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詩を書こうと思った。入門書を買った。何か読んでみたことがある詩を思い出した。詩には何かルールがあるのか?まだ、詩の入門書は手元に届かない。思い余って、詩を真似して書いてみた。言葉として。言葉というタイトルには嘘がないだろう。きっと素直に感じたことでいいのだろう。私としては詩と言いたいが、言葉というタイトルでこの本を出してみる。色々感じて欲しい私の言葉。

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言葉

Tomohiko Okazaki

Studio baysick



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突き抜けて、天























道は一本、されど旅























痛む歯、痛むココロ























曇っても、ハレ




















水平線
 
蒼き空
 
誰もいない
 
私がいる























恋、愛、恋愛























夜景、空から、海、深海























音と波、対峙する、私




















窓をふく
 
風が吹く
 
見えない
 
ことはない






















花束をあなたに
 
そこに白き紫陽花























青い花、何も言わぬ私とオマエ























雑草に、我、美しき、命























考えて、何もないと、安堵する





















夏の山
 
濃厚ゆえに
 
空薄く























遠き山を見るごとく、あなたを見る























中心というもの、こと























何も無い、礼




















激しく、闘う、己の血

祭り舞台、神降りる

浮世、静かに

酒を飲む























酒宴、私、無礼講























丑の刻、月は陰り、我光る























土を見て、星を感じ、空を見る























空気か、風か、触覚か























男と女、湯上がり、香る、人と成り
























記録、記憶、私の思い出























遊ぶ、私と私























藝術、庭をみながら























りゅうりゅうと、たつ、そこに水























見つめる、花、静かに、言葉を思い























今日も空は碧い

言葉

2022年6月10日 発行 初版

著  者:Tomohiko Okazaki
発  行:Studio baysick

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Maruo003

趣味は空想 カメラは愛人 心はいつも根無し草 1981年、岡山県岡山市生まれ。 The Photograph Institute卒業。 2001年、夏、東京、高輪のギャラリー、啓裕堂ギャラリーで初個展「無題」を開催。 2002年、表参道FABのイベントで、個展「キャラメルシリーズ」を展示。同年、阿美智篤氏に師事。川澄建築写真事務所、アドグラフィックのアシスタントバイトを経る。 その後、色々な職を転々とする。 2012年、Studio baysick設立。同年、「アートの今、岡山2012」グループ展に選考され、岡山天神山文化プラザ、高梁市歴史美術館、奈義町現代美術館の巡回展に参加。 岡山の郊外で、ヒッピー的生活を送りつつ、写真撮影、研究をしている。最近の代表的な仕事に、フランスのHip Hopミュージシャン「The Qiwu Selftet」のCDジャケットの仕事がある。マイブームはスロウライフ。

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