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この本はタチヨミ版です。
・コラム【英単語を覚えるコツ・リスニングのコツ・アクセントのルール・Netflixによる英語学習】
・コラム【YouTubeでの学習・英英辞典のすすめ・ネットスラング・日本語習得の難易度】
この書籍は、大学入学共通テスト 英語において必要となる頻出の英単語と英英単語を学習しやすいように編集したものです。
英英単語とは英単語の意味を英語で説明したもので、英英辞典に近いものになっています。英単語を英語のみで理解することになり、英単語の本来のニュアンスを理解することの助けになります。
電子書籍として、いつでもどこでも読むことを前提にできるだけシンプルな本の構成にしており、繰り返し読むことによって効果的に学習ができます。本書が参考書としてお役に立つことを心よりお祈り申し上げます。
【大学入学共通テスト】
センター試験から共通テストへの移行は、大学入試改革の目玉となっています。
大学入試改革とは、国が推し進める高大接続改革の一つで、その背景には、日本の将来に対する強い危機感があります。
現在の小・中・高の学生が社会で活躍する頃には、現代社会は大きく変化している可能性があり、IT化の進展や急速に進む少子高齢化、グローバル化といった変動により、今の私たちには想像できないような形に変わっているかもしれません。
このような変革期のなかで、自分で問題を発見し、他者と協力して解決していくための資質や能力を育む必要がある、というのが改革の背景にあります。
必要となる資質や能力を育み評価するために、高校教育、大学教育それをつなぐ大学入試を三位一体で改革しようとしているのです。
これら三位一体の改革のなかで、「大学入試改革」では、これまで以上に多面的・総合的に能力を評価する入試への転換が掲げられています。
具体的には、学力の3要素と呼ばれる「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を入試によりバランスよく評価することが求められています。
これまでの大学入試では、センター試験を中心に長年にわたり知識・技能の評価に重きを置いたテストが実施されてきましたが、2021年度以降の入試では、知識を前提にそれを活用する「思考力・判断力・表現力」を一層重視した評価をするために、センター試験を廃止し、共通テストへ移行します。
共通テストでは、これまでのセンター試験からの良問は引き継ぎつつも、試験の目的に沿って作問や出題形式が見直されます。
【英語とは】
英語は、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属しており、イギリス・イングランド地方を発祥(origin)とする言語です。
イギリス全体としての国家語は英語ですが、イギリスの構成国(constituent country)であるイングランドやウェールズやスコットランド、北アイルランドでは英語以外の言語も公用語(official language)となっています。
また、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとして数十の国・地域では英語が公用語もしくは事実上(in effect)の公用語となっており、それぞれが各々の規範を持つ複数中心地言語です。
アメリカ合衆国は、全人口(total population)の約8割が英語を使用し最大の英語話者数を抱えていますが、国としては公用語を指定していません。しかし、州単位では公用語を定めているところはあり、50州の内30州では英語及び他言語の指定があり、例えば、大きな人口を抱えるカリフォルニア州は英語、テキサス州は指定なしなどと様々となっています。
20世紀中盤までイギリスが多くの植民地(colony)を有していたことは英語話者数の増加(increase)の要因となりました。イギリスの植民地政策は間接統治(indirect rule)であり、エリート層(elite rank)をイギリス本国で教育させ、それぞれの植民地へ送り返し、上層階級であるエリート層は英語で教育を受けたため、植民地行政では英語が支配的となり、独立後(after independence)もこの状態が続きました。
かくして旧イギリス領では法律が英語で起草(drafting)されており、それによって政治・経済・教育など様々な場所で使用されるようになり、イギリスとこれらの地域の共通語(common language)となりました。
第二次世界大戦後(after World War II)のイギリスは徐々に国際政治での影響力(influence)を弱体化(weaken)させていきましたが、その代わりにアメリカ合衆国が強い影響力を有するようになり、結果として英語が有用な外国語として世界に広く普及(spread)することになりました。
現在、経済、社会、文化などの様々な分野でグローバル化が進み、国際共通語としての英語の重要性(importance)は高まり続け、 約80の国・地域で使用されており、世界で最も多くの国・地域で使用されている言語となっています。
・include
含む
・public
公共の
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銀行
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たぶん
・effect
効果
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結合させる
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実行する
・address
住所、演説する
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世紀
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勝つ
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一部分
・throughout
〜中ずっと
・process
過程
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影響を及ぼす
・share
共有する
・skill
技
・exist
存在する
・meal
食事
・pick
選ぶ
タチヨミ版はここまでとなります。
2022年2月28日 発行 初版
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