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電子雑誌をつくろう! vol.2

勉強カフェ 電子雑誌制作委員会



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 目 次

はじめに

三浦半島 日帰り学習観光 七島志乃

異なる役割から見えるもの~NovelJam2018を振り返って~ 和良拓馬

勉強カフェで習ったこと 熊谷憲一

原則の源にあるもの―『七つの習慣』を読んで思うことー 末野美文

著者紹介

あとがき

はじめに

 この度は本誌を手に取って下さり、誠にありがとうございます。
 本誌は株式会社ブックマークスが運営する、勉強カフェ・横浜関内スタジオにて開催されたイベント「電子雑誌をつくろう!」内にて制作及び出版された一冊です。
 また、当イベントの理念及びレギュレーションをこちらに掲載致します。「自分も電子雑誌をつくってみよう!」というご参考、そして後押しになれば幸いです。

◆イベントの理念
 みんなで「電子雑誌」をつくって、新しいアウトプット&読書体験を楽しもう! 
 ブログやSNSの発達により、情報を発信することを「楽しい」と感じる人が増えています。また、「いつかは自分の文章・作品を本にしてみたい!」という憧れを抱いている人も少なくないのでは? 
 というわけで、皆様に新しい「出版」の場をご用意します。
 そう、「電子雑誌」をつくってみませんか? 
 みんなで原稿を持ち寄り、文章やレイアウトに手直しを加え、最後は自分のスマホや端末で読む。
 そんな新しいアウトプット&読書体験が楽しめるイベントです。

◆参加概要
・開催日:2018年2月25日 14時~17
・参加者の皆さまには、開催日までに1600文字以下(原稿用紙4枚以内)の原稿+400文字程度の自己紹介文を持ち寄っていただきます(※開催日前にワード形式でお送りいただけると、なお可です)。
・作品のジャンルは何でも構いません(小説、詩、ノンフィクション、エッセイ、評論、etc.)。また、マンガ、写真集を希望される方は事前にご相談ください(ページ数が分かるとより助かります)。ただし、残虐な描写、性的感情を刺激する行為の直接的表現、個人や組織に対する攻撃を記したものにつきましては、表現の修正および掲載の見送りを求める場合がございますので、予めご了承ください。
・今回のテーマは「習」です。「習」に関する記事をお送り下さい。
・掲載作品のすべての著作権は著者自身に帰属します。また掲載後にご自身の作品をどう扱うかについては、ご自身で決めていただいて構いません。
・本誌は0円で各種電子書籍ストア(Kindleストア、楽天Kobo、BOOK☆WALKERなど)にて配布する予定です。

三浦半島 日帰り学習観光

七島志乃

 京浜急行 上大岡駅2番線 8時35分発 特急・三崎口行き。
 ホームには三浦半島の海をイメージしたという鮮やかなスカイブルーの車体が到着。
 水筒とリュックサックを手に、今回の小さな旅(学習観光)に使うのは『みさきまぐろきっぷ』3290円。券売機で<きっぷ>→<お得なきっぷ>で簡単に買えて、往復の電車賃+フリー区間バス+食事+お土産か体験が選べてコスパがよいと、年々人気が上昇している切符だ。
 いくつものトンネルを越え、津久井浜駅を過ぎると進行方向左手に東京湾が広がる。終点の三崎口駅には9時20分到着。
 駅でトイレを済ませ、駅前の観光案内所で今回の目的地のひとつ小網代こあじろの森周辺マップなどをいただいて①②番発のバスに乗車約5分。2つ目の停留所・引橋ひきばしで降りる。そこにある掲示板からおよそ5分。小網代の森、散策路入口到着。事前に「小網代の森へ遊びに行くよ!」(ほぼ日刊イトイ新聞ホームページより)で、この森について予習しておくのがポイントだ。そして40分程川沿いに整備された木道を歩きながら、目前の奇跡の自然と平和を味わい、出口付近の白髭しらひげ神社では『かんかん石』を叩き、音色に耳を澄ませる……が、ここで一つだけ注意が必要なのがバスの時間! 
 三崎港へ向かうには白髭神社から徒歩15分弱の所にあるバス停【シーボニア入口】11時1分発の城ケ島行きに乗りたいのだが、なにぶん1時間に1本。逃したらもう一回散策タイム? 
 さて、三崎港に到着したら、まずは早めの昼ご飯に。何処に行こうかと、大いに迷うが一軒をチョイス! 
 昼食を存分に堪能した後、食の神様・海南かいなん神社を参拝。樹齢800年のご神木の大銀杏を愛でつつ神社の由来に、ふむふむ。4月下旬の包丁奉納の儀式や7月の夏祭りも一見の価値がありそうだ。
 チャッキラコ三崎昭和館を見学した後、三富染物店までてくてく。鮮やかな大漁旗を見ながら、制作過程について店主にあれこれ聞いてみる。三崎下町は端から端まで10分程度なのに、色々見て周れて楽しい。
(※チャッキラコ……ユネスコ無形文化遺産で小正月の風習)
 今度は、染物店からほど近いバス停【北条】から1432分発の城ケ島行きに乗車。終点までたった10分程なのに、何だかとても遠くまで来たように感じる景色だ。
 岩礁地帯を散策後、京急ホテルで露天風呂に浸かる。プラス三百円でタオルセットを借りられるのも、平日特典の足袋ソックスプレゼントも嬉しい。フェイスタオル使用込み二百円で利用できる足湯もあるらしいので、ミシュラングリーンガイド・二つ星の城ケ島には今度は三崎口駅から2階建てのオープントップバスを使って来て、あらためてゆっくりと散策してみたい。
 城ケ島発・1652分の三崎口駅行きのバスに乗車(城ケ島大橋からは富士山が!)。あえて三つ目のバス停【城ケ島入口】で一旦降りて、三浦海岸行きのバス17時6分発に乗り換える。緑美しい畑・発電施設の風車・右手に続く海岸線……絶景を楽しみながら40分程バスに揺られ、三浦海岸駅前に到着。今日の学習観光は終了。
 上大岡駅着後、地下鉄ブルーラインに乗り換えて約10分で関内駅に到着。駅直結の勉強カフェに顔を出す。
「こんばんは。あっ新井さん! 今日、小網代の森っていうところに行ってきたんですよ……」

fin

※ご注意ください
 ここまですべて、検索等の情報(平成30年2月20日現在)から作った平日妄想プランです。
 まだ著者実行前の為、危険ですのでお出掛けはご遠慮ください(特に「スカイブルーの車体」こと特別特殊塗装列車の運行は正直、運です)。
 自己責任でお出掛けになる際は、最新の情報を入手し、思わぬハプニングも「話が違う!」も丸ごと学習、と笑ってお許しください。

◆参考

・三浦市観光協会
http://www.miura-info.ne.jp/

・三崎口駅前観光案内所
http://www.keikyu.co.jp/company/news/2015/20150709HP_15068KO.html

・京浜急行電鉄株式会社
http://www.keikyu.co.jp/index.html

・城ケ島京急ホテル
https://www.misakikanko.co.jp/jyogashima/

・公共財団法人 かながわトラストみどり財団
http://www.ktm.or.jp/contents/gaiyo/index.html

・小網代の森へ遊びに行くよ
https://www.1101.com/pl/koajiro/

異なる役割から見えるもの
~NovelJam2018を振り返って~

和良拓馬

 2月10日から12日まで開催された「2泊3日の合宿形式で小説を書き上げるイベント」ことNovelJamに、僕は編集者として参加しました。そもそもNovelJamとは、「著者」「編集者」「デザイナー」がリアルに集まり、その場でチームを組み、短時間で小説及び電子書籍を制作するというイベントです。文系版ハッカソンと言えば、理系の方もイメージしやすいでしょう。ジャズのセッションのように、そのとき、その場で互いに刺激を与えていきながら、物語が生み出されていく。イベントの魅力を表すならば、この一言に尽きます。

 僕は前回、著者として参加しましたが、今年は編集者で応募しました。つまり、役割を変えて参加したのです。昨年電子雑誌の編集長としてデビューしたことから、この「編集」という役割をどんどん伸ばしていきたいと考えていました。編集者としての経験は少なくても、思い切ってやってみよう! 新しいことをやってみよう! という経緯です。
 お陰様で、無事に3日間を終え2冊の本を出版しただけでなく、賞もいただく運びとなりました。ぜひともご一読頂ければ幸いです。

◆花嫁拉致して、私は一体どこいくの? 平成ジャンプなロードノベル
藤崎いちか著『平成最後の逃避行』
https://bccks.jp/bcck/153415

◇まだ誰も読んだことがない怪獣×青春の、新感覚ポリティカルSFラブコメディ!?
腐ってもみかん著『怪獣アドレッセント』
https://bccks.jp/bcck/153416

☆NovelJam2018 Eチーム公式ホームページ
https://uwabamic.wixsite.com/nj2018-team-e

 さて、結論から言うと、僕は編集役として参加したことで、普段では得られないものを多数得たと感じています。著者はどのような思考で物語を組み立て、アウトプットしているのか。このプロセスを間近で見れたことは、とても大きな刺激となりました。
 自分の執筆スタイルと、他者の執筆スタイルは違う。そんなことを言ったら、当たり前でしょ? と笑われてしまうかもしれません。でも、他人の作品を読むだけでは、アウトプットのスタイルを理解することは極めて難しいです。目の前で、かつリアルタイムで触れる。これこそが、自分と他者の執筆スタイルを理解する近道だと感じました。
 故に、今自分のスタイルに悩んでいる方、あるいは新しいスタイルを構築したい方は、次回のNovelJamでぜひ「自分が意識している役割とは異なるもの」で応募してみましょう。ポジションをコンバートし、見える景色を変えることで、新たな気づきは得られるのです。それは一つの賞や一冊の売り上げと同じくらい、いや、それ以上に尊い財産になるでしょう。

 ……えっ、僕の次回大会ですか? いやはや、参りました。「編集としてのスキル」が少しでも増えれば良いなと思っていたのですが、大会が終わったら頭が空っぽになっていました。そんな厳しさもまた、NovelJamの面白さであり楽しさであるということで……。

勉強カフェで習ったこと

熊谷憲一

 自分の生まれて初めての習い事と言ったら CMでもおなじみの〝公文いくもん♪〟 の公文でした。
 現在は色々あると思いますが、当時は算数、国語、英語を教えてくれる教室だったと思います。
 僕には3歳上の姉がいるのですが、小学校低学年のときに二人して親に連れられ、初めて見た習い事に興味を持ち、自分でも習いたいといって、そのまま習い始めたようで、6年生まで通っていたと思います。
 そこで算数と国語を習っていたおかげで、そのまま得意科目となり、中学生の時には、国語の県下一斉テストで好成績を残しました。また、高校進学の時には、最も得意となっていた算数のおかげで、理数系にしました。
 ここまでが、初めての習い事に関する思い出です。

◆ ◆ ◆

 〝 習 〟というテーマなのでこの言葉をGoogleで検索してみると、こんな意味が表示されました。
〝くりかえしまねをして身につける。ならう。なれる。〟 つまり熟語で表わすと、練習、復習、予習などが該当し、勉強に通じる印象を受けました。

◆ ◆ ◆

 先程の僕の初めての習い事に戻りますが、思い返してみれば、姉がやっていたことへの興味や自分もやってみたいという新しいことへの挑戦がきっかけとなり、他の人達の行動を真似していたのだと思います。
「1たす1は2」「3×1=3(さんいちはさん)」など、小学校の教室で皆で先生から習った計算や日本語などは、すぐに答えられます。
 これらの経験より習うとは、新しいことへの興味により他の人や物事を真似することなのだと納得しました。
 大人になった自分が幼いころのように、何事にも興味を持って習いごとに取り組む。
 これは理想で、「僕はいつだって新しいことに全力で取り組みます」と言葉では出てくるのですが実際の行動が追い付いてきません(若いころのようには、勢い良く動かないなぁ~)。
 成功を求め、失敗を恐れ、酷いストレスが無いようにという思いが先行した日々を過ごしています。
 こんな思考で暮らしていると、新しい体験に興味を覚えること、言い換えればドキドキやワクワクが減ってきていると自然に思えてしまう自分がいます(老けてしまったなぁ~)。
 そんな中2017年3月に、ふと新しい資格を取得したくなり、自習室的なものをネットで探していました。
 そうしたら、〝勉強カフェ〟がヒットしたのです。
 最初はインターネットカフェの延長にあるもので、皆黙々と自習に取り組んでいるのだろう。と内心で思っていたのですが、違っていました。
 店内に入るとフリースペースでは、楽しげな会話があふれ、見回したイベントルームでは、毎日何かしらの会が催されていたのです。でもイベントルームの外から眺めている時は、そのグループは知り合い同士でイベントをしているのだと思っていました。でも、実際にホームページの説明や受付の方に話を聞くと、それが間違いだったと気づかされました。
「イベントは会員さんが開かれていて、どなたでも参加できます」。
 この一言で自分も参加できるんだと安心でき、参加を決めました。
 それからは毎月イベントに参加するようになり、それまで知らなかった人たちと出会う機会が増えました。その方たちの趣味を知り、様々な体験をし、トークの引出しも増え、ビジネススキルも増えました。
 僕の人生は一気に広がり、社会人になってから初めて成長を実感できました。

 最後に勉強カフェの料理系イベントで作ったホットケーキアートの写真をお見せします。初めて挑戦したのですが、思ったより上手く出来ていました。
 是非、皆さんも勉強カフェで新しい体験を一緒に味わってみませんか?


原則の源にあるもの
―『七つの習慣』を読んで思うことー

末野美文

『七つの習慣』という本をご存じだろうか。米国で1989年に日本では1996年に発行されたビジネス書・自己啓発書である。2010年時点で、全世界で2000万部、日本でも130万部を売り上げた(Wikipedia 2018年2月22日閲覧)。
 では「七つの習慣」とは何か。具体的には次のようになる。

第一の習慣:主体性を発揮する
世界を自分が関心のない領域と関心のある領域に分け、関心のある領域を「関心の輪」、その中で自分の行動の影響が及ぶものを「影響の輪」と呼ぶ。主体的な人は「影響の輪」に集中し、自分の行動を変えることで自分の外にあるものを変えている。
「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」。

第二の習慣:目的を持って始める
ここでは「ミッション・ステートメント(個人的な憲法、または信条)」を書くことを紹介している。ミッション・ステートメントとは、その人の行動を方向づけ、判断の基準となるものを言う。

第三の習慣:重要事項を優先する
自分の行動を4つの領域に分け、どこに一番時間を費やしているかを自覚する。4つの領域とは「第一領域:緊急で重要であるもの」「第二領域:緊急でないが重要なもの」「第三領域:緊急だが重要でないもの」「第四領域:緊急でなく重要でないもの」の4つである。

第四の習慣:Win-Winを考える
ここでは人間関係を6つのパラダイムに分けている。
「Win-Win」
「Win-Lose」
「Lose-Win」
「Lose- Lose」
「Win」
「Win-WinまたはNoDeal」
特に「Win-Win」の原則は、対人関係での成功の基礎とされ、目指すべき到達点としている。

第五の習慣:理解してから理解される
人の話を相手の立場で「感情移入」して聞く。時間と労力がかかる方法であるが「人は理解されたい。だから理解することにどんなに大きな時間を投資しても必ずそれを上回る時間の回収ができる」。

第六の習慣:相乗効果を発揮する
相乗効果とは「全体の合計が各部分の和よりも大きくなること」。人との相違点を尊ぶこと。「自分と同意する人といくら話しても意味はない。あなたに違う意見があるからこそ、私は話がしたい」。

第七の習慣:刃を研ぐ
自分自身という最も大切な資源を維持すること。自分の中の「肉体的側面、精神的側面、知的側面、社会・情緒的側面」のそれぞれを最新再生させることをいう。

『七つの習慣』は1776年以降200年間に米国で出版された「成功」に関する文献を調査した結果を、著者スティーブン・R・コヴィーがまとめたものである。最初の150年の間、「成功」のための条件とは「誠意、謙虚、誠実、勇気、正義」といったことだった。コヴィーはこの傾向を「人格主義」と名付けている。一方後半50年では「成功するためのイメージの作り方」「テクニック」といった内容が大半を占めていた。この傾向を「個性主義」という。コヴィーは「七つの習慣」を人格主義に基づいた一次的なものとしている。
 この制作過程を知り、なぜ『七つの習慣』がベストセラーとなったかが分かる気がした。〝自己啓発本〟と聞くと、〝うさんくさい〟というような印象を持つことはないだろうか。この本では人の成長や人間関係のために「種を蒔かずに刈り入れはできない」として「土台そのものを築く重要さ」を説く。心の在り方が人に対してあるいは自分自身に対して誠実であり謙虚であることが〝土台作り〟に必要だと言う。
 人は、できれば手っ取り早く成果や成功を手に入れたいと思いながら、一方でそう簡単に手に入るはずがないと思う、という矛盾した気持ちを抱えているのではないか。だからこそ、楽ではないが重要な〝土台作り〟を伝えるこの本に惹かれるのではないだろうか。
「才能が認められるという2次的な成功が欲しければ、まず人格と能力を向上させるという1次的な成功に焦点を合わせる」。
 成功のために、まずは土台作りから始めてみようと思う。

『七つの習慣』
1996年発行 スティーブン・R・コヴィー 著 ジェームス・スキナー 川西茂 訳
キングベアー出版

著者紹介

◆七島志乃(ななしま・しの)
1969年 神奈川県横須賀市出身。高校卒業後、事務職に五年間就くも、地元でフリーペーパーが発刊されたのを知り、押しかけ転職(現在は廃刊)。若さだけを頼りに二年ほど携わるが、結婚・出産を機に退職後は十年間育児に専念。以後は現在までパート職を転々とする。
平成28年秋、ゆる起業®(銀座セカンドライフ㈱)と出逢い、神奈川県主催のかながわシニア起業スクールを受講。人生の棚卸をする中で「いい意味でわがままに生きよう」と決意。
やりたいこと探し専門心理カウンセラー・中越裕史氏のカウンセリングを受け「やっぱり旅(プランニング)にかかわることがしたい。」と自分の本音にようやく気付く。平成29年度「地域インバウンド対応のための観光ビジネス人材育成講座(横浜商科大学eラーニング)」修了。寄稿はほぼ初挑戦。最近の愛読書は『心にズドン! と響く「運命」の言葉』(ひすいこたろう著)

◆和良拓馬(わら・たくま)
1988年3月生まれ、神奈川県横浜市出身。大学時代にスポーツ新聞部に入部し、ラグビー部やサッカー部の番記者として、取材で各地を駆けめぐる日々を過ごす。大学卒業後はしがないサラリーマンを続ける傍ら、2014年11月よりセルフパブリッシングをスタート。主な寄稿先は「月刊群雛(GunSu)」「ウマフリ」など。「インディ・スポーツライター」を(勝手に)自称し、人々がスポットライトを当てないスポーツの面白さや驚きを伝え、暖かく見守り続けています。
1月にB’zのライブに行ってきました。中学時代からファンでして、アルバムもほぼ全部持っているのですが、実はライブはこれが初めて。会場で聞いた「孤独のRunaway」に鳥肌が立ちました。20年以上も前の曲ですが、今も色褪せさせないお二人の努力にただ脱帽……。

◆熊谷憲一(くまがい・けんいち)
年齢39歳 神奈川県生まれ、千葉県柏市在住。
エンジニアで、趣味は週末などに勉強カフェのイベントに参加し、トークや料理、アロマ、ビジネス関係など、色々なイベントに参加すること。健康づくりとして、スポーツジムや骨盤矯正にも通っています。
最近買って良かったものは、SONY製の携帯で、以前使用していたものよりも画面が大きく、綺麗で動画処理速度も向上しているので、重宝しています。オプションで黒革の手帳型ケースやブルートゥースワイヤレスイヤホンも購入し、家でも通勤中でも愛用しています。でも、3年位たったら、飽きてしまうと思うので、通信キャリアの2年や3年縛りは、理にかなっているのかな? と思っています。Make my day can rich, is now.

◆末野美文(まつの・みふみ)
バブル時代が目の前で過ぎ去った、まさにロスジェネ世代ど真ん中のジャスト40
短大では国文学を専攻。卒業後も編集の専門学校に通うなど、編集者やライターを夢見ていましたが見事に失敗。偶然入社した会社で商業施設のテナント運営という仕事に携わり、5回の転職を繰り返した現在、再びテナント運営に関する仕事に就いています。実は一度、ライター職に就いたこともあるのですが、夢と現実って違うよね、と挫折(単に自分の能力不足)。それでも書く仕事への執着が捨てきれないのは、執念深い巳年生まれのせいなのでしょうか…。
興味あるジャンルは映画、漫画、海外ドラマ、等々。映画関連の仕事に就いていた時期もあり。勉強カフェのある関内は、学生時代からよく映画を見に来ていた場所です。あそこには○○って映画館があってねえ…と語り始めるとしつこいので要注意。職場でもオタクぶりがバレつつあり、そろそろカミングアウトかなー、と思っている今日この頃です。

あとがき

 今回の記事でも書かせて頂きましたが、今年は「編集」という役割をより担い、より鍛えていこうと考えています。その大きな一歩であるNovelJamでは、嬉しい結果を頂くこととなりましたが、その一方で「自分は何もわかっていないなあ……」と感じる部分も多々ありました。まだまだ鍛錬は続きます。
 また、本企画「電子雑誌をつくろう!」はNovelJamからも多大な影響を受けています。同じ「ライブパブリッシング」に属するイベントですので、まだまだ生まれたばかりの雑誌&イベントですが、追いつけ追い越せで頑張っていきたいところです。

 今回は前回の参加者と新参加者が入り混じる中、雑誌の制作が行われました。前回以上に参加者の皆様が意見を出しあう姿が目立ちました。もっと自分の雑誌をブラッシュアップしていこう! という意気込みを感じることができ、大変嬉しい限りです。
 ……って、またまた話し合いに熱が入り過ぎて時間オーバー&泣きの会場貸し切り30分延長を行うことになってしまいました。そういうマネジメントも、編集長の大事なスキルでしょ? ……ということで。まだまだ、習わなければならないことがたくさんありそうです!

2018年2月 「電子雑誌をつくろう!」編集長 和良拓馬

NovelJam2018 新城カズマ賞受賞作品「平成最後の逃避行」のご案内

「重大な人生イベントを経験しないまま、平成を終える昭和生まれのことを、『平成ジャンプ』って呼ぶらしいよ?」 
 その一言が呼び水となり、あかりは幼馴染で、この日結婚式を迎えた瑠果を拉致する。行くあても無く山梨県内をさまよう中、二人は思わぬかたちでぶつかり合う。
 2019年4月30日(火曜日・仏滅)。平成が終わる最後の一日は、どんな日になるのだろう? 友情が折り重なる、優しいロードノベル。

藤崎いちか(著)
和良拓馬(編)
藤沢チヒロ(デザイン)

https://bccks.jp/bcck/153415/info

NovelJam2018 海猫沢めろん賞受賞作品「怪獣アドレッセント」のご案内

気鋭のラッパーが綴る、終末世界のボーイミーツガール!
日本を襲う巨大怪獣と、叶わぬ儚い恋心。この二つに対峙したとき、心が歪んだ青年は何を思い、何に決着ケリを付けるのか。まだ誰も読んだことがない怪獣×青春の、新感覚ポリティカルSFラブコメディ!?

腐ってもみかん(著)
藤沢チヒロ(デザイン)
和良拓馬(編)

https://bccks.jp/bcck/153416/info

和良拓馬著 「都市対抗野球へ、ようこそ!」のご案内

社会人野球の日本一を決めるトーナメント戦、都市対抗野球大会。軽快な応援、熱いプレー、そして、試合後の歓喜と涙。
89回大会に足を運び続けて気がついた、都市対抗野球の「今」と「未来」とは? 「平成最後の夏の野球」を、独自の視点で振り返るエッセイ集です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07HL93L95

創刊号のお知らせ

「電子書籍をつくろう!」は2017年1111日に、勉強カフェ・横浜関内スタジオで開催されたイベント「電子雑誌をつくろう」にて、無事に創刊しました。イベント情報、自己啓発、ノウハウ、スポーツエッセイなど、読み応えのある記事5本を収録!

【掲載記事】
●末野美文 道へ出よ、ヨガをしよう?! ―関内外OPEN! パークフェス アウトドア・ヨガ体験―
●永井正敏 ピンチの時のオ・マ・ジ・ナ・イ? 
●熊谷憲一 Make My Day Can Rich
●浅上えっそ 「漫画のキャラクターの作り方~もう迷わない3つのポイント~」
●和良拓馬 ガッツポーズ

https://bccks.jp/bcck/152262/info

電子雑誌をつくろう! vol.2

2018年2月25日 発行 初版

著  者:勉強カフェ 電子雑誌制作委員会
発  行:勉強カフェ 電子雑誌制作委員会

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勉強カフェ 電子雑誌制作委員会

本書は2018年2月25日に、勉強カフェ・横浜関内スタジオで開催されました「電子雑誌をつくろう」イベント内にて制作されたものです。

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