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この本はタチヨミ版です。
【コラムⅠ】【漢字とは】
【コラムⅡ】【ことわざとは】
【コラムⅢ】【日本語とは】
【コラムⅣ】【英語話者の日本語習得の難易度 】
【コラムⅤ】【世界の方言】
【コラムⅥ】【漢字の検定試験】
【コラムⅦ】 【CBTとは】
【コラムⅧ】【受験攻略テクニック】
【コラムⅨ】【YouTubeで学習をするというスタイル】
【コラムⅩ】【私の勉強スタイル】
【コラムⅪ】【眠気対策・Measures against drowsiness】
【あとがき】
この書籍は、教員採用試験において必要となる頻出の漢字とその意味と教育基本法の英単語を学習しやすいように編集したものです。
電子書籍として、いつでもどこでも読むことを前提にできるだけシンプルな本の構成にしており、繰り返し読むことによって効果的に学習ができます。本書が参考書としてお役に立つことを心よりお祈り申し上げます。
【漢字とは】
漢字は、中国古代の黄河文明で発祥した表語文字であり、四大文明で使用された古代文字のうちで現用される唯一の文字体系となっています。
また、史上もっとも文字数が多い文字体系であり、その数は10万字を超え、他の文字体系を圧倒しており、古代から周辺諸国家や地域に伝播して漢字文化圏を形成し、言語のみならず文化上の大きな影響を与えてきました。
現代では中国語、日本語、韓国における朝鮮語(韓国語)、広西の東興市にいるジン族が使用のベトナム語の記述に使われていますが、韓国語ではほとんど使用されなくなっています。
20世紀に入り、漢字文化圏内でも中国語と日本語以外は漢字表記をほとんど廃止しましたが、なおも約15億人が使用し、約50億人が使うラテン文字についで、世界で2番目に使用者数が多くなっています。
中国に朝貢をしていた朝鮮、琉球王国、ベトナムでは、古代中国から漢字を輸入して使用していましたが、日本もまた中国の勢力下に入ったことはありませんが漢字を輸入し使用しました。
また、シンガポール、マレーシアのように、中国から移住した人たちが多く住み、漢字を使用している地域があり、これらの周辺諸国をまとめて漢字文化圏と呼びます。
現在の漢字は、中国・台湾・日本・韓国・シンガポールなどで、文字表記のための手段として用いられていますが、近年の各国の政策により漢字を簡略化したり、使用制限などをしたため、これらの国で完全に文字体系を共有しているわけではありません。
・損壊
そんかい
こわれること
・憧れ
あこがれ
理想とする物事に強く心が引かれること
・声色
こわいろ
声の調子
・抜擢
ばってき
多くの人の中から特に選び出してある役目につけること
・一貫
いっかん
一つの方針・方法・態度で、始めから終わりまでつらぬき通すこと
・答申
とうしん
上司の問いに対して、意見を申し述べること
・仰せ
おおせ
お言いつけ
・学齢簿
がくれいぼ
市町村 ( 特別区 を含む)の教育委員会 が当該市町村の区域内に住所を有する学齢児童、学齢生徒について編製しなくてはならない表簿
・甚だ
はなはだ
普通の程度をはるかに超えているさま
・速やか
すみやか
物事の進行がはやいさま
・難癖
なんくせ
非難すべき点
・慢性
まんせい
症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態
・抑制
よくせい
おさえとどめること
・厳粛
げんしゅく
おごそかで、心が引き締まるさま
・掲げる
かかげる
人目につく高い所へ上げる
・座右の銘
ざゆうのめい
いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句
・痙攣
けいれん
全身的または部分的に筋肉が収縮し、不随意運動を起こすこと
・埴輪
はにわ
日本の古墳の装飾として墳丘上あるいはその裾部に並べ置かれた土製品
・破綻
はたん
破れほころびること
・悉知
しっち
ことごとく知ること
・叱咤
しった
大声をあげて叱る、あるいは叱って励ますこと
・堪忍袋
かんにんぶくろ
我慢のできる量を袋にたとえていう語
・暗唱
タチヨミ版はここまでとなります。
2022年3月5日 発行 初版
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