしれん。まじでヤバい)と真剣に真剣にヒヤヒヤしていた。
先生はあいさつした後に全体をぐるーっと見渡しながら、イヤホンと襟につけたマイクで、「いや、まだその単語は教えていない。」とか、「だいじょうぶだ、考えてある。」などと、誰かと通信していた。そのやりとりを見て、(あぁ、何とか助かった)と、何故か俺は思った。
ふと気がつくと、とても広い奉行所の白州で、マークシートのテストを受けていて、(やべーなー、難しいなー)と悩んでいたら問題用紙がなかった。(ないない!)と焦っていたらそこにあった。よし、と思ってとりかかると、塗りつぶす番号が、0、1、3、8という四つで焦った。が、すぐに、(解答番号が連番である必要はなく、こういう組合せもアリだ。)と思えた。
この夢はこの辺りで終わって、流れで次の夢をみた。
夢を見た。
トイレのドボンをいれなければと、フタをあけてみると既に途中のが二個入っていて、
何で!
と思う夢をみた
夢を見た。
暮らしている部屋の壁が全部フスマで、これじゃあ全部聞こえてしまう!ドアの鍵にも意味がない!が、(今まで何も盗まれていないということは隣人はいい奴らだ)と思った。
俺は右の部屋の人をのぞいて、横になってテレビをみている隣人を観察していた。部屋がフスマであることに気付いたのは深夜っぽかったが、色々考えたりのぞいたりしているのは冬の昼過ぎくらいの雰囲気だった。
冬の昼過ぎってのは、もう日が落ち始めていて、少し寂しい。
夢を見た。
どこかのお寺か神社。お稲荷さんを迎える式をしている。階段の上には団子と社がある。三つ。どうやらお稲荷さんは三人来る。
いよいよ来るぞ!どこだ!見えた!キタキタ!
となったところで、前列にいた友人(たぶん小学校のときのオギノ)が「よ〜うのないものとおしゃせぬ〜」と、お稲荷さんの通り道に横になった。
「お稲荷さんは用はないかもしれないが、呼んだから来るんだ!」と、俺は一人声をあげて怒っていたら、お稲荷さんは普通に、スッと、猫みたいに、荻野をまたいで階段をのぼっていった。お稲荷さんたちの足元は、透けていた。
お!お!と、一人テンションが上がっていたが、周囲の祭り好きそうなおじさんやなんかは、いたって冷静。静かに見守っていた。
お稲荷さんたちは、社の前の団子を、左のお稲荷さんから順番に、パクっパクっパクっと食べて、食べた順に、フッフッフッと消えた。
夢を見た。
部屋。
〜「あれ」はバッファローキャビネットの中です〜
というくしゃくしゃの手紙を読んでいる。映画に出て来る宝の地図みたい。
俺は(ちっ、バッファローキャビネットって何だよ)と思う。ふと玄関の方に行くと、ドアポストにそれらしきものが入ってて、(あぁ、なんだ、これの正式名称はバッファローキャビネットというのか)と納得した。
誰からの手紙で、
誰からの荷物で、
なぜ手紙があんなにもしわくちゃだったのか。
夢を見た。
岡山の家で、来ないかもといってた甥っこがいて、しかももう話せて、名前をよばれた。
あまりにも嬉しかった俺は涙ぐみ、頭をなでようとした。すると、甥っ子の頭は妙にでかくなり始め、髪の毛もチクチクしてきた。最後にはハリネズミのようになり、最後にはハリネズミそのものになっていた。
名前の由来の一人が、ユーリだからだな、と俺は予想を立てていた。
夢を見た。
全ての猫の首が、10センチくらい長くなってる夢をみた。
夢を見た。
いっしょにいる人数で自分の体重が変わるという。人数に伴い体重がどんどん増える。だからAKBの人とかはすごく大変なんだ。確かにみんなでいると、楽しいけど疲れる。一人になったときの疲労感はこのためだったのか。
俺は納得して、でも待てよ、と考えた。
地球を単位に考えたら、みんないっしょにいることになって、その状態が今の状態なら、マックスでこの体重になる。だから、疲労感の理由は別のところにある、と。
カップを落として目が覚めた。
夢を見た。
「いや、きっしんが第五60北(ダイゴロクジュッペー)におるけぇまあ大丈夫じゃろー」と、しげが向こうを見ながら言う。ハッ!と視線の先を見ると、古い民家の二階の窓から、きっしんがものすごく鋭い目付きで遠くを睨んでいた。
確か、そこは高校のグランドで、俺たちは戦っていた。しかし、きっしんがそこ(第五60北)にいるからには安心だろうと思い胸を撫で下ろしたように思う。
夢を見た。
たぶん
高校の同級生の井上さん
必死で逃げる俺をかくまってくれた
そこは実家の床の間だった
「成田くんはいつもピクセルが粗いから」
そういって取り出した写真の
成田くんだけ全てが確かに粗くなっていた
俺は、どういうことかわからずに、ただ神妙な顔つきでもっともらしくうなづいていた。
夢を見た。
牟佐。いるのはマコト?
「じろうくんの名前は次朗?」
「はい、そうです」
僕がねー、占ってあげるよ。と、あのこの父は嬉しそうに笑った。
その占いの結果は知らないし、別に知らなくていい。
夢を見た。
ものすごい遠浅の海岸の、だいぶ沖の方にいる。暗くなる前に陸の方へ戻らないと!と焦っていると、あっという間に辺りは暗くなってきた。やばいやばい!とオロオロしていると、そのうちに潮も満ちて来た。
もうだめだ!やばい!帰れない!溺れる!
ふと気付くと既に俺は泳いでいて、誰かを抱えて泳いでいて。
それはとてもふくよかな女性だった。ものすごい色気があったようにも思うし、なんかきもちわる!と思った気もする。
夢を見た。
人の遺伝情報を自分に移せる画期的なものなんです!ただし、遺伝したからといって、その特徴がでるとは限らないですよ?それはそうでしょ?当たり前でしょ?
とか言われながら、とてもばかでかい機械の説明を受けていた。体育館くらいある。
俺は(何かゲームみたいな世の中になってきたんだなー)と思いながら、「へー」とか「あ、そりゃそうですよねー」とか、かなりいい加減な相づちを打っていた。
夢を見た。
和気。
おばあさんち。
トムがずいぶんしわしわで弱っている。正月のときはここまでじゃなかったぞ?というか、今はいつだろう。しわしわのトムが不意に立ち上がる。よぼよぼと歩き出す。「どこ行くの?」「ずいぶんヨロヨロしとるな」などと話す。
突然太朗が茹でたササミを取り出してトムに見せると、トムがみるみる元気になってどんどん興奮気味になっていく。「すごい!」「やっぱりササミだ!」「でも今ササミはダメだ!」「胃がきついわ」なんて言いながらササミを隠して、少しずつトムに見せて、興奮しすぎないように気をつけている夢をみた。
いつの間にかササミは俺が持っていて、トムに少しずつほぐして食べさせていた。
夢を見た。
二〇一〇年4月14日付で逮捕されるという案内みたいなのを受け取った。何の罪だったかは覚えていないが、すごく落ち込んだ。逮捕の前日くらいに、俺を逮捕するという人が挨拶にやってきて「14日はよろしくお願いいたします」と、丁寧におじぎをした。その男っていうのが、何とも間抜けな太めの水色のしましまの服で顔も頼りなく、ふにゃふにゃした奴。
俺はそいつが帰った後に「あんな奴に逮捕されたくないよな?」「いや、あいつには逮捕できまー」「無理じゃね?あいつには」と、隣にいた誰かにしきりに話しかけていた。
辺りで目覚めた。それは4月17日の朝だったので、ホッとした。
夢を見た。
アイカと電話中、何だか受話器の向こうが騒がしい
「すまん!いまアフラックに来てて、社員が行進しとるけえかけ直すわ!」
俺は(アフラックは行進があるのかー)と思いながら電話を切った。
〜
ここはロビー
突然の人の群れ
トイレに殺到
何?何?何?
それは藤原紀香のディナーショー
の、休憩時間
興奮気味のお姉系
ふと見ればシデミ
下に見えるのは
アフラックの事務所
いつか聞いた通り
行進する社員
そのすぐ後ろ
ぴったりとつく荷台の男
「それが好きなの」とシデミ
〜
俺は
「あの行進のことはアイカから聞いてました」
と、突き放すように言っていた。
夢を見た。
おばあちゃんちでYMOの人たちと母と太朗といる。
こたつにいる。
みんなでテレビを見ている。
教授と細野さんは釘付けだ。
高橋さんは少しひまそうなので俺は話しかける。
「今日はいつまで?」
「もう少ししたら出るけど、夕方また戻って来るよ」
高橋さんはとても親しげで、俺は
(ああそうだった。親戚だったわ)と思った。
突然、太朗が
「こうなるともう兄弟みたいなもんだな!」と言うので
「あぁ、そうだな」とこたえる。
母は
「そしたらまた夕方くればいいね」と言う。
ばあさんちは現実世界とまったく逆の作りだった。
入口からベッドの位置、テレビの向きまで全て。
ながい夢を見た。
牟佐の刑務所の辺りを、何かを肩にかけて歩いている。
お巡りさんが3〜4人いて、
(あーまずいなー、声をかけられたくないなー)
と思っていると、案の定声をかけられた。
肩からさげていたものとは別に絵を持っていて
その絵は、マグリットの『光の帝国』だった。
(お巡りさんには、どうせわかるまい)と
「自分で描いたんですよぉ」と言って
「ほー、すごいねー」とか言われていた。
何となくそのままやり過ごそうと思っていたら、
お巡りさんの一人が
「その、肩からさげてるのは何?」と聞いてきた。
(やべー)と思いながら
「いや、別に」と渡す。
お巡りさんは、それをガチャガチャとやって何とライフルにした。
(あ!これはライフルだったのか!これは叱られるだけじゃすまんなー)と
ドキドキしていると、いきなり空に向かってダンダンと撃ちまくり
「あんまし撃ちすぎない方がいいよ」と返してくれた。
そのままみんなでブラブラ歩いていると、
後ろから黒ずくめの人がバイクでゆっくりと通り過ぎた。
俺は
(こいつは俺を探していて、ローソンから吉田の自転車屋を曲がったとこで俺を殺す気だ)
ということに気づいた。
そこで、牟佐公園手前の住宅地へ入っていく道を曲がって逃げるために
お巡りさんたちに「それでは、また」と言って別れた。
直後に、そのお巡りさんたちは殺された。
見ていたわけではないが。
とにかく逃げなくては!と、俺は自宅へ逃げ込んだ。
すると何と…
〜続く〜
そこは『ダイの大冒険』の世界だった。
今まさに、攻め込んでくるモンスターの群れとの戦いの準備の真っ最中だ。
隠れるための砦のようなものを作ったりしながら、かなり慌ただしい。
どうやら俺はリーダー格だ。
みんなにかなり慕われている。
忘れてしまったが、かなりたくさんのやりとりを村人とした。
二階の部屋にいた俺の携帯に
「モンスタータチハヤクソクヲヤブリ、コウゲキヲカイシシタ」というメール。
窓の外を見れば、なるほど取り囲まれ始めている。
やばい!と逃げようと携帯を手に…と、
同じ携帯が三つ!どれかわからん!
急いで三つとも持って一階へ降りた。
もう庭にも台所にも迫ってきている。
どうやら、村で人気者のおじさんがモンスターに殺されたらしい。
俺は怒りに震え、公文の部屋のドアから飛び出し、
モンスターを斬って斬って斬りまくった。
(なんだか妙だ)そう思いながらイオナズンを唱え、庭中のモンスターを倒した。
まだ鎮まらない怒りに震えながら、その妙な感じを探る。
ふとモンスターに目をやると…
ここも!
あそこも!
みんな魚だ。
庭も田んぼも、焼けこげた魚で埋め尽くされている。
俺はハッとして声に出した。
「タイの大冒険か!」
※砦は作ってはいたらしいが、どこにあるのかは知らなかった
※牟佐の家の中に、村があったのかはわからない
※家の鍵は、東京の家の鍵だった
※俺はアバンストラッシュも使っていた
※村人は、すごく俺をほめてくれていた
※人気者のおじさんの詳細は全く不明(だが俺はそれきっかけでキレた)
夢を見た。
実家の父の部屋にいる。
本来ならば、阪神タイガースのカレンダーが壁一面に貼られているはずなのだが
今は、とてもきれいな水彩画が飾ってある。
立つ父に
「これはどうしたんだ?」と尋ねると
「わしが描いた」と言うではないか!
あまりにも驚いて、あまりにもショックを受けた俺は
(何をそんなにショックを受けたのかはわからないが、相当焦ってシドロモドロだった)
その中の一枚を父親から購入していた。
「買う方も買う方だが、売る方も売る方だよな」
その絵を持って、俺は考えていた。
夢を見た。
どこ?
学校みたいだ。
家族や、知らない人といっしょにいる。
知らない人の一人が、ロングコートチワワを連れている。
すると「あんず」が吠えて襲いかかった。
(本来あんずはトイプードルだが、ロングコートチワワだった)
あまりにもうるさいので、みんなどうしたものかなーって感じ。
と、おばあちゃんが口を開いた。
「犬の喧嘩をおさめるには、石や砂の入った大きめのビンに、喧嘩をする二匹をいれたらいいの」
みんな「!?」という感じだったが、
まあやってみよう、となって二匹を入れた。
「…確かに大人しいね」
「…だいじょうぶそうだね」
口々にみんな話している。
俺は(さすがおばあちゃんだ)と思いながらも
さすがにまだ信じられなかったので
「よし、もう出してみよう」と言ってからビンのふたをあけた。
すると、二匹はものすごい勢いで飛び出してきて
ものすごい速さでグルグル回りながら飛んでいった。
飛んでいった先を見て、
(あ!ここは高校だったのか!)と思った。
おばあちゃんは、
「ビンに入れて振らなかったのがダメだったんだわ〜」と言っていた。
夢を見た。
近所のローソン
俺は何かを送るためにレジ付近
伝票が散らばっていたので
その中から無造作に一枚、自分の荷物に貼り付けた
とその瞬間
「!」
伝票の左上の部分に『ムナン語』と書いてある
(何かヤバい)
一人の学生らしき男がこちらを見ている
俺は全てを理解し、その男に伝票を間違って貼ってしまったことを謝った
「本当にすいません。これって何か願書用とかですよね。どこに売ってますか?すぐに買ってきます。」
精一杯心を込めて、丁寧に謝った
「いや、それは学校に手配してもらったものなので、売ってないんです。」
俺は
(本当にすまないことをした。この人が受験できなかったらどうしよう)
と思い、とにかく学校に連絡してみるから、電話番号を教えてほしいと言った
「では、227にかければつながります」
俺はいったん外に出て、『227』をダイヤルする
すると、実家につながり母が出た
俺は事情を話して電話をきった
なぜ牟佐に?
ムナン語とは?
それは、わからない
夢を見た。
和気のおばあちゃんちで
洗い物をしていたらゴキブリが出てきて
ヤイノヤイノ言っていた。
近所のひとが野次馬に来たりして、結構なおおごとだ。
俺もかなり自慢げに
「いや、フツウにね、洗い物してたら急にですよ!」
などと誰かに言っている。
おばあちゃんちにも関わらず
知った顔や家族はだれもいなかった。
夢を見た。
通学路の途中にある信号機。
パラシュートみたいなのをつけた小学生が三人。
ぶら下がっておりられなくなっていた。
そのうちの一人が、すごく勇気を振り絞った様子で俺に
「お願いします!助けてください!」と、言う。
俺は、どうする!
といった感じで後ろを振り返る。
そこには頼れるいつもの友人たちがズラリ。
しかしそのとき!
突然、身長がその信号機の上くらいまである巨大な女性がやってきて、
真ん中の小学生をひょいっとつかんで地面におき、
(この女性は、同級生の井上さん?)
そのまま去って行った。
助けられた子は、恐怖のためか気絶している。
先生らしき男が介抱している。
俺は、残った二人を助けねばと思い
きっしんとのぶくんと走った。
高くて、異様にでかい朝礼台のようなものに登る。
「よし!グリコで助けに行こう!」
三人でうなずく。
しかし、みんな早く助けたいから出すのはパーかチョキばかり。
しまいにはチョキばっかりでグダグダになり
全員がウフフ、アハハと笑いながら全力で走り出した。
すると脇には、応援してくれるひとがたくさん現れて、
俺はのぶくんを颯爽と抜き去り、ゴールした。
男の子たちは助けていない。
夢を見た。
俺
莇
青山
保田
岸本
他
10人くらいのうち、
2人が一週間後に死刑になるという
かなり感じの悪い夢をみた。
夢を見た。
すごく焦っている。
何人かで走っている。
母もいる。
どこかの住宅地。
立ち止まる。
前を見る。
ものすごく大きな蛇が、ズルズルと道を横切っている。
「あいつか」
「ものすごい大きい」
「すごいにおい」
口々に言っている。
その大きな蛇をさけるために道を変えた。
その道は、本来は通学路ではないので通ってはいけないのだが
近道のため高学年になると通っていた
通称『なかみち』だった。
夢を見た。
ダウンを着て歩いている。
フードまですっぽり。
でも待てよ?
ダウンはこの前圧縮した。
掃除機を買って、布団を圧縮するときに。
あんまり着ないし、あんまり格好よくないし、と思って圧縮した。
あー、何だ勘違いか。
それにこのダウンかなり格好いいじゃん。
そんなことを思いながら、
どこか参道みたいな所を歩いている。
あんまり気に入っていないあのダウンは、
夢の中ではかなり格好よかった。
夢を見た。
「上から『2、0、5』だな」
三人の医者らしき男たちが俺のことを見ながら話している。
「いいですか?『2』だからここはまだ柔らかい」
そう言って触る俺の左肩は、確かにそんな感じ。
「そして『0』だから、ここはこう」
そう言って触る俺の心臓のあたり。
異常に柔らかくて、ゴムみたいで、背中側に医者の手が通り抜けた。
「そして『5』だ」
俺の右脇腹は、とても固く石のようだ。
「手術ですね」
「ええ」
「仕方ないね」
三人の医者は、俺を放ったらかして話を進める。
「でも『5』ってことは、まだ治りますよね?」
俺はオドオドしながら聞いてみた。
しかし、完全に無視されてしまう。
ケッ!とか思いながら、俺はどこかに出て行った。
その途中の道は、小学校の通学路の赤レンガの辺りだった。
夢を見た。
マイケルダグラスみたいなビジネスマンが俺に話しかける。
「君が帰ってくる12日まではボクがなんとかする。
だから、13日の午後から来てくれ。頼む。」
来たくなくて悩む俺は、
モゴモゴしていた。
夢を見た。
実家の床の間で、俺は本田と戦っている。
もちろんサッカーで。
すごくせまい。
かなり俺の圧勝。
試合終了後、本田はすごく落ち込んでいた。
こんな俺が日本代表でいいのか、と。
「いや、でもお前はやっぱすげえよ」
と言って、肩をたたいた。
ふと足下を見れば、サッカーボールはおはじき程度の大きさで、俺は、なぜかそのおはじきくらいのサッカーボールを本田に見られないように隠した。
夢を見た。
ここは地下駐車場。
俺と友人は、中学校の原先生になりすまして車を出そうとしていた。
係員に、
「原ですが、あの青いランボルギーニを」
とお願いしている。
まんまとだました俺たちは、地下駐車場から地上に出る。
地上では、すでにズボンと飯沢もかなりキレッキレのチョッパーにのって待っていた。
信号が赤なのに車は勝手に動き出す。
かなり焦る。
気づくと、俺が踏んでいたのはアクセルだった。
アクセルを踏んでいるのに、まったく進まないランボルギーニ。
ズボンと飯沢は、ずっと待っていてくれた。
夢を見た。
俺はナスカの地上絵を作っている。
上司と意思の疎通ができていなくて、何かすごく嫌味を言われていた。
しかし、俺は全く動じず物陰に隠れて飛び出したりして、その上司的な男をからかっていた。
そしたら殴られてしまった。
夢を見た。
どこかのコンビニではっこと公三と三人でいる。
目を閉じた高校生が三人、ずかずかと入ってきて、店内の商品を落としまくる。
野球部。
(ちっ、これだからジャリは…)と思う。
そこに、突然現れた全身黄緑色の男。
手には黄緑色の透明の板を持っている。
店内にくまなくかざしている。
もちろん俺たちにもかざす。
そいつはセシウムを計っていた。
計る音は完全にスカウター。
「君たちは大丈夫だね」と、その男は透明の板を見せる。
確かに「大丈夫」と表示されている。
スルメは二千ベクレルだった。
夢を見た。
何か一生懸命掘っている。
いっしょに掘っている仲間に
「もう少しだ」「そろそろ見えてきた」
などと話している。その間も手は休めることなく掘り続けている。
汗だくで、泥々だ。
「出た!」
「よし!」
と掘り出したものを見ると、ニコラス・ケイジの石膏像だった。
「やったな」
「そうか、ニコラス・ケイジだったんだな」
と、仲間と共に何か気持ちを噛み締めていた。
夢を見た。
家のリビングで俺は頭を抱えている。
床にはトウモロコシ、トマト、枝豆。
夏野菜?
いいえ違います。
俺は、それらを見ながら、
「どうしてこんなところでうんこを〜!」と、後悔していた。
それらはどう見ても新鮮な野菜なのだが、俺はそれらを、自分のした大便だと思い込んでいた。
何の解決策も見い出せないまま目が覚めた。
夢を見た。
インドの苦行僧みたいなじいさんにからまれて、
地面に描いた四角と四角のちょうど真ん中に線を引くという行為を
何度も何度も見せられた。
その苦行僧みたいなじいさんは、
小さくなったり大きくなったりを自在に繰り返していて、
小さい時は30センチくらいで、
大きい時は3メートルくらいあった。
2012年6月14日 発行 2版
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