spine
jacket

───────────────────────



今、持ってる常識すべて捨てろ!この1冊をマスターして今年こそ宅建に合格(うかれ)!

黒崎 一

aqua出版



───────────────────────




  この本はタチヨミ版です。

 目 次 ※このエントリを使う場合は「記事非表示」チェックを外してください

今、持ってる常識すべて捨てろ!この1冊をマスターして今年こそ宅建に合格(うかれ)!


プロローグ(はじめに)

資格試験において、重要なことは「試験の攻略法」を知ること。
その攻略法に従って勉強することである。
本書においては、宅建試験においての攻略法および必要な勉強を紹介していく。
ただ、何も考えずにこれを読めば受かる!と思って読もうとしている人はいますぐ読むのをやめましょう。
そういう類のものではない上に、そもそもそんなドラえもんの便利ツールみたいなものは存在しない。
どうしても、合格したい!しないといけないんだ!という人はこのまま読み進めてほしい。
合格に必要な情報は、すべて提供する。
言葉使いが気に入らない人もいるかもしれないが、私は本気でこの内容で合格へと導きたいと思っている。
直接会って、勉強内容を管理することができないため、再現性が低いとどうしてもそれができない。
「これをしなさい!」と言ってることに関しては、信用してやってみてほしい。
一応ある程度解説はいれて納得してもらえるように努力はするが、私自身も合格するためにプライベートの時間を全て捨てて勉強だけやって得たノウハウだからだ。

「宅建は難しい」、「勉強苦手な私には絶対に無理だ」という人も多いだろう。
私は独学で合格したが「どうせ初めから頭よかったんだろ!?」という人もいるだろうが、まったくそんなことはない。
高校生まで全く勉強して来なかったせいで、大学もFランク大学である。
しかし、そんなレッテルは後からいくらでも変えることができる!
他人の評価など興味がない。
自分の目的が達成できるのかが重要である。
目的が決まれば覚悟を決めろ!
きっとクソみたいな世界が一変するから、諦める選択はいつでもできる!死ぬ気でやってから諦めろ!バカにされたやつに「お前の目が節穴なんだよ」と思わせてやろう!

合格してからは「宅建持ってるなんてすごい!」といわれるが、私自身はそこまで思わない。
それなりの受かるための勉強をしたし、勉強法の勉強までとことんした。
大学在学中に受かったが、大学の友達ともほとんど喋っていなかったし、常にテキストを持ち歩き勉強していた。
そこまで、勉強していたのは独学というのもあったし、勉強を今までやってこなかったから効率の良い勉強法というのを知らなかったからだ。
質の良い勉強法を知らないから、量をこなし質を作らざるおえなかったわけだ。

だが、今回本書を手にとっていただいた人には、私が手にいれた勉強法、試験攻略法を惜しみなく紹介する。

宅建を取る理由は人によって様々だろうが、受かりたいという気持ちはみんな一緒だと思う。
私は、頑張っている人は応援したいのだ。
今、立場的に負けていたとしても王座に座りなにもせずにいるやつは日々努力しているやつにいつか負ける。
今日!今!この瞬間から努力を積み重ねてそいつを玉座から引きずり下ろしてやれ!

今やyoutubeやインターネットの情報でノウハウはたくさんでているが、それでも合格してる人とそうでない人の差は、「行動力」の差だ。
情報を知りそれで満足している人が多すぎる!
個人的には情報を発信する側にも、問題があると思っている。
例えば、「努力に価値がある」という言葉をそのまま鵜呑みし、「何も考えずに物事をやること」だと勘違いしている人が多い。
物事の本質を捉える訓練を誰も教えないからそうなってしまう。
この点においては、「目的を達成させるための努力に価値がある」だ。

私自身のストーリーを例にあげれば、今まで勉強などしていなかったから、ゲームばっかしてるから頭が悪いんだ!などよく罵られていた。
しかし今では、「勉強ができる人」「頭のいい人」と勝手にレッテルがすり替わっているのだ。
断言するが、私は頭が悪い上に物覚えが悪いし、人の名前もろくに覚えられない。
仕事でも失敗が多い!
それでも、慣れさえすれば大抵の奴には負けない自信がある。

もう一つ例をあげよう。
仕事で営業実勢が1年半経っても0円の子がいた。いつまで経っても結果がでないからやめようとしていた。その子に私が声をかけて「〇〇さんに〇〇と提案してみい」といったら、その場で結果をだした。
新人教育で数十人と教えていたが、結果の出せなかった人はいない。
結局物事の本質を捉えて努力さえしていれば、結果を出せるのだということだ。

では、そろそろ本題に移ろう。

第1章宅建の試験に必要な攻略方法(仮)

宅建試験においての試験攻略法は、youtubeとかでも紹介されていることが多いがわかりやすくまとめることにする。
攻略法
民法以外の勉強をする。
民法はポイントだけ全力でやる。
暗記は苦手でも間違いノートを作って毎日見る。
テキストは1冊だけにすること。
過去問は5年から8年分を回せ!

大きくわければ上記5点だけやってほしいだけである。
内容は順をおって説明していく。
テキスト1冊に絞ったら、上記5点と本書を読んだことを自分なりに使ってるテキストに付箋なりに書き貼っておくこと!
人間の記憶力は、1日後には70%忘れてしまっているからである。(エビングハウスの忘却曲線)
私も、効率のいい勉強法をテキスト1ページ目に貼り肝に忘れないように肝に命じていた。

1-1 攻略ポイント① 民法以外の勉強をする。
これは、宅建勉強経験者はよくいわれたことがあるだろう。
理由としては「民法の勉強が難しい」「めちゃくちゃ頑張っても配点が少ない」
上記2点の理由により受かるためには非効率的な勉強になるからである。

試験に受かりたいのなら、嫌でもおもんなくても「宅建業法と法令の制限」を徹底的にやれ!
民法を全くしなくてもいいわけではないので、その点は留意しよう。
民法の勉強法は後に解説する。

では、具体的な民法以外の勉強はどうしたらいいの??

1.テキストを1回読み切る。
2.次に1章をだけを読む(区切りのいいところならどこでもいい)
3.その直後に同じ箇所の過去問を解く。
4.間違ったところは間違いノートに書く。
5.10年で複数回出ている過去問でかつテキストに載っていない内容は該当する場所のテキストに書き込む。(特に判例問題)

これを民法以外の科目はずっと繰り返す。


正直言って、ほとんど暗記問題になる。
問題もひっかけがあるぐらいで過去問の刷り直しばかりだ。
点も取りやすい上に、勉強法も非常にシンプルになっている。
しかし、シンプルがゆえに勉強が非常に退屈で忍耐力が試されることになる。

1-2 まず、テキストを読んだことがない人は一通りテキストを読もう!
勉強が苦手な人は、私もそうだったが本を読みきれない人が多い!
1分考えてわからないことは、どんどん飛ばせ!
飛ばしていいからとりあえず勉強したことないのに、テキストを自分でも読みきれることを知りなさい!

「飛ばしまくって、全然内容わかってないけどいいの??」
それでいいのだ!
法律の勉強は特に色濃く反映されているが、「民法だけでも5編から作られている、1編だけ勉強しても理解できないところがでてくる。また、法律は他の法律科目とも色濃く繋がっているため、他の科目を勉強してやっと理解できる!ということがめちゃくちゃ多い!」
だからこそ、安心して飛ばしなさい!

あとは、単純に1分考えてわからないことはそのまま1年考えてもわからないから時間の無駄になる。

宅建に受からない人の特徴の一つにわからない問題を解決しようと努力しすぎる点がある。
めちゃくちゃ労力をかけて、理解したところで試験にでるかもわからない上に、出たところで1問の点数など知れている。
非常に効率が悪いから無駄だ!
そんなことするぐらいなら、ケアレスミスを無くすために知ってる内容をひたすら頭にたたみ込む方が正解だと思わないか?
民法1問か宅建業法20問どっちが受かるために重要かは解説しなくてもわかるだろう。
わからないことは「わからない!」といえる勇気を持ちなさい!

法律が初めての人は、専門用語にまず慣れてほしい点もある。
1回で覚えられないことは私が一番よくわかっている。
だからこそ、「これさっきもでてきた!」と思ってほしいのだ。
法律の勉強は、「ペンキ塗りと同じ」とよく例えられる。
「100回同じ勉強して、忘れたなら101回勉強しなさい。」そういう学問なのである。

「テキストを読んだ直後に過去問を解く意味はあるの??」
もちろんある!
インプットとアウトプットが重要!と聞いたことはあるだろう。
テキストを読むだけでは頭に残りにくい。残ってるかどうかを判断するのに問題を解くのだ。
問題が解ければその内容は覚えていると自覚できるし、間違っていたら覚えないといけないことを実体験で知ることができるからである。
さらにいえば、宅建の民法の試験は判例問題が多く出題されてくる。
判例の結論と論理構成を知っていれば、余裕で解ける問題が多いにも関わらず市販の宅建のテキストには、判例の内容が皆無というのが現状である。
そこで仕方がないので、自分でテキストを加工していくしかないのだ。
詳しくは後に解説するが、判例や間違った内容をテキストに書き写すことによって勉強の質を高めていく。
①テキストを読む(1章などの区切りの良いところで終わる)
②過去問を解く(テキストを読んだ部分だけの問題を解く)
③間違ったところを間違いノートおよびテキストに書き込む

これだけでも勉強効率は比べ物にならないほどに上がる!

2-1 民法はポイントだけ全力で勉強する!
民法は難しいといわれるが、それはただ覚えるだけではなく、論理構成を理解しないといけないため独学だと非常にしんどいというのが現実だ。
大概のテキストは「2重譲渡」に関しては論理構成まで割としっかり書いているものが多いが、本来であれば最低でもそのレベルの内容を民法全てに記さないといけない。
どれだけ簡易的なものにしたとしても、判例は必ず載せておくべきである。
宅建勉強するために判例六法も判例集も買う人がいないから、非常に不利になってしまう。
そこで今回は、重要判例および民法の勉強に必要なポイントを記すことにする。
必ず自分でもインターネットか判例六法を本屋で立ち読みしてでも調べるようにしてほしい。
2-2 民法はどこを勉強すればいいの?
以下の内容に関してはテキストの熟読をしてほしい。覚え方などのポイントがあるところは解説も入れる。
制限行為能力者
意思表示(虚偽表示、錯誤、詐欺、強迫)
代理行為
時効
共有
抵当権
対抗問題
債務不履行
保証契約
債権譲渡
弁済・相殺
契約の解除
手付け
担保責任
賃貸借
不法行為
相続・遺言
借地借家法
区分所有法
不動産登記法

2-2-1 制限行為能力者のポイント
制限行為能力者は、誰がどの時に同意が必要か問われる問題がよく出される。
例えば、「被後見人に同意権はない」これを覚えるだけで楽になる。
被後見人は、極度の認知症のため同意をもらったところでそれが本人の真意といえないため同意権というのを法律が与えていないわけである。
制限行為能力者は、暗記がメインになる場所になるが全て非常に重要なので完璧にしておこう!

2-2-2 意思表示のポイント
意思表示は、4つの意思表示に関して第3者がでてきたときに契約が取り消しなのか、対抗問題になるのかしっかりみよう!
①AとBが契約
②AとBの契約を取り消し
③その後にBがCと契約する
取り消しの後に、入ってきた奴がいる場合は「対抗問題」になる。

意思表示で一番難しい問題は、94条2項の「虚偽表示」である。
これは、AとBが悪巧みをして、本来Aのものなのに、他人からみたらB のものだとして、差し押さえから逃げたりするものを無効にする法律である。



  タチヨミ版はここまでとなります。


今、持ってる常識すべて捨てろ!この1冊をマスターして今年こそ宅建に合格(うかれ)!

2021年3月7日 発行 初版

著  者:黒崎 一
発  行:aqua出版

bb_B_00168496
bcck: http://bccks.jp/bcck/00168496/info
user: http://bccks.jp/user/148244
format:#002t

Powered by BCCKS

株式会社BCCKS
〒141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
contact@bccks.jp
http://bccks.jp

aqua-onto

私の経験をもとに書籍を書いています。

jacket