── 存在自体がミステリー
〈読み切り小説〉
古今東西にある駄作ミステリーをレビューした作品です。語り口調は、商業小説のあらすじなどに倣って、ものすごくお堅いものにしました。
推理小説というものは古今東西に数多くある。その中に名作はいくつあるだろうか。それは人によって違うだろうし、どれほど評価されている名作にも苦言を呈する人はいる。
しかし駄作に限っては、誰もが認めるゴミがある。
駄作はどこまで行っても駄作である。かばいようのない、蛇蝎のごとく嫌われるものである。
インクの無駄。資源の無駄。時間の無駄。果てにはその本が所有する空間のスペースさえも無駄である。どうしてこんなものに、編集者はゴーサインを出したのか。そう言いたくなる出版物に、私は何度も出会った。
きっと雷に感電するよりも確率は低いだろう。駄作の中の傑作と言っていいものに、私は七回も手を出してしまった。駄作の傑作とは矛盾しているが、意味は汲み取ってほしい。
こんなものに時間を費やした自分を呪ってしまった。私は、とんでもない不幸者だと。
そこで私は考えた。この不幸を、どうにか消化したいと。
さまざまなことを考えた末、これらの作品の批評を行おうと決めた。
なぜこんな結論に至ったかと言えば、これらのレビューをし、いかにダメな小説がこの世にあるかを知ってもらいたいからだ。あとは文を書くことでストレス発散になるというのもある。
みなさんにはぜひ、これから紹介する小説には絶対に触れないでいただきたい。それを教えるのが、私の不幸が報われる唯一の方法である。
最初に紹介する作品の舞台は、いわゆるベタな館モノだ。
最初は、主人公とヒロイン、そして友人二人と車でドライブしているところから始まる。
いろいろと話はあるが、ここは本編と関係がない若者の身内話が十ページほど続くので、カットして話を一気に進める。なんとその車は、ガードレールを突き破り崖に転落するのだ。
車は大破、なぜか運良く主人公とヒロインは生き残る。しかし友人二人は、話に花を添えるためそのまま御臨終となった。悲しみの言葉を掛け、泣くヒロインを抱えながら、主人公は助けを求める。
ちなみに友人はこれから先、話にも出てこない。友人二人に花を添えることもしない畜生どもは山の中を進む。
「車が地面に落ちた時に頭を打っちゃった」
といい必死に傷負いアピールをするヒロイン。解釈が正しければ、どうあがいても死ぬであろう状況を説明しながら話は進む。
やがて大きな家にたどり着く。そこには五人の老若男女がいた。状況を説明し、そこに泊まることになる。
オチを言ってしまえば、山野という男が犯人だ。
それを明かした上で、一連の殺人を説明する。
※サンプルはここまでです。続いてインタビューをご覧ください。
初瀬明生(はせ・あきお)と申します。現在いくつかの自作を電子書籍で公開しています。
今回はミステリーの批評ということで、ミステリーの代表作である以下の二作品を紹介します(リンク先はでんでんランディングページです)。
『赤の軌跡』 100円
http://haseakio.tumblr.com/
『寵愛の館 上巻』 0円
http://tyouaino.tumblr.com/
『寵愛の館 下巻』 200円
http://tyouainogekan.tumblr.com/
◆ブログ:『初瀬明生の創作部屋~Making Story~』
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世の中にある地雷をお知らせするべく筆を執りました。
それもあるのですが、出す作品全てが真面目君みたいなものが多かったため、たまには羽目を外したかったのが大きな理由です。
この作品に限ってはないです。
ミステリー好きな方にはぜひ読んでほしいです。
一、二週間くらい。
主にTwitterやブログです。あとはGoogle+でも宣伝しています。
誤字脱字です。一太郎を買ってからは八割ぐらいはつぶせていますが、物語の矛盾などは自分で見つけるしかありません。
米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さん。
五月までは忙しいのですが、それ以降に短編集を出す予定です。ミステリー、日常、ホラーとまんべんなく書くつもりです。ただ、自分が中心として書いていきたいのはミステリーです。
もちろんこんな作品は他では書いていません。他はきちんと小説と呼べる物です。興味がありましたら、前述した二つの作品、ならびに他の作品もぜひ読んでください。Kindleストアや楽天Koboならば、まずは無料サンプルをオススメします。
僕の作品に限らず、みなさん、もっと無料サンプルを活用しましょう。
日本独立作家同盟は、インディーズ出版分野で活動する会員相互の協力により、伝統的手法では出版困難な作品の企画・編集・制作支援などを通じて品質向上を図り、著者の育成と知名度向上・作品の頒布を促進し、読者と著者のコミュニケーションを活性化することで、多種多様な出版文化の振興に貢献します。
http://www.allianceindependentauthors.jp/
2015年4月27日 発行 初版
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