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jacket

 量子論を学ばなかった人は、
 今、世界で起きている事は理解不能になっている。

 理論物理学者によると「我々の宇宙はほんとうはブラックホールの事象地平線に投影されたホログラムだ」と主張する。
 そこから投影された3次元に見える私たちの宇宙。人間がもって生まれた5感プラス3感は情報基盤にある情報を3次元立体に変換して見ているに過ぎないと言う。

 理論物理学者の最前線の格闘を追った。

どれほど遠く、奇想天外と言われても、それが本当だとしたら?

 レオナルド・ダ・ビンチやコペルニクス、ガリレオたちが生命をはらなければ、宇宙の真実はわからなかったのだ。

 誰が地球が球体だと直感でわかる?
 誰が回っているのは地球の方で太陽が中心だとは信じなかった。

 それがさらに巨大になって人類を呑み込もうとしている。

 ホログラム原理
 丸ごとブラックホールに呑み込まれた宇宙
 脳は単なる通信機(テスラの言葉)
 脳死でも脳は活発に活動している(臨床医)
 2300件を超える転生した魂
 
 それらの理論が生まれるまでを追った。
 

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ドメイン

Simon Simoncen

Royal Geographic in Bangkok出版



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  この本はタチヨミ版です。

 目 次

理論物理学者たちが示唆した脅威の宇宙私たちはシミュレーションの世界に住人

我々はシミュレーションの世界の中に生きていたと言う仮説

人間の動揺が素粒子を動かす世界中の乱数表に出現した偏り 911WorldTradCenter

世界で100万人もの人が参加した「グローバルピースメディテーション

プリンストン大学工学部ロバート・ジャン

半世紀ぶり、米下院でUFO公聴会 高官「説明できない事象多数」世界の常識変わる❗️2019年境に

重力の謎 なぜ、6階から飛び降りると痛い?

膨張する宇宙の果てで恒星が光速の3倍のスピードで遠ざかる理由 世界初の解説に挑んだ本書「ドメイン」

次元の扉が見つかった

宇宙の形 世紀の難題「ポアンカレ予想」を解いた数学者グレゴリー・ペレリマン博士最大のライバル、ハミルトン氏をフィールズ賞に推薦 「壇上から叫んだありがとう」。

ポアンカレ予想 アイガー北壁で壮絶な死闘 宇宙の形4新刊

理論物理学者たちが示唆した脅威の宇宙
私たちはシミュレーションの世界に住人

物理学者たちが集められ今話題の宇宙の「シミュレーション仮説」の真偽について米国でディスカッションが行われた。



我々は高度な文明が創ったコンピュータゲームの様に、シミュレーションの中に閉じ込められた住人だというのだが、、。




この世界が超高度なシミュレーションなのではないかと疑う科学者の数は増えている。確かに私も疑っている。
それで、生まれ代わりの証言を検証していた。

 同じ魂が蘇っていた。今、7つの代表例を描いたが、それどころではないのだ。数が、、。
 なぜ、ビッグバン以前の世界は、まるで、パソコンのスイッチを起動させる以前の様に予想出来ないのか?



 このシミュレーション仮説を巡る議論はここ数年大いに熱を帯びていたが、アメリカの天体物理学者ニール・ドグラース・タイソン氏はこの議論に終止符を打つべく、実際に検証する方法を明らかにすべく、専門家に呼びかけた。


 パネリストの1人、MITの理論物理学者ゾホレ・ダブディ氏は、「数的シミュレーションとしての宇宙の制約(Constraints on the Universe as a Numerical Simulation)」という論文の著者だ。

 論文は、もしこの宇宙がシミュレーションであるならば、必ずシミュレーションに伴う性質に起因して存在する、ある予測可能な物理的制限を計測できるはずという説である。その制限が発見されれば、私たちの世界は現実ではないということになる。




わたしたちの宇宙は別の高度に発展した文明が創造した仮想現実で、わたしたちの宇宙の始まりが、突然、ビッグバンとして起こり、観測可能領域に制限がかかり、まるで監獄に閉じ込められた様に惑星に生きているのは、なぜか?


なぜ、その中に閉じ込められている?

 そんな考えを持っている理論物理学者は一人や二人ではないのだ。量子力学と宇宙の本質に迫れば迫るほど、驚愕する様な世界へわたしたちを導く。





理論物理学第一線のリサ・ランドール博士も出席したらしいので、その結果を探していたら、


あった!


メリーランド大学の理論物理学者ジェームズ・ゲーツ氏は、シミュレーション仮説を信じたくはないが、数学的にはそう思わざるをえないと話した。

数年前にクォークとレプトンに関する等式を解いていたとき、ブラウザが機能するコードを発見したという。

 「クォークとレプトンと超対称性について研究していたのに、なんでまたそんなものが等式の中に? それでマックスのような人たちの頭がおかしいわけじゃないと気づいて慄然としたわけです」とゲーツ氏。



我々はシミュレーションの世界の中に生きていたと言う仮説

ニック・ボストロムの主張

哲学者ニック・ボストロムは、我々がシミュレーションの中に生きているという可能性を追求した。彼の主張を簡単にまとめると次のようになる。
* 何らかの文明により、人工意識を備えた個体群を含むコンピュータシミュレーションが構築されている可能性がある。
* そのような文明は、そのようなシミュレーションを(娯楽、研究、その他の目的で)多数、例えば数十億個実行することもあるだろう。
* シミュレーション内のシミュレートされた個体は、彼らがシミュレーションの中にいると気づかないだろう。彼らは単に彼らが「実世界」であると思っている世界で日常生活を送っている。
そこで、以上の3点に「可能性」があるとしたとき、次の二つのうちどちらの可能性が高いかという疑問が生じる。
* 我々は、そのようなAIシミュレーションを開発する能力を手に入れる実際の宇宙の住人である。
* 我々は、そのような数十億のシミュレーションの中の1つの住人である(iii にあるようにシミュレーション内の住人はシミュレーションであることに気づかない)。
より詳細に言えば、彼は次のような3つの選択肢を想定した。
1. 知的種族は、現実と区別がつかないほど現実性のあるシミュレーションを開発できるほどの技術レベルには到達できない。
2. そのようなレベルに達した種族は、そのようなシミュレーションを実行しようとしない。
3. 我々は、ほぼ確実にそのようなシミュレーションの中で生きている。
ボストロムの主張の前提として、十分に進んだ技術があれば生命にあふれた惑星全体をシミュレートしたり、さらには宇宙全体をその全住民と共にシミュレートできるという考え方がある。そして、シミュレートされている人々はそれぞれに意識があり、その中にシミュレーション外部からの参加者が混じっている。
人類が第一の仮説に反してそのような技術レベルに到達したとしたら、そしてその時点でも人類が過去や歴史に興味を持っていて、シミュレーションを実行するのに何の障害(法律や道徳)もない場合(第二の仮説の否定)


* 過去に関するシミュレーションが多数実行されると想定することは妥当である。
* そうであれば、そのようなシミュレーションの中でさらにシミュレーションが行われ、再帰的に派生していくだろう。
* 従って、我々が多数のシミュレーションのいずれかに存在しているか、実際の宇宙に存在しているかは不明であり、可能性としてはシミュレーション内の方が高い。
人類(あるいは他の知的生命体)が滅亡する前にそのような技術レベルに到達する可能性は、ドレイクの方程式の値に大きく依存している。ドレイクの方程式は、ある時点で星間通信可能な技術レベルに達している宇宙における知的種族の数を与えるものである。この方程式を解くと、人類以上に進んだ文明が存在するという結果が得られる。実際の宇宙とシミュレートされた宇宙の全ての平均値が 1 以上であれば、そのような文明が歴史上必ず存在するということになり、そのような文明がシミュレーションを行う意志を持っていれば、平均的な文明がシミュレーション内にある可能性は非常に高くなる。




フランク・ティプラーのオメガポイント

物理学者フランク・ティプラーは、ニック・ボストロムの主張と類似したシナリオを考察した。宇宙がビッグクランチで終焉を迎えるという仮説を採用し、その宇宙全体の計算能力は時間と共に増大していき、ある時点で終焉までの残り時間が無くなっていく速度よりも計算能力の増大が大きくなるとする。すると、実際の宇宙には有限の時間しか残されていないにもかかわらず、シミュレーション内の時間は主観的には永遠に続くことになる。




この仮説が現代の人類に暗示しているのは、強大なコンピュータがあれば、各個人の脳の量子状態をシミュレーション内で再創造することで、かつて生きていた人々全員を復活させることも基本的には可能だということである。


 これにより、移民型と仮想市民型のシミュレーテッドリアリティが可能となる。その中の住民から見れば、オメガポイントは永遠に続く来世であり、本質的に仮想的であることから、任意の空想的な形態をとりうる。

ティプラーの仮説では、遠未来の人々が歴史的情報を再生する手段が必要であり、それによって彼らの先祖をシミュレートされた来世に復活させる。しかし、コンピュータの能力が無限であれば、単にあらゆる可能世界を同時並行的にシミュレートすればよい。

ビッグクランチが起きるかどうかについて、最近では懐疑的な観測結果が多く示されているが、それはこの世界が物理的に存在しているという前提での話であり、もしこの世界がデジタルのデータであれば物理的なシミュレーター装置が存在している「現実の宇宙」の法則とは何ら相関関係が存在しないため、仮にこの宇宙の膨張速度が加速し続け永遠に収縮に転じない事を証明出来たとしてもティプラーの理論を否定する物ではない。



リサ・ランドール博士
重力がほかの4つの電磁力などに比べ、異常に弱いのはなぜか? を問い、わたしたちの宇宙には別の次元が組み込まれていると考える。

 彼女はシミュレーション仮説に反対の立場をとっていた!





この決着はどうなる?

 数学の予想(証明問題)には、
「証明される」
「反例が見つかる(否定される)」

「肯定も否定もできないことが証明される」

という3通りの決着があるようです。



ここからが理論物理学者の凄いところです

デジタルの様なものだから拡大してみれば、ピクセルの継ぎ目が見えるはずだ(爆笑)
継ぎ目とは、断続面である。





「シミュレーション仮説」の記事におけるフランク・ティプラーの


    オメガポイント


 物理学者フランク・ティプラーは、ニック・ボストロムの主張と類似したシナリオを考察した。
 宇宙がビッグ クランチで終焉を迎えるという仮説を採用し、その宇宙全体の計算能力は時間と共に増大していき、ある時点 で終焉までの残り時間が無くなっていく速度よりも計算能力の増大が大きくなるとする。
 すると、実際の宇宙 には有限の時間しか残されていないにもかかわらず、シミュレーション内の時間は主観的には永遠に続くこと になる。
 この仮説が現代の人類に暗示しているのは、強大なコンピュータがあれば、各個人の脳の量子状態 をシミュレーション内で再創造することで、かつて生きていた人々全員を復活させることも基本的には可能だ ということである。これにより、移民型と仮想市民型のシミュレーテッドリアリティが可能となる。

 

 その中の 住民から見れば、オメガポイントは永遠に続く来世であり、本質的に仮想的であることから、任意の空想的な 形態をとりうる。ティプラーの仮説では、遠未来の人々が歴史的情報を再生する手段が必要であり、それによ って彼らの先祖をシミュレートされた来世に復活させる。

 しかし、コンピュータの能力が無限であれば、単に あらゆる可能世界を同時並行的にシミュレートすればよい。

 ビッグクランチが起きるかどうかについて、最 近では懐疑的な観測結果が多く示されているが、それはこの世界が物理的に存在しているという前提での話で あり、

 もし、この世界がデジタル のデータ(その可能性はあるのだ)であれば物理的なシミュレーター装置が存在して いる「現実の宇宙」 の法則とは何ら相関関係が存在しない。

それ故に、仮にこの宇宙の膨張速度が加速し続け永遠に収縮に転じない事を 証明出来たとしてもティプラーの理論を否定する物ではない



  タチヨミ版はここまでとなります。


ドメイン

2023年6月19日 発行 初版

著  者:Simon Simoncen
発  行:Royal Geographic in Bangkok出版

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Simon Simoncen

バンコクとジャカルタに拠点をもつ貿易商

著作
 ヴァタビア(17世紀のジャカルタの呼称)アジアでもっと美しい愛のカタチ
 プロモーション https://reuterjapannews.hatenablog.com/entry/2023/03/01/092945

 事象の地平線 Event Horizon

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