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旧京浜工業地帯のど真ん中、川崎ディープ地帯・尻手。昭和の佇まいを色濃く残す新川屋酒店の立ち飲みコーナーに貼ってある昭和11年に撮られた一枚の写真が今回の写真展のきっかけです。戦前、米軍による空襲で被災するまで雑色にあった新川屋酒店の店頭で撮られたファミリーフォト。立ち飲みパーティに参加したノニ―タは、その写真に激しくうたれました。一枚のファウンド・フォトをきっかけに、写真家・ノニ―タの20年の軌跡をたどり、新作までを展覧します。
ギャラリーや美術館の無表情で均質なホワイトウォールやホワイトキューブではなく、生活の匂いや色、気配が横溢する空間、酒屋の店内全体を使った、エロス(生と性)、ノスタルジア、ライブ感覚炸裂の前代未聞の写真展となることでしょう。
一九九二年「第一回キヤノン写真新世紀」で荒木経惟優秀賞を受賞し、プロとして本格的な写真活動を開始した彼の作品は、荒木経惟氏の影響を強く受けています。谷野浩行改めノニ―タという写真家ネームからして、荒木経惟氏が名付けの親です。しかし、荒木経惟氏のエロスあふれる作品すべてに色濃く影をおとしているタナトスが、ノニ―タの作品には希薄です。末期の眼とでも言うべき荒木経惟氏の眼差しに比して、ノニ―タの眼差しは、無垢な幼子のようです。写真には、荒木経惟氏に通ずるエロスと失われていく人や風景、若さへの哀惜の念と共に、どこかユーモラスなエランヴィタール(生の躍動)が感じられます。数々の事故や病気、裏切りの中、自己の体験に基づく心の底の痛みをえぐるような絵画を制作したフリーダ・カ―ロのスイカのモチーフによる明るい遺作『人生万歳(Viva la Vida)』に通ずる、いとおしい命の謳歌をノニ―タの写真は表出しているのです。
展示は、会場の三代続く下町の酒屋・新川屋酒店の店内に普段から貼ってあるポスターや写真・飾り物は基本的にそのままの状態で、そこにノニ―タの写真作品が、少し重なるように貼ってあったり、空いている壁面、天井、そしてトイレにまで、所狭しとディスプレイされます。猥雑な界隈性と迷路に踏み迷うような快楽、ハイブリッドなどという気取った言葉では表すことができない、雑種的なたくましさとあいまいさが滲みだしでくることでしょう。「新川酒店の場の力が魅力的でたまらない」と話すノニ―タの写真が、場の力との相乗効果で生き生きと輝きます。
キュレーター・淺野幸彦
四月十一日
川崎尻手(しって)駅前の新川屋酒店で料理家、田西優子さんの「鎌倉料理立ち飲みパーティーでこの写真と出会いました。と同時に懐かしい昭和な酒店の佇まいと角うち(立ち飲みコーナー)の雰囲気にヤラレました。ここで写真展をやりたいと心が叫びました
四月十二日
初めてアラーキーを撮影した時に「アンタは受けて撮らないと駄目だよ!」と教わりました。30代の駆け出しの私は攻撃的なカメラマンでした。 「新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1・0」は写真家ノニータの写真展です!
アラーキーを文芸春秋クレアで歌舞伎町で撮影した時に「おまえもな! 名を売ってな!」と密かに教えてくれました。今だかつて、名が売れていません。「新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1・0」は写真家ノニータの写真展です!
アラーキーとは写真家の荒木経惟さんです。こんな話もなんなんですが、ノニータは荒木さんに影響されまくりだったんです。 「新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1・0」は写真家ノニータの写真展です!
写真は自分自身でコントロール出来るものだと若いとき(20〜30代)は思い込んでいました! 力技な事が写真だと思うバカな俺がいました。反対に20代前半に今となにも変わらない自分自身の等身大の写真を撮っていたのです
四月十三日
1980年代の「写真時代」とう雑誌に夢中でした。同時に「流行通信」というファッション雑誌も好きでした。
写真家ノニータは1990年にプロ写真家としてデビューしました。ファッション雑誌エルジャポンでファッションフォトを撮影し、同時にSMスナイパーや話の特集というマニアックな雑誌でポートレイトも撮っていました。表現の振り幅が大きな写真家です。
写真家ノニータがデビューして間もない頃、家庭画報の当時の編集者に「SMスナイパー」の撮影をしている事は内緒にして下さいと小声で言われた。
今でこそ、ヘアヌードもおお目に見られているが、当時はとんでもない事だった。局部にはスミの印刷で三角形に消されていた。まるでシールを貼るような感じで。
キャノン写真新世紀で荒木賞を受賞した流れでSMスナイパーの連載をしていた「ノニータスペシャル」という連載ページ モデル募集した普通の女の子を脱ぐ脱がないにかかわらずソフト緊縛してのシュールでダダな写真だった
ノニータがアラーキーを撮った二度目の撮影、懐かしい長屋の庶民的な家をバックに私「笑顔お願いします!」A氏「笑えるかっ!」と言いながら笑ってました。近所のおじさんとか親戚のおじさんを撮影するかのように。
ノニータがアラーキーを撮った三度目は流行通信の仕事。ビックミニというコンパクトカメラにモノクロフイルムで。「お前は名手だからな!」と初めて誉められました! 嬉しかったです。
アラキーを三回も撮影させてもらって、結果的に身をもって師匠は写真の事をノニータに教えてくれたのでした。「写真は攻撃ではなく受け身だと」受けて撮れ! という事です。受動態です。そして、写ったモノやコトを表出です
ノニータがスタジオマン時代にアラーキーのお手伝いを何度か経験しました。他のプロカメラマンとは撮影そのものが違いました。雑誌、広告を超えた芸術行為を見てしまったかのようでした。逆に言葉があって文学でもありました
15年程前にノニータが都立大学に住んでいた頃近所の商店街で偶然に撮影帰りのアラーキーと出くわしました。ちと酔っぱらってるご様子で軽くハグをしてくれて「核心をだすように!」とまたまた写真の極意を伝授されたのです
アラキさんと少し近い関係になれたのも(自分では写真の師と思っている)カメラマンとしてデビューしてすぐに、キヤノン写真新世紀を受賞したからに他なりません。スタジオマン時代はAPA他に応募するもいつも落選でした
四月十四日
フリーカメラマンになって一年くらい、第一回キヤノン写真新世紀に応募した 荒木さんが審査員だったからだ 知り合いの女の子に日常離れした化粧を施し街中で撮影した もちろんアラキさんは僕の事をまだ知らない時期
第一回キヤノン写真新世紀〆切一週間前にモノクロ写真作品をスケッチブックに糊で貼ったブックを作って応募しました。アラキさんのスケッチブック作品にインスパイアされた作品でしたが、物真似といわれても過言ではない。
写真は物真似から初めてもいい 本気のオマージュ(捧げる)気持があればいい 今だから言える写真の真 ストレートな思いは必ず伝わります 写真新世紀に応募した作品は優秀賞に選ばた 選んだのは心の師匠アラーキーでした。
審査会場で荒木さんはパットきてサッと選んだらしい。「被写体も俺の好みだしなぁ〜!」 今回のトークショーゲストの飯沢耕太郎さんから聞きました。このへんのお話も出来たら良いと思います。
四月十五日
しかし写真新世紀のグランプリは獲れなかったのです 若かりし頃の私は生意気で傲慢だったのです おまけにインスタレーションが雑だったのも原因だった 大きい写真をシンプルに展示すればよかった 身を持って勉強になった
受賞をきっかけにSMスナイパー 話の特集 プレイボーイ等の連載仕事が舞い込んだ その合間にファッション雑誌 広告の仕事もした やがてバブル時代を迎えてとんでもない事になっていった 激務にかまけて出来なかった事
タレントの写真集は撮ったが自分自身の写真集がない 写真家にとって致命的だった 受賞でアラキさんの影を背中に感じながら焦れば焦るほど思いどうりにはいかなかった幾つか案件はあったがことごとく流れた
もうどうでもいい! 自暴自棄になっていた頃 オムニバス写真集の話しがきた これが町口覚との出会いだった 20年そこそこ前の話 長い付き合いの始まりだった 今回のトークショーゲスト 町口氏とはどんな話をしようか?
四月十六日
お花見で町口覚氏と話した 写真は死んだら撮れない 彼は被写体の死の事 ノニータは自分自身が死んだらの事 お互いに死について写真の事を話した 花見ってどうしてするのか? という町口氏の問に ノニータは「弔い」と答えた 梶井基次郎の桜の樹の下には死体が埋まっているというのを思い出した
それは松本弦人さん主催の花見だった 弦人さんはノニータのパンモロという写真作品をいち早く認めてくれたクリエイターだ BCCKSという電子書籍サイトでパンモロの写真集を作ってくれたノニータ写真の一番の理解者だ 厳しくて優しい男 人間松本弦人と話がしたい
四月十七日
「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛
「願はくは花のもとにて春死なむ その如月の望月の頃」西行
「風さそう 花よりもなお 我はまた 春の名残りを 如何にとやせん」淺野内匠頭長矩。良寛、西行、内匠頭と、桜にまつわる辞世の句、三題でした。
ノニータのショー? ゲストに松本弦人さん来てくれる事が決まった。ノニータと弦人さんのショーというか語りというかとにかくトークショーにはしたくないという事は決まったノニータの写真論を弦人さんのギターの演奏でポエトリーリーディング(演歌フォーク)調に唄いたい気分だ! 歌には自信がある
特に演歌は写真と通ずるものがある。物語。哀愁、ネオン、女、酒、旅情、人情、祭、大漁、愛、恋、涙、ブルースがある。「ノニータの酒」写真と酒。しかし、写真は酔っぱらう前に写さなければいけない! 酒に酔う前に世界に酔わなければ行けない。被写体に酔いしれないといけない。冷静な眼で酔う? 酔写
酒に酔った勢いで撮った写真にろくなものは無い。おまけにカメラも何度となく破壊、紛失の経験をした。何ども撮って何度も自分の写真を見たがなんの発見もない。なにも写ってはいない。写真機はそうした自らの阿呆を写し出してくる。メカを馬鹿にしてはいけない。写真機は等身大の自分を写し出す。
ノニータの酒と弦人さんの酒。弦人さんの酒の方が男前でありノニータの酒はエキセントリックだ。弦人さんの酒は瞬発力でありノニータの酒は気狂いの場合もある。最近はないけど酒にとことん負けて記憶が無くなる時もあった 記憶が無くなるのに写真なんて写る訳が無い。記憶を残す為に写真はあるのに。
祭りに酒はつきものだ。酒は御神酒で本来神聖なるものに違いない。写真は酒である。撮影もお清めの如く神聖なる行為である。特に人物を撮影する時はお互いが写真機を間に挿んで見つめ合っている。スタジオなら白い空間で。もちろん光が無いと撮影出来ない。闇と光、陰陽。
酒は聖なるものだがやり過ぎると毒を吐く撮影も被写体に溺れ過ぎると火傷をする 心は熱く頭はクールに写さなければならない 相手に入り過ぎても客観視しすぎてもいけない あるがままに全てを受け入れ写す事が大切だ 相手の目線が自分自身の後ろに突き抜けていくようなイメージで
開く
四月十八日
松本弦人さんとのノニータシャシントークは「ノニータスピリッツスペシャル ウィズ 松本弦人」というタイトルになった ノニータの酒 の方がしっくりくるんだけど、キュレーターがなんのこっちゃわからん という事なので 委員会の意見に従った で 弦人さん なにやりますか? なにを話そうか
なにを歌おうか 何を踊ろうか なにを語ろうか なにを語らないのか なにが伝わるのか 何から飲もうか なにをすればいいのか?
ノニータのシャシントークは 1000円 対価に見合ったもの いや、それ以上の満足感や納得出来るような内容にします! 任せなさい!
価格以上の ノニータの酒 ノニータスピリッツスペシャルウイズ松本弦人 のショーにしたい! ショーなのか否か?
四月十九日
写真展オープニングは料理人たにし優子さんが腕を振るう。写真と料理の新しいコラボになる。眼にも美味しい、舌にも味覚が露光するような。そして、酒店の酒展は、酒を屠蘇として嗜むも善し。神事祭事として景気を付けるのも良し、差しつ差されつ浮世を忘れるも好し。ノニータ写真に酔い痴れてください
四月二十日
フジフイルムのNATURAブログでノニータミラクル写真塾を開いていた 塾生長の永田氏と今回の写真展でコラボが実現する アマチュアとプロの共同展示はあまり見かけないが桑原甲子雄氏と荒木経維氏の世田谷美術館のラブユートウキョーを観た時にアマプロが写真の思いをぶつけ合っても良いと思った
撮影会『ノニ―タと巡る京浜ローカル1・0撮影散歩』その1 3月に新川屋酒店の⽴ち飲みパーティに誘われ、この街に初めて降り⽴った時、奇妙なデジャヴュが私を襲った。川崎の尻手界隈は私にとって懐かしい気配がただよう。幼少期を過ごした私の故郷の街と同じ匂いがする。
撮影会『ノニ―タと巡る京浜ローカル1・0撮影散歩』その2 そんな、誰の記憶の底にもある近所の思い出や匂いを写し蘇らせる小さな旅に、カメラ片手にでてみましょう。今回はデジタル、フィルム、一眼レフ、コンパクトなどのカメラの種類にこだわらず、自分自身の心の眼で撮影する⾏為
自分自身の心の眼で撮影する⾏為の大切さを実感できるワークショップになる事でしょう街の案内人は本写真展のキュレーターを務める淺野幸彦が担当しますもちろんマル秘撮影術はノニータが伝授します。 「偶然は必然だ」と云う事をこの写真散歩の、小さな、しかし深く大切な旅で実感することでしょう
四月二十二日
昨日は尻手界隈を歩いた しって銀座経由の矢向から「さいわい緑道」を経て、川崎駅前の女躰神社へと 古いものと新しいものの儚い共存をまじまじと体験した。緑道には春の花が咲き乱れていた ノニ―タと巡る京浜ローカル1・0撮影散歩は、懐かしいノスタルジーな記憶を辿る深い小さな旅になるだろう
四月二十四日
昨夜は新川屋角うち立ち飲みデビュー、インスタックスワイドを貼った空間で常連さん達に混ぜてもらって飲む 良い顔をしたおじさん達、撮影はまだ、いきなりカメラは出さない作法。追々撮影してこの空間に貼っていく 写真展に来て下さる皆さんの写真もよろしければ撮影させてもらって壁に貼ります
四月二十六日
新川屋酒店の角うちはお酒と人生の先輩方がわんさか 彼らが即ち写真である ある先輩が ワシらも哲学があって飲んでるんだよ と教えてくれた 展示途中の空間に席を移して楽しく飲んでいる姿を見て感慨深いものがあった もちろん、人生の記念写真を撮影させて貰った でもおじさん達はシャイだった
四月二十六日
町口氏の40+1 Photographer's Pin-upに私の撮った女の子同士のキスシーンの写真があるその手作りの木枠つき写真をそっと新川屋に展示した埃まみれの写真集をそのまま場に馴染むように意図的な汚しではなくこちらの20年の埃しかし新川屋の歴史には通用しない
感覚の鋭い新川屋のママが「気持が悪くなる」といって拒絶。まんまと見抜かれている、お見通しである。毒のある写真にすぐ反応するママの感性は写真のリトマス試験紙だ。ママには嘘はつけないよ。女同士の性と生が写っているモノクローム。改めて強烈なインパクトのある写真に違いないと確信した。
四月二十九日
昨夜のオープニング記念パーティーは大盛況で終了 新川屋酒店の店主の挨拶と新川屋酒店の歌に感動して涙が出そうになった ご来場してくれたみなさん! 本当にありがとうございました。皆さんのおかげで とても素敵なオープニングとなりました。
本日はスタイリストの横山さんと写真愛好家の松本さんがお越し下さいました 連休初日でゆっくりのスタートになりました じっくりと写真の解説も含めて有意義な時間を過ごせました 横山さんは実家が近く 映画のロケでこの地域を訪れているそうです 松本さんは浅草から遥々いらしてくださいました
五月一日
昨日と本日、明日は会場に不在です。諸々、仕事の写真セレクトや雑用作業します。場所柄飲み過ぎる傾向があるので自制を心掛けます。躰を少し休めつつ無理ないように長丁場を乗り切ろうと思う。皆様、私は不在ですが写真展よろしくお願いします。メッセージ帖を置いていますので書き込みお願いします。
五月三日
ノニータ写真展縁の下の力持ち 新川屋酒店のパパさんです 彼の注いでくれる酒は旨い 何やら気のような魔法のような旨味が入っているようだ 写真もそうありたいし 写し手の気が入るから 他者と違う写真が写る 誰でも撮れるがされど誰もが撮れない
五月八日
2012年5月20日(日曜日)撮影会『ノニ―タと巡る京浜ローカル1・0撮影散歩』 3月に新川屋酒店の立ち飲みパーティに誘われ、この街に初めて降り立った時、奇妙なデジャヴュが私を襲った 川崎の尻手界隈は私にとって懐かしい気配がただよう。幼少期を過ごした私の故郷の街と同じ匂いがする
そんな、誰の記憶の底にもある近所の思い出や匂いを写し蘇らせる小さな旅に、カメラ片手にでてみましょう。 今回はデジタル、フィルム、一眼レフ、コンパクトなどのカメラの種類にこだわらず、自分自身の心の眼で撮影する行為の大切さを実感できるワークショップになる事でしょう。街の案内
街の案内人は本写真展のキュレーターを務める淺野幸彦が担当します。 もちろんマル秘撮影術はノニータが伝授します。 「偶然は必然だ」と云う事を、この写真散歩の、小さな、しかし深く大切な旅で実感することでしょう。 ノニ―タ (於)女躰神社
ノスタルジってなんだろうセンチメンタルとはいわないさ悲しすぎるだろ郷愁って普遍的なものなの? わからない人が死んだら焼いて骨になる今日無神経な役所の職員に言われた若い職員それでいいのかゾッとしたしやるせないゆとり教育とかそんなもんじゃないぜ生と性それすらも解らない奴ら麻痺したやつら
五月八日
みんなが「いろーんな女のヤル前後」を見たがったからアラーキーは生まれました。男女のそれはヤル以外の悲喜こもごもがいいのね。 プラトニックとは真逆の「ヤラナイ」はノニータから。:松本弦人
ノニータは繊細だからな!:町口覚
コメント?「別に!」かな??? 尻手エリカさま
Tabo画伯は酔っぱらいの絵描きなのか? 酔っぱらっても酔っぱらっていなくてもどっちでもいい。絵がいいんだからいい。はたして、彼は酔っているのだろうか? 酔ったら筆を持てない。酔いとシラフの際で彷徨う感性もアリじゃないか!
五月九日
ノニータは対象物を食べちゃう写真家なんだぜ でちゃんと可愛いウンチ写真にしちゃうんだぜ その可愛いウンチ写真をずっーとボクに見せつづけてくれるんだ 時には鳥肌が立つウンチ写真も魅せながらね でもなんであんなウンチ写真が出せる撮れるのかはボクは知らない ノニータ、今度のトークでその〝秘密〟を少しだけ教えてね♡ 町口 覚
ノニータ! 懐かしい響きだ。記念すべき写真新世紀の第1回審査で君の作品を最初に見てから、もう20年以上になるわけだ。でも、ノニータのポジティブなエナジーの波動はまったく変わっていない(はずだ)。再会を、そして新たな出会いを楽しみにしているよ。飯沢耕太郎
五月十七日
何度も町口氏と写真を創る話があった、ことごとくダメになった、なぜに写真集は創られなかったのか。被写体の死、ノニータのヤラナイという事、時間は過ぎ行くもこれからの写真の事、写真集を創りたい思いは変わらない写真家ノニータの思い。町口との対話。
町口氏とは何度も写真の仕事をした。主に著名人のポートレイトや芝居のポスター等、仕事はしたが人生の大仕事「写真集」は創ってはいない。そうこうしている内に彼は世界に打って出た! ヨーロッパ、アジアに向けて写真集のレーベルMで。
ノニータ写真展(新川屋酒展 京浜ローカル1・0)の後半戦突入の前に、写真集レーベルM、アートディレクターの町口覚と写真のお話をします! ぜひ、お越し下さい!
五月十日
ノニータと川﨑の路地や公園を散歩しながら撮影 同時プリント後に皆さんで写真を見せ合いますもちろんノニータへの質問や撮影のアドバイスを受ける事も出来ます希望者は当日撮影した写真の中から選んだものを開催中の写真展に展示する企画もあります
懐かしのノニータのミラクル写真塾 ミラクル写真塾のヒント 1)ミラクル(奇跡)はもっと普段の日常に見え隠れしているはず。 偶然の必然を見逃さないで。
2)写真の細やかなテクニックというよりはモノの見方や構図の事?
3)カメラのアングル、世界との距離感の事? 4)見えているものよりも視えていない何かの事? 5)その場で写った空気感や気配の事? 6)両目で見つめているように写った写真の事? 7)自分自身の明暗と色をさがす事? NATURAミラクル写真塾塾長 ノニータより。
以前フジフイルムのNATURAブログで写真塾を開いていました。その写真塾で掲げていた ノニータのNATURAミラクル写真塾での七箇条です。 [ミラクル写真塾のヒント]
撮影会ノニ―タと巡る京浜ローカル1・0撮影散歩尻手駅から尻手銀座へ、昔懐かしい魚屋 用品店 お結び屋、角にある総菜屋さんではおばあちゃんがおかずになる魚を焼いている 人気もまばらで少し淋しいような でも暖かい空気とゆっくりとした時間が流れている 道は二股に別れ右へ行けば日枝神社
左へ行けばユーモア溢れる寂れた場末の看板があり そこを抜けると住宅街へと迷い込む 庭先に植えられた木々や花々が沈黙のおもてなしをしてくれている 心の眼で見るように住んでいる人々の佇まいを感じとりながらありふれた住宅街で彷徨人になってゆく これといった出来事もなく淡々と過ぎ行く日常
尻手駅から矢向を目指すも住宅街の区画整備とJR南武線の軌道は反比例でもしているかの如く方向性を見失ってしまう 貨物線の線路が突如として現れて一瞬方角を見失うも銭湯の煙突が遠方に これが矢向方面への道しるべであることを直感的に知る事となる 途中にある小さなお寺の境内も覗き見ながら
それから後は迷う事無く直進するがいい 自分を信じて真っ直ぐ行くのだ辺に勘ぐってしまって右折左折するととんでもなく 矢向駅は遠のいてしまう 無個性な街並が続いているので個性を探してしまうといけない 見つけようとしてはならない とにかく銭湯を右側に直進だ 煙突は道しるべなのだから
矢向駅前からさいわい緑道へ入る 港へ向かう古い線路後の緑道 ここからもほぼ直進である 電車男電車女どですかでん 子供の頃に電車遊びをした感覚で写真機を用いて静かで儚く郷愁溢れるキラキラした現実を写し撮ろう 具象的には猫、亀、子供、おじいさん、おばあさん、草木、鉄骨、ビビットな色
抽象的には、薄ちゃけた光、貨物列車の音、昭和の風、河の匂い、子供の頃の記憶、時間時空のズレ、私小説、物語、自分は何を語らないか、色即是空、近過去と秒過去と歴史的過去との写真的な自己と他者との対話、
さいわい緑道も抜けきると最後に大きな児童公園へ、最新式の児童遊具に現代の子供達が大勢無邪気に遊んでいる光景を垣間見る 緑道の脇にはボランティのおばさん達が手入れしている花壇があり花が咲き乱れている 小さなワンダーランドが構築されている そこで何を見ようか? そこで何を見ないか?
アベドンがいっていた、写真は知識の問題ではなく、認識の問題である。
今度の飯沢さんとのトークショーでは、ネタ帖を持っていこうか? お笑いのネタ帖かい? 俺の写真のネタ帖だぜ! 素晴らしきお言葉を俺がスクラップや写経している代物だ これは秘密だが、唯一の写真のビジュアルはゴダールの切り抜きだぜ! カッコいいぜ!
五月二十二日
松本弦人さんと打ち合わせ 写真展会期中の日記と最終日トークに向けて BCCS紙の本で ノニータ1000ページのレゾネ本を造る事が決定した
五月二十三日
町口覚氏と写真はウンチだ!という話をする。臭い話だ!糞だ!
五月二十五日
デビューの頃の広末涼子を思いっきり笑わせて写真を撮ろうという企画を彼女の事務所に交渉に行った事があった。あるネット雑誌の表紙の写真だった。その写真の事を我々は「ガハ写」と名付けた。当時、広末は殆どの雑誌でカバーを飾っていた。他にない写真とはなにか?町口覚と仕事の写真の事で思考した。
それから、何人かのタレントを見事に思いっきり笑わせて写真を撮った。「ガハ写」はその後も続いたが、あえなく四号目あたりで休刊となった。インターネットに関する題材を扱う雑誌は、まだ時代の波に乗せるのは早かったと思う。
それでも、思いっきりの良いガハ写真を印刷媒体に載せて流通させた事は、評価されるべき事だと思った。仕事写真でも写真のコトと向き合い現実化させる事の出来る町口覚との思考と作業は他のモノよりも、郡を抜いて面白く爽快なコラボレイションだった。
分厚い紙の本の塊、写真と記憶、ノニータの酒、ノニータスピリッツ、ノニータの1000
五月二十六日
川村毅、作/演出の舞台「黒いぬ」のポスター写真で坂上二郎さんを撮った時の事。脳梗塞の影響で瞬きが止まらない二郎さん。観世榮夫隊長率いるシルバー世代ゴレンジャー(五人の役者)の集合写真は困難を極めていた。ポーズは決まるのだが、二郎さんのまばたきは止まらない。秒速の如くパチクリする
秒速の如くパチクリする二郎さんのまばたき。う〜ん!全身写真家ノニータはその眼に反応した。二郎さんのまばたきのリズムに合わせよう。写真はリズムでもある。ワンツーはい!ワンツーパッ!(パッ!で眼を見開くように演出した)連続的に続くシャッターとストロボ音のリズムと二郎さんのまばたきが
同調、シンクロしてゆく。スタジオ全体が二郎さんのまばたきの世界と融和してゆく。とても気持の良い瞬間で尚かつ永続的で断片的な写真時間だった。坂上二郎さんの生の眼の瞬きがこのスタジオに関わるすべての人間リズムと合致したかのようだった。
この素晴らしい体感と経験をもたらしてくれた、町口覚と客観的であり主観的な態度で対話できればありがたいと思っている。核心であり確信のもてるかけがえのない写真的な生と性の対話は、川崎、尻手駅前の「新川屋酒店」で行われる。
http://nonitanoni.exblog.jp/17550556/
https://www.facebook.com/events/456922320990877/
五月二十六日
本日14時頃 父親が亡くなりました 新川屋酒展に詰めて 素晴らしいゲストとのんで、素晴らしい常連のお客さんと飲んだ後 家人のメールで知りました。
五月二十九日
一昨日の町口氏とのトークショーに来てくれたみなさん。本当にありがとうございました!その後の宴会では楽しいひと時を過ごせました。私の父も喜んでいたと思います。東京の夜の素晴らしいお通夜になりました。心から感謝しています。
6/2からは後期の展示になります。一部作品を入れ舞えて皆様をお待ちしております。6/3は写真評論家の飯沢耕太郎さんとトークショー致します。是非よろしくお願い致します。
五月三十日
新川屋酒展展示入れ替え中
六月一日
新川屋酒展トークイベントのお知らせです!6月3日(日曜日)ノニ―タ・アーティストトーク ゲスト・飯沢耕太郎(写真評論家)、有路弘和(本展アートディレクター)飯沢さんとは第一回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞以来20年ぶりの再会になります
http://nonitanoni.exblog.jp/17604449/
https://www.facebook.com/events/454134084601095/
六月二日
お父さん 本日から新川屋酒展の後期が始まりました。今まで色々とありがとうございました。今月も頑張ります 先日のトークショー後に懇親会で酒飲みながら、酒と涙と男と女を歌いながら、泣いてしまいました。あなたに対しての最後の男泣きでした
飯沢耕太郎さんとは20年程前にホンマタカシ君とかヒロミックスやアッキイとよく飲みにいっていた 皆と写真の話しをして盛り上がった事を思いだす 明日は飯沢さんとトークショーで 真摯な態度で彼と向き合える事が嬉しいし良い意味で緊張している
フォトグラフィーからデジグラフィー フイルムはネガポジという実体が残るがデジタルは写真のデータが残るのだが、どこにあるのだろう?といつも思う ハードディスクという実体はあるが、PCやMACという装置がないと写真にならない あるのに無いし無いのにある 人間の心や脳の記憶みたいに
プリントアウトすれば、手触りのある写真として現実的に存在するのだが、フイルム時代は水と薬品で錬金術の如く暗室作業を施して すべてにおいて物という認識があった カメラの裏蓋を間違って開ければ光が露光してしまうという恐怖もあったが デジタルの恐怖はデーターが消去されてしまうという実感
実感の無い恐怖だ しかし、消去してしまったといえども、まだデータは完全に消去されていなくて救出ソフトで復元出来るということも何やら不可解だ 実体のないものがデータとしてあるのに、手触り感のない写真が記憶装置にある 電脳世界をどう受け取って解釈していけばいいのだろうか?といいつつも
デジタルカメラで撮影したロウデータをMACを用いて 拡張子変換保存という現像らしき行為を日常茶飯事で行なっている 水も薬品も無しで 電気とコンピュータ装置で しかし、デジタルであろうがフイルムであろうが 写真は写真であって、それ以外の何物でもない
要するに、デジタル写真、デジグラフィーというモノを否定的には考えていなという事だ。フイルムであろうがデジタルであろうが、写真は写真であり、その力を失いはしないという事だ。そして、一枚一枚の写真を良く見て、脳で考察し心で感じて読み解いて行く力を身につけなければ
脳で認識し心で感じて読み解いて行く力を身につけなければ写真をただただ、見ても、何も見た事にはならない。
考えるな!感じろ!
感じすぎてもヤバイ!考える事も大事だが写真を撮る時は瞬時に反応しなければいけない。考えているうちに一瞬を逃してしまう。そして、写真ではなくて、絵になってしまう。写真を絵にしてはいけない。写真は写真にしなくてはいけない。
写真から写真を学ぶなんて普通だ。真似るならとことんコピーしなくてはいけない。まねてまねてまねまくっているうちに、真似してるものを越える事がある。それがオリジナリティー、個性になってくると信じている。そうして自分自身の写真の間が生まれてくる。写真を撮ったらどうもがいても写ってしまう
不安があるのは、自分で自分を本気で応援していないからだ。とことん自分を信じきるんだ。決してうまく写そうとか思ってはいけない。シャッターを切れば誰でも写真は写ってしまう。だが、その人物のモノの見方も写ってしまう。写真を撮る事によって丸裸にされてしまう。
シュールレアリズムやダダイズムの作品が好きで絵画展や図書図版を夢中でむさぼるように観賞していた時期があった。と同時に文学や映画にのめり込む時もあった。そういう写真から離れた表現にどっぷりと浸かっていた事が、全身写真ノニータの糧と肥やしになっていると言い切れる
最近では上野の博物館で開催されている奈良の仏像の美術展で照明、ライティングを学ぶようにしてる。仏像をどう生かすのか?高度なライティング技術を盗むのだ。技は盗むべきだ。そのライティングを応用してアイドルを撮影する時に活用する。なぜならアイドルは現代の弥勒菩薩や阿修羅に相違ないからだ
後期の展示はスマイルもあればエレジー(哀歌)もある。そして街の風景と客観的な女の写真もある。すべて自分の中にあるものを素直に写真で出した。ストレイトに。前期の写真は後期の写真の裏側にまだ存在している。バーチャルでもできないリアルなレイヤーのインスタレイションを今回は行います。
明日の飯沢耕太郎さんとのトークショーでは現実世界の「レイヤー」という事を会場全体のインスタレイションとして表現しようと思っている。と共に、文学、詩からの、絵画からの、映画からの、音楽からのインスパイアされた自己の写真について、という事柄と題材も語りたいと思っている。
http://nonitanoni.exblog.jp/17604449/
https://www.facebook.com/events/454134084601095/
六月四日
前回の飯沢さんとのトークショーはノニータの写真の言葉のネタ帖を読みながら、キーワードを探しつつ話した。「ノニータは真面目なんだね!写真をみてもキッチリと撮っているし」そうだったんだ。僕は真面目だったんだ。
六月五日
今回のコースが決定しました(エレキなエレジー散歩)仮。鶴見川周辺の街工場、鉄工所、鉄塔のオンパレードの中をくぐり抜けながら、爽やかな風を感じる事のできるヌケのある場所へ。森永製菓のキュロちゃんがお出迎えしてくれるトリッキーな原風景と出会い、住宅街から鶴見駅周辺の商店街を通りすぎて、国道駅というタイムスリップしたかのような迷宮に突入します。その後、電車に飛び乗り両サイドが工場地帯の真ん中を突っ走る事になります。やがて、どこにいるのやら解らないくらいの不思議な駅へ到着します。そこで皆さんは何を見る事ができて、何を写真で写し撮るのでしょうか?今回の撮影散歩の道のりは散歩というよりも、不可思議で深い小さな旅のようなものになる事でしょう。
六月六日
本日、新川屋酒展に東大阪からオカンがやって来ました。75歳、足が少し悪いんだけど一人で新幹線で来ました。家の嫁はんと共に写真を見てくれました。清志郎さんの写真は額に入れなさいと指導されました。新川屋さんのママ、パパと優ちゃんとご対面。
そして、先日亡くなった父の写真ともご対面。良い写真と誉めてくれました。現場でオカンの写真を撮ろうとお願いしたら、写真はNGと断られました。まあいいか、実家で撮影した写真あるし。本日は新川屋さんの隣の駅の川崎に宿をとって嫁はんと泊まっています。
まだ申し込み受け付けています。天気も大丈夫そうです。
いよいよ明日に迫った、ノニータと廻る「京浜ローカル1.0撮影散歩アンコール」は、ノニータとの二度にわたるロケハンで、ほぼ、完璧なコース設定ができたと自負しています。また、私たちが見逃した気付きがまだまだたくさんあるでしょう。ダークファンタジー&ノスタルジアの心の目で見る旅を満喫ください。
大好評の5月20日の撮影散歩に参加できなかったみなさんの熱烈なリクエストにこたえた、追加企画。前回とはコースを変えて実施!!
一回目に参加されたみなさんにとっても新鮮な写真散歩です。
前回が、過去と現在を往還する記憶の裂け目がところどころに口をあけながらも、全体としてはマイルドな散策だとすると、今回はダークファンタジー。
第二次世界大戦の機銃掃射の後の残るディープな場所にも行きます。
3月に新川屋酒店の⽴ち飲みパーティに誘われ、この街に初めて降り⽴った時、奇妙なデジャヴュが私を襲った。川崎の尻手界隈は私にとって懐かしい気配がただよう。幼少期を過ごした私の故郷の街と同じ匂いがする。
そんな、誰の記憶の底にもある近所の思い出や匂いを写し蘇らせる小さな旅に、カメラ片手にでてみましょう。今回はデジタル、フィルム、一眼レフ、コンパクト、携帯カメラなどのカメラの種類にこだわらず、自分自身の心の眼で撮影する⾏為の大切さを実感できるワークショップです。
街の案内人は本写真展のキュレーターを務める淺野幸彦が担当します。もちろんマル秘撮影術はノニータが伝授します。
すべての出来事は起こるべくして起きる。「偶然は必然だ」と云う事を、この写真散歩の、小さな、しかし深く大切な旅で実感することでしょう。
日時:6月10日(日曜日) 12:00〜(終了後、講評及び懇親会あり)
集合場所:新川屋酒店 その後、川崎・尻手周辺の撮影散歩
対象:どなたでもご参加いただけますが、カメラ等撮影機材は持参ください。また、感材費等はご負担下さい。
定員:15名 参加費:1000円 懇親会費:実費
詳細
・撮影会は14時頃まで撮影し同時プリントを⾏います。プリント
している間は引き続き散歩&各自昼食、15時過ぎに出来上がっ
たプリントの講評を新川屋酒展会場にて⾏います。
・終了は17時頃を予定しています。*その後懇親会あり(実費)
★当日の飲食代、移動のための交通費、同時プリント代については 各自でお支払いお願いします。
★同時プリントは川崎駅前のビックカメラ・ラゾーナ川崎店を予定 しております。
その他注意事項
・当日のカメラはフィルム、デジタル、どちらでも可
・初心者の方でも大歓迎です。
・余程の悪天候でない限り⾬天決⾏とします。天候によってはスケ ジュールの変更の可能性はあります。
https://www.facebook.com/events/239976312770840/
http://nonitanoni.exblog.jp/17624731/
六月十一日
JR尻手駅前から鶴見川を経てJR鶴見駅を越え無人駅のJR国道駅へ向かい京浜ローカル撮影隊は行く。今回の撮影散歩は工場の油の匂いや、昭和の面影工業地帯を両脇に抜けて行く鉄道や駅を巡る凄まじく硬派でディープファンタジアな撮影コースとなった。三時間程殆どノンストップで体力勝負な撮影会だった。
講評で写真を並べながら実感した事。二回目で参加してくれた何名かの写真力やモノを見る眼力が確実にステップアップされていた。他の参加者の写真を見る事によっても審美眼が少しずつ磨かれて行くという事だ。
そして写真一枚の力ではなく、組み合わせ(組写真)にする事によって相乗効果が生まれ写真一枚一枚の個々のパワーが倍増する場合があるという事だ。写真を見る時の想像力に広がりも生まれてくる。
尻手エリカ様(ヴォーカル)
ヨンコ(キーボード)
纐纈雅代(アルトサックス)from 秘宝感
日時:2012年6月16日(土曜日)14時~16時半
会場:新川屋酒店
会費:3000円/お料理代込み(ドリンク代別/キャッシュ・オン・デリバリー)
*おひねり大歓迎!! *ノニ―タがチェキで写す尻手エリカさまとの撮影会やサイン会も。
対象:どなたでもご参加できまえす。事前にお申し込みください。
申込み方法:お名前、電話番号、人数、参加希望イベント、開催日、明記の上、nonitarou@gmail.comまで。
問い合せ:050-3638-6527
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尻手エリカさまからのメッセージ、『別に・・・』
京浜ローカル1.0、ディープ川崎・尻手で大人気(?)の尻手エリカさまって誰?!
尻手エリカに扮するのは……トースティー:::複数の名で知られる神出鬼没のパフォーマンスアーティスト。トーストガール、バゲットバルドー、東京タワーC子、バルタンシルヴィ、熱海宝子など。
http://www.toastgirl.com/
「尻手エリカさま」は尻手限定特別企画で~す!!!
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お料理(予定):☆ピンチョス(爪楊枝に挿したおつまみ)とカナッペ盛り合わせ、鎌倉野菜、めざし、スモークサーモン、竹輪チーズ、鶏肉オーブン焼き、テリーヌ・パテドカンパーニュ、タプナードなど ☆ルッコラと金胡麻のいなり寿司 ☆タイの香りの一口ガパオ ☆デザート(季節のフルーツなど)
料理人 たにし優子 プロフィール:シルクロード、ヨーロッパ、NY、アジア、日本・・・旅する中で出会った美味しいものや人との、豊かで幸せな体験がレシピのバックボーン。鎌倉惣菜の店「青空デリ」のオーナー料理人を経て、「青空のもとで育まれた水と大地の恵みを美味しく食べよう」をモットーに自由自在に新しい美味しさを追求。ソムリエや茶道家とのコラボレーションなど多方面で活躍中。一慧式古流華道師範でもある。
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『新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1.0』
詳細は、アドレスにアクセスしてご覧ください。
http://nonitter.jimdo.com/
http://www.facebook.com/groups/nonitaphoto/ http://www.facebook.com/nonitaphoto
六月十六日
そうこうしているうちに、トーストというか、バケットというか、宝子というか、バルタンというか、東京タワーC子というか、尻手エリカさまが、現れた。いい加減であり、帳尻をけっこう合わせる女。帳尻、沢尻、尻手、尻毛エリカさまは、神セブンとは一切関係無しよ!ライブは後半にかけて、ものほん!本気が入ってきて、おっさん達は集中した。エリカの魂は届いた!いい!そして、全身写真家ノニータもエリカさまとデュエットである。居酒屋、木の実ナナ、五木ひろし、歌詞を覚えたつもりでも、歌詞が脳から飛んだ!でもエリカさまは、別に、別に〜と歌っていた!エリカのマイペース好き!でも、サツクス、セックスの雅代を気に入るノニータがいた。なんか萌!
日時:6月24日(日曜日) 14:00~15:30くらい
終了後、懇親会(実費)あり
会場:新川屋酒店
対象:どなたでもご参加できます。事前にお申し込みください。
参加費:1000円 懇親会:実費 定員:20名程
申込み方法:お名前、電話番号、人数、参加希望イベント、開催日、明記の上、nonitarou@gmail.comまで。
問い合せ:050-3638-6527
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桃山邑からのメッセージ:今回の写真展のキュレーターを務める、旧友・淺野幸彦から、新川屋酒店も、ノニ―タの写真も絶対気に入るから、是非、トークゲストで参加してくれと、お願いされた。ノニ―タさんのことは寡聞にして知らなかったが、淺野がそこまで言うのならと快諾した。その後、資料やホームページなどを見て、彼の人物像や作品の持つ独特の嗅覚に、強く惹きつけられた。私が座付戯作者兼演出を手がける「水族館劇場」とも何か惹きつけ合う匂いだ。5月末から6月頭まで、「水族館劇場」は、劇団旗揚げの地・福岡の博多で、渾身の小屋掛け芝居の大宇宙「NAJYA 夜と骰子とドグラマグラ」を上演する。その無謀なるスペクタクルの余韻を手土産に、新川屋酒店と、ノニ―タさんに初見参。出会いとさよなら、シンクロニシティとセレンディピティの人生。お互いの心の玉手箱からどんな話が飛び出すか、今から大変楽しみにしている。
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水族館劇場:1987年に桃山邑を座付作者として九州筑豊で旗揚げされ、東京・駒込大観音などを拠点とする劇団。北九州の炭鉱の村々へ大八車ひいて巡回していた初期から今日に到るまで、芝居とは「誰もまだ立ち会ったことのない場所を求めてゆく営為」だという心意気で、野外での上演にこだわって活動を展開。本公演は年一回しか行わないが、大掛かりな特設テントを組み、数トンもの水を演出で用いる上演スタイルから根強い人気を誇っている。また、九十年代半ばから山谷・寿町・釜ヶ崎などの寄せ場、上野公園・新宿中央公園などで日雇い労働者やホームレスへ「路上劇・さすらい姉妹」シリーズを上演。流浪する人々の場所に寄り添い、演劇の可能性を探る地道な活動は、評価に値する。また上演では大道芸人も投入し、見世物小屋の雰囲気を今日に伝える数少ない劇団でもある。http://suizokukangekijou.com/news/
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『新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1.0』
詳細は、下記アドレスにアクセスしてご覧ください。『http://nonitanoni.exblog.jp/17425937/』
『http://www.facebook.com/groups/nonitaphoto/』 『http://www.facebook.com/nonitaphoto』
ノ二―タの盟友・アートディレクション界のスーパーノヴァ・松本弦人氏、『新川屋酒展 ノニ―タの京浜ローカル1.0』最終日に満を持して登場!! 現在、BCCKS「一〇〇〇本」シリーズのノニータのダミー本を作成中。その本をつまみにスピリットトークを展開しようという目論みである。近々に電子と紙で出版される1000ページもある本を紐解く事によって、本写真展は、松本氏からの「レゾネ」というキーワードからもインスパイアされたものであった事を確認しながら、新川屋酒展で行った写真展の意義を語り合い、更に写真的な思考を深めていきたいと思うってか(笑い)
スピリッツ(酒)を傾けながらのノニ―タと松本弦人とのスピリッツ(魂)のぶつかり合い。鬼が出るか、蛇が出るか。それとも仏が飛び出すか、千秋楽の大一番。これを見逃し聴き逃しても、後悔先に立たず。天才ダ・ヴィンチも言っている。運命(チャンス)の神に後ろ髪はない。通り過ぎた後を追いかけても、捕まえられないよ。
松本弦人氏からのメッセージ
みんなが「いろーんな女のヤル前後」を見たがったからアラーキーは生まれました。男女のそれはヤル以外の悲喜こもごもがいいのね。プラトニックとは真逆の「ヤラナイ」はノニータから。
日時:7月1日(日曜日) 13時~14時くらい
*終了後、14時半から写真展打ち上げ「ノニ―タ祭り」料理人・たにし優子の立ち飲み大パーティ開催(料理代3,000円、ドリンクはキャッシュ・オン・デリバリー)
会場:新川屋酒店 参加費:1,000円 定員:20名程
申込み方法:お名前、電話番号、人数、参加希望イベント、開催日、明記の上、nonitarou@gmail.comまで。
問い合せ:050-3638-6527
『新川屋酒展 ノニータの京浜ローカル1.0』
詳細は、下記アドレスにアクセスしてご覧ください。
http://nonitanoni.exblog.jp/17425937/
http://www.facebook.com/groups/nonitaphoto/
http://www.facebook.com/nonitaphoto
はい、『新川屋酒展本』を勝手にジャックしてる松本弦人です。
今週末のトークショー用にノニータの写真一〇〇〇枚を本に綴じてみた。この秋立ち上げる『一〇〇〇本』ってシリーズのフォーマットにさっくり流し込んだもので、出版するしない以前のいわば「モック」ね。
で、まずは「写真集」について再考します。『ノニータ一〇〇〇」でね。
ノニータは、ご覧のわかりやすさと、ご覧の通りのわかりにくさが、わかりやすく共存する写真家です。「エロ写真なのに勃起しない」は古くは末井昭がアラーキーを多用した『写真時代』についた冠だけど、ノニータのそれはまた違うようです。この展覧会へのコメントを求められ「多くの人々が様々な女性のヤル前後を見たがったからアラーキーは生まれました」と、乱暴に書き「プラトニックと真逆の「ヤラナイ」はノニータから」と続けた。アラーキーやノニータが実際にハメ撮りしているかは、性をモチーフに写真で読まされている見る側の誤読の中のひとつでいい。どちらも当然のようにまだ撮られていない性を求めることを真ん中に置いて被写体を見る。
見られるという性を内包した行為を機材と肩書きが拡張するのが撮影で、「ピアノを弾く男に弱い」くらい古びたその図式も、デジタルが機材性をはぎ取り、SNS的コミュニケーションが肩書的作品的崇拝を払拭したとすればITも悪くもないのかもねと。
「ハメドリ」も「プラトニック」も目指さず、IT以前から「機材」も「肩書」も持ち合わせないノニータの撮影は、女性に限らず、その性を被写体や見る側の欲望に閉じ込めず、食事や酒やカラオケや観光や仕事にノニータ場を気づかれずに持ち込み、ときにすっとんきょうな性として、ときに演技いらずの性として、撮影や被写体や性の意図からは外れた欲望が、ノニータ本人も意図せずで切り取られ続けてきた。
話が抽象的なのでわかりやすい例をいっこ。「写真家が撮った「女性写真」を被写体は気に入らない」も世の常だけど、ノニータはそれとも違う。ノニータに撮られたことがあればお気づきでしょうが、あの顔、あのフォームでシャッター切られると、こっちのさらし具合がスナップでもポートフォリオでもない表出をさせられる。ご多分に漏れずシャッターを切るタイミングは小さな違和感を残し、配役された被写体への演技指導になる。
「ノニータ場」はノニータにも被写体にも意識しないさせない場で、結果、「こっちの角度は写りがよくないのよね」とはかけ離れた、ヤクルト安田のピッチングフォームのようなノニータの写真が残される。
「ノニータ考察」は安田のスピードガン計測のように意味が無いので「安田性」とザックリくくり話を進める。公式戦や練習試合やバッティングピッチャーとしてノニータに対峙し、生きた球のバットの感触で確かめるように『ノニータ一〇〇〇』を綴じてみた。
安田のピッチンゴフォームのような写真しか撮れないノニータが投げきる九回をつぶさに見てみたい。まだ写真集って球場に上がったことが無いノニータのそれを。
んで、ノニータ!
あれがお前の写真集か? レゾネってマジで言ってる?
『一〇〇〇本』の準備を始めたのは昨年末あたりで、ノニータには「写真集としての電子書籍」や「現在の写真集(『写真集の現在』でなく)」のメディアの意味が見失われてるって話とともに、そこへのひとつの解としての『一〇〇〇本』による写真集ってのは考えられないかって話をしたのが今年の春頃だったよな。あわせて「生きてるのにレゾネ」的な作品集を丁寧かつ大胆につくりたいという話もした。写真家のタイプで言えば、ノニータが「構成」の人でないのは知ってるんだけど、「セレクト」ってことや、まして「レゾネ」とか口にするのなら、それこそその全作品が作家に沈殿してヘドロ化した海底に手ぇ突っ込んでひっかき回し、置き去りにされた思考や習慣や身体性を紐解かないとなんも始まらないじゃん。構成側じゃないノニータだからこそそこに積み重なった「安田性」だけじゃ現せないそれをどう綴じられるかってことにドキドキするんだよ。「ザックリでいいから」とは言ったけどざっくりと何もしないは違うからな。
まあ、「レゾネ」がそんなに軽くできるわけ無いし、本に綴じることが写真家の目的でもない。そもそもこの展覧会にあわせての「モック」ってことから始まってることを考えれば「トークショーの十分なネタ」にはなってりゃいいのかな?
週末じっくり話そうぜ!
松本弦人
2012年5月22日 発行 初版
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1962年奈良県出身。1989年第一回期待される若手写真家20人展に出品。1991年「第一回キャノン写真新世紀」で荒木経惟優秀賞を受賞。1998年ニューヨーク「TOKYO STREET POP展」で作品を発表。以降 TV-CMの撮影監督、各種施設の写真インスタレイションからテレビ、映画出演、写真講師等で活動。写真集は優香「ひるねのほんね」矢部美穂「ハッスルテング」小川直也「轍(わだち)」等。2008年よりフジフイルムNATURA、インスタックス210のスポンサーシップを受け作品制作中。2010年BCCKS天然文庫 写真集「パンモロ」発売中 2011年より東京都美術館を建てた石炭の神様「佐藤慶太郎」調査研究チームの写真班として参加。