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書くこと、発信するということ 神屋語録

神屋伸行

office神屋



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  この本はタチヨミ版です。

目次

はじめに

第一章
1.発信すること
2.継続すること
3.調べる

第二章 書くこと
1.考える
2.書く

第三章 読むこと

あとがき

はじめに


「アスリートはすべからく発信すべし」とは言いませんが、スポーツを極める、パフォーマンスを高めていく上で何が必要かを考えた時に競技環境がなければプレイできません。プレイヤーは最高のパフォーマンスを求めることがコアな仕事であると同時に、自分たちがプレイできる環境をどう得るか、整えるかを考える時には「発信すること」は凄く重要です。

発信することの中でも映像や音声、活字、リアルの体験を提供することなどがありますが、その中でも「活字」を利用した発信は接続するチャンスを多く持つと同時にストックすることにも繋がります。

アスリートを引き合いに出しましたが、スポーツに関わる人だけでなく、多くのクリエイターやこれからは普通に生活していく上でも「発信スキル」を持っているかどうかで大きな違いが出てくると思います。もちろん業界や地域によってその手段に違いはあると思いますが、これからますます世界は狭くなり、違いよりも共通する基盤は大きくなる一方だと思います。

発信することは何も商業出版や宣伝などだけではありません。家族や友人間でのコミュニケーションにおいても自己発信、自分の想いや考えを相手に伝える努力、取り組みは常に重要だと思います。その為には発信すること、それを継続すること、書くことや読むことが基本として大切になっていきます。

本著ではこれまで著者がnoteに2021年6月まで記してきた2300本以上の中から「特にこれ」を抜粋してまとめたものとなっています。これらを読んで一緒に走遊Labで研究、活動しませんか?

走遊Lab
https://note.com/nkamiya/n/nde55f31633ca

第一章
1.発信すること

「「神屋が手掛ける」からこそ意味があるもの、と言って頂けるよう、自分の価値や手掛けたものの価値を高める努力が必要です。」

『"私"だから出来ること』2017.11.16
https://note.com/nkamiya/n/na406bb135452



「活動を拡げる、発信していくと言ってもやはり最後は人との繋がり、出会いだと感じています。その方法がリアルでお会いすること、SNSなどを通じた出会いや交流だと感じています。新規性、独創性よりも様々な方と出会い、交流を楽しみ、活動、イベントなどを創っていきたいと考えています。」

『スポーツを再定義し、もっと身近なものにしていく:改めまして神屋伸行です:前編:2021年版』2019.11.21
https://note.com/nkamiya/n/n774b9cd37096



「地域には歴史も文化も良さも、多くの人も居るのにあまり東京には届いてこないし、場合によっては地域内でも上手く接続や発信、伝わっていないのではないだろうか?そんな意識を持ちながら眺めていました。自分がそこに入って接続点、変化の一端を担えないだろうか?」

『スポーツを再定義し、もっと身近なものにしていく:改めまして神屋伸行です:後編:2021年版』2019.11.21
https://note.com/nkamiya/n/n74165ca2f530



「発信全般にも言えることですが、何かをお届けしたいからこそ書いたり公開するんですよね。ただただ自分の為に、自己完結でやってる人も居られるとは思いますが、書き続けていくこと、届け続けることで興味を持って頂いたり、理解して頂くチャンスも増えます。」

『毎日noteの意味や価値を考える』2020.11.21
https://note.com/nkamiya/n/n639137708286




「多くの方に読まれる、出会おうと思うなら何か工夫やリアル、SNS等での連携、活動がマストになっていきます。誰かに手を差しのべてもらうのを期待するだけではなく、自力で売り出していくことが大事ですね。」

『発信意味を考察する』2019.12.13
https://note.com/nkamiya/n/nf13dd018968a


「何をどの程度、発信していくかは「事業として」発信している方も、そうでなくても1度は悩まれている、もしくはずっとその悩みが寄り添いながら活動し続けている方も多いのではないでしょうか。」

『Twitterのお話し』2020.8.24
https://note.com/nkamiya/n/nfca85f03171e









「過剰に怯え「発信しない」と構えてしまうと日常でもブレーキが掛かってしまうように思います。でも発信も受信もコミュニケーションの根幹だと思いますし、誰かと関係を作ろうと思えば避けては通れない道だと思います。ならば少しでもリテラシーを高め、それがブレーキをかける方向ではなく、積極的に自信を持って活動できるようなベースにしていければ良いですよね。」

『リテラシー大事』2019.11.12
https://note.com/nkamiya/n/n030b78cc87c6



「どこまで行っても「曖昧さ」が付きまとうから意味がない、などと言っているより「曖昧さがあるからこそ」とことん、どこまでやっても良いのだから面白い!」

『曖昧さと、書くことと』2017.11.14
https://note.com/nkamiya/n/nd801b8f6a006






「表現/発信/公開は戦略的/計画的に行なうことも良いですが、リアルタイムに出していくこともありだと思います。今この時は二度と戻らず、次から次へと移り変わっていきます。それは周囲もそうですが、当然自分の身にも起きます。」

「今、競技に取り組んでいる人も、ライバルに知られることを恐れるより、自己の競技力を高め、共に上を目指す仲間として情報共有/発信していくことも必要だと思います。我々の頃より様々な知識や技術が、有効な方法も多く発現していると思います。」

『その時にしか出来ないこと、為しえないこと』2018.1.10
https://note.com/nkamiya/n/n23f37c5a427d


「スポーツでも元々注目されていない分野、チームや個人ではこの「単純接触効果」をベースに投稿量を増やして多くの人に届くよう、認知に繋げるようにした方が良い」

『単純接触効果』2019.7.10
https://note.com/nkamiya/n/n15a0a9ea0061




「意思決定にも情報は非常に重要です。その情報は受信だけ求めてても不足すると思います。積極的に発信するからこそあちこちから受信できるようになる」

『情報の比較ー発信と受信ー』2017.9.28
https://note.com/nkamiya/n/n986465f241da



「材料が多くあるのは幸せなようでいて選択肢し、決断し、導入する為にはなかなか大変な状況でもあります。そこで私のような指導者、「情報の料理人」が必要不可欠だと自負しています。
こうした発信や勉強会、講習会などを通じ、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いだと存じます」

『情報の料理人』2017.12.16
https://note.com/nkamiya/n/n900fdc32e023







「売れば売るほど信頼を失する行き方に未来はあるでしょうか?不安や不信は増す一方だと思います。実績とは派手なものも良いけど、コツコツ良いものを積み上げていくことが強固な基盤を積み上げていくものだと思います。」

「有名無名の問題、認知度や知名度以前の部分に人と人との関係を考えた上で取り組む、行き方を決めていくのが良いと思います。そうすればリアルな活動も、SNSやネットの活動も意識と整理がしやすく、手段を得る、技能を得ていく、取り組むことに引っ掛かりは減っていくのではないでしょうか?」

『ただ有名になっても、そこからどう繋がるか?』2021.3.9
https://note.com/nkamiya/n/n501dcae4fb0e



「やるかやらないかは自由なんですよ。囲碁もランニングもSNSやTwitter、noteだって。でも集う人が多ければ、親しむ人が多ければ接続する機会も多くなる。幾つかのツールを活用すれば接続点も増え、人と触れるチャンスも増える。」

『囲碁やランニングはコミュニケーションツールでもある』2020.3.24
https://note.com/nkamiya/n/n0b085dfd238c


「「貯め込むのは勿体無い」という考えはむしろ積極的に打って出るイメージですが、個人でも組織や地域、コミュニティでも言語化したものだけでなく、まだ言語化されてないものも貴重な財産なんですよね。」

『貯め込むだけでは活きてこない』2021.5.19
https://note.com/nkamiya/n/nf7288a389ec5

2.継続すること

「一時の感情、思うように行かない焦りなどで投げ出していては育たないし、経験にもならない。やるならしっかりと、継続性を持って続けよう!」

「続けるコツ、意欲を奮い立たせるコツは、積み上げていったデータを確認してみること。」

「先ずは継続する為にも自信に繋がる何かを見つけてみましょう!!」

『継続は力なり』2017.9.30
https://note.com/nkamiya/n/n5d655b4051fc










「ごくごく平凡でも良いからとにかく毎日書いてみる。思考し、それを形にする。何度も何度もチャレンジしていく。そのプロセスに楽しさや面白さを感じられれば良いですが、時には修行的な、ストイックな作業になるかもしれません。我慢の連続かもしれません。でも、取り組む価値や意味はあると思います。トレーニングを重ねることでマラソンを走りきれるようになるのと同じで、創作活動も下地作り、基礎体力や能力作りは必要だと思います。」

『毎日noteの意味や価値を考える』2020.11.21
https://note.com/nkamiya/n/n639137708286



「自身だって気付けばそういったスパイラル、ゾーンに入り込んでいる可能性もあります。動けない、疲労感が大きい、疲労が抜けないからこそ更に休養、活動を抑えてしまい、結果より悪い状態になってしまう。そこで同じ対応をすると益々悪化してしまい、ということも考えられます。ですので意図的に運動する、トレーニングする意識を持つこと、行動することが大切になっていきます。」

『何をやっても疲れる?』2021.5.31
https://note.com/nkamiya/n/ne0b5915f5310



「同じように自分が今、取り組んでいるタスクを、その基になるプロジェクトや事業をどれだけ価値あるものとして継続できるか、定着できるかをしっかり考えながら手を動かしていきたいです。」

『タスク管理だけでは追いつかない』2020.7.30
https://note.com/nkamiya/n/n610ac43358b5



「そして実績、経験があってもヒットが出ない悩みも。バッターボックスに立ち続け、バットを振り続ける(もちろんトレーニング、スキル修得、工夫などは必要)ことでいつかはヒットが出てくるようになる。そこまで頑張れば出るようになる。」

「いきなりホームランを狙うよりは堅実に適応し、土台を作り、ヒットを先ず打てるようにする。力を付け、ヒットを積み重ね、信用と信頼を重ね、ハイパフォーマンス実現に近づけていく。そんな「覚悟」と取り組み方が大事だと思います。」

『一発で「ヒット」が出ればスゴいけど・・・』2019.4.14
https://note.com/nkamiya/n/nf9f30c3799f7



「上手にこういった何らかの継続性を、作業効率を上げる作戦、ノウハウを持っている人はレベルが上がり、伸びやすく、スキルアップするし、大きな仕事、成果を上げていく印象がある。」

『勝手に「やり切った感」が出てきた時に』2018.1.16
https://note.com/nkamiya/n/nf4edd842113b



「心のエネルギーが無尽蔵で、無限にあるように見える人はどこかでバランス、帳尻を合わせている可能性が高いです。ですので一見成功しているように見える人も一時的な可能性もあり、その一瞬に憧れて道理を考えず無理や無茶をすると、ノックダウンします。中長期的に見た活動レベルやエネルギー配分をしっかり学び、自己コントロールしていく方が継続性、安定性を得られることでしょう。」

『心のエネルギーは有限?無限?』2018.1.11
https://note.com/nkamiya/n/n0807453d440c




  タチヨミ版はここまでとなります。


書くこと、発信するということ 神屋語録

2021年7月7日 発行 初版

著  者:神屋伸行
発  行:office神屋

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