───────────────────────
───────────────────────
秋の季節もので、ケーキやシュークリームなどと比べるとショーケースで脇役になりがちだったスイートポテト。「おいしいのにもったいない。インパクトのある形で売り出そう」。いまやクランベリーの代名詞となった〈スイートポテト〉は、先代社長の水戸部昭二会長のそんなアイデアから、1972年の創業後まもなく誕生した。
皮をそのまま器に使った斬新な見た目と、サツマイモ本来の甘みを生かした味は口コミで評判に。発売から数年後には同社の〝主役〟に躍り出た。
製法は昔も今も変わらない。皮からくりぬいたサツマイモに砂糖、卵、バター、牛乳を加えて裏ごしし、再び皮に盛り付けて焼き上げる。材料がシンプルなだけ、くりぬく皮の厚さなどに職人技が光る。
サツマイモを丸ごと使うため、大きさにばらつきがあったり、収穫した地域や時期で風味が微妙に異なる。水戸部会長の長男で、社長の公平さんは「子供の頃に誰もが食べたことのある焼きイモの味が原点。これからも素材をそのまま生かした菓子を作り続けたい」と語る。
「以前はもっと形がいびつだったり、巨大なものもあったんですよ」と笑う公平さん。「昔も今も変わらず、素材をシンプルに味わってもらうのがクランベリーの菓子」と語る
クランベリー
帯広市西2条南6丁目2
TEL0155・22・6656
営:9時~21時
※東1条店(10時~19時)、白樺通り店・弥生通り店(9時~20時)・エスタ帯広店(8時45分〜20時) 休:なし
この本の内容はフリーマガジンChai2013年4月号掲載時のものです。商品の価格や消費税等については各店にお尋ねください。
2014年8月12日 発行 初版
bb_B_00120850
bcck: http://bccks.jp/bcck/00120850/info
user: http://bccks.jp/user/127278
format:#002t
Powered by BCCKS
株式会社BCCKS
〒141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
contact@bccks.jp
http://bccks.jp
北海道・十勝から地元ならではの情報を選りすぐってお届けします。