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1994年から小学館『少年サンデー』にて連載され、1996年からアニメ放送が始まり、現在まで続いているとても長い歴史を持つ作品である『名探偵コナン』。一度でもこの作品を見たり、名前を聞いた事が無い人は居ないんじゃないかと言える程の人気作品です。その人気ゆえに、1997年から現在まで数多くの劇場版作品が生み出されており、現在では最新作が興行収入100億円突破がニュースで報道されるようになるほどの人気っぷりです。これほどの人気があっても全ての劇場版作品を視聴してその魅力を知り尽くしているという人は少ないのではないか、また、昔の劇場版作品を見たことがない人もいるのではないかと考えます。そこで本稿では、私自身が是非ともオススメしたい劇場版作品を一つ選んで紹介し、その魅力を少しでも伝えていきたいと思います。
ここで私が様々な人に是非とも視聴してほしい、オススメしたいと思う作品は『名探偵コナン 14番目の標的』です。
この作品は1998年4月18日に公開されたものです。劇場版作品の中では第2作目という比較的初期の方の作品で、興行収入も最近の作品と比べてしまえば大きな差があると言える18億5000万円となっています。とは言え、この作品はよくテレビ放送されているので見たことがある、あるいは既に内容を知っている人が多いかもしれません。しかし、私はこの作品をオススメしたいのです。
ここで少し、あらすじを見てみましょう。
目暮警部、蘭の母で弁護士の妃英理、阿笠博士が何者かに命を狙われた。小五郎と親しい人物が標的にされたことから、犯人は小五郎に恨みをもつ者と思われるが……? 一方、コナンは現場の遺留品がトランプの絵札に関連していることに気づき、襲われた3人の名前にある共通点を見つけた。〝八〟の字をもつ小五郎の旧友で、ソムリエの沢木公平を護衛するため、海洋娯楽施設〝アクアクリスタル〟に向かったコナンたちは、名前に数字をもつ4人の人物に出会う。(※)
この通りまだ昔の作品なので、今よりも黒の組織一色のものではなく、純粋な事件を解決しようとする内容となっています。なので黒の組織メンバーが推しという人には少し物足りない作品かもしれません。ですが、そんな人でもこの作品は純粋な名探偵コナン映画作品として楽しめるものだと思います。
この映画は引用したあらすじのように、序盤から主人公である江戸川コナンが居候先としている毛利家の毛利小五郎と親しい人間がピンポイントに狙われて、他の作品よりもかなりヒヤヒヤさせられます。しかもそれがトランプの絵札と関連した連続事件なのでいったい何故狙われたのか、一体誰が犯人なのかなどが視聴者側として非常に気になり、作品にとても引き込まれるのですが、これがとても大きい魅力ポイントだと私は考えます。
また、名探偵コナン劇場版作品としてはお馴染みの爆発シーンもきちんとあり、それがなかなかの派手さで何なら主人公らを窮地に陥れる程のものなのですが、細かい描写は是非とも実際に作品を見て知ってください。
次に毛利小五郎がかつての刑事時代に起こしたこと、そして何故警察組織を退職したのか、妻と別居することになった原因のことなどといった、それまで知らなかった過去の出来事の真実を知ることができるというのもこの作品の魅力の一つと言えるでしょう。
そして、主人公と蘭のラブコメ要素はもちろんあり、その描写が入っているシーンがそれを見た人に強い印象を残すなかなかの名シーンなのです。ここもここで細かく紹介するよりも実際に見て頂きたいシーンなので書くのは避けておきたいというか、あのシーンは人づてで聞いたりするよりも実際に見た方が遥かに魅力的なので、全力でオススメしたいものなのです。
そして、犯人の豹変の様や動機、執念なども他の作品よりも一際際立っているので、見た人に強烈な印象を与えるのもまた魅力の一つだと思います。
ここまで紹介してきた『名探偵コナン 14番目の標的』いかがでしたでしょうか?
少しでもこの作品の魅力を伝える事が出来たなら幸いですし、興味を持っていただけたなら是非ともこの作品を視聴して見てくださいませ。
(※)トムス・エンタテイメント公式作品情報『名探偵コナン14番目の標的(ターゲット)』(最終閲覧日:2024年5月15日)
https://www.tms-e.co.jp/alltitles/conan/087302.html
名探偵コナンの映画は毎年コナンのほかに、ある特定のキャラクターにフォーカスをあてて作成されている場合が多い。例えば、灰原哀であったり、服部平次、怪盗キッドなどコナンに登場するキャラクターのなかでも人気の高いキャラクターがフォーカスされている。今回わたしが書く「ゼロの執行人」では、公安警察という立場でコナンの協力者になっている安室透(降谷零)というキャラクターにフォーカスがあてられている。このキャラクターは前述の通り警察の公安部、さらにはその中でも少数精鋭だけが選定されるゼロという組織に所属しているエリートで、コナンでは欠かせない黒の組織にバーボンというコードネームでスパイとして潜入している重要なキャラクターである。
そんな安室透だが、この作品ではスパイとしての立場よりも公安警察としての立場で動いている。この作品は世界各国の首脳陣が集まるはずだったサミット会場がサミットの開催日より前に爆破されてしまい、それがテロなのではないか?というところから話が始まる。しかも、そのテロの犯人として、毛利小五郎が逮捕されてしまうのである。その毛利小五郎を逮捕したのが、安室透が率いる公安警察である。安室透は、この作品では最初コナンに、敵かもしれない、と言われてしまうところから動き出すのである。もちろん、最後までそういう雰囲気で進むわけではない。最後にはしっかり安室さんやっぱりかっこいいな、となるので安心してほしい。ちなみに、安室透のセリフで有名な「僕の恋人は、この国さ」というセリフはこの作品のセリフである。
ここまで安室透について書いてきたが、この作品は名探偵コナンである。であれば、やはり本来の主人公であるコナンについて書かないわけにはいかないだろう。コナンの立場や正体については今更説明する必要もないだろうから、今回はコナンがこの作品でどういった立ち位置なのか?という話をさせてもらう。
前述したように、この作品では小五郎が逮捕されてしまう。コナンからしてみれば、自分の恋人の父親で今は自分も世話になっている人間がわけのわからない理由で仲間だと思っていた人間に逮捕される、という理不尽すぎる展開から物語がスタートするのである。
もちろんコナンは小五郎にかかった疑いを晴らそうと奔走し、灰原哀や阿笠博士の力も借りて事件の真犯人を見つけようとする。その過程で、コナンは、小五郎の妻で弁護士である妃英理に助けを求めるが、「弁護士は身内の弁護はしないの」、と言われて断られてしまう。そこに、妃英理とは別の弁護士が登場して、小五郎の弁護を引き受けてくれるのだが、その弁護が実は、、という展開である。そこに安室透率いる公安が絡んできて、、というのがこの映画の大まかな展開である。
この映画は、安室透が主役としてフォーカスされた最初の映画であり、数あるコナン映画の中で、世間的にもトップクラスの人気を誇る作品である。この映画は、劇場版ならではの大きな事件や、フォーカスされたキャラクターの魅力を充分すぎるほどに楽しめる上に、アニメや原作にはないような形でコナンがいかに蘭を大切にしていて、蘭のためにどこまで動くのかなど劇場版名探偵コナンの魅力が最大限詰め込まれた作品となっている。
筆者も、この映画は特に好きな作品の1つであり、公開当時から10回以上視聴しているような作品であるため、本稿をきっかけに、この作品を視聴する人が増えるといいなと思う。また、この作品をすでに視聴したことがある人も、2回目以降の視聴を考えてくれるようになってくれると嬉しい。この投稿によって、名探偵コナンがより多くの人に、より広く普及していくことを願う。
2024年7月26日 発行 初版
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