このカラフルさは、高速に変わりつづけることを運命づけられた街の証し。2012年桑沢デザイン研究所昼間科1年生を対象にした夏期集中講義・デザイン概論B(担当講師:藤崎圭一郎)の受講生約200人が「色」をテーマに渋谷の街を撮影した写真集。
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夏の渋谷は思ったよりもカラフルだった──。2012年9月初旬、私が講師をつとめる桑沢デザイン研究所集中講義「デザイン概論B」の受講生1年生約200人に、渋谷の「色」「線」「文字」を撮影するという課題を出した。「色」は一人5枚。数日後プリントした写真を大教室に並べ、全員で編集した。暖色系、寒色系、単色系、混色系を基軸にして模造紙に写真を貼って色の流れをつくった。
後日、本にするために、学生に画像データを提出してもらい、それを小さく再び印刷。学生がレイアウトした模造紙をもとに、有志の数名の学生と教員が一列に並べ直していった。さらにそれを私が持ち帰り、提出された831の写真を300枚弱まで絞り込んで、BCCKSのサイトでこの本を編集した。
渋谷はどの街より鮮やかで過剰に人工的であり、所々に影があり、空と緑が隙間から見え隠れする。学生たちがとらえた渋谷の過剰な「色」は、高速に変わりつづけることを運命づけられた街の本質を確実に浮き彫りにしている。
(藤崎圭一郎/デザインジャーナリスト)


























































2013年9月9日 発行 初版
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