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jacket

ドラクエみたいな旅をしませんか?
それも、まず日本の中で、とても気軽に。

本書はドラクエ旅の手引き役である
“ゲストハウス”という日本各地の
新たなコミュニティ空間を
特色別に紹介しています。

本書との出逢いをきっかけに
誰かの新しい物語がはじまることを
心から願っています。

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ゲストハウス紹介本

dari著

FootPrints出版




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はじめに

「ゲストハウス」へ行ったことはありますか?
本書でご紹介するのは、長期滞在型のシェアハウスでもなく
結婚式が関連している方のゲストハウスでもありません。
近年国内で注目を集める新しい宿泊スタイルのことです。

広告会社でリアル働きマンをしていた24歳独身OLが
2010年12月25日にゲストハウスというものに偶然出逢い
その場で発生する非日常的で多様なコミュニティに惹かれ
興味が湧くままに平日仕事⇔週末ゲストハウス巡りを反復し
運営者の起業話に情熱を感じ、取材しWEBにまとめる内に
気付けば記事は50軒以上、そして人生観を再確認し退職。
そんな今28歳転職を控えた女が、ゲストハウスを知らず
毎日固定概念の中に生きた過去の自分に手紙を送る気持ちで
国内ゲストハウスを独断で厳選して一冊にまとめた本です。

身近にあるのにただ接触していなかったモノサシの平行線。
無数の平行線がゲストハウスという空間で交差することで
スピログラフのように美しい幾何学模様が瞬時に発生する。
そんな躍動感ある空間を自分以外の誰かも経験できたらと。
気軽で身近にあるのに、意外と知らない
そんなゲストハウスという世界へ、いざ。

本書を読んでほしい人

もし今のあなたが、下記いずれかに該当する場合は
ゲストハウスに大いにハマってしまう可能性があります。
何を隠そう、これは私や友人知人の体験談総集編なので。
さて、あなたはいくつ当てはまりますか?

○ 20代30代の独身会社員である
○ 平日は職場と家の往復、週末は家の中でゴロゴロしがち
○ 出逢いがない・コミュニティが狭くなった、と最近思う
○ どちらかと言えば、お酒・英語・人が好き
○ でも何か大きなアクションを起こすパワーや時間はない

都心に行くほど地域的な繋がりが希薄化している現代社会
世界と比較し働き過ぎと言われるほど勤勉な日本人ならば
複数当てはまる人も少なくないのではないでしょうか。

ちなみに私は、上記全て当てはまるタイミングで東京にて
ゲストハウスに初めて出逢いました。
ドンピシャ過ぎて「こんな場所が身近に存在したのか」と
衝撃と感銘を受けたあの日をきっかけに、今に至ります。

ゲストハウスとは

【概要】
海外では主流な「交流スペース付き共同宿」のこと。
海外のユースホステルやバックパッカー向け宿と類義語。
平均価格は素泊まり1泊2500円〜3500円と気軽な価格。
気ままな一人旅や、無計画を楽しむ少人数旅には最適です。

【ゲストハウスの主な特徴】
① 一泊一人から泊まれる
② 相部屋が存在する
③ 交流スペースが存在する
④ トイレとシャワールームと洗面所は基本的に共有

【ゲストハウスの醍醐味】
宿という空間を通じて国籍もキャリアも年齢も違う
多様な人達がフラットに交流を楽しめること。
そして、交流を通して地元密着の穴場情報を得て
より味わい豊かな旅が楽しめることです。もちろん
自身が受動的か能動的かで楽しみの濃さは異なります。




【最近の傾向】
本書定義のゲストハウスは現在国内に300〜400軒あり
毎月数軒ペースで新店舗が誕生する状態になっています。
多いエリアは京都・東京・沖縄・大阪・北海道などです。
地元でUターン開業する人や、惹かれた土地で開業する人。
一人もしくは夫婦で経営することも多く、友人と共にまたは
会社の一事業として経営するケースもあります。
宿機能を備え、国内外ともに遠方からの誘致が可能なため
近年では町おこしの拠点的役割としても注目されています。
また、飲食業を併設することで一般客層の来店機会を生み
より開かれた空間として運営する宿も増えてきています。

【ゲストハウスの有る無し】
無:タオル・パジャマ・浴衣・歯ブラシ・化粧水・乳液
有:ドライヤー・ハンガー・貴重品BOX・有料タオル
  シャンプー・リンス・ボディーソープ・我が家感
  「おかえりなさい」・「いってらっしゃい」
※ 上記は平均的な項目です。各宿により差があるため
  訪問前に必ずご自身で各宿サイトをご確認ください。




【ゲストハウスあるある用語】
・ドミトリー(略してドミ):相部屋のこと
・混合ドミ / MIX:男女混合の相部屋のこと
・女ドミ(ジョドミ)/ FD:女性専用の相部屋のこと
・男ドミ(ダンドミ)/ MD:男性専用の相部屋のこと

【本質を楽しむオススメの宿泊スタイル】
① 2泊2訪以上
② 夕食前にチェックイン
③ 海外へ旅に出る
経験上、本当に心和むには2晩2朝は欲しいと実感しました。
移り変わる宿泊者と、日ごとに異なる雰囲気も楽しめます。
とはいえ、まとまった休日はそう多くはないもの。
まず、飲食業併設のゲストハウスへ仕事帰り一杯飲みに。
宿泊は、週末の1泊からはじめてみてはいかがでしょうか。
オススメのチェックイン時間は、夕食前です。宿の受付で
美味しいお店を聴き、宿で食事仲間に出逢えたらラッキー。
次回は、2泊もしくは季節を変えて2回目の訪問をぜひ。
そして、国内に留まらず、繋がった縁のまま今度は海外にも。
未知の世界、そして新しい自分に出逢えるかもしれません。

本書の楽しみ方

本書はノートブックのように書き込み活用を推奨します。
この本を手に取って下さった方が、その足で非日常へ向かい
自身の人生を彩り豊かにする。そのための本なのですから。

今はまだ、本書に記載があるのは一個人の見解でしかなく
情報も印刷した時点までのものなのです。

まるで、京都の可愛くて美味しいカフェ情報が載った
小さなガイド本のように持ち運んでいただきたい。
そして、あなたが実際得たあなただけのとっておき情報を
あなたの手にした一冊に都度書き込んでやって下さい。

出逢った人の名前や特徴を忘れぬよう書き留めるも良し
教えてもらった美味しい飲食店名を書いておくのも良し。
図画工作が得意な人はペンや付箋で可愛く装飾するも良し
苦手なら出逢った人にメッセージを書いてもらうも良し。

本書をリュックの中に忍ばせ、相棒のように共に旅し
世界でひとつだけの一冊にぜひ仕上げてください。

日本のゲストハウス紹介

【諸注意】
(1)下記項目を満たすゲストハウスから厳選しています。
 ・実際宿泊して良かったor旅中に良い口コミを聴いた
 ・一泊5000円未満からの交流スペース付き共同宿
 ・通年180日以上運営(除外例:週末限定・季節運営)
 ・男性/女性どちらも利用可(除外例:女性限定)
 ・トリップアドバイザーの口コミで80%以上の高評価
 ※新店舗等で口コミ不足の場合、実体験や他情報を参照

(2)実際訪問時に宿運用が更新している場合があります。
  宿側が運営するサイトにて、ご予約前に必ずご自身で
  最新情報の確認をお願いいたします。

(3)一個人の見解で独断で選抜し目次のカテゴリー分けを
  しています。また人と人の交流を持つゲストハウスと
  いう場は、醸し出される味わいは日ごと変化があると考
  えられます。記載だけが全てではない旨ご留意ください。

(4)上記項目とカテゴリーに該当する宿から悩みに悩んで
  限りあるページ数の中で厳選させていただいました。
  日本には他にも魅力的なゲストハウスが数多く存在して
  いますこと、ぜひご留意していてください。

目次

  ① 人生初のゲストハウスへ行こうとする方に
  〜初心者も安心して利用できるハードもソフトも魅力的宿〜

  ② ゲストハウスらしい温もりに出逢いたい方に
  〜ハードに工夫が施されておりソフトはアットホームな宿〜

  ③ 青春のような交流や出逢いを楽しみたい方に
  〜ソフトに若々しさがあり活気の中で親睦が深まる宿〜

  ④ 第二の故郷を見つけたい方に
  〜自然に囲まれのんびり過ごすソフトもハードも安らぐ宿〜

  ⑤ 日本伝統家屋や古民家の趣きを愛でたい方に
  〜ソフトの程好い距離とハード本来の良さを活かした宿〜

  ⑥ テーマ性のある非日常を味わいたい方に
  〜ハードの特色を作り上げたコンセプトが光る宿〜

  ⑦ ちょっと変わったモノが好き!そんな方に
  〜次元の異なる追随しがたい個性を確立した宿〜

  ※ 各カテゴリー内は、およそ北→南の順になっています。





①人生初のゲストハウス
へ行こうとする方に

初心者も安心して利用できる
ハードもソフトも魅力的宿

【東京/入谷】toco.

住所:東京都台東区下谷2-13-21
アクセス:上野から1駅、日比谷線「入谷駅」徒歩2分
宿泊費と設備:1泊2700円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:03-6458-1686
WEB:http://backpackersjapan.co.jp/
2010年10月OPEN。東京の下町「入谷」に在る有名店。
建物手前はBAR・奥は築90年の庭付き日本伝統家屋の宿。
BARは宿泊者以外の来客も歓迎で、毎夕賑わいを見せる。
運営陣の人柄も良く、初来店でも心配なく場に和める。
現代ゲストハウス文化火付け役と言っても過言ではない。
(写真提供:ゲストハウスtoco.)

【東京/蔵前】Nui.

住所:東京都台東区蔵前2-14-13
アクセス:都営浅草線/大江戸線「蔵前駅」徒歩5分
宿泊費と設備:1泊2700円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:03-6240-9854
WEB:http://backpackersjapan.co.jp/nui/
2012年9月OPEN。運営するのはBackpackers'Japan
の2号店。江戸時代から続くおもちゃ屋の倉庫を大改装。
1階は宿泊者以外も歓迎、日中はカフェ・夜はお酒と食事
も楽しめる。約1ヶ月先まで予約で埋まるほど人気な宿。
時々LIVEを開催するなど常に賑わいが絶えない有名店だ。
(写真提供:Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE)

【神奈川/箱根】HAKONE TENT

住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-257
アクセス:「強羅駅」から徒歩2分
宿泊費と設備:1泊3500円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:0460-83-8021
WEB:http://hakonetent.com/
2014年6月OPEN。温泉で有名な強羅エリアにあるBAR
併設の宿。シャワーが主流のゲストハウス業界には珍しく
なんと“温泉付ゲストハウス”という良いとこ取りを実現。
テントのように全ての人が安心して安らげ、箱根の旅の基地
となり、ドキドキのある場所に…そんな想いが込められる。
(写真提供:HAKONE TENT)

【長野/諏訪】マスヤゲストハウス

住所:長野県諏訪郡下諏訪町平沢町314
アクセス:JR「下諏訪駅」から徒歩6分
宿泊費と設備:1泊2900円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0266-55-4716
WEB:http://masuya-gh.com/
2014年8月OPEN。都内ゲストハウスにて修行を積んだ
若い女将が、地元で元旅館を改装し開業。女将の朗らかな
魅力と、Nui.を手掛けたことでも有名な空間デザイナーが
宿改装に全面的に関わっていることで、開業前から注目を
集めた。旅人と地域を繋ぐ交流の場として今後も期待大。
(写真提供:アズノタダフミ氏)

【広島/広島市】碌(roku)

住所:広島県広島市中区白島九軒町6-18
アクセス:JR「広島駅」徒歩20分/「白島駅」徒歩6分
宿泊費と設備:1泊2800円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:082-221-6789
WEB:http://roku-hostel.com/
2014年6月OPEN。広島駅から路面電車ですぐの好立地。
デザイン会社の女性オーナーが仲間と共に運営する宿。
レトロな一軒家全体が可愛らしくデザインされている。
コンセプトは“世界の旅と人を碌で繋ぐ”とし、地元民や
国内外からの旅人が交流できる拠点として賑わっている。
(写真提供:広島ゲストハウス碌(roku))

【山口/萩】ruco

住所:山口県萩市唐樋町92
アクセス:JR「東萩駅」徒歩17分。萩バスセンター近く
宿泊費と設備:1泊2800円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0838-21-7435
WEB:http://guesthouse-ruco.com/
2013年10月OPEN。山と海に囲まれた自然溢れる城下町。
幼馴染みの男性3名が地元にUターン。地元の魅力を発信
する拠点として、4階建ての元音楽専門学校を改装し開業。
1階は町の人にも開かれた空間になっており、さらに内装は
萩焼など地の物を多く用い、人も文化も交差する場を成す。
(写真提供:ゲストハウスruco)





②ゲストハウスらしい
温もりに出逢いたい方に

ハードに工夫が施されており
ソフトはアットホームな宿

【北海道/札幌】
JIMMYZ BACKPACKERS

住所:北海道札幌市中央区南5条東3丁目2-1
アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」から徒歩5分
宿泊費と設備:1泊2950円(混合ドミ/女ドミ)
電話番号:011-206-8632
WEB:http://www.jimmyzbp.com/
2009年11月OPEN。札幌中心街へ徒歩圏内の便利な立地。
古民家を改装し、建物が持つ和の味わいを一部残したまま
海外アートをさりげなく飾るという、スマートなデザイン。
オーナーは毎年バックパックで海外へ出掛けるほど旅好き。
(写真提供:JIMMYZ BACKPACKERS)

【北海道/札幌】
TIME PEACE APARTMENT

住所:北海道札幌市中央区南8条西1丁目13-92
アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」から徒歩5分
宿泊費と設備:1泊3000円(混合ドミ/女ドミ)
電話番号:011-788-3928
WEB:http://tpa.spirallife.jp
2008年9月にOPEN。築40年の一軒家を改装した宿。
リビングには木目の大きな机を囲む、彩り可愛い椅子達。
オーナーは札幌中心街で姉妹店WORLD BOOK CAFEも
営み、宿にて自家焙煎した珈琲の提供等、新たな試みを実施。
(写真提供:TIME PEACE APARTMENT)

【東京/浅草】レトロメトロ

住所:東京都台東区西浅草2-19-1
アクセス:地下鉄銀座線「田原町駅」から徒歩7分
宿泊費と設備:1泊2600円〜(混合ドミ/女ドミ)
電話番号:03-6322-7447
WEB:http://retrometrobackpackers.com/
2012年3月OPEN。浅草西側「かっぱ橋道具店街」と
呼ばれる日本を代表する飲食関連の問屋街近くにある宿。
コンセプト"暮らすように旅する"。魅力的なゆるさを持つ
旅好き女性オーナーが運営。リビングの壁面は曲線を描き
まるで洞窟のように包み込む温かさを演出している。
(写真提供:小暮和之氏)

【長野/善光寺前】
1166バックパッカーズ

住所:長野県長野市西町1048
アクセス:JR「長野駅」から徒歩18分
宿泊費と設備:1泊2600円~(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:026-217-2816
WEB:http://www.1166bp.com
2010年の10月OPEN。長野の観光名所である善光寺近く
女性オーナーが経営する古民家を改装したゲストハウス。
善光寺周辺は温故知新の注目スポットが多数誕生しており
この宿は、町の情報豊富でアンテナ的役割を担っている。
(写真提供:飯室織絵氏)

【石川/金沢】Pongyi(ポンギー)

住所:石川県金沢市六枚町2-22
アクセス:JR「金沢駅」から徒歩5分
宿泊費と設備:1泊2700円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:076-225-7369
WEB:http://pongyi.com/
2009年6月OPEN。築100年の呉服屋を改装した。
21世紀美術館や兼六園など金沢観光スポットにも便利な
鞍月用水添いにある情緒溢れるゲストハウス。オーナーは
ミャンマーでお坊さん経験があり、スタッフ共に温かな人柄
を反映する宿の穏やかさに魅了され、再訪問する人も多い。
(写真提供:金沢ゲストハウスPongyi)

【神奈川/鎌倉】鎌倉ゲストハウス

住所:神奈川県鎌倉市常盤273-3
アクセス:鎌倉駅からバス停「梶原口」で下車、徒歩1分
宿泊費と設備:1泊3000円(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:0467-67-6078
WEB:http://www.kamakura-guesthouse.com/
2010年OPEN。宮大工が手掛けた日本家屋で、元料亭。
旅好きご夫婦が運営。大黒柱が10本あるという珍しい造り。
柱は全て天然の秋田杉。冬はリビングの囲炉裏を灯し、自由
にゲストも使用でき、皆で円になり賑わう。料理好き店主が
本格的BARも併設、手作りにこだわる魅力的ラインナップ。
(写真提供:鎌倉ゲストハウス)

【兵庫/姫路】Himeji 588(ガハハ)

住所:兵庫県姫路市本町68番地本町商店街内
アクセス:JR「姫路駅」から徒歩8分
宿泊費と設備:1泊2700円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:070-5665-5888
WEB:http://himeji588.com/
2011年11月OPEN。築65年の定食屋さんを改装。
姫路城近くの商店街の中に位置するゲストハウス。
旅人と町人の交流を目指し、ハツラツとした名物女将が
旗振り役となり、誰でも参加できる御飯会・楽しく学び
合えるワークショップを月1〜2回のペースで定期開催。
(写真提供:左・Himeji588/右・FootPrints_dari)

【香川/高松】ちょっとこま

住所:香川県高松市扇町3-7-5
アクセス:JR「昭和町駅」から徒歩3分
宿泊費と設備:1泊2500円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
予約:WEBサイトの『予約フォーム』にて
WEB:http://chottoco-ma.com/
2013年10月OPEN。高松駅から1駅の場所に位置する宿。
元板金屋を改装。気さくで朗らかなご夫婦が運営。直島へ
向かう高松港や、評判のうどん屋密集地帯に行くのも便利。
高松市営レンタサイクル24時間200円の利用がオススメ。
リビングには、カフェのような愛らしい小物達が飾られる。
(写真提供:ちょっとこま)





③青春のような交流や
出逢いを楽しみたい方に

ソフトに若々しさがあり
活気の中で親睦が深まる宿

【三重/伊勢】風見荘(かざみそう)

住所:三重県伊勢市吹上1丁目6-36
アクセス:近鉄/JR「伊勢市駅」から徒歩2分
宿泊費と設備:1泊2600円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0596-64-8565
WEB:http://ise-guesthouse.com/
2011年12月OPEN。築80年以上の歴史を持つ元旅館。
伊勢生まれ伊勢育ちのオーナーが妻と友人達と営んでいる。
伊勢神宮参拝をもっと気軽にと、JR・近鉄共に好アクセス
を探求、駅から徒歩2分+外宮まで徒歩5分の宿を実現した。
賑やかな出逢いやフランクな交流を求めるゲストに最適。
(写真提供:風見荘)

【兵庫/姫路】縁楽堂(えんがくどう)

住所:兵庫県姫路市柳町8-2
アクセス:JR山陽本線/山陽電鉄「姫路駅」から徒歩20分
宿泊費と設備:1泊2500円〜(混合ドミ/個室)
電話番号:090-9717-6763
WEB:http://www.engakudou.com/
2011年7月OPEN。世界遺産である姫路城に隣接する宿。
古くは足軽が住んでいたという由来ある古民家を改装した。
インドを旅するのが好きという逞しい男性オーナーが運営。
オーナーとスタッフの温かく気さくな対応から心打ち解け
家族のような団欒を味わえたと満足するゲストも多い。
(写真提供:縁楽堂)

【岡山/倉敷】有鄰庵(ゆうりんあん)

住所:岡山県倉敷市本町2-15
アクセス:JR「倉敷駅」南口から徒歩10分
宿泊費と設備:1泊3780円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:086-426-1180
WEB:http://www.u-rin.com/
2011年4月OPEN。美観地区という国指定重要伝統建築の
街並みの中心地に位置。街を庭のように遊べる贅沢な場所。
宿名を伝えると街の各店舗からおもてなしをされることも。
日中はカフェ営業で繁盛。全国から憧れ集まったスタッフ達
実は、音楽家・パティシエ等クリエイティブな経験者の集団。
(写真提供:有鄰庵)

【熊本/阿蘇】阿蘇び心(あそびごころ)

住所:熊本県阿蘇市黒川211
アクセス:JR「阿蘇駅」から徒歩15分
宿泊費と設備:1泊2000円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:0967-34-0315
WEB:http://www.aso.ne.jp/asobi-gokoro/
2012年3月OPEN。阿蘇山麓に位置する元民宿を改装。
親切なオーナーとスタッフの活き活きとした対応から
皆でアットホームな交流を楽しめたという喜びの声も多い。
阿蘇の地酒や焼酎などがワンコインで楽しめるのも魅力。
旅人と地元民が交流できるイベント等も開催している。
(写真提供:阿蘇び心)

【沖縄/本島】Life is a Journey

住所:沖縄県中頭郡読谷村長浜30
アクセス:那覇空港から車で1時間/路線バスで2時間
宿泊費と設備:1泊2000円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:098-921-6666
WEB:http://www.lifeisajourney.join-us.jp/
2006年1月OPEN。海徒歩20秒、オーシャンビューの宿。
日本屈指のシュノーケル&ダイビングポイント残波岬と
青の洞窟で有名な真栄田岬まで車で6分。アットホームな
オーナー達の人柄から、一人旅から子連れ家族まで高評価。
看板犬含め皆で家族のように楽しい思い出を作れる人気宿。
(写真提供:Life is a Journey)





④第二の故郷を
見つけたい方に

自然に囲まれのんびり過ごす
ソフトもハードも安らぐ宿

【北海道/富良野】
ゴリョウゲストハウス

住所:北海道富良野市上御料
アクセス:JR富良野駅からバスに乗り「御料9線」で下車
宿泊費と設備:1泊1800円〜(混合ドミ/女ドミ)
電話番号:0167-23-5139
WEB:http://www.goryo.info/guesthouse/
納屋を2008年にカフェ・母屋を2011年に宿として改装。
築80年の古民家。冬は純白の雪、夏は一面の緑に囲まれる。
カフェでは、旅好きオーナー夫婦が世界旅中に実際食べて
美味しいと納得した料理を、北海道の食材を使って再現。
(写真提供:ゴリョウゲストハウス)

【長野/小谷村】梢乃雪(こずえのゆき)

住所:長野県北安曇郡小谷村中土12965-1
アクセス:バス停「瑞穂」より徒歩8分(送迎相談可)
宿泊費と設備:1泊4600円〜(男ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:080-8019-4478(0261-85-1777)
WEB:http://kominkasaisei.net/
2011年4月OPEN。築150年の大自然に立つ伝統家屋。
田畑も持っており、農家民宿を目的に訪れる人も多い。
人懐こい看板犬コーギーがお出迎え。宿代には晩御飯と
翌朝食の食材費が含まれ、土地で採れた山菜等を用いて
宿全員で囲炉裏を囲んで食事を楽しむというスタイルだ。
(写真提供:梢乃雪)

【静岡/静岡市】野草や&風流

住所:静岡県静岡市葵区牧ヶ谷140-14
アクセス:JR「静岡駅」から車で15分(有料送迎あり)
宿泊費と設備:1泊2500円〜(混合ドミ/個室)
電話番号:054-659-0285
WEB:http://earthlife711.wix.com/yasouyafuryu
2011年7月OPEN。山に囲まれた緑豊かな場所にある宿。
居酒屋「野草や」とゲストハウス「風流」を夫婦で営む。
居酒屋では、こだわりの自然農野菜や天然の魚貝を用いた
美味しい料理、そして手作りのお酒なども楽しめる。
朝も夕も、自然の心地良い風がふわりと吹き込む和みの空間。
(写真提供:FootPrints_dari)

【岐阜/郡上八幡】まちやど

住所:岐阜県郡上市八幡町島谷674
アクセス:バス停「八幡日吉町」から徒歩5分
宿泊費と設備:1泊3000円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0575-67-9118
WEB:http://machiyado.info
2014年4月OPEN。青森出身の女性オーナーが、ふらりと
訪れた郡上八幡という土地に惹かれ、移住を決意。田舎の
良さをもっと身近に感じられる場所を郡上八幡に、と空家
だった町家を改修。「人と人が出会って集って笑うやど」
として交流型ゲストハウスを開業。第二の故郷を成している。
(写真提供:郡上八幡ゲストハウスまちやど)

【岐阜/飛騨高山】とまる

住所:岐阜県高山市花里町6丁目5番
アクセス:JR「高山駅」から徒歩2分
宿泊費と設備:1泊2800円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0577-62-9260
WEB:http://www.hidatakayama-guesthouse.com/
2011年8月OPEN。飛騨高山へ出向くに最適な駅近くの宿。
築75年の建物は大切に扱われ、ゲストから清潔感に対する
評価が高い。穏やかで優しいご夫婦が運営。上高地や白川郷
など観光地へのアクセスが良く、親身なオーナー夫婦からの
観光アドバイスも豊富。アットホームな温もりの宿だ。
(写真提供:ゲストハウスとまる)

【広島/広島市】
88(はちはち)ハウス広島

住所:広島県広島市東区馬木1-7-3
アクセス:JR「広島駅」から車で15分(送迎相談可)
宿泊費と設備:1泊2800円(混合ドミ/個室)
電話番号:050-3557-2988
WEB:http://88hiroshima.com/
2014年4月OPEN。元盆栽屋住居、築36年の平家を改装。
約600キロの米の収穫が可能な田んぼを持ち、季節により
ゲストも田植え体験などが可能。側には綺麗な小川も流れる。
「都市型農園生活」を実現しようとする新たなゲストハウス。
(写真提供:左・88ハウス広島/右・FootPrints_dari)





⑤日本伝統家屋や古民家
の趣きを愛でたい方に

ソフトの程好い距離と
ハード本来の良さを活かした宿

【神奈川/鎌倉】鎌倉ゲストハウス

住所:神奈川県鎌倉市常盤273-3
アクセス:鎌倉駅からバス停「梶原口」で下車、徒歩1分
宿泊費と設備:1泊3000円(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:0467-67-6078
WEB:http://www.kamakura-guesthouse.com/
2010年OPEN。宮大工が手掛けた日本家屋で、元料亭。
旅好きご夫婦が運営。大黒柱が10本あるという珍しい造り。
柱は全て天然の秋田杉。冬はリビングの囲炉裏を灯し、自由
にゲストも使用でき、皆で円になり賑わう。料理好き店主が
本格的BARも併設、手作りにこだわる魅力的ラインナップ。
(写真提供:鎌倉ゲストハウス)

【長野/須坂】蔵(KURA)

住所:長野県須坂市須坂39
アクセス:長野電鉄「須坂駅」から徒歩15分
宿泊費と設備:1泊3000円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:026-214-7945
WEB:http://www.ghkura.com/
2012年10月OPEN。日本の伝統的シルク製糸業が栄えた
蔵作りの町並みに在るゲストハウス。製糸家の家だった
築100年以上の日本家屋。女性オーナーが経営。アンティ
ーク家具、巨大な神棚や屏風など和の装いが見事に融合。
オーナーの母が営む隣接のカフェも違った味わいで必見。
(写真提供:左・ゲストハウス蔵/右・FootPrints_dari)

【奈良/奈良市】奈良バックパッカーズ

住所:奈良県奈良市油留木町31
アクセス:「近鉄奈良駅」から徒歩8分
宿泊費と設備:1泊2400円~(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:0742-22-4557
WEB:nara-backpackers.com/home.jp.html
2011年3月OPEN。世界遺産や国宝等が立ち並ぶ奈良公園
すぐ近く、茶道の先生が住んでいた築90年の良質な屋敷。
時々庭師に剪定を依頼するほどの緑豊かな庭を持つ。
縁側越しに中庭を望める部屋、暖炉のある部屋、茶室にも
宿泊可。日本人こそ宿泊し自国の文化の理解を深めたい。
(写真提供:奈良バックパッカーズ)

【京都/西陣】金魚家(きんぎょや)

住所:京都府京都市上京区歓喜町243
アクセス:バス停「乾隆校前」で下車し徒歩5分
宿泊費と設備:1泊2700円~(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:075-411-1128
WEB:http://kingyoya-kyoto.com/
2010年4月OPEN。京都の西陣にある町家を改装した宿。
昔は西陣織を営む民家だった。井戸や蔵も残る伝統的家屋
どこか懐かしい落ち着きの空間。追加料金で注文できる朝食
はぜひ御勧めしたい。京都北部で作る自家製米の炊きたて
御飯・味噌汁・魚など。郷土食材なども使用するこだわり。
(写真提供:金魚家)

【大阪/福島】由苑(ゆうえん)

住所:大阪府大阪市福島区福島2-9-23
アクセス:JR「大阪駅」徒歩15分/「福島駅」徒歩4分
宿泊費と設備:1泊2800円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:06-7503-4394
WEB:http://u-en.hostelosaka.com/
2013年12月OPEN。大阪で有名なゲストハウスが移転。
新たな場所は大阪駅から1駅、食通に愛される福島エリア。
元料亭を改装。今も1階は別会社が小料理屋を営んでおり
広々とした2階がゲストハウスとして運営されている。
内装は、日本らしさと現代アートが融合したデザインに。
(写真提供:ゲストハウス由苑)

【広島/尾道】あなごのねどこ

住所:広島県尾道市土堂2丁目4-9
アクセス:JR「尾道駅」南口から徒歩20分
宿泊費と設備:1泊2800円〜(混合ドミ/女ドミ/貸切可)
電話番号:0848-38-1005
WEB:http://anago.onomichisaisei.com/
2012年12月OPEN。海と山に挟まれた地形に、味のある
古民家が点在する不思議な土地 尾道の代表的な宿。
商店街に面し、非常に長い奥行きを持つウナギの寝床型。
デザインは昭和レトロな味わい。カフェも併設している。
NPO法人「尾道空き家再生プロジェクト」の新事業。
(写真提供:左・あなごのねどこ/右・FootPrints_dari)





⑥テーマ性のある非日常
を味わいたい方に

ハードの特色を作り上げた
コンセプトが光る宿

【東京/浅草】Khaosan Tokyo Kabuki

住所:東京都台東区浅草1-17-2
アクセス:銀座線「浅草駅」から徒歩1分
宿泊費と設備:1泊3400円~(混合ドミ/個室)
電話番号:03-5830-3673
WEB:http://www.khaosan-tokyo.com/ja/kabuki/
2010年12月OPEN。テーマは「KABUKI(歌舞伎)」
浅草雷門から徒歩1分の場所に位置する、JAPANらしさ
を最大限に表現した歌舞伎デザインのゲストハウス。
珍しいことに、シャワー・洗面・トイレは全室完備で
個室も充実。総合評価が高く、海外ゲストの人気も高い。
(写真提供:Khaosan Tokyo Kabuki)

【神奈川/鎌倉】亀時間(かめじかん)

住所:神奈川県鎌倉市材木座3-17-21
アクセス:JR「鎌倉駅」徒歩20分/バス停「九品寺」すぐ
宿泊費と設備:1泊3200円~(混合ドミ/個室)
電話番号:0467-25-1166
WEB:http://kamejikan.com
2011年4月OPEN。コンセプトは”鎌倉の暮らしを亀時間
で旅する宿”。宮大工が1年半かけ1人で仕上げた築88年
の建物を改装。緩やかな時間の大切さを思い出す空間にと
屋号の由来になったミヒャエル・エンデ著の童話「モモ」
に登場する亀がモチーフとなり宿内に点在。海まで徒歩3分。
(写真提供:FootPrints_dari)

【岡山/奉還町】KAMP(キャンプ)

住所:岡山県岡山市北区奉還町3-1-35
アクセス:JR岡山駅より徒歩5分
宿泊費と設備:1泊3000円〜(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:086-254-1611
WEB:http://kamp.jp/
2014年7月OPEN。テーマはその名の通り「キャンプ」
元整骨院の3階建てのビルを改装。離島アウトドアイベント
「牛窓ナチュラルキャンプ」の実行メンバーによる新企画。
今迄と今後の出逢いの拠点、岡山駅西側の魅力の発信地とし
CAMPのプロがKAMPを開始。BARラウンジも存在。
(写真提供:FootPrints_dari)

【高知/高知市】かつおゲストハウス

住所:高知県高知市比島町4-7-28
アクセス:JR「高知駅」から徒歩12分
宿泊費と設備:1泊2500円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:070-5352-1167
WEB:http://katuo-gh.com/
2012年4月OPEN。テーマはまさに「カツオ」
新鮮なカツオが有名な高知県に、カツオ尽しの宿が存在。
元雑誌編集者の天真爛漫とした素敵な女性オーナーが経営。
外観も内装も高知を彷彿とさせる物ばかり。土佐和紙など
材料にも抜け目が無い。風呂場に小さな坂本龍馬が佇む。
(写真提供:かつおゲストハウス)

【長崎/長崎市】かゞみや

住所:長崎市本河内1丁目12-9
アクセス:路面電車「蛍茶屋電停」から徒歩5分
宿泊費と設備:2300円〜(混合ドミ/個室)
電話番号:095-895-8250
WEB:http://n-kagamiya.com/
2010年3月OPEN。テーマは「アンティークキモノ」
住宅地奥にある神社の鳥居をくぐると、姿を現す古民家の宿。
アンティーク着物のレンタル&着付けを別途有料で依頼可。
宿全体は、和をベースに洋が鏤められた長崎らしい装い。
アットホームで心配りの上手な夫婦が営む。女将が着物好き。
(写真提供:長崎かゞみや)





⑦ちょっと変わったモノ
が好き!そんな方に

次元の異なる追随しがたい
個性を確立した宿

【北海道/札幌】縁家(えにしや)

住所:北海道札幌市中央区南8条西8丁目515
   南八条アーバンライフ201
アクセス:地下鉄「中島公園駅」から徒歩7分
宿泊費と設備:1泊3000円(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:011-531-4170
WEB:http://enishi8.web.fc2.com/
2009年4月OPEN。マンションを一部ぶち抜き2室を繋げ
それを正式な宿として運営しているという異例中の異例さ。
以前住居としていた夫婦が改装し、後に現在の女性オーナー
が開業。一般マンション内のため、姉の家に遊びに来た感覚。
(写真提供:Kenji Hirao氏)

【和歌山/高野山】Kokuu(コクウ)

住所:和歌山県伊都郡高野町高野山49番地の43
アクセス:バス停「奥の院前」から徒歩3分
宿泊費と設備:1泊3500円〜(混合ドミ/個室)
電話番号:0736-26-7216
WEB:http://koyasanguesthouse.com/
伝統的世界遺産「高野山」に唯一存在するゲストハウス。
オーナーは地元の生まれで祖父・父・兄は真言宗の僧侶。
夫婦で宿を経営している。内装は白を基調に、細い柱が
林立しており、なんとも神秘的な空間となっている。
1200年前から続く祈りの聖地を体感できる珍しい宿。
(写真提供:Kokuu)

【岡山/奉還町】とりいくぐる

住所:岡山県岡山市北区奉還町4丁目7-15
アクセス:JR「岡山駅」西口から徒歩13分
宿泊費と設備:1泊2800円(混合ドミ/女ドミ/個室)
電話番号:086-250-2629
WEB:http://toriikuguru.com/
2013年7月OPEN。岡山市奉還町商店街の奥「NAWATE」
という町の人達も集う拠点的複合施設の一部として存在。
古くはここで肉屋が営まれており、築60年以上経つ建物を
設計事務所がリノベーション。当時ともに建てた稲荷神社
の赤い鳥居は今も残り、宿名通り鳥居を潜って宿に入る。
(写真提供:とりいくぐる)

【鳥取/東郷池近く】たみ

住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町中興寺340-1
アクセス:JR「松崎駅」から徒歩3分
宿泊費と設備:1泊2800円(女ドミ/男ドミ)
電話番号:0858-41-2026
WEB:http://www.tamitottori.com/
2012年10月OPEN。広大な東郷湖の近く。元旅館を改装。
ゲストハウス・シェアハウス・カフェの3軸複合型の運営。
注目すべきは"館内撮影禁止"という点。現地で自ら体感し
心に刻む記憶を大切にしてほしいという想いが込められる。
周囲に点在する東郷温泉も御勧め。白い秋田犬にも注目。
(写真提供:たみ)

【香川/善通寺近く】風のくぐる

住所:香川県善通寺市上吉田町306-1
アクセス:JR「善通寺」駅から徒歩13分
宿泊費と設備:1泊2900円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:0877‐63-6110
WEB:http://kuguru.net/
2012年12月OPEN。弘法大師「空海」が誕生した善通寺
お遍路道沿いのゲストハウス。建築時点から家族の自宅兼
ゲストハウスを目的とし建設。アトリエSORA井内清志氏
によるデザイン。なんと窓は全54カ所。まさに風のくぐる
心地良い空間。お遍路さんのために洗濯機と乾燥機は無料。
(写真提供:風のくぐる)

【香川/直島】Bamboo Village

住所:香川県香川郡直島町本村3299-2
アクセス:宮ノ浦港からバス停「役場前駅」下車徒歩4分
宿泊費と設備:1泊4000円〜(女ドミ/男ドミ/個室)
電話番号:087-892-3739
WEB:http://www.bamboovillage37.com/
2012時5月OPEN。瀬戸内海に浮かぶアートな離島「直島」
その本村の町並みと瀬戸内海を見下ろせる高台に位置する。
アーティスト細見博子氏のガラスと錫で象る生き生きとした
作品、信楽焼作家YASUO氏の作品が点在。20種類以上の
フレーバーteaも取扱いアメニティ充実。初心者に推奨の宿。
(写真提供:FootPrints_dari)

ゲストハウスの歴史

2011年以降、軒並み宿数が増していくゲストハウス。
現代のゲストハウス文化の歴史を考察してみました。

終戦から19年が経ち、1964年日本人の海外渡航自由化が
執り行われました。(2014年今年でちょうど50周年です)
渡航自由化とは、留学等の勉学や商業目的ではなく「観光」
を目的としたパスポートの発行が可能になったということ。
ただ、当初は外貨持ち出し制限などの条件付き自由化かつ
旅費自体は高額。利用者は一部の富裕層に留まりました。

実はこの頃、すでに欧米諸国では、旅費を賢く抑えて旅する
「バックパッカー」という旅装が若者に流行していました。
とはいえ、訪日外客数つまりインバウンドは100万人未満。
日本人が海外へ出掛ける機会も、国内で海外からの旅行者に
出会う機会も、一般的にはあまりなかったと考えられます。

その後1970年代になると、飛行機の大型化や円高による
旅費の低下が進み、日本人出国数が飛躍的に向上しました。
1990年代には出国数1000万人を越え、40年前と比較し
約1000倍に。この頃になると日本の若者もバックパッカー
という旅装で海外へ出掛けるようになっていました。




2000年初めて出国数1700万人を超え、過去最高を記録。
中でも20代出国者が最多、全体の約4分の1を占めました。
海外で経験した開放的な多文化るつぼに心惹かれた一部の
若者が、日本では多文化を受け入れる場が少ないと気付き
ゲストハウス開業という発想に至ったのではと推測します。
実際、以下のような流れを現在30代40代オーナー陣から
教えていただくことが一番多かったと記憶しています。
2000年頃の大学時代に海外バックパック旅を経験→帰国後
就活→一般企業へ就職→3〜4年後に人生観を再確認し退職
→2008年前後に物件探しなど準備段階→2009年前後開業。

2010年代になると、ここまで順調な成長を見せていた
アウトバウンドも頭打ちの数値が並ぶようになります。
物珍しさの薄れ、経済状況、自由・安定志向による低収入化
これらにより若者の海外出国数は、以前の約半数まで激減。
この頃からゲストハウス開業要因が「海外経験を自身で再現」
という思考とはまた別の傾向を見せ始めます。
それは以下の、モチベーションを生んだ要因と実現手段の
登場が、強いトリガーとなったと考えられます。
要因:2008年リーマン・ショック/2011年東日本大震災
手段:2009年以降TwitterとFacebookの国内普及




リーマン・ショックの影響によるリストラや直前の内定取消
東日本大震災により再確認する当たり前だった日常の尊さ。
突きつけられた「明日我が身に何が起きてもおかしくない」
という感覚から「ならば今をどう生きるべきか」への転換が
個々人の中でじわじわと行われていったように感じます。
そして、時期を同じくして、TwitterやFacebookなどの
ソーシャルメディアが国内で普及し、個人間の情報交流が
より一層可視化されやすい環境がやってきました。

SNSが、一人一人の想いを繋ぎ連携させ実現に導くための
強力なツールとなり、その動きの中でゲストハウス運営が
各自の想い描く暮らしを形作るのに適した1つの生業として
着目されるようになっていったのではないかと考えます。
移動費が要らず多彩な出逢いを日々迎えられる・ゲストと
フラットに近い関係を築きやすい・暮らしに寄り添うため
ある一定の運営イメージが湧きやすい・個人開業しやすい
これらゲストハウスの特徴が合致したのではと思います。

そして2012年。LCC元年と呼ばれるほど、格安航空会社
が増え、個人が気軽に旅行しやすい環境となりました。
出国数は最高記録2000年と比較すると、まだ半減のまま




ですが、興味深いことに「バックパック」というワードは
日本の環境変化が大きかった2008年頃からネット検索率が
右肩上がりとなり、2012年以降さらに顕著な上昇を見せ
続けています。今後、個人旅ニーズ向上や、国内・国外の
旅行者数の伸び率改善が少しは期待出来るかもしれません。

現在、国内ゲストハウス軒数及び新規宿泊者数は増加傾向。
国内経験をきっかけに開業を決意する人も増えてきました。
これにより宿泊施設としての機能性が求められるだけでなく
差別化が必要となり、各宿の特色が一層強まっています。
① 建築や空間デザインの重視
② 地域の魅力を発信する拠点的役割
③ カフェやBARなど飲食業の併設
以上のように、開かれた空間かつ一般的に日常利用される
機能との組合せは来店ハードルが下がり来店機会が増すため
ゲストハウスを知らない人達に雰囲気を体感してもらう
最初のきっかけとして非常に有効だと考えられます。

現代のゲストハウス文化は「海外経験の自己再現」から
「国内経験の自己再現」へと良い意味で国内自給率が上がり
魅力的な日本らしい文化を新たに形成しているようです。


【参考文献】
・外務省 領事局旅券課 旅券統計
 「戦後の旅券発行数及び海外渡航者数」(2014年2月)
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000028034.pdf
・一般社団法人日本旅行業協会 旅行業界の現状と課題
 「海外旅行者数と訪日旅行者数の推移」(2013年4月)
 http://www.jata-net.or.jp/data/materials/pdf/
 ykwrtrkm.pdf#page=3
・日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数の推移」2011年迄
 http://www.jata-net.or.jp/data/inbound/01.html
・法務省入国管理局 平成12年日本人の出入国者統計
 「日本人出国者の年齢・男女別」(2001年3月)
 http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/
 press_010330-2_010330-2.html
・総務省 情報通信白書
 「ソーシャルメディア利用者数の推移」(2012年版)
 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/white
 paper/ja/h24/html/nc123220.html
・Googleトレンド ウェブ検索の人気度
 検索ワード:バックパック(日本語で検索)
 https://www.google.co.jp/trends/explore
・以下Wikipediaも仮説立ての段階で参考文献として閲覧
 検索ワード:海外旅行/バックパッカー/ユースホステル
 http://ja.wikipedia.org/wiki/

最後に

Q:ゲストハウスって何ですか?
A:ドラクエみたいなやつ

ゲストハウスが介する旅は、まるでRPGの冒険のようで
○ 「ひとり」からスタート
○ 出逢った人に話しかけると新しい情報が得れる
○ 旅を重ねると経験値が上がり成長する
○ 気付けば個性豊かなパーティ(仲間)が出来ている
スタートは1人でも、旅を重ねれば情報が増え、旅を重ね続
ければ仲間が増えパーティになる…日常のすぐ傍にあるのに
意外とまだご存知ない方も多い、この日本のゲストハウスと
いう新文化。ぜひあなたも本書をきっかけにまだ見ぬ土地と
まだ見ぬ人に出逢うために、ふらりと旅をしてみませんか?

最後までご一読くださり、本当にありがとうございました。
この本を、あなたらしい旅跡でいっぱいの一冊に
彩っていただけましたら幸いです。

最後になりましたが、本書制作にあたり協力をして下さった
ゲストハウス運営者の皆様、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!

ゲストハウス紹介本

2014年10月01日 発行 初版

著  者:dari
発  行:FootPrints

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〒141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
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http://bccks.jp

だり / 前田有佳利

ゲストハウス紹介サイトFootPrints。この書籍は、ライター駆け出し時に仕上げた初本です。駄文乱文ご容赦くださいませ。ゲストハウス紹介サイト『FootPrints』

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