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 この書籍では、私たちの存在と宇宙を結ぶ神秘的な力、「命脈」について深く探求します。著者は、日常生活からスピリチュアルな旅まで、命脈が私たちの身体、心、そして魂に与える影響を丁寧に解き明かしていきます。

第一章から始まり、命脈の基本的な概念とその物理的、精神的、感情的な側面を探ります。読者は、命脈が個人の成長、健康、感情、創造性にどのように関わっているかを学びます。

中盤の章では、命脈を通じて日常生活でのストレスマネジメント、人間関係の調和、さらには社会的、環境的問題への取り組みに至るまで、その応用方法に焦点を当てます。また、命脈とスピリチュアルな成長、輪廻転生、そして死生観に関する深い洞察も提供します。

本書の最終章では、命脈の多様性と宇宙的次元へのつながりを探り、読者に新たな視野を開かせます。著者は、命脈を通じて人間がどのように宇宙的な調和とつながり、スピリチュアルな理解を深めることができるかを説明します。

全体を通じて、著者は、私たち一人一人が命脈の一部であり、それを理解し活用することで、より豊かで意味のある人生を送ることができると強調しています。読者は、この書籍を通じて、自己の内面と外界との深いつながりを感じ取り、日常生活においてもスピリチュアルな側面を見出すことができるでしょう。





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命脈-自然界と私たちをつ繋ぐ生命の糸

日雲 司

ジオセラピーパブリッシング



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  この本はタチヨミ版です。

 目 次

はじめに

第一章 命脈の基礎知識

第一節 命脈とは何か

第二節 命脈の歴史と文化的背景

第三節 命脈の視覚化と認識

第四節 命脈と地球のエネルギー

第五節 命脈の現代への応用

第二章 命脈の深い理解とスピリチュアルな側面

第一節 命脈と精神的な覚醒

第二節 命脈と瞑想の実践

第三節 命脈とエネルギーヒーリング

第四節 命脈と夢解釈

第五節 命脈と健康

第三章 命脈と日常生活の統合

第一節 命脈とコミュニケーション

第二節 命脈と時間の使い方

第三節 命脈と趣味・娯楽

第四節 命脈と仕事・学業

第五節 命脈とルーティン

第四章 エネルギーワーク入門命脈を使った基本的なエクササイズ

第一節 エネルギー感知の基本

第二節 日々の活動におけるエネルギーワーク

第三節 エネルギーワークによるストレスマネジメント

第四節 エネルギーの流れを整える体操

第五節 エネルギーワークとクリエイティブな表現

第五章 命脈と精神世界 - スピリチュアルな視点からの命脈の理解の構成を考えて

第一節: 命脈と感情の流れ

第二節 命脈と直観の関係

第三節 命脈とクリエイティビティ

第四節 命脈と精神的な癒し

第五節 命脈と宇宙とのつながり

第六章 命脈と社会貢献 - 命脈を使っての問題解決と社会への応用

第一節: 命脈と環境保護

第二節 命脈を通じたコミュニティの強化

第三節 命脈と平和構築

第四節 命脈と経済的持続可能性

第五節 命脈と教育

第七章 命脈とシンクロニシティ - 意味のある偶然とのつながり

第一節 シンクロニシティと日常生活

第二節 命脈と時間の流れ

第三節 スピリチュアルな瞬間のシンクロニシティ

第四節 シンクロニシティと人間関係

第五節 シンクロニシティの理解と応用

第六節 シンクロニシティと宇宙の調和

第八章 アドバンスド・エネルギーワーク - 高度な命脈利用法

第一節 エネルギーの深い理解

第二節 高度な瞑想技術

第三節 エネルギーヒーリングの応用

第四節 意識の拡張と変容

第五節 日常生活への応用

第九章 命脈の多様性 - 様々な命脈の種類とその特性

第一節 物理的命脈

第二節 精神的命脈

第三節 感情的命脈

第四節 スピリチュアルな命脈

第五節 社会的命脈

第六節 大自然の命脈

第七節 霊や神々の命脈

第八節 宇宙的命脈

【第十章 命脈と死生観 - 人生と死に関する命脈の見解】

第一節 人生と命脈

第二節 死と命脈を完成

第三節 輪廻転生と命脈

第四節 魂の創造と命脈

第五節 命脈とスピリチュアルな理解

おわりに

ジオセラピー研究所の紹介

はじめに

皆様へ

 この世界は、目には見えないが、確かに感じられるエネルギーで溢れています。私が「命脈」と呼んでいるこのエネルギーは、大地に張り巡らされた生命の流れを指します。この書籍を通じて、私たちは共に、その不思議な世界へと旅をしましょう。

 私自身、幼い頃から自然に存在する不思議なエネルギーの線を感じてきました。これらは私たちの周りのあらゆる場所に存在し、その存在と影響について研究し、探求してきました。この書籍では、私のこれまでの学びと発見を、謙虚に皆さんと共有したいと思います。

 命脈について理解を深めることは、私たちの健康、幸福、そして精神的成長にどのように役立つのかを学ぶ旅です。私たちは、命脈を感じ、それを活用する方法を探り、より豊かな生活を目指します。

 この旅で私たちは、命脈の多様な側面を一緒に探ります。死後の命脈への回帰や、偶然やシンクロニシティの背後にある命脈の働きなど、私たちの日常に起こる不思議な現象について考えます。

 この書籍を通して、命脈が私たち一人ひとりの人生に新しい視点と深い洞察をもたらすことを願っています。これは単に理論や哲学に留まるものではなく、実際の生活における私たち自身のエネルギーとの共鳴や調和を探る旅です。

では、この神秘的なエネルギーの流れ、命脈の奥深くを一緒に探求しましょう。

心を込めて、

著者 日雲 司(ひぐも つかさ)

第一章 命脈の基礎知識

第一節 命脈とは何か

 命脈とは、私たちの周囲に存在する見えないエネルギーの流れです。これは、生命エネルギーが大地を縦横無尽に流れる姿を表しています。一言で言えば、命脈は自然界と私たち自身を繋ぐ生命の糸のようなものです。

 このエネルギーの流れは、私たちの日常生活に深く根ざしています。私たちが歩く土地、空気を吸い込む場所、さらには私たち自身の身体の中にも、この命脈は存在します。それは、地球上のあらゆる場所、自然の中だけでなく都市部にも、細い糸から幅広い流れまで、さまざまな形で見られます。

 命脈は、単なる物理的な現象ではありません。それは、感情、思考、精神状態にも影響を及ぼし、私たちの生活の質に直接的な影響を与えます。たとえば、ある場所が「良いエネルギー」を持つと感じる時、それはそこに流れる命脈の質の高さを感じているのかもしれません。

 命脈はまた、私たちが生み出すアイデアやインスピレーション、直感的な感覚の源泉でもあります。時には、私たちが体験する「偶然」や「シンクロニシティ」の背後にも、命脈の働きがあると考えられます。

 この節では、命脈の基本的な概念を探り、その重要性と私たちの日常生活への影響を理解することを目指しています。私たちは、見えないが確かに存在するこのエネルギーの流れを認識し、それをどのように感じ、どのように活用できるかを学んでいきます。

地球に流れる生命エネルギー「命脈」の概念を表現しています。 エネルギーラインが自然の要素と絡み合い、調和のとれた神秘的な風景を作り出すというアイデアを視覚的に捉えています。
Geotherapy Lab

第二節 命脈の歴史と文化的背景

 命脈の概念は、世界中の多くの文化と歴史に根ざしています。それは、古代の神話、伝説、宗教的な教えにおいて、多様な形で表現されてきました。この節では、それらの文化的背景と命脈に関する歴史的な見解を探ります。

■古代中国の龍脈(ドラゴンライン)
「風水」という中国の伝統的な環境学において、「龍脈」という言葉が用いられます。これは地理的な特徴とエネルギーの流れを重視する考え方で、土地の繁栄や人々の健康に影響を及ぼすとされています。

■ヨーロッパのレイライン
20世紀初頭にアルフレッド・ワトキンスによって提唱された「レイライン」の概念。この考え方では、地球上の特定の地点が直線で結ばれており、これが古代の人々によって意図的に配置されたとされています。

■オーストラリア先住民の「ソングライン」
オーストラリアの先住民文化において、「ソングライン」とは、先祖たちの足跡をたどる神聖なパスです。これらのパスは物語や歌を通じて世代から世代へと伝えられ、自然と人間の精神的なつながりを示しています。

■インドの「ナーディ」システム
インドのヨガ哲学においては、「プラーナ」(生命エネルギー)が流れる「ナーディ」という経路が存在するとされています。これらは人間の身体内でエネルギーが流れるパスを表し、命脈の概念と共鳴します。

■先コロンブス期アメリカの「スピリットパス」
ネイティブアメリカンの文化における「スピリットパス」や「メディシンホイール」は、自然と宇宙のエネルギーとの関係を表しています。

 これらの文化的な観点は、それぞれ異なる形で命脈の概念を表しています。一部には科学的な裏付けが欠けるものもありますが、それぞれの文化において、この世界が見えないエネルギーの流れによって形作られているという共通の認識が存在します。これらの歴史的、文化的な背景を理解することで、命脈の概念をより深く理解することができます。

第三節 命脈の視覚化と認識

 命脈は、特別な技法や霊的な訓練を必要とせず、日常生活の中で自然と認識することが可能です。この節では、日常的な活動を通じて命脈の流れを感じ、その存在を意識する方法に焦点を当てます。

■日常の感覚に意識を向ける

日々の生活の中で、私たちはさまざまな感覚を経験します。例えば、一日の始まりに感じる新鮮な空気、木々の揺れる音、あるいは太陽の温もりなど、これらの感覚を意識することで、命脈の存在を感じることができます。

■環境との調和

命脈は、私たちの周囲の環境と深く関連しています。庭いじりや散歩、自然の中でのアクティビティを通じて、環境との調和を感じることで、命脈の流れを自然に感じ取ることができます。

■身体感覚の観察

身体の感覚に注意を払うことも、命脈の流れを感じる手段です。リラックス時の心地よさや、疲労感、気分の変化など、身体のさまざまな反応を通じて命脈の影響を認識することが可能です。

■日常のリズムと命脈

日々の生活のリズム、例えば朝の目覚め、日中の活動、夜の睡眠など、これらの日常のパターンにも命脈のリズムが反映されています。日常のリズムに注意を向けることで、命脈の流れをより深く理解することができます。

■共感と共鳴

 人々との交流やコミュニケーションを通じて感じる共感や共鳴も、命脈の一部です。人間関係の中で感じるつながりや感情の動きは、命脈の流れと深く関連しています。


 命脈の日常的な認識は、科学的な調査と文化的な洞察を融合させることで深まります。ここでは、そのテーマに関連する世界中の参考文献と論文を引用し、それらを日常生活での命脈の認識にどのように適用できるかを考察します。

The Field」by Lynne McTaggart

McTaggartの著書は、私たちの意識が物理的世界に与える影響を探究します。この本は、命脈を感じ取る能力に関する理解を深め、日常生活でのその認識を支援します。
地球の磁場に関する研究

地球の磁場に関する科学的研究は、私たちの周囲に存在するエネルギーの流れを理解する上で重要です。これらの研究は、命脈の感覚的認識を科学的に支持する根拠を提供します。

Biophilia」by E.O. Wilson

Wilsonのバイオフィリア仮説は、人間が自然界と深いつながりを持つことを説明します。この概念は、私たちが日常的に命脈を感じる能力と密接に関連しています。

Mind Over Medicine」by Dr. Lissa Rankin

Dr. Rankinは、心と身体の相互作用を科学的観点から探求します。この本は、意識が命脈の流れにどのように影響するかを理解するのに役立ちます。

文化人類学と民俗学の研究

 様々な文化における自然界とのつながりに関する研究は、命脈の概念を異なる視点から理解するのに役立ちます。これらの研究は、命脈が日常生活の中でどのように経験されるかを示します。

これらの文献や研究を通じて、命脈の日常的な認識を科学的および文化的な視点から深く理解することができます。これにより、私たちは身の回りに存在する見えないエネルギーの流れにより敏感になり、日々の生活の中でそれを感じ取ることが可能になります。



  タチヨミ版はここまでとなります。


命脈-自然界と私たちをつ繋ぐ生命の糸

2023年12月11日 発行 初版

著  者:日雲 司
発  行:ジオセラピーパブリッシング

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著者 日雲 司

日雲 司は、環境と健康に関する研究で知られる尊敬される専門家です。神職としての深い精神性とともに、ジオセラピー研究所の代表として活動しています。彼の主な業務領域は、地球の磁場や電場が人間の健康に及ぼす影響の研究です。特に、ジオパシックストレスとその影響に対する対策の開発に力を入れています。

彼はまた、自然界のエネルギーを利用したヒーリング技術の普及にも熱心で、全国各地でジオセラピーに関するセミナーを開催しています。これらのセミナーでは、参加者が自身で磁場を整え、生命エネルギー(命脈)を活用する方法を学ぶ機会を提供しています。
日雲氏の取り組みは、環境と健康の相互関係に新たな光を当て、日々の生活に実用的なアプローチを提案しています。彼の仕事は、伝統的な知恵と現代科学の架け橋となり、多くの人々にポジティブな影響を与えています。

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