わたしたちの地域辞典とは

かごしま文化情報センター(KCIC)では、2013年のオープン以降、KCIC WORKSHOPとして様々なワークショップを行ってきました。
2015年度からは、所外へ出かけてワークショップを行う「出張プログラム」がはじまり、多様な景観が広がる鹿児島市において、各地域の魅力を市民の参加者自身が発見し、アーカイブしていく「わたしたちの地域辞典をつくるワークショップ」に取り組みました。
参加者はまずエリア内をデジタルカメラを持って歩き、「この地域に独特だと思うものや風景」、「他の地域の人に紹介したいものや風景」、「面白いと感じたものや風景」を撮影します。撮影した写真には、それぞれタイトルを考えます。その後一人ずつ発見した風景とタイトルをスライドで投影し、皆で鑑賞します。
その後、参加者が作成した写真とタイトルを、辞典の様式に編集しました。

本書はそのうちの「松元・石谷編」を収録しています。
参加者は、地元の石谷小学校に通う小学生と、その保護者です。いつも通い慣れた通学路を、カメラを持って歩き、あたらしい視点で街を眺めました。