───────────────────────
───────────────────────
源ファーム代表の大美浪源さん(65)は、先代が1959年にそれまでの酪農から養豚業に転向したのちの71年に生産者として跡を継いだ。道立新得畜産試験場の指導の下、その当時は70頭余りを豚舎で飼育していたという。
89年、豚は病気にかかりやすいというリスクを伴うことから、育種改良のために訪れていたアメリカのアイオワ州立大学の教授の薦めで、衛生基準のマニュアルがあるケンボロー種を導入する。
ケンボローは、ケンブリッジ大学とエジンバラ大学の共同研究で生まれ、この2つの大学の名前を組み合わせて命名された豚種。原産はイギリスだが、世界各国で多く飼育されている。その理由に、良質な豚肉を安いコストで生産できること、各国独自の食文化に合った肉質の改善を国や地域で行っていることだといわれている。
さらに、2003年には穀物飼料の餌と一緒に、チーズ製造の際に牛乳から分離される液体、ホエーを豚に飲ませることにした。「すでに加工・販売もしていて、上質な生ハムを作りたいと考えていたところ、世界三大ハムの1つ、イタリアのパルマハムが、ホエー豚を原料に作られているのを知ったのがきっかけ」と説明する源さん。
同ファームで1年間に出荷する豚はおよそ1100頭。年間250tのホエーを飲ませている。「ホエー豚として出荷できるのは、生後50日以降から121日までの期間、1頭当たり50L以上のホエーを与えられたもの。うちでは110Lのホエーを飲ませているので、マスターブランドとして最上級のホエー豚を提供しています」と自信をのぞかせる。
豚舎内の室温は夏場28℃、冬場16℃を保つように自動換気調整をし、餌を食べる所、寝る所、排泄する所を区切り、豚が快適に過ごせるよう細心の配慮をしながら、大美浪 源さん夫婦、息子の孝志さんの3人で、豚の生産に努めている。
●源ファーム
源ファーム 大樹町開進111
TEL01558・9・6116
この本の内容はフリーマガジンChai2013年2月号掲載時のものです。営業時間や価格、消費税等は変更になっている場合がありますのでご了承ください。
2014年12月16日 発行 初版
bb_B_00121168
bcck: http://bccks.jp/bcck/00121168/info
user: http://bccks.jp/user/127278
format:#002y
Powered by BCCKS
株式会社BCCKS
〒141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
contact@bccks.jp
http://bccks.jp
北海道・十勝から地元ならではの情報を選りすぐってお届けします。