ちょっぴりの写真と、僕の欠片。
覗きこんだら、きっと君に会える。
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はじまれのとき
長月某日の緩・急・緩
センチメンタ・リズム
“ありがと”だけを、花束に
セカイカラフル
アイマイドリーム/君と僕との境界線

まっすぐに 進んでいくよ 朝が来た
電車の僕は がたがた歌う

“この夏も どうやら 熱くなりそうです。”
P.S.一行 君らしくて好き

いつの間に 上下が逆さになったんだい?
君はどこなの 僕は ここだよ

あのころも わらっていたよね 寒がって
雪の日は いつも 君を思うよ

「見てごらん、空が流れているから」と
ここにはいない あなたに歌う

I don't wanna die / I don't wanna live
めんどくさいの 百発百中

「ねぇ、どこだい?」
「お願いだから、出てきてよ」
もすこし隠れて 笑っているわ

「古ぼけた ものが好きなの。愛しくて」
「君は『時間』を愛してるんだね」

揺れて揺れて揺れて揺られて揺らめいて
僕とあなたの きらきらマジック

「この杖で、あなたに魔法をかけましょう」
世界は変わるわ、まばたきだけで

寝転んで 見上げた空を 思い出す
あの日も 君は 笑っていたね

上下左右/前後/斜めも関係ない
君と僕とは 繋がっている

何十年 何千 何百 何万年
何億年の 先っぽの僕

今日 明日 どっちがどっちか分からない
ららららららら 世界が 終わる
君のこと たくさん思い出したのに
どうしてなのかな まだね さびしい
うた うたう 僕は どこまで届くかな
知っているなら ないしょにしてね
“さぁ おいで 魔法を信じているのなら”
不思議な世界の 入り口は 僕
まるくなる くせは あなたの まねっこ よ
きみ みる ゆめの きみに あいたい
君の手が 僕の答えを待っている
朝にはならない朝が 好きだよ
この中に 君が紛れてしまったら
僕が歌うよ 僕らの歌を
ねぇ、待って。
そっちは行ったらいけないよ。
僕にも会えなくなってしまうよ。
「飛び降りたら、アリスになれる?私でも」
「いいや、ウサギがいないと無理さ」
目を閉じて 次に開けば 忘れるの
あなたの嫌いな煙草の匂い
もしこれが 夢なら 早く 覚めてほしい
不幸になりそう 幸せすぎて
いつまでも 街のざわめき聴いてるね
あの日の 君の 声がするまで
「遠くから よく来てくれたね。ありがとう。
そこに座って、ゆっくりしてて」
ひとりきり 踊る闇夜を 見つめてる
仲良くしようよ あたしは君よ
あの時に、世界は変わっていたのかな?
分からないのよ、
自由って、なに?
透き通る 君の瞳に よく似てる
こころの奥まで透き通る 嘘
明日には あたしになるね あたらしく
もう泣かないよ。悲しくないよ。
鮮やかな 世界を 君が 切り取って。
――ナガツキ イツカノ カン・キュウ・カン ノ
ねぇ 夏は まだまだこれから本番よ?
聴こえる鼓動も ゴーサインだよ?
おとといは、あんなに あんなに ありがとね。
消えちゃうけれども、また よろしくね。
来年の 夢の欠片を くださいな
違うのよ、そんな紙っ切れとは
さぁ おいで あなたを守って見せるから
ここは小さな あたしのお城
「もう少し」「あと もう少し」 手を伸ばす
捨てるのは まだ 生きていくため
右 左 僕の隣は 上と下
なんてね、馬鹿なの 好きなだけだよ
捨てきれない『昔』をいくつか持っている
思い出せても 出せなくっても
さかさまの 君と僕との あいなかの
君でもない君/僕でもない僕
そのまんま ぐるぐるぐるぐる かき混ぜて
台風できたよ ほら 飛んでいけ
さよならの間に挟まっちまったの
あれあれ、なんだか そらがあおいよ
隠れても 大丈夫だよ こびとさん
君がいつでも 僕を見てるよ
ここでなら、あなたの声も 聞こえるの。
とっくに忘れたサヨナラバイバイ
頑なに 身を縮めるのは 助走です
あたしはいつか、そう 飛ぶのです
見上げたら 空が降るよな気がしたの。
ここにあるのは 明日の世界
「ねぇ、見てよ。闇がちょっぴり裂けてるよ」
「大丈夫、あれは 僕らの夢さ」
「この先に 進むといいよ。
上手くいけば、君も知らない 君に会えるよ」
迷ったら、両目を塞いで息するの
影と光の間が答え
笑ってた 僕の欠片も こなごなに
いち に の さぁん!で カササギ召喚
「そうだね」と 笑ったあなたの声を手に
歩いていくから 翼はいらない
ふらふらと 歩いた森を 抜けました
迷子はおしまい ここから行くよ
夢はまだ 叶ってないの 知ってるの
ねぇ、あたし あした きれいになるね
二拍子で
二等分した
二重唱
二度と会えない
二番目の君
どうしても忘れられない唄なのよ。
800回でも 雪が降るなら
辿ったら 誰かに会える 気がするの
さよならしたって いい 気がするの
「この先に、未来は待っているのかな?」
「未来ってなに?今と違うの?」
木の影の 静かな隙間で眠ろうよ
だぁれも知らない 恋をしようよ
さよならの 二倍の時間を費やして
とおくとおくの君まで行くよ
てっぺんで 笑うあなたを見つけたよ。
世界の最後が これならいいな。
あてのない 手紙を さらりと 飲み込んで
未来に届ける うそつきポスト
明日には 会えなくなるかもしれないね。
でも大丈夫。 朝が笑うよ。
十一月に 生まれたリズム
変わらずに ただ 新しく 始めよう
今年も 季節は また あなた色
あの人が 泣いていたから 嬉しくて
僕と同じで ただ嬉しくて
僕たちの思い出だらけのこの街で
ページを捲る音が聴こえる
この文字に 理由は ひとつもないのです
“伝える/吐き出す” それだけなのです
『知ってるよ 僕は あなたを 知ってるよ』
ちいさく尖った あたしの心
あの頃も 今も昔も 変わらずに
記憶の向こうで 佇んだ 僕
この街は あの頃 僕らが住んだ街
死にたくなるよな夜が好きだよ
思い出のように見ている僕の夢
ひとりぼっちも気持ちの一部
あのね、ほら 何にも見えないわけじゃない
僕の外にも世界はあるの
バス停を ひとつ 手前で降りました
ありがとう、君 ありがとう、僕
どうしても忘れられない人がいて
僕は今でも こうしているの
わけもなく うつくしい夜に めぐり合う
どうか僕らを そっと 殺して
「僕たちも 空を飛べるさ ホウキでね」
「そうね、君には黒猫がいる」
何でだか 泣きたくなるの 愛しくて
幸せは 夢に 見るくらいでいい
この道を 越えたら あたしは どこに行こう
知らない世界を 君は教えて
“君はまだ 世界の終わりを知らないの”
笑うあたしの 未来はここに
あちらから 巡らす思考を止めました
そうだ 僕らは 皆 ツクリモノ
いつまでも変わらぬものなど ないのです
待ってはいないよ 僕なら行くよ
すこしだけ 涙の出るよな朝が好き
まだ生きている まだ 生きている
大好きよ 会えてよかった こんな日に
ゆらり もうすぐ 満月の唄
日曜の午後は 地声で話します
僕は僕より やさしくなりたい
幸せも 不幸も どこにも売ってない
抱かれた子どもの 淋しい両目
ただ君に 言いたい言葉があったから
殴り書きから歌へとのせて
雪の降る季節を 今でも待っている
沈まぬ記憶は あたしの証拠
目印に 心を置いて行くのです
かさかさ鳴るのは 知らないからよ
明日には 悲しいことだけ 忘れるね
淋しいことだけ 拾っていくね
りんりんと あなたがベルを鳴らすから
ステップ・ステップ 笑顔になるの
この空は 三十年後に消える空
飛んでけ 飛んでけ 僕より遠く
似ているね 僕とあなたは 似ているね
雪待つ夜の 思い出の唄
明日にも 続く 小さな リズミカル
日暮れのあとには 夢見て踊る
君に送るよ。贈るよ。
どこまでも まっすぐ進んでいくからね
これから あなたに会うため 行くよ
「ねぇ きいて、あのね、あのね」の目をしてる
ないしょばなしの つづきは あした
不確かな言葉を ひとつ 芯にして
忘れられない あなたを歌う
“春だから 生まれてきたの 飛ぶために”
わたしも あなたも 最初の一歩
星のように 小さく生きてゆけるから
声にはならない 僕だけ見てて
僕 きっと 綺麗になるね、強がって
小さな決意は あたしの約束
失くしても 消えても 世界は回ってく
いのちは生まれて あたしも生きる
あなたのね、嬉しい笑顔を見てたいの
僕はいつでも 笑ってたいの
抱きしめて 力一杯 放つから
小さな希望を つかまえててね
ほんとうは、ちょっぴり泣きたくなってたの。
ありがと、 あなたに会えてよかった。
最後まで 耳を澄ましているからさ
君の言葉を 僕に教えて
明日から 僕が未来を始めるよ
きれいなおじぎで ショーは幕開け
あの頃も そうだったよね 泣いてても
そうだ、唄って 僕と君なら
世界には なんでもかんでも待っている
俯くことさえ すてきなことよ
言ったでしょ、 大丈夫だ、って 心から
ほら 見て 咲いたよ 開くよ もっと
約束をしていたわけでもないけれど
待っていたのよ あなたのことを
風が吹く 君と僕とを埋めていく
空は巨大な オーケストラの
いつだって 見つけてくれて ありがとう
ちょっぴり短い前髪のこと
悲しみは きっと消えたりしないけど
いつかは死んじゃう君が 生きてる
今日よりも昔に見ていたような空
あの日に会いたい 君に会いたい
繰り返す気持ちは忘れぬままでいて
あしたのあしたの あしたのあした
そうだった 君が教えてくれたんだ
あたしはいつでも あたしの唄を
“大好きよ” “愛しているよ” “ありがとう”
君の先まで 届くといいな
片隅の 小さな叫びは聞こえるかい?
淋しくなくても あたしはいるよ
鮮やかに 翻ってく思い出は
明日の僕らが 愛するための
閉じた目も なんにも忘れていないから
君の言葉も その手の色も
だって僕、ここまで来たのよ 苦しんで
じぶんの力は じぶんで決める
きらきらと輝くばかりが僕じゃない
弱くて強くて 同じ目線で
たたとんとん
紡いだリズムは 僕のもの
ららら 唄うよ 大きな声で
明日にも 僕は届ける 届けるよ
“ありがと” ばかりを 花束にして
僕は僕を崩さぬまま、
ほんのすこし、僕ではない僕になる。
ねぇ、聞いて。 わたし、生きてくことにした。
そう言ったら 君、喜んだから。
ほんとうは、まだまだ ちょっぴり怖いけど。
壊れたわたしも まだ見えるけど。
思い出は、きっと僕にも笑ってる。
あなたがいたから、僕が生きてる。
泣いちゃったことを思った あの夜も、
ひとりの夜も、『正解にする』。
生きていたくないなと思ってきたけれど。
未来がずうっと、怖かったけど。
さみしくて 眠れぬ夜も、覚えてる。
君、ほんとうに、がんばっていた。
ささくれた心も、残っていくけれど。
あの頃の僕の指先に似て。
変えたんだ。変えていくんだ。
その意味を、
君が分かってくれていたから。
君の声、僕の声、そして君の声、
光る理由が 今は 分かるよ。
僕をつくる、悲しい僕は なくならない。
それも大事な『わたし』の欠片。
それだから、クロノセカイを 灰で塗った
小さなあなたも 忘れずに いて。
きれいなもの、近づけないって思ったけど、
世界から降る欠片、欲しくて。
焦がれてた。憧れていた。ひかるもの。
――「憧れてる」って、言ってもいいかい?
強くなる。強くなりたい。
君がいて、愛されていて、幸せだから。
忘れない。僕の全部を、忘れない。
ありがと、たくさん、すこし待ってて。
明日から、『明日から』っての 信じるわ。
僕が描ける セカイ、カラフル
2013年11月30日 発行 初版
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なんとなく、気まぐれに。