───────────────────────
───────────────────────
畑作に牛乳、肉牛、魚介…。
浦幌町には山も海も畑もあり、食材が豊富なまちです。
おいしいものを探そうと浦幌町を歩き、
お土産に良さそうなものや、
おいしいものを作っている工場を見つけました!
誌面に載り切らないおいしいものは、まだまだあります。
浦幌町を訪れ探してみてください。
取材・文/平田幸嗣
撮影/高橋一生(スタジオイッセイ)、辻 博希
バラ科キイチゴ属に属するラズベリー。「十勝うらほろ高橋農園」は、3・8haでラズベリーを栽培しています。「栽培面積はおそらく日本一」と農園主の高橋徹さんは話します。2009年、道の駅うらほろのオープンと同時にラズベリージャムの製造・販売を始め、今年4月、製造・販売部門を独立させ「マイルビー株式会社」を立ち上げました。
高橋さんは、釧路出身。酪農学園大学卒業後、商社に勤めていましたが、ふと立ち寄った静岡県内のバラ園で、ラズベリーがバラ科であることを知り興味を抱きました。調べるうちに自分で作りたいと強く思い商社を辞め、浦幌町内の知り合いの農家で農業実習を始めました。01年に新規就農し「ラズベリーだけでは食べていけないので、野菜を中心に栽培していました」。昨年でジャガイモの生産をやめ、新規就農から13年目の今年、とうとう栽培しているのはラズベリーだけになりました。
今では年間3t~4tのラズベリーを収穫しています。そして、ラズベリーを使った商品18種類を製造しています。一番人気は〈ラズベリークッキー〉。ほのかにピンク色した丸いクッキーは、さわやかな甘酸っぱさが広がります。商品は多彩です。冷凍のチーズムース〈ルビーの実〉430円~、ラズベリーの葉を紅茶にした〈ラズベリーリーフティー〉30g930円~、クッキーにラズベリーチョコレートがかかった新商品も年内に発売する予定です。
高橋さんの今の目標は「ラズベリーの畑を10haまで増やすこと」。新たな商品の構想はまだまだあり、楽しみです。
◎十勝うらほろ高橋農園 マイルビー株式会社
浦幌町吉野182(工場) TEL015・578・7888
浦幌町内には、食品関連の工場があり、
おいしい製品が作られています。
3つの大きな工場を紹介します。
1953年(昭和28年)に稼働した歴史ある乳製品の工場で、森永乳業の子会社です。毎日300tの生乳が、浦幌町内をはじめ、十勝管内から運び込まれています。
現在は、主に業務用の生クリーム、ヨーグルトや低脂肪乳などの材料となる脱脂乳を生産。一般向けには、未開封だと常温で60日保管できるロングライフ牛乳(LL牛乳)〈森永北海道3・6牛乳〉を製造しています。無菌状態でパック詰めされ、容器は光と空気を遮断する構造で長期保存が可能。「生クリームのような、味の濃い牛乳という感じです」と、同社事務課リーダーの櫻庭洋司さん。
◎浦幌乳業
浦幌町材木町1 TEL015・576・2210
「フリーズドライとは、食品を氷点下30℃で急速冷凍し、真空状態になる釜に入れて、水分を飛ばし乾燥する製法です」と、教えてくれたのは、同社品質管理部の下田結香さん。
フリーズドライ製法は、乾燥後も栄養成分や色、風味、形の変化が少なく、長期保存できるのが特長です。カップ麺やお茶漬け、即席みそ汁などの具材、フレークやパウダー状にして、お菓子などの材料になるなど、用途は幅広いです。同社では、赤城乳業が販売し、一時、商品供給が間に合わないほど人気だった「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」(現在は製造していません)の材料となったトウモロコシをフリーズドライしていました。
◎浦幌フリーズドライ
浦幌町宝生172 TEL015・576・6301
サンマルコ食品(本社・札幌、藤井幸一社長)は、今年で創業35周年を迎えました。
道内に札幌や浦幌、網走管内津別町、恵庭市の4カ所に工場があり、浦幌工場では、北海道産の素材で冷凍のコロッケや丸ごとイモを揚げ串に刺さっているポテトドッグ、いももちなどを、年間1500t前後製造しています。野菜、牛肉、男爵の各コロッケを中心に製造していて、工場長の才川正和さんは「使っているジャガイモは、男爵です。程よい甘味がありホクホクしていて、コロッケに向いています」と教えてくれました。イモの味がしっかりとしていて、家庭で手軽においしいコロッケが味わえます。管内のスーパーで購入できます。
◎サンマルコ食品浦幌工場
浦幌町帯富150 TEL015・579・7911
帯広と釧路の中間にあり、
ドライブの休憩、浦幌の特産品探しに便利なのが
「道の駅うらほろ」と「ザ・ベジタブルショップ21」。
ともに国道38号沿いにあります。
誌面に載り切らないほど、多彩な物があります。
立ち寄って浦幌の食を楽しんでみてください。
道の駅うらほろは、ドライブの休憩にピッタリです。地元農家が栽培している新鮮な野菜や農産物の加工品、浦幌の海で取れた魚介類の加工品、町内で作っているパンなど、多彩な商品が並んでいます。軽食もあり、浦幌の“おいしい”が詰まっています。
浦幌町北町16 TEL015・576・5678
営:9時~18時30分(12月~3月、9時~17時) 休:年末年始
16年前、町内の農家が共同で、観光案内所と農産物の直売所として開設しました。建物は地場の木材を使用。農家が旬の野菜を持ち寄り販売し、農家が作っている農産物の加工品などが並んでいます。国道のパーキングエリア横にあります。
浦幌町東山町24 TEL015・576・3515
営:9時~17時 休:冬期間
自治体に寄付することで応援する「ふるさと納税」。浦幌町にも全国から寄付が寄せられ、制度が始まった2008年度(9月~3月)に48件、125万6000円だったのが、13年度は4800件、2668万9852円まで増えました。浦幌町の場合、13年度の寄付は、町の基金に積み立てたり、「留真の里」の環境保全・景観維持、小・中学校の屋外遊具の整備、図書館図書購入などに充てられています。
浦幌町は、5000円以上の寄付には、記念品として町内で作られている魚介類の特産品セットなどを贈呈しています。サケのみそ漬けやサケとば、味付き煮ツブ貝、イクラのしょうゆ漬け、町のマスコットキャラクター「うらは」「ほろま」のグッズセットなど、5つのコースからどれか1つを選べます。
自分が貢献・応援したいと思う都道府県や市町村への寄付金のこと。個人が2000円を超える寄付を行ったときに、住民税と所得税から一定の控除を受けることができる制度です。「ふるさと」には定義はなく、自分の出身地以外でも可能です。さらに、各自治体は、寄付金の使い道を示していて、寄付する人がどのメニューに使ってほしいか指定できます。自治体によっては、寄付に対し記念品などを贈っているところもあります。
寄付金は、浦幌町の場合、振込み手数料などの負担が発生しない、郵便局での払い込みやインターネットからクレジットカードで払い込むことができます。また、希望の納付方法により払い込むこともできます(発生する手数料などは、納付する人の負担)。
詳しくは、寄付する各自治体に問い合わせてください。
この本の内容はフリーマガジンChai2013年4月号掲載時のものです。営業時間や価格、消費税等は変更になっている場合がありますのでご了承ください。
●十勝のニュースは
十勝毎日新聞電子版
http://kachimai.jp/
●フリーマガジン
十勝の生活応援マガジンChai
https://ja-jp.facebook.com/chaimagazine
●企画制作
CMC,INC.
http://www.tokachi.co.jp/info/cmc.php
2014年9月23日 発行 初版
bb_B_00126664
bcck: http://bccks.jp/bcck/00126664/info
user: http://bccks.jp/user/127278
format:#002t
Powered by BCCKS
株式会社BCCKS
〒141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
contact@bccks.jp
http://bccks.jp
北海道・十勝(とかち)から地元ならではの情報を選りすぐってお届けします。