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よくおばあちゃんに連れて行ってもらった近所の公園の緑道にあるハニワたち。
子どもの頃は目が無いように見えてとても怖かった。
だからおんぶしてくれていたおばあちゃんの背中がとても強く見えた。
成長した今、あの頃より増えたハニワにも恐れることはない。
友達と遊んだ木の遊具は消えていた。少し危なさそうとはあの頃から思っていたがいざ消えるともうそこで遊べない寂しさが押し寄せる。
祖母とよく訪れた場所。決して大きくない施設だったが、おばあちゃんにおもちゃを買ってもらった思い出や、友達とゲームセンターに行った思い出がある。
暇になったら吸い寄せられるようにそこに行っていた。
その頃から見た目も名前も大きく変化を遂げた思い出の場所。
かつての面影はなくなったが、一歩足を踏み入れると新しい場所に出かけたようなわくわく感があった。
イーアスは思い出の光景とは全く違うものになったが、ザモールだった頃と同じように暇になったらそこに行こうと思える気持ちに懐かしさを感じた。
その頃から見た目も名前も大きく変化を遂げた思い出の場所。
かつての面影はなくなったが、一歩足を踏み入れると新しい場所に出かけたようなわくわく感があった。
幼稚園の頃からずっと、学校行事でお世話になった場所だ。
ただ、ここでお世話になった時はいつも雨が降っていた気がする。ここに来るとその時の雨の匂いを思い出す。
久しぶりにここを訪れると、そこには青空が広がっていた。この場所自体は大きく変わっていなかったが、ここで晴れた空を見るのは新鮮な気分だ。
ここで特に印象深いのは肝試しをしたことだ。
その時は暗い中、歩き回っていたので風景を楽しむことはできなかったが、明るい時間に訪れ、景色を見渡せば、この場所はこんなに綺麗だったんだと感動した。
ここの大きな唐揚げが大好きでよく頼んだ。でも、その時は今より体も小さく、食べきることはできなかった。それでよく怒られた。
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店主が代替わりしたらしい。でも味は変わっていなかったので、またあの味を食べられて幸せだ。
客席にはコロナ禍を象徴する簡易的な仕切りが立っていた。
昔あったサイドメニューがいくつかなくなっていて、ここにもコロナ禍の気配を感じる。
2021年12月23日 発行 初版
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