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浜通りで一番の進学校といえば、磐城高校(福島県いわき市)だが、JR常磐線双葉駅から徒歩10分、福島第一原発からは5キロ圏内にある双葉高校は、それに次ぐ名門高校として知られている。
「楢葉標葉のいにしえの」で始まる校歌は土井晩翠の作詞によるもの。楢葉は地名として現在も残っているが、標葉(しねは)は、かつて存在した武家の名で、現在の相馬氏に滅ぼされた。双葉高校のすぐそばに標葉城跡がある。
震災時、部活中の生徒らが校内にとり残されており、その後すぐに近隣の住民らが体育館に集まってきて避難所となった。
高校OBによれば、12日に住人らが校庭で自衛隊のヘリを待っているときに、1号機が爆発したのだという。
この双葉高校の同窓会長でもあった田中清太郎元町長が、町への原発誘致を推進した。
震災後双葉高校はいわき市のいわき明星大学内にサテライト校を設けて授業を続けている。
2012年8月5日 発行 初版
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