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白は静寂をより神秘的にさせ、細やかに舞う小さな雪のようで。
白は引いてはどこまでも伸びていくのだ。
まるで雲が流れては形を変えて、変幻自在に心のままな自由さのようで。
瞬間のその美しさはどこまでも広がる青い空を渡っていく虹のよう。
美しさとともにあるのは瞬間のその風景や時間を残し、心を捉えては永遠に心に残り、優しく触れてくれる。
そんな白い雲のような柔らかさを感じさせてくれる風景が「こんにちは」と隣に座っては挨拶をしてくれて。そして微笑みかけてくれるのだ。
瞬と間が美を繋げてはあなたの傍の空間を彩り、あなたのその心の中にある美しい空間が繋がる人の心たちを癒し続ける。
どこまでもどこまでも。
どこまでも透明で限りなく鮮明な白色はまるで鮮やかな色で。
様々な色の美しさを心のフィルターを通して優しさと慈愛でその瞬間を伝えてくれる。
二度とないその瞬と間が、その一つ一つに繋がる心たちの感性に温かい日溜まりのような温もりを届けては優しさを残していく。
その瞬間は果てしなく続く走馬灯のような道の中でも、たとえ見えぬ明日に凍えそうな真夜中であっても、決して見失うことのない灯りのような、そんな道標にも似ている。
どこまでもどこまでも揺るぐことのない、迷いのない、そんな安心感と心を落ち着かせてくれるのだ。
朝に静かに、夕にかすかにそっと降り積もる繊細な小さな雪の粒。
それは小さな丸を描いては癒しを与えて、口の中で雪解けをする綿菓子みたいに優しい。
そうだ。
真っ白な誰も踏みしめてはいない雪道に足跡を残そうか。新しい足跡を。
春が来ると、桜色に染めては舞い上がる花弁たち。
その花弁たちが青の大空へと手の伸ばし、深い土の大地に舞い降りては教えてくれる。
それが新しい一歩だと気付かさせてくれるかのように。
語りかけてくれるかのように。
伝えてくれているかのように。
太陽が「また明日ね」と笑顔で手を振っては、その眩しさにまた立ち上がろうと背中を押してくれるかのように。
前へと心を動かしてくれる。
優しくあろうと思わせる。
そんな瞬と間が誰もの心の空間に白のその空間が映っては「ありがとう」と溢れる気持ちが溢れ出す。
自然に宿るさりげない生命の温かい力と静かな慈愛の瞬間は伝えてくれるのだ。
生きることは微笑みでゆらゆらと実は心地が良くて、どこまでもどこまでも勇気をくれるかのように。
その瞬間に確かな幸せのリボンで心が包まれると、白に染まっては明るい色へと変えていく。
優しいのに舞い上がれるかのような、いつかのさりげない風とともに。
あの懐かしい太陽の香りとともに。
心で浴びながら。
感じながら。
2023年3月18日 発行 初版
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巡り会えた皆様に、
幸せが訪れますように…。