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この本はタチヨミ版です。
スピリチュアル新人類ともくんが誕生するまでの軌跡、すべてを綴った処女作“TOMOのはな”
今、混沌の悩める全国の人々へひとつの希望を届けるニュータイプ・スピリチュアリストが登場する―!
その名は“ともくん”彼があなたのこころだけへと届ける一輪のことだまの花束がきっとあなたをぬりかえてゆく―!まぼろしのノンフィクション自叙伝、解禁!だれもがしあわせになるためにうまれてきたのだから。
“あなたのすべてはやさしさなのです”
かならず刻は誰かのために流れながらー。一生分のやさしさを込めて、またそんなだれかのもとへ。
時間は命は尽きることもなく、終わることもなく咲く花のように。
つきの明かりにあなたは優しい。指先が心をノックしたとき旅ははじまってる。僕らはきっと
もっとすごい存在になれる。きっともっと美しい人間になれる。もっともっともっともっと……。
永遠を乗り越え、旅にでるよ。明日に命はかならず巡る。あなたのために明日は昇る。
その日々(未来永劫)のためにまた僕たち私たちは、生まれ変わってゆくー!
またあるきだすんだ。明日はもっと良いことが待っている。愛を表現しに、愛を繋げるために、
僕たちは自我を貰ってきた。いいかい?この孤独の最果ても。
それだけでよかやん。なにも持っていなくても、
お母さんがわたしを求めてくれたとき、わたしはひとりぼっちじゃないんだな。と骨の髄まで
温かい気持ちになれたの。恥ずかしながらもだれでもそういう経験ってないかな?と思うのです。
どこかのだれかのもとへ。強烈に愛された記憶がー。
~自叙伝*スピリチュアル新人類ともくんが生まれてここに至るまでのあゆみ~
xxxx年。宮崎県児湯郡高鍋町にそのいのちは降りてきました―。
その少年の名前は「ともくん」とてもたくさんの友人たちに恵まれ、両親にも愛されて
それは幸せに幼少期を過ごしていたのでした。
周囲の目は一切気にせず、率直に疑問を持ち自分を表現することの出来る素直な少年だったと
人は言います。少年は健やかに成長していきました。
たくさんの人々の愛情に包まれながら、すくすくと―
ある日、少年ともくんはとても素晴らしい夢を見ます。
計り知れないほどの巨大な無限の黄金回廊ともいえるゴールドのエレベーターに
幼い自分が乗っているのです。「なんなんだろう?これ」
不思議な感覚に包まれながら、少年はふと横を見ると、
おどろくことに横には大人ほどの背丈の仏像が穏やかにともくんの手を握っているではありませんか。
仏像も金色。もう眼がつぶれてしまいそうになるほどに輝かしく
そしておだやかに、ある意味少年を哀れんでいるかのようなまなざしで
何かを無言のうちに語りかけているようでした。
仏像と共にエレベーターに乗ってどこかへ運ばれてゆく夢―
それが実家のおばあちゃん家に繋がっているという驚きの展開。
その家のいつもよく見える窓ごしから、石の仏像が道沿いをがたごと音を立てて
歩いているではありませんか。彼と眼が合ってしまい、ともくん少年は「あっ!“おおかみさま”だ!」
とつよく言い放って、その現実より色濃い、大人になってもそれだけは今もありありと
脳裏に焼きつく夢を覚えていたのでした―。
おおかみさまって、いったい誰のことなんだろう?狼だったりして。あはは
さすがに5歳児の語領ではそれくらいのことしかわかりません。
推察が出来ないのです。それが狼様ではなくもしかすると、“大神様”だったのでは―。
体内記憶、生まれる前の記憶を語る子供たちも、しきりに大仏を見たとか
光を見たとか滑り台に乗って地球にやってきたとか、そういう話をたくさんするといいます。
少年が青年になり、仕事をはじめて、その夢だけはその青年が成長することと関係なく
いつでも脳裏に再現されてゆく。「いったいなんだったんだろうな。あの夢。何だよ。おおかみさまって」
少年がすこしづつ数奇な人生をくぐりぬけてゆく、その夢は前触れでした。
めざめの子
その時期ともくんのお母さんは元気に働いていました。
お母さんが体調を崩しどの病院へ行っても直らなかった頃のことです。
知り合いのおばちゃんが今で言う“スピリチュアルな世界に開けた人”だったのです
彼女は小さかったともくんとお母さんにいつも楽しそうに眼をキラキラさせながら自分の実体験と
死んだらどうなる、眼に見えないことにもとても大切な意味があるなど
思い出に残るいろいろな話を優しくゲンキいっぱいに屈託もない人柄で
それはそれはたくさん教えてくれました。
その彼女が、お母さんを心配してなんども家をおとづれていたときのこと
いまほど“スピリチュアル”だなんて言葉が一般的ではなく、
眼に見えない世界のことなど一切興味が無かったお母さんは最初は半信半疑だったそうなのですが
その夜お母さんの夢に、ある人物が現れたのでした。
小さなともくんと追いかけっこをしていたお母さん。ともくんを必死に追いかけて公園を走っていると
不思議なトンネルの中に入ってゆくではありませんか。
あれ?どうしたことだろう。
驚くと、そこはもう屋根裏部屋。そこには驚くことに紫色の着物を来た女性が二人。
一人の顔には髪の毛が島か県のような不思議な形になって頬に当たっていたことが印象的でした。
彼女たちが「私たちは、あなたの先祖です。8月8日は何の日か知っていますか?」
そうやってともくんのおかあさんにたずねました。
お母さんはそれに答えられません。翌日それがとても気になり
お母さんはともくんのためにもきっとこの病気にも意味があるのではないかと思い
おばちゃんの助言などを実践することにしました。
8月8日。それは天術家 天華ともの処女作“TOMOのはな”が出版された日。
この本のすべてのストーリーとなるとても数奇な日のことだったのかもしれません。
だれよりもたくさんの涙を流して、ともくんはなんども血の反吐を流してとにかく
それでもえがおで走ってきたのでした。
走る途中に石をなげつけられるようなこと、親しい人や友達、すべて信じていた人
家族のように信頼していた人の多くからとても地獄に突き落とされるような言葉を投げかけられたり
心をばらばらに傷つけられるような体験をたくさんしました。
行くところでは学校でも、仕事場でも、行きたかったところでも、一人で旅をしているときでも
人間って、残酷な生き物なんだな。
そうやって思わされてしまうような出来事が立て続けに起こったともくんの少年時代でした。
もともとともくんは、友達が本当にたくさんで、クラスのリーダーのような
明るい天真爛漫な個性的な子供でした。
面白い子がいる!とテレビ取材の対象になったり
数々の賞をとってこの子の好奇心と教養だからきっと大人になったら何かの秀才になるぞと
みんな期待していました。
きっとそういう子だったから、みんなイライラしたのでしょう。
後でであった日本で一番最高の能力者とともくんが尊敬して師匠と仰ぐ
お不動さん(※仮名です)曰く、そのとおりだったのだそうです。
何かの理由で、少年期の感受性の強さという時期もあったからでしょうか。
とんでもない悪霊にともくんは取り付かれて、少年期は仕事を転々としながら
不良まがいのような風袋の笑顔を一切見せない腕っ節だけの男になってしまいました。
自分が自分で無いような死んだような感覚。
それに迷いながら、本当に誰かに助けを求めて暴れまわって
裏切られ続けながら。
それを近しい身内はやはり仕方ないと思いますが理解できない人々もたまにいたりもしました。
中には想って言ってくれた台詞の中にも、ともくん自身の心をよりさらに迷わせることばもありました。
その点仕事ぶりは誠実でした。
寡黙だけど、いい子だね。なんてふうに多くの人から慕われた好青年という評価でした
でも彼は深刻なものをいつも持っていた。憑依された人間というのは
それは重度であるほど精神に異常をきたす人もいるのだそうです
周囲と取っ組み合いになったり、幻聴に悩まされたり
とんでもない人々にとんでもない目にあって
ついに精神そのものが完璧に崩壊してしまったのでした。
タチヨミ版はここまでとなります。
2015年1月21日 発行 初版
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新しいこころの時代を大開花させるスピリチュアル界の新人類