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この本はタチヨミ版です。
2016年9月14日~18日、オーストラリアの首都キャンベラで開催された第21回キャンベラ短編映画際に出席して来ました。
映画祭の責任者の方から、8月中旬、私が応募していたアニメーション作品がこの映画祭で上映されるという連絡をいただきました。
「自分の作品が、世界で初めて公開される現場に、是非とも立ち会わねば」
というわけで、その日のうちに航空券を予約し、上映会場近くのホテル探し。
日本での所用をばたばたと片付け、9月12日の夜、南半球に向かう機中の人となりました。
人生初のオーストラリア。
到着して最初の感想は、
「寒い!」
でした(笑)。
9月は、現地では「春」に当たるそうですが、天気予報によれば、連日、曇り、雨、強風。
予想気温は、最低で氷点下1度、最高17度…。
「これで『春』なのか~」
という感じでした。
そんな不思議な「春」空の下、5日間。
自分の作品も含め、今回の映画祭で選出・上映された他の作品も、全部観て来ました。
世界中の数ある映画祭の中で、同じ時期に同じ映画祭で上映される作品は、言ってみれば、「同期」みたいなものなので…。
見ごたえのある作品が沢山あり、こんな素敵な作品たちと一緒に自分の作品が上映されたことを誇りに思いました。
作品の応募準備の段階から、制作サイドの立場で現地の映画祭に参加するまでの所感を、つらつらと綴ってみました。
海外映画祭への参戦に興味のある方にとって、この旅の記録が、何らかのご参考になれば幸いです。
2016年10月吉日
タチヨミ版はここまでとなります。
2016年10月17日 発行 初版
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