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オタク入門講座A

バヤシ ツクールⅡ世

二松学舎大学



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 目 次

K-POPアイドルの素晴らしいくらい恐ろしい沼

バヤシ

「作る」を楽しむ

ツクールⅡ世

K-POPアイドルの素晴らしいくらい恐ろしい沼

バヤシ

K-POPアイドルの素晴らしいくらい恐ろしい沼

バヤシ

 皆さんは「オタ活」ということを今までしたことはあるだろうか? 人によってその尺度は異なるが、例えばアイドルのライブに参戦したり、好きなアーティストのCD・アルバムを買ったり、ファンクラブに入ったり、とさまざまある。
 その「オタ活」をしたことがない・してみたいというあなたに今回は、私自身がどのようにして推しを見つけ、オタ活を始めたかを自伝のように述べていきながら紹介したいと思う。
 私の現在の推しは韓国発の6人組女性アイドルグループ「NMIXX」である。このグループは日本人にもおなじみとなった人気アイドル「TWICE」や現在、海外で熱烈な人気を博している「Stray Kids」が所属しているJYPエンターテインメント所属である。
 そのメンバーのなかで私は特にリリーというメンバーが推しである。私はNMIXXのデビューからリリーのことを好きに、いわゆるリリー推しになったのである。こうなってから私はNMIXXのグッズ(ペンライト、アルバム、キーホルダーなど)をたくさん買い、沼に落ちていったのである。
 こうなったきっかけとしては、もともと韓国のアイドル全般が大好きで特定のグループや人物だけ推すということをしてこなかったのだが、NMIXXのリリーを見た瞬間初めて「この人を追いかけよう」と思った一目ぼれのような現象がきっかけなのである。
 人にもよるが、私の意見を披露するのであれば「推しを無理に見つけず推し活をする」ということが推し活をするうえで大事だと思う。特に韓国アイドルは昨今、とてつもない数のグループが存在している。自分の好みの顔・性格の子を探しやすい点がK-POPアイドルの沼に落ちる要因である。

推し活の手引き

 前項で説明した通りに推しを作ることができたら、次のステップに行く事ができる。推しができた時にはじめにすることは、推しが所属しているグループの各SNSをチェックするのがよい。特にYouTubeやInstagramではかなりの量の情報を公式から伝えている。若者たちはこれらの映像メディアから「推し」の現在を得ているのだ。また前々からいる先輩ファンたちの個人的なSNSもチェックしてみるのもよい。
 例えば、このメンバーはどんな食べ物が好きかとか、過去のステージ・ライブ衣装や髪色髪型等を発信していたりもするので、推しのことをもっと詳しく知りたいのであれば、有効活用してみよう。そして、ここまで来たら次のステップ、「ライブを鑑賞しに行く」をしてみよう。
 私の畑(K-POP界隈)では、グループのメイン活動場所が韓国であるため、ライブを見に行くとなると渡韓して定期的に行っているCDのリリースイベントに参加するか、ワールドツアーが日本で開催されるときにライブへ参戦するかの二択である。ファンたちはそれに合わせて、ペンライトやうちわ、メンバーの写真が写っているカード(トレカ)、またメンバーカラ―に合わせた服装や髪色にするファンもいたりする。
 ここまで説明したのだが、はじめてのライブ参戦時にいちばん必要なのは圧倒的にペンライトであると私は思う。なぜかというと、ライブの演出で会場の照明とペンライトがリンクし、そのライブならではの演出や雰囲気を味わうためには必須級のアイテムだからだ。
 もっと熱量が上がったら、たいていのライブの会場にはグッズ売り場があるので、Tシャツや、ランダムで出てくるメンバーの缶バッジやトレカを買ってみるのもアリだろう。私の場合は缶バッジやバッグ、うちわ、ペンライト、アクリルスタンド等を購入し、かなりの金額を使ってしまったので、ライブ参戦時は必ず自分のお財布としっかり相談をしよう。余談だが、グッズ売り場の列はスゴイ時には3時間以上並ぶので、ライブの日は丸一日予定を空け、会場よりも4~5時間前に会場へ来るとスムーズにグッズが買えるのでオススメだ。

推し活を最大限楽しむには

 推し活を最大限楽しむために最も重要なことは「自分の物差しに合わせて推し活を楽しむ」ということだと考える。昨今、ファン同士のSNSでの喧嘩や、他のアイドルグループのファン同士のグループの下げ合いをよく見かける。人間なので、そういう人もあらわれるが自分は気にせず、自分の好きなグループ・推しを一生懸命推すことが何をとってもいちばんいいことであると感じる。
 また先ほど述べたお金のことだが、もしかしたらこれから他のグループも推したくなる時が来ると思う。私も高校生の頃、ジャニーズと韓国アイドルを掛け持ちしていたことがあり、高校生なのもあってか金銭的にも精神的にも「推す余裕」というものがなくなってしまっていた。なのでこれから皆さんが推しを作った際には、自分が推すことの出来る範囲で推しを推すことが一番大切なことであるのだ。

あなたの生活を豊かにしてくれるのが「推し活」

 これまで推しの作り方や、推しを作って何をするべきなのかを説いてきた。推しというものは無理に作るのではなく、小さいきっかけからいつの間にか推しになっていることが多い。自分の好きなジャンルを見つけ、探求する日々もまた人間として素晴らしい体験であると私は思う。
 日常で疲れた自分に対してなにか娯楽や好きな人ものを作ることで、自分の毎日のモチベーションや精神を安定させてくれる。そのような素晴らしい出会いが皆さまにも訪れることを願っている。

「作る」を楽しむ

ツクールⅡ世

「作る」を楽しむ

ツクールⅡ世

はじめに

 突然だがアニメやゲームは好きだろうか。もしあなたが好きならばどのような部分に惹かれたのだろうか。キャラクターや世界観、ゲームであればジャンルなど様々な部分に魅力を感じ、各々その作品を楽しんでいることだろう。ここで単純にアニメを観る、ゲームをプレイするというのも作品の楽しみ方の一つである。
 問題はここでひとつ、私はより作品を楽しむために「作る」ことを勧めたいのだ。
しかし何を作るのかという話だ。ここでいう私の「作る」というのはいわゆるモノづくりであったりハンドメイドをするということの「作る」なのである。
 作品にちなんだもの(アイテムやグッズなど)を作るもよし、販売されているグッズに合わせて何か作るもよし、とにかく私は作ることを通してその作品をより好きになるということを勧めたいのである。

つくってみよう

 ここまでで実際に何を作るのか、どうすればいいのかと思った人は多いだろう。
 そこで簡単に作れるものの例を挙げようと思う。一番手軽なのは既製品に+αすることだ。例えばアクリルスタンドというグッズがある。アクリルスタンドはアクリルの板にキャラクターなどが印刷されており、土台パーツに差し込むことで自立できるといったグッズである。もちろんそのまま飾るだけでも良いのだが、ここにそのキャラクターや作品にちなんだ背景や簡単なジオラマを作って一緒に飾ってみてはどうだろうか。このひと手間だけでその作品、グッズに対する愛着が一段とわいてくるはずだ。
 作る材料は百均の商品やホームセンターで買えるものが入手もしやすく使いやすい。手芸店などもねらい目だ。この中でも特に、最近の百均はハンドメイドに役立つものが無数に置いてある。工作の道具や粘土、家具などのミニチュアからレジンまで、百均はハンドメイドの宝物庫なのである。
 また、本来の用途とは違ったとしても想像力次第で物はいろいろな形に化けてくれるのだ。ぜひ百均に足を運んだ際には店の中を見回していろいろなものの使い道を想像しながら見てみてほしい。
 もし作り方やどのようなものを作ればいいかわからなくてもYouTubeやSNSなどで調べてみればいくらでも出てくる。まずは先人たちが残した知恵をまねて何かを作ってみるのもいいだろう。そこから慣れてくればおのずと自分のオリジナリティが作品に出てくるのである。
 また、元となる作品をじっくりと観察することも重要だ。
 例えば特定の場面をジオラマとして作ってみたいなどと思ったのならば前後の場面も含め画面を停止してみてじっくりと見てみるとよいだろう。そうしていくうちに次第にその作品を作った人の意図や細かい部分も見えてくるため、より一層その作品のことを知り、さらにその作品が好きになってくるだろう。
 アートワークス(作品の設定画などがまとめられたイラスト集・書籍)などを買ってみてみるのもかなり良い。アートワークスにはアニメやゲームを見ただけではわからない細かな部分まで見ることができる。何気なく見ていたキャラクターの装飾の意味などを知ることもできるだろう。
 ここで注意したいのが一番必要なのは根気ということである。何か物を作ることに対し、「自分は不器用だから」と敬遠してしまう人をよく見かける。私もそうした人々のうちの一人であったのだが、結局のところ、器用さやセンスはやっていくうちに身についてくるのである。
 最初はおそらくうまくいかず、自分の思っている形にすることは難しいだろうし、それに対しいらだちも覚えるだろう。しかしそこであきらめずにさらによいものにしようという根気を持ち続けてほしい。

おわりに

 このように、自分の手で何かを作ってみることはさらにその作品を知り、愛着がわくキッカケになりうる。ただアニメを観る、ゲームをプレイするのに飽きた人、物足りなく感じた人はぜひともモノづくりの世界に足を踏み入れてはいかがだろうか。

オタク入門講座A

2024年7月12日 発行 初版

著  者:バヤシ ツクールⅡ世
発  行:二松学舎大学

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バヤシ

2004年 3月28日生 茨城県出身
二松学舎大学 文学部 都市文化デザイン学科所属

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