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私の大好きな作品
~大好きな作品の紹介~

安西凜音 水上楓

二松学舎大学



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 目 次

私の忘れられない作品

安西凜音

私を変えた作品

            水上楓

    

   

私の忘れられない作品

 

 

安西凜音

私の忘れられない作品

安西凜音

逃げるは恥だが役に立つ

 みなさんはアニメやドラマ、映画など大好きな作品はありますか。これらは私たちの日常に彩りを与えてくれて、毎日をより豊かにしてくれます。今回は、私が放送終了後から数年間経っているのにも関わらず、忘れられない大好きな作品(ドラマ)を2つ紹介します。

 最初に紹介する作品は「火曜はハグの日」というキャッチコピーであり、2016年10月からTBS系列で放送されていた『逃げるは恥だが役に立つ』(以下、逃げ恥)です。原作者は海野つなみさん、主演は新垣結衣さん(森山みくり役)、星野源さん(津崎平匡役)で、主に契約結婚や家事代行、家族の在り方、女性の社会進出などについて描かれている作品です。ドラマ本編に加えて、出演者で踊るエンディングの「恋ダンス」も社会現象となりました。私がこの作品を大好きな理由は2つあります。

言葉と物語

 1つ目の理由は、ドラマのひとつひとつの言葉や物語そのものが心に響いたからです。私が逃げ恥の中でも特に大好きで、日常生活でも意識している言葉があります。

『誰かを誠実に愛し続けることは、ものすごく大変なことなのかもしれない。人の気持ちは変えられないけれど、人生のハンドルを握るのは、自分自身。』

 これは連続ドラマ第8話で、平匡とみくりが些細なことからすれ違った末に、距離を置いていた時のみくりの言葉です。私は恋愛的な側面と人生的な側面、両方に響きました。家族でも恋人でも友達でも、誰かを確実に愛し続けるということは、全く簡単なことではありません。また、特に後半の“人の気持ちは変えられないけれど、人生のハンドルを握るのは、自分自身。”が印象に残っています。迷った時や悩んだ時にこの言葉を思い出すと、「人の気持ちは変えられないけど、自分の気持ちや行動は良くも悪くも変えられる」とポジティブな気持ちになれるので、今でも大切にしています。物語については、最初はとてもぎこちなかったみくりと平匡の関係が徐々に近づいていき、ハグを通して、回を追うごとにどんどん深まっていくその過程が大好きです。

横浜とファッション

 2つ目の理由は、ドラマ本編から少しずれるのですが、逃げ恥を通して、横浜やファッションの魅力に気づくことができたからです。個人的に逃げ恥は本編だけではなく、ロケや美術装飾、衣装にも力を入れていたように思います。放送当時、実際にドラマ内に登場したインテリアや小物が特定されて、SNSで拡散されていました。そんな私も逃げ恥のロケ地や登場する小物に魅了されたうちの1人です。私は、それまで横浜に全く行ったこともなく、どんな場所かさえよく知りませんでした。しかし、ドラマを見進めるうちに行きたくなり、実際に友達を誘って行きました。これがきっかけで、数年経った今でも横浜が大好きでよく行きます。ファッションについては、毎話、みくりが着用していたコーデがかわいくて、私は当時中学生ながら、色や系統を真似していた記憶があります。こちらも良い思い出であり、私が逃げ恥をここまで大好きになった理由の1つです。

コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命

 次に紹介する作品は、『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』です。山下智久さん(藍沢耕作役)、新垣結衣さん(白石恵役)、戸田恵梨香さん(緋山美帆子役)、比嘉愛未さん(冴島はるか役)、浅利陽介さん(藤川一男役)が主演であり、連続ドラマが1st、2nd、3rd、2018年には映画も公開されたシリーズ作品です。翔陽大学附属北部病院救命救急センターというドクターヘリの設備が整った架空の病院を舞台としており、藍沢、白石、緋山、藤川の4人の医者と冴島というひとりの看護師を中心とした救命救急医療ドラマです。1stから3rd、映画と見ていくとそれぞれのキャラクターの成長を感じることができます。

努力する大切さ

 私がこの作品が大好きな1番の理由は、夢や目標に向かって努力する大切さが分かったからです。主人公5人の関係性は戦友かつ、他に代わりがないほどのかけがえのない仲間であり、お互いに寄り添って、協力して、それぞれの医者としての夢を(例えば、藍沢が脳外科 白石が救命救急のリーダーなど)叶えていく姿は、私に生きていく上で大切なことを教えてくれました。何かに悩んでいる時に見返すと、自分も頑張ろうと心から思えるそんな作品です。これからもコード・ブルーに救われ続けていくのだと思います。

 以上が私が特に大好きな作品です。みなさんもぜひ、大好きな作品を見つけて楽しんでみてください。

私を変えた作品

 

 

水上楓

私を変えた作品

水上楓

はじめに

 私の趣味はアニメやゲーム、漫画などの鑑賞です。今回、この原稿を書くにあたって、改めて本当に好きな作品について考えたときに、この作品のおかげで今の私があると思えるような、私を変えた作品を二つに絞りました。皆さんにその作品の概要と共に愛を伝えられれば、あわよくばそこからハマっていただけたら幸いです。

考えを変えた作品

 はじめに紹介する作品は、『ジョジョの奇妙な冒険』です。一度は名前をきいたことがあるのではないでしょうか。私はこの漫画を詳しく知るまで、筋骨隆々な厳つい男性がいっぱい出てくる作品で、絵も独特なタッチであるため、取っ付き難いという印象がありました。そもそもなぜこの作品が「ジョジョ」と呼ばれているのかというと、物語に出てくる主人公達の名前がジョナサン・ジョースターや空条承太郎のように名前に「ジョジョ」が入っているからです。

 私が『ジョジョの奇妙な冒険』にハマったきっかけは、当時ジョジョのネタ動画が流行っている中、深夜にアニメの一部と二部が放送されているのを見たことです。初めはこんな話なんだと軽い気持ちで見ていたのですが、二部の感動的なシーンを見てから見事にハマってしまいました。現在『ジョジョの奇妙な冒険』は、九部まで話が続いています。世間一般では三部と四部が面白いとされていますが、私が好きな部は、ハマるきっかけにもなった二部の「戦闘潮流」です。
 
 ストーリーを大まかに説明すると、一部の主人公の孫であるジョセフ・ジョースターが仲間と共に波紋と頭脳を駆使し、「柱の男」と呼ばれる謎の生命体と戦うというものです。ハマるきっかけにもなった感動的なシーンとは、「柱の男」との戦闘で主人公ジョセフの仲間であるシーザー・A・ツェペリが死と引き換えにジョセフを救うというものです。それまでジョセフとシーザーは対立関係にありましたが、「柱の男」を倒すという目的のために、ともに切磋琢磨し良き友ができたと思ったさなかに亡くなってしまったため、なんで今死ななければならないのかと思ったことを今でも覚えています。

 私は『ジョジョの奇妙な冒険』を見たことで、ものの考えが変わりました。初めは独特なタッチのイラストに取っ付き難さを感じて見ることはなかったのですが、いざ見てみるとなぜもっと早く見ていなかったのかと後悔しました。実際にハマった少し前に美術館で「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」が終わってしまっていて、とても後悔しました。見た目がどうとか、キャラクターがどうとかを考えるよりも、まずは作品を見てみるということを『ジョジョの奇妙な冒険』から学び、私の漫画に対するものの考えが変わりました。

生活を彩った作品

 次に紹介する作品は『アイドリッシュセブン』です。公式略称は、「アイナナ」で、プレイヤーは男性アイドルユニットのマネージャーとなり、共に成長していくというストーリーのリズムゲームです。このゲームは一番初めにアプリゲームで登場し、その後書籍化、アニメ化、映画化などメディアミックス化している人気コンテンツです。私が『アイドリッシュセブン』を知ったきっかけは、当時アニメが放送されていて、そのアニメのあるシーンを見たことです。そのシーンは、先輩アイドルがエレベーターを無理やり開き、後輩アイドルに説教をするというものでした。なぜこのシーンを見て続きを見ようと思ったのかは思い出せませんが、些細なことがきっかけで良い作品に出合うことができ、今では本当に良かったと思っています。

 このゲームの魅力はたくさんありますが、今回はその中の二つを紹介します。はじめにあげるのが、登場するキャラクターです。ゲーム内には四つの男性アイドルユニットが登場します。中心となるユニットは「IDOLiSH7」です。名前にもあるように七人で活動しているユニットで、ラジオやモデル、映画、バラエティなど幅広いジャンルで活躍しています。ほかにも「TRIGGER」、「Re:vale」、「ŹOOĻ」の四グループが活躍しています。私の推しは、「IDOLiSH7」の和泉一織という、自称パーフェクト高校生です。実際、自分たちのユニットのプロデュースをしたり勉強が得意であったりと、流石自称パーフェクト高校生なのですが、ツンデレな性格で表向きにはクールのものが好きであると公表していますが、実はかわいいもの好きであるという一面があり、そのギャップがとても魅力的でかわいらしいです。

 二つ目にあげる魅力は、ストーリーについてです。フルボイスでストーリーが進むため、ゲームに没入しやすく、感情移入できます。ストーリーの内容はシリアスな場面が多く、感情移入すればする程ダメージを受けてしまいます。しかし、その困難を乗り越えるアイドルたちの成長ぶりに目が離せず、どんどんはまっていってしまいます。現在はストーリーがひと段落し更新されていませんが、私自身更新されていた時には、つらい内容であるため見たくないと思いながらも、夢中になってストーリーを追っていました。特に印象に残っているストーリーは、アイドルとして売れ始め、努力が実りバラエティ番組に出られるようになった「IDOLiSH7」の和泉三月が、頑張っている自分へのご褒美として服屋へ行く際のストーリーです。服屋に行くと偶然「IDOLiSH7」のファンが、番組について嬉しそうに話し合っている中で、「番組は面白いけど、三月邪魔じゃない?」とファンに言われているのを聞いて、ショックを受けてしまいます。ユニットの中で一番努力家な彼がどれだけ人気があったとしても、視聴者全員がファンであるわけではなく、アンチもいることを目の当たりにし、これまで楽しかった番組の仕事に自信がなくなるのを見て、かなり現実味のある内容に辛くなりました。また、ほかにもファンとアイドルの双方が活動を永遠に続けていたくても、いつか活動の終わりが来るといったように現実味のある、アイドルとファンのどちらにとっても深く考えさせられる問題を多く扱っています。実際に私が『アイドリッシュセブン』のライブを見に行った際には、アイドルたちの成長の過程を思い出しながらパフォーマンスを見るため、毎回泣きながら見ています。

 私は『アイドリッシュセブン』を見たことで、推しができ、生活に楽しみが増えました。推しのためにグッズを買い、推しのためにイベントへ出かける。この行動が私の生活を彩り、豊かにしてくれました。

生活の近くに

 今回私を変えた作品をテーマに書いてみて、好きな作品一つ一つが私の生活や考えを支えているということを改めて実感しました。生活の近くに漫画やアニメがあり、人によって好みは異なりますが、消費した作品はその人に少なからず影響を与え、その人をつくるのだと思います。気になった作品は後悔する前に見るべきなので、ぜひ紹介した二つの作品以外で少しでも気になるのであれば、難しいことは考えずにひとまず見てみてください。その出会いがあなたにとって良い影響でありますように。

私の大好きな作品
~大好きな作品の紹介~

2024年7月26日 発行 初版

著  者:安西凜音 水上楓
発  行:二松学舎大学

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安西凜音

二松学舎大学
文学部 都市文化デザイン学科

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