人生で挫折を味わったり大変な思いをしたりした人が音楽を通して前を向けるような一冊となっています。音楽を聴くことによって勇気と希望を与えるということ、音楽が人生を豊かにすることが伝わったら幸いです。そこでまずは好きな音楽の紹介、音楽の種類などの説明をしています。音楽といってもたくさんの分野があること。(J-pop、洋楽、演歌、吹奏楽、バンド、オーケストラ、など)音楽には無限大の可能性があるということを伝えていきたいです。そして音楽を通して色々な人と出会えるので、そこから自分の世界観や価値観が広がっていきます。みなさんもこの本を読んで、好きな音楽を見つけて色んなひとにシェアしてみてはいかがですか。
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音楽は私たちの心を揺さぶり、感情を動かす不思議な力を持っています。その力は人生で挫折を味わったり大変な思いをしたりした人にとっては特に大きな意味を持つものです。また、音楽を通して前を向くことができます。それによって自分自身を取り戻し、新たな希望を見つける事ができるのです。
私自身も人生で様々な困難や試練を受けていきました。私がその時に救われたのは音楽です。例えば、高校時代に人間関係で悩んだ時は元気が出る明るい曲や、恋愛で失恋してしまった時には失恋ソングを聴くことで私の苦しい現実から解放してくれました。音楽がいつの間にか私の支えになっていた気がします。そして音楽を通して色々な人との関わりを増やす事が出来ました。同じアーティストが好きな人同士で集まったり、一緒に喜んだり悲しんだりすることが出来るのも音楽の魅力なのではないでしょうか。
そこで今回は私が経験した話を音楽の紹介とともに3つ紹介していきます。
1つめは乃木坂46の「サヨナラの意味」という曲です。この曲には「サヨナラを振り向くな追いかけてもしょうがない思い出は今いる場所に置いていこうよ」という歌詞が書かれています。人生は出会いも沢山ありましたがそれと同時に別れも沢山ありました。中学3年生の卒業式、それまでは当たり前のように学校生活を送っていた仲間もこれで一緒にいるのが最後となるとすごく寂しさがこみ上げてきました。そんな私でもこの曲を聴いて「サヨナラは辛いことだけど今いる場所において新しく前に進もう」という気持ちにさせてくれて心が少し楽になりました。
2つめはRADWIMPSの「告白」という曲です。この曲はボーカルの野田洋次郎さんが大切な人のこれまでとこれからを想う温かい歌詞と旋律が印象的です。また、私にさるような言葉ばかりが並べられています。私にとってこの曲は、将来素敵な人が現れたら未来を一緒に歩んでいきたいという気持ちにさせてくれる曲でした。
3つめは緑黄色社会の「Mela!」という曲です。この曲が私を元気にさせてくれます。課題が多くてモチベーションが下がってしまった時や思うようにいかなくて落ち込んでしまった時にこの曲を聴くと笑顔になります。
このように音楽は聴いた人に勇気や希望を与えてくれるもので、無限大の可能性が秘めているのではないでしょうか。
人生で辛い経験や挫折を味わったことは誰にでもあることだろう。そんな時、音楽に助けられたことはあるだろうか。音楽は私たちの心に響き渡り、気持ちを豊かにしてくれる。ここでは私の経験談も含めて、音楽の魅力を伝えていきたい。
まずは自分の好きな音楽を見つけること。誰しも一曲は好きな音楽があるはずだ。自分はどんな歌手が好きなのか、どんな曲調が好きなのか分析してみると良い。私はアニメが好きなので、その主題歌やエンディング、挿入歌から好きな音楽を見つけている。最近のアニメの曲はジャンルが昔に比べて増えたことで、個性の強い曲が有名になっている。あとは劇中で流れるBGMを私はよく聞く。歌詞はないけれども、聞くことでそのアニメのシーンを思い出して元気づけられる。
好きな音楽を見つけ聞き続けたら、ジャンルを広げてみよう。さらに新たな音楽に出会えるかもしれない。音楽はジャンルやスタイルによってみな表現が異なる。たとえば、J-POPは主に若者たちの間で、元気や勇気を与えてくれる力がある。洋楽は世界的に有名な曲がそろっており、他国の異文化などの背景が音楽を通して聴いて読み取れる。吹奏楽やオーケストラは音を壮大なハーモニーを聞いている人の心を鷲摑みにする。それぞれに独自の世界観があり、メッセージが込められている。
人が音楽を通じてつながりを持ち、交流する場はよくある。コンサートやライブがそれに当てはまる。好きな者同士が一つの場所に集まり、馴染みの音楽を共有し合うことで互いに理解を深め、そこから新たな音楽との出会いに発展することもできる。さらに歌手や演奏家を近くで観ることで普段と違う雰囲気を味わえることができるだろう。コンサートやライブは一体感が生まれるのが強みである。また、自ら音楽を作曲・演奏することも新しい音楽との出会いともいえる。演奏することでそれが自己表現につながり、相手に思いを伝えることができるからだ。
2023年7月30日 発行 初版
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二松学舎大学 国際政治経済学部
国際経営学科在学中