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十勝ワインって?

Chai編集部

CMC,INC. Tokachi Mainichi Newspaper,INC.



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十勝ワインって?
Teach the thing of Tokachi wine.

「十勝ワイン」について、素朴な質問を
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の所長・内藤彰彦さんに答えていただきました。


 私が教えましょう!


Q 「十勝ワイン」の誕生はいつ?
A 東京オリンピック前年の1963(昭和38)年生まれです

Q どんなブドウが原料なの?
A 山ブドウから始まり、清見、清舞、山幸の独自品種が主原料です

Q どんな味のワインなの?
A 北国ブドウの特徴である酸を生かした熟成感豊かな味わいです

Q 十勝ワインの種類はどれくらい?
A ワインだけでも約50種類。ブランデーなどを入れると約70種類あります

Q 製法は?
A 年代モノの赤ワインはフレンチオーク樽で12カ月から24カ月熟成させています

Q 今売り出し中のワインは何?
A 〈トカップスパークリング赤〉とこの〈ミュラー・トゥルガウ〉です

 おすすめですよ〜!

Q 「十勝ワイン」が愛されている理由は?
A 十勝の食文化として歩んできた地ワインだからだと思います

Q ラベルが新しくなった?
A 50周年の節目に全てのラベルをリニューアルしています

昭和35年に町内の農村青年によって結成されたブドウ愛好会メンバー

十勝ワイン
誕生秘話

 昭和20年代後半、十勝地方は次々と自然災害に見舞われた。1952年(昭和27年)の第1次十勝沖地震が池田町を襲い、追い討ちをかけるように翌年からの2年連続の冷害による凶作となった。
 この苦境からどう脱却するのかという中から、「ブドウ栽培」と「ワイン製造」への道が生まれた。十勝ワインはまさに先人の不屈の精神によって誕生したのだった。
 「秋には山野に山ブドウがたわわに実る。冬の厳しい池田でもブドウ栽培ができるはず」、当時の町長(丸谷金保氏)の発案で、まずは町内の農村青年によって、1960年(昭和35年)にブドウ愛好会が結成され、十勝ワイン造りの壮大な挑戦が始まった…。

十勝ワインのシンボルマークを探せ!

池田町の街中には、
十勝ワインを盛り上げるシンボルマークが、
あちらこちらに点在しています。
池田町に出掛けた折には、シンボルマークを
探してみるのはいかがでしょうか。
その一部をご紹介します!

JR池田駅構内ホームでは、「ようこそワインの里池田町」の看板が観光客を待ち受けてくれます
駅前広場にはステンレス製コルク栓抜きのオブジェがワイン城を見つめるように据えてあります
使用済みの古いワイン樽は、観光用のオブジェとしてJR池田駅前で再利用されています
昼間は白ワイン、夜は赤ワインをイメージした照明に変化するJR池田駅前のワイングラスの噴水。2003年の十勝沖地震で壊れ、修復させた2代目のものです
JR池田駅前広場では、ブドウをデザインしたステンドグラスのバス停が人目を引きます
JR池田駅前の駐車場に、ブドウの房をかたどった銀色に輝くおしゃれな時計があります
ワインの街らしく、池田町商店街のメーンストリートには、街路灯にブドウをかたどった道案内の看板が
ワインカラーに舗装された大通りの歩道のマンホールのふたはランドマークである特産品ブドウのデザイン
池田町の一般家庭には、町から分譲された「清舞」「山幸」の苗木を育て、立派なブドウ棚を作っている所もあります
ワインの街のタクシー会社は、その名も「ワインタクシー」。ユニークな名前は観光にも一役買っています
北洋銀行が駅前通りにリニューアルした時に、ワイン樽を加工してテーブルを作りました
酒屋の趣向を凝らした看板も十勝ワインを盛り上げるのに一役買っています
いきがいの丘に建つ「まきばの家」の丸太材づくりの三角屋根建物の中には、樽型の掛け時計があります

ワインってこんなに面白い!
池田ワイン城へ

 ワインが造られ、熟成されるワイン城。それ以外にもワイン城には知られざる魅力がたくさんあるのです。十勝ワインバイザーの資格を持つFM—JAGA・栗谷昌宏が、じっくりご紹介します♪

そもそもワイン城って?

 ワイン城は今年開城39年。もとはワイン工場だったが、現在は見学コースやショップなどが充実した観光施設。正式名は池田町ブドウ・ブドウ酒研究所。中世ヨーロッパのお城のようなたたずまいから、いつからともなく「ワイン城」と呼ばれるようになりました。

ブドウ展示園

6月下旬に花が咲き10月中旬の収穫まで、ブドウの四季を感じられる展示園。11月には一般の人向け剪定(せんてい)講習会も

まるでお城のエントランスのよう。ドイツ製の年代物ブドウ圧搾機も展示され、壁は池田町の「いきがい焼き」の陶器が一面に

地下熟成室

 ずらりと並ぶスパークリングワイン。ワイン城では日本で初めて「瓶内2次発酵法」でスパークリングを製造。この方法はシャンパーニュ方式とも呼ばれ、フランス・シャンパーニュ地方で造られる通称「シャンパン」に用いられます。瓶を密閉状態にし、酵母が瓶の中で糖分を分解して生じる泡(炭酸ガス)をワインに溶け込ませていきます。溶け込むための長い熟成期間が必要なため、最も手間と時間を掛けた贅沢(ぜいたく)な手法で、十勝ワインでは、世に出るまで3年という手間をかけています。

200個の樽に入って眠るワイン。1個で500L前後のワインを熟成しています。「ワインは人と一緒、生きている! 人生、恋愛に例えて語ることができる。」(栗谷)

一歩踏み入れるとワインとカビの香り、湿度に包まれ肌でワインを体感できます

オールドビンテージ(年代物ワイン)が200~300本並ぶコーナー。普段は格子越しからの見学ですが、この中からオークションなどに出品もします

1階展示コーナー

ここでは十勝ワインのすべてが分かります。ブドウ栽培や製造方法、歴史や樽、コルク、瓶の話…じっくり読めばワイン通

無料試飲コーナー

季節ごとにオススメのワイン1種類が試飲できます

1800年~1900年代の奇抜なデザインのオープナーがずらり。穴場中の穴場。一見の価値あり。「専用のオープナーを買って道具にこだわるのもいい。展示を見て知識も入れる。目で見て頭で考えて心で味わうのさ」(栗谷)

遊び場コーナー

子供専用コルクの遊び場コーナー。対象は幼児~小学2年生まで

有料試飲コーナー

3種類のワインから選び、おつまみ付きで700円「ここは飲み比べできるのでどれを買っていいか迷う人にもぴったりですね~」

ブランデー&大樽熟成室

ブランデーを造るための蒸留器と十勝産ミズナラの大樽を窓越しに見学できます。ブランデーはワインを蒸留して造られます

屋上展望広場

広大な十勝平野、池田町の街並み、日高山脈が一望でき、反対側にはブドウ畑が広がっています

ワイン城ガイドツアーもあります!

スタッフが通常の見学では見られない施設に案内、隠れた魅力が満喫できるツアーです。
[開催]11時~、14時~の12
[所要時間]約40分 ※参加無料、定員20
[開催日]毎日(10月第1日曜(ワイン祭り)、年末年始、GW、お盆を除く)
[申し込み先]同研究所営業課 TEL 015・572・2467


ワイン城(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
池田町清見83 TEL 015・572・2467 営:9時~17
休:なし(年末年始) 入館無料、駐車場(100台)

この本の内容はフリーマガジンChai2013年6月号掲載時のものです。消費税については各店にお尋ねください。

十勝ワインって?

2014年4月8日 発行 初版

著  者:Chai編集部
発  行:CMC,INC. Tokachi Mainichi Newspaper,INC.

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