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水の精との対話

清水正弘

深呼吸出版



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『水の精』に関する動画
それぞれのアドレスをクリックで動画閲覧可能である。

光と水の飛沫を浴びて・高千穂峡
https://youtu.be/OrKm948mCjg?si=OVIYtSZONaQzSbW9

地球 光と水の降臨景
https://youtu.be/G77VqVp5DSU?si=5KskFAFmQFmynfPq

地球の流水景 2
https://youtu.be/v-tY08pcdqw?si=ACuA-h5EbaPPmAuh

日本の癒場 熊本編 池山水源
https://youtu.be/lSNKzp7vGsA?si=ngVg_SWzWGuTJ8jL

五色が原 森と水・苔と木漏れ日の桃源郷
https://youtu.be/xikd1SdAO8k?si=XgNIYvejhxAC-KmV

本文を入力します


水の持つ奥深さとは


水の持つ奥深さについて、とある論者は次のように語っている。

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人類初の宇宙飛行士・ガガーリンが「地球は青かった!」といつたように、地球の表面は七十%が海でおおわれている。また、人間の身体の六十五%は水でできているし、他の生物も水なくして生存できない。このように、水そのものはあまりにも身近かな存在であるために、水が本来持っている奥深さについて、つい我々は忘れがちである。

日本語の「みず」の語源は「満の義、出の義」「実の転、道の転」であるといわれている。サンスクリット語では、「アーガ(argha)」(日本で仏前に供える水を悶伽というのはここから来ている)。朝鮮語では「ムル」(ヤンムルといえば井戸の水、湧き水のこと)。

ラテン語では「アクア(aqua)」、ドイツ語では「ワッサー(wasscr)」、ロシア語では「ワダ(bOda)」といっている。そして、酒という言葉は、日本では「栄え水」に由来しているという。

ウィスキーもスコットランドのゴール語で「ウィスゲバハ」、コニャックも本場フランスでは「オー・ド・ヴィ」、北欧の国民酒「アクアビット」と、いずれも「生命の水」という意味である。ウォッカはロシア語の「ワダ」の愛称で、かわいい水の意だそうである。
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このように、古来各地にての『水』の語源には、生命へのエネルギーの根源という意味が含まれているのがわかる。この生命へのエネルギーという概念は、地球生命創生物語へも通底している。さらに、論者は語る。

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宇宙の太陽系の星くずが集合して、地球は誕生している。その中に含まれる高熱の水は、水蒸気となって噴きだし、大気を作りだし、それが雨となって地面に降り注ぎ、その雨水がたまって原始大洋と呼ばれる海を作りだしたという。そして、海の中で、生命のもとになる有機物が作られ、そこから生物が誕生しているのだ。

「海」という漢字は、「サンズイ」に「母」でできている。つまり海とは、生命を誕生させた母なる水ということである。現に、人間の赤ん坊は、母親の胎内で「羊水」に包まれて育つわけであるが、この羊水の成分は海水とほぼ同じであるといわれている。人間は、いまだ海のなごりを体内に持っているわけである。(中略)

旧約聖書では、「混沌たる原始の海に、第一日に光を与え、昼夜を分け,第二日に大空を造り、大空の上下の大水を分け、第三日に天の下の大水を分けて地と海を造った」とある。先ず原始の海があり、そこから地と海を分けたとしている。

インドに侵入したアーリア人の宗教であるバラモン教の神話(マヌの法典)では、神々と人間の父・創造神であるプラフマー(梵天)が、闇黒の宇宙から天地を創造するため、先ず最初に水をつくり、その中に種子をおいた。

「それは太陽のように光輝く黄金の卵となった。そしてその卵を二つに割った。その両半分から天と地を、その中間に大気、八つの方位、水が永遠によどむところなどを創造した」としている。

一方、わが国の古事記では、天つ神の命によって、伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱の神が、天の沼矛で海水をコロコロと攪き鳴らして、自然に凝って島ができた。これを淡能碁呂島(今の淡路島といわれている)という。

この島に二柱の神が天降りして、成り成りて成り合わざる処と成り余れる処をまぐわいして、つぎつぎに生まれたのが大八島国である、とされている。このように日本神話でも、水界が重要な舞台になっており、そこから日本列島が誕生したことになっている。

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すなわち、古来各地において『ヒト』にとって『ミズ』の存在は、(深遠)であり(永遠)、そして(霊遠)なるものであった。(霊遠)とは、肉体外部にある超越したナニモノかが、自らの身体の内奥深くに入り込み、融解しながら(精)となって沈静していく状態と言い換えられるだろう。

この本では、そんな『自らの身体に(精)となって沈静していく』水の生命エネルギーが感じられる磁場としてのトポスを紹介していく。

那智の滝(熊野)
龍泉寺(奈良県)
ばんりゅう峡谷(島根県)
銚子の滝(秋田県白神)
常清滝(作木村)
斐伊川下流(島根県)
祖谷(徳島県)
滑床渓谷(愛媛県)
屋久島
断魚渓(島根県)
千丈渓(島根県)
断魚渓(島根県)
貴船(京都)
貴船(京都)
高瀬峡(山口県)
中津谷渓谷(広島県)
観音滝(島根県邑南町)
匹見峡(島根県)
滑川渓谷(愛媛県)
八重滝(島根県)
不動七重滝(前鬼・奈良県)
蜻蛉の滝(奈良県)
箕面大滝(大阪府)
雨滝(和歌山県)
乳穂ケ滝(青森県西目屋村)
峨瓏の滝(秋田県白神)
岳切渓谷(大分県)
湧水トンネル(熊本県高森町)
奇絶峡(和歌山県)
千仏洞(平尾台・福岡県)
竹田湧き水群(大分県)
不動七重滝(前鬼)
尾瀬ケ原
白神山地
にこ淵
安居渓谷
中津渓谷
龍頭峡(広島県)
渡月橋(京都)
三郎の滝(広島県)
神泉苑(京都)
稲積水中鍾乳洞(大分県)
菊池渓谷(熊本県)
鍋ケ滝(小国町)
球泉洞(熊本県)
池山水源(熊本県)
龍門の滝(大分県)
高千穂峡
原尻の滝(大分県)
沈堕の滝(大分県)
京都トレイル(嵐山)
新滝(木曽御嶽山)
清滝(木曽御嶽山)
水郷巡り(柳川市)
三連水車(朝倉市)
満濃池出水口(香川県)
犬飼の滝(鹿児島県)
矢研の滝(鹿児島県)
白糸の滝(福岡県)
調音の滝(うきは市)
龍頭泉(長崎県)
千綿峡谷(長崎県)
夫婦滝(小国町)
富貴野の滝(宇佐市)
厳立峡(岐阜県)
大山滝(鳥取県)
華厳の滝(日光)
戦場ケ原(奥日光)
奥入瀬渓谷
奥入瀬渓谷
浄蓮の滝(伊豆)
蛇滝(伊豆)
かっぱ淵(遠野)
琵琶湖疎水
恐山(青森県)
高山稲荷神社(青森県)
吉野川(奈良県)の早朝
潜水橋(和歌山県)
宍道湖(島根県)
西目屋村・乳穂ケ滝

水の精との対話

2024年1月10日 発行 初版

著  者:清水正弘
発  行:深呼吸出版

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清水正弘

二十歳の時にダライ・ラマ十四世と個人的に出会った事が、世界の山岳・辺境・秘境・極地へのエスノグラフィック・フィールドワークへのゲートウェイだった。その後国内外の「辺(ほとり)」の情景を求めて、国内外各地を探査する。 三十歳代にて鍼灸師と山岳ガイドの資格を取得した後は、日本初のフリーランス・トラベルセラピストとして活動を始める。そのフィールドは、国内の里地・里山から歴史的、文化的、自然的に普遍価値を有する世界各地のエリアである。 また、健康ツーリズム研究所の代表として、大学非常勤講師を務めながら、地方自治体における地域振興のアドバイザーとしても活躍している。 日本トラベルセラピー協会の共同創設者でもある。

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