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原罪という三つの罪

平川博達 吉川宣行 吉野万菜

yoshikawa-shimon-nobuyuki出版



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  この本はタチヨミ版です。

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 原罪という三つの罪



 はじめにー日本人の原罪というものー平川博達


 日本人にも、原罪というものがあるのでしょうか。

 これから紹介する小説は、あくまでも小説ですが、しかし、いわゆる私小説ではありません。

 魂の、だれにも見たこともない、魂の世界の罪というか、なかでも、もっとも日本人が、想像したこともない「罪」の話です。
 心の世界だけではなく、魂の世界に入って、初めて知る罪というものは、とうぜん、そういう罪は、天地創造の神の前だけの罪を意味していて、日本人にだけは、理解しがたい罪のようです。

 同じ罪でも、許される罪もありますが、だれからも許されることのない罪もあるということで、イエスという人も、十字架にかけられて殺されています。

 イエスという人は、いかなる罪も犯したことはなかったのでしたが、それでも現実には、ふたりの強盗と一緒に十字架につけられたというのです。
 信じられるでしょうか。
 
 しかも、そのころ、悪名高かった二人の強盗と一緒に殺されていた、と、聖書では証言されしてきましたが、昨今でも、「えん罪」という罪を着せられて、最後は自殺した、というひともいます。

 日本では、改めて紹介するほどのものではないのですが、いつでも、どこかで、「いじめ」を受けて、その罪に、誰かが泣かされてきたものですが、そうして「ひきこもった」人も数多くあります。
日本ではむしろ、道徳的な、愛国心の強いものほど、弱者をいじめてきました。ほとんど、増えることはあっても、減ることはまったくありませんでした。

 コロナウイルスというものは、どうだったでしょうか。
 たしかに、大変な目にあった方も多かったはずですが、だれでもが知ってきた伝染病ですが、心とか魂の伝染病については、どうだったでしょうか。いまだに、問題にさえしないではありませんか。

 なぜでしょうか。

 日本人は、いまだに、当人でさえ自分の魂の死を、知らないようです。
 ほとんどの日本人が、長年に、渡って、「いじめ」の加害者であって、同時に、被害者であったからでしょうか?

 
 そういう事情もあって、今回、眼には見えない罪という「原罪」を書いてみました。

 罪というものは、ふつうは、意識して犯す罪であり、同時に、無意識のうちに犯す罪もあるはずですが、いかがでしょうか。
 眼には見えない罪も含めて、この小説では、「原罪」といっております。意識することもないままに、子孫にも、隣人にも、感染させる罪というものを、書いてみました。

だれにとっても、コロナウイルスの感染に恐れる前に、同時に、原罪という、そういう、新しい罪を広がらせる力を防ぐことも、必要ではないでしょうか。

 ご参考にしてみてください。
 








  


 

 




  タチヨミ版はここまでとなります。


原罪という三つの罪

2021年2月24日 発行 初版

著  者:平川博達 吉川宣行 吉野万菜
発  行:yoshikawa-shimon-nobuyuki出版

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現在にところ、7000ページ程の原稿があります。発行した本もありますが、書籍化はまだしていません。  盲学校、知的障害者などの学校の教師の後伝道者になり、今は執筆をつづけています。

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