発達障がい児と楽しく暮らす方法を日々模索中!!
ちょっとしたアイデアで周りの人達と楽しく笑って生きていきたい!
オリジナルTシャツ、漫画、猫写真四コマ制作してます。
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この本はタチヨミ版です。
携帯電話とは
お正月とは
成人式とは
節分とは
卒業式とは
家庭訪問とは
衣替えとは
父の日とは
観光みやげとは
ものぐさ主婦とは
主婦の最終兵器とは
ずぼらでも生きていけるじゃんと思うとき
自動車免許とは
初心者運転とは
信号とは
思春期とは
年を感じるとき
自分もおばさんだなあと思うとき
田舎っていいなあと思うとき
思わずふり向いたこと@岡山県
それはないだろうと思うこと
お前が言うか?と思うこと
個人病院の待合室とは
スーパー銭湯とは
カラオケとは
バイキングとは
テレビ通販とは
ポイントカードとは
リサイクルショップとは
地方のコンビニとは
我が家には必要ないもの
無駄遣いとは
節約とは
「あざとい」とは
「せこい」とは
「せつない」とは
「さみしい」とは
「やるせない」とは
めんどうくさいやつとは
知りたいけど、知るのが怖いこと
賞味期限とは
取扱説明書とは
あると便利だけどなくても困らないもの
お前はしゃべらなくていい!というもの
21世紀になったらあると思ったのに、ないもの
「礼儀」とは
「謙遜」とは
「真実」とは
「悲劇」とは
「秘密」とは
「約束」とは
「目標」とは
「夢」とは
「成功」とは
「人生」とは
皆さまはじめまして。成人した娘二人と、「光起(こうき)」という高校生の息子をもつ岡山県の主婦です。「こうちゃんママ」と呼ばれています。
知的障がいと自閉症をもつ息子と暮らして17年がたちました。
この子たちは、耳がよすぎて苦しむとか、写真のように風景を記憶するとか、独特な世界をもっていますが、一緒に暮らしていると当たり前なことが当たり前ではなかったりします。
典型的なのが信号です。私たちは当たり前に守っていますが、信号って意味を認識しなければ、ただの三色ライトなんです。
よく考えたら世の中って突っ込みどころ満載じゃんと思いつつ、いろいろ本人に、世の中のことを確認するための問題と答えを作っていたら、おもしろいものがどんどんたまりました。そして、この子に接した世間の方がびっくりしないよう、すこし理解していただけるよう作った「ひと言Tシャツ」や「あるあるグッズ」も、どんどん増えました。
息子とゆっくり歩く日々を楽しみながら、これらをブログに載せてみたところ、若い方から年配の方まで年齢に関係なくウケてくれました。そこで、電子書籍としてまとめてみることにしました。
岡山のおばちゃんのなるほど! あるあるワールドへようこそ!!
2013年8月吉日
① 近所に同じ苗字の人が20人以上いる。
② 近所で火事になったら、消防団から炊き出しに駆り出される。
③ 秋祭りは、有給が取れなくても会社を休んで参加するのが当たり前だ。
④ 家に帰ると、隣のおばあちゃんがこたつでお茶を飲んでいる。
⑤ 「基地反対」と書いたプラカードがあるので、国際的な問題になるかと心配したら「墓地」だった。
⑥ スーパーの駐車場が有料だなんて信じられない。
⑦ うちの犬の名前を、少なくても100人が知っている。
⑧ 電車の時刻表は一日ぶん暗記している。
① 「スプリングフェア」というのは、耕運機の展示会のことだ。
② 住宅地の側溝で、フナや小学生が泳いでいる。
③ しそ、ねぎは無法地帯から採ってくるのが当たり前。
④ 自転車しか通れない国道がある。
⑤ 鍵が存在しない。
⑥ 年4回の神社掃除をさぼると、生きていけなくなる。
⑦ シャネルのマークはどこの家紋か聞かれる。
⑧ 20年前のBiginの曲とともに、移動パン屋がやってくる。
① 山がどちらに見えるかで方向が確認できないところ。
② 道や階段が勝手に人を運んでいくところ。
③ 知っている人に路上で会うことはほとんどないところ。
④ スーパーの駐車場がなんと有料なところ。
⑤ LED広告と信号を間違えそうなところ。
⑥ どこを探しても無人野菜売り場がないところ。
⑦ スーパーの魚に頭としっぽがないほうが多いらしい。
⑧ 地下にやたら「町」があって、ここで暮らす人は酸素が足りるのか心配だ。
① 動物より人間のほうが多いところ。
② 車で暮らせないので、やたら歩いて足が鍛えられるところ。
③ 月極駐車場の料金が、岡山県の10倍するところ。
④ こうちゃんが「ハム太郎!」と叫んでしまっても、誰も反応がないところ。
⑤ 3人に2人は無言でケータイで何かを見ているところ。
⑥ 爆発ヘアで電車に乗るビジュアルバンド、電車の中で見つめ合うカップル、変な着ぐるみ。何を見ても驚かない人々に、田舎から来た人が驚くところ。
⑦ エスカレーターの真ん中に立つと冷たい視線を浴びるところ。
⑧ 田舎のものをありがたがる人が多いところ。
☆障がい児をもつママ友たちと話していると、「一番傷つくのは奇声を上げたり変わった動きをするわが子を、じーっと見られることだよね!」と言う。
でも、東京の人は何を見ても驚かず、何もなかったように通り過ぎるからいいんだそうだ。確かに、私も東京で育って、変わった人をたくさん見たけど、そういう子を見たら「お母さん頑張って!」と心の中で応援するだけだった。都会は冷たいと言うけど、こういうやさしさもあるのかもしれない。
① 添付の説明書を見て使えるようになったという人に、まだ会ったことがない。
② 拡大して見ることはできるが、拡大した文字がどの位置か分からなくなるので高齢者には使えない。
③ 80歳の母が、庭の花や野良猫を写メールしてくると、多少驚く。
④ 送り主の○○さんのほうを向いて、メール送信してしまう。
⑤ 消し方が分からず、無駄にお金を払っているアプリがかなりある。
⑥ 自分の番号が分からず、携帯の裏に番号を書いたシールを貼っている人が意外に多い。
⑦ 待ち受け画面に自分の生年月日と住所を表示するのが、これから高齢者に流行りそう(ボケ対策)。
⑧ 一度スマホに切り替えたおじさん達が、「やっぱり通話はガラケーがいい」と言って、結局2個持ちしている。
① 「羽根突き」が「バドミントン」に変わったのは、いつの頃からか分からない。
② 「凧」が「カイト」になってやたら飛ぶようになったのは、国際化の証だ。
③ お年玉をねらって、一年に一回孫がやって来て、すぐ帰る日。
④ 福笑いをiPadでやると、なんだかむなしい。
⑤ ケーキを食べない不思議な休日。
⑥ 重箱の中身をきっちり三が日のうちに食べないと、こうちゃんが納得しない。
⑦ 鍋の底にくっついたおもちを、私が昼ごはんに隠れて食べている日。
⑧ おばあちゃんが白菜を漬けて、毎年漬けたことを忘れる日。
① その2年前からレンタル着物屋にチェックされ、DMを送られ続けた日。
② この日でタバコは卒業だと言っている先輩がいた。
③ 甘酒やみりんでなく、本物の酒が飲める日。
④ 今は少子化対策として、集団お見合い会場になっているっぽい。
⑤ まるで別人になった小学校の同級生に会って驚く日。
⑥ 新作着物展示会とも呼ばれる。
⑦ 校長先生の長い話を思い出す日。
⑧ この日でぬいぐるみとフィギュアを卒業したいけど、無理そうな日。
タチヨミ版はここまでとなります。
2013年8月25日 発行 初版
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発達障がい児を育てています。たくさんの人に理解していただきたくて、オリジナルTシャツをデザインしたり、4コママンガを描いたり、作曲したりしています。地元情報誌にも載せていただきました。よろしくお願いします。
【こうちゃんママの爆笑ブログ】
http://ameblo.jp/koui28kirodebu/