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コラム『現代と武揚』
このアカウントは“碧木和弥の名を明示した”ので、この᙭などで争われている諸問題に私が個人として♡を贈っても意見表明は避けている。なぜなら、エンターテインメントのアカウントだからだ。
だから、そういう問題に対して隼Tyrur武御雷アカウントで“᙭らしいジョーク”は飛ばしても、議論をするつもりはないし、ましてやこのアカウントでは不偏不党だし、エンターテインメントだから不偏不党も無い。
先日に鉄道の女性専用車両の意見の応酬を読んだが、片方は女性専用車両に否と言い、もう片方は女性専用車両が当然の権利と、交わる気配が皆無だった。
どちらが多数派なのかは分からないが、鉄道会社が女性専用車両を設けたのは、痴漢行為そのものや揉め事やあらぬ疑惑や冤罪や狂言詐欺が起きないように、女性保護のためと“頼むから、そういうことに敏感な女性は女性専用車両のみに乗ってくれ”ということのためで、多数派とか少数派ではなく民間企業の業務を円滑に進めるためらしい。
だから、多数派だと正義というわけは無いし、少数派だから悪というわけでもない。
ポリコレ・LGBTQ・性差や性差による軽視や蔑視や差別・COVID-19ワクチンの是非など問題が噴出しまくっているようだが、こういうことは昔からある。
アメリカはジョン・ᖴ・ケネディとその政権が改革に手を付けるまでは、人種・性別・貧富等々による差別は法の下に是とされていた。日本でも優生保護法の法の下でハンセン病が癩(らい)病として、隔離や子を成すことを禁じていたことが法や国家賠償で解決したのはごく近年だ。
ただ、多様性とメディアの萎縮と減益によるステレオタイプ番組が拡がって、多数派少数派で決められないことが増えただけだ。
こういう諸問題を順を追って中心となって解決に奔走したのは、日本では榎本武揚公くらいしか思い浮かばない。横井小楠や佐久間象山はその手腕を振るいだす前に横死した。
江戸近郊や関東そして東北、やがて北海道の五稜郭で薩長土肥や草の靡きで官軍に参加した側から逆賊とされた榎本武揚公だが、政治に参画してからは改革の旗頭だった。
和魂洋才かつ知勇兼備で洒脱で豪快、妻を大切にし、獄中から妻と子供達のために、獄中で実験し手紙を書いて、困窮している士族にも教えてやってくれぃと弱きを助け強きを挫く。そんな、榎本武揚公の様な人物はもう出てこないだろうし、出てきて辣腕を独断で振るわれても今の時代は困るのだ。
解決するには、正しいとか間違いとか悪とか正義などという先入観を外して、事象を読み解き解決してゆく、冷静さと学歴ではない地頭(じあたま)の良さなど、備えなければならないことが多々ある。
個々においては、まずは『○○が悪いから』と決めつけていては埒が明かない。それを知り、よく論考して、柔軟に組み立て直す。知勇兼備で無くても良い。決めつけない、冷静に見て考える。それが、これからの時代の勇気だろう。
【朝のショートコラム】2〇24(令和6)年10月2日 水曜日 ᙭の碧木和弥の公式᙭にて最初に発表。それに加筆修正を加えた。
コラム『ルッキズムとは - ルッキズム論考 修正版』
ルッキズムとは「外見至上主義」のことだ。
「外見至上主義」とは、“すなわち差別主義ではないのか?”とも考えた。だが、私にはそれだけには思えなかった。そして、もっと人間の本体的なものが大きな因子なのではないかと思ったので、あれこれ調べたり、本を読んだりしてから、思索してみました。
誰しも美的感覚はある。性差である男女、また性的少数者を問わずに、美しいや可愛いと、その美的感覚がある。その美的感覚の最大公約数が揃っているあたりの人を、美人、美女、 イケメン、カワイイと認識するようだ。それは、ルッキズム反対を声高に叫ぶ人達も同じだろう。
ただ、美的感覚の最大公約数が揃っているあたり基準にして、人選に有利に働いたりや得票を得ることを私は肯んじない。だいたいの人も、昔のアイドル選挙などは例外として同じような考え方だろう。人選や得票に『見た目は関係無い』のだから。
関係があるのなら、『美女・イケメンで日本の内閣を組閣します』と約束した政党が選挙で大勝してしまう。だいたい、そんなことが出来るのかという、前提の問題も出てくる。
それに、外見で判断するということは、「肌の色・人種でぇ判断しまぁす♪』 と言っていることも同然だ。当然、性別は逆の場合もしかりでしょう。
ルッキズムが多く見られる国は先進国に多く、アジア韓国と日本が多い。両国とも外国人が増えてきたとはいえ、韓国は韓人の朝鮮民族が大半であり、日本は和人の大和民族が大半である。
また、何でも市場原理裁判刃傷沙汰で統計しずらいアメリカを除いた欧州も、国を構成するのは多民族でも、○○系人が住む地区はそれぞれ別れている。他人種や他民族を受容することを好まないコミュニティーほどルッキズムは激しくなる。認めたくないが、これはすなわち排他主義にほかならない。
その排他的に字面としては近くて、また意味の系統が違う言葉に“利他的”という言葉がある。排他的の反対語として、“利他的”がある。
『生物の本来の行動は利他的である。なぜなら、生物が遺そうとするものは遺伝子である。遺伝子を遺そうとするためには、集団において利他的に生物は振る舞う。それは、遺伝子の利己的判断からくるものだ。つまり、ダーウィンの進化論からの“種の保存の優先度順の定義”は“逆”だったということになる』(※)とリチャード・ドーキンス氏がその著書『利己的な遺伝子(原題:The Selfish Gene)』で明らかにした。だから、ダーウィンの進化論を信じている方がまだ多いだろうが、もう遺伝の理論としては古典になっている。社会ダーウィニズムはそれ自体がただの妄想の産物だった訳だ。なので、社会ダーウィニズムに基づく思想も虚無であったし、ナチズムなどは欧州の歴史と人道主義の視点からは、まったくの虚無だったということだったのだ。
容姿に差がなければ、異性が最初の判別に困る。優先順位の付け方が容姿からでない人も清潔感などで優劣を付けて判断をしている。遺伝子からの利他的行動の目的は利己的欲求のためである。遺伝子が利己的な分だけ人間とは社会において利他的な生物なのに、利他的に生きられないのなら、もう遺伝子に逆らう行動を取っている。それは、『自分達』と思える集団から、常に排他していることで明らかだ。
日本へ移民を受け入れることに、 私は難色を持っている。ホスピタリティの要る職業ほど、 時間あたりの賃金が安く、”そこに外国人を”という発想にも差別を感じている。だが、日本や韓国ほど他責主義や排他主義が渦巻いている国は無い。ルックスで、ルッキズムで、とかいう前に、その排他性を抑制すべきではなかろうか。
ついでに・・・『イケメンは敵だ』と本気で言ったり思っている男性がいるが、『イケメンは敵だ』と本気で言ったり思っている時点で、もうその狭量さがお前のルックスを下げている一因なのだから、止めたらどうかね?と思っている。だいたい、『イケメンだと人生イージーモードなんしょ?』とかいう人がいるが、そんなことあるかぁぃぃぃぃぃ!
※「利己的な遺伝子」とは、リチャード・ドーキンス氏が提唱した進化論上の概念で、遺伝子が自らのコピーを増やすことだけを目的として、生物個体や集団の行動を「利己的」に操っているという考え方です。これは、自然淘汰の単位は個体ではなく遺伝子であるとする視点に基づいています。
Google検索の“利己的な遺伝子”の解説より
エッセイ『諸行無常の転機を掴む』
♪赤く咲くのはけしの花
白く咲くのは百合の花
どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく♪
と歌ったのは、宇多田ヒカルさんのお母様の藤圭子さんで、曲は“圭子の夢は夜ひらく”です。
芥子の花とは、まぁ違法な物の原料になるのだけれど、『芥子の種のお話』という仏教哲学や“諸行無常”を知るには分かりやすい話があります。
【超短縮分かりやすい現代サブカル的バージョン】
この女性は未来のお釈迦様の良い弟子になるだろうなぁと、いわれた女性が亡くなって、前の生涯を送ったのとは別の国に転生します。
今度は貧しいお店の娘に生まれ変わったのでした。
その娘が、先々に大金持ちの長者の家の息子にお嫁に行くのですが・・・。
木村多江さんに似ていたのか、松本まりかさんに似ていたのか、池脇千鶴さんに似ていたのか、子供の頃に安達祐実さんに似ていたのか、不幸が似合う女性というか、大金持ちの長者の大邸宅が大火事に遭って、全財産が焼けて灰になってしまいます。
長者は 泣きながら火事の様子を話すくらいしか出来ませんでした。それを哀れに思って、友人が“どーいうこと?”というアドバイスをします。
大金持ちの長者“だった”男は友人のアドバイス通りに、むしろ(筵・莚)に座り木炭(家が焼けた木炭なのかは分からない)を並べて、露天商をはじめます。でも、通りかかる人たちから、「あなたは木炭を売っているんですか」 といわれる始末。
そこに、貧しそうな娘が通りかかり、「他の露天商は衣服や油を売っているのに、 あなたは黄金を売っているんですね」と、“この娘、ヤバっ!”ということを言います。大邸宅丸焼けの元大金持ちの元長者に、「それを私に持たせて下さい」と娘が木炭を受け取ると、その木炭がダイヤモンドになったら錬金術っぽいのですが、黄金になっちゃいました。その娘こそ、貧しいお店の娘に生まれ変わって転生した『キサー・ゴータミー』でした。前述した通りに、財産が戻ってきた大金持ちの長者の息子のお嫁さんになります。
そこで、“ゴータミーと夫と末永く幸せに暮らしましたとさ”といかないのが、多分、木村多江さんに似たゴータミーで薄幸です。
長者の息子との間に子供が出来たのですが、早くに亡くしてしまいます。嘆き悲しんだゴータミーは、「この子はまだシんでいない」と、エッセイ『諸行無常の転機を掴むメンタルヘルスの病をもつ方にも理解出来ない“闇デラー”になってしまいます。その闇デラーになったゴータミーに、「どうした?話聞こか?そうか、祇園精舎におられるお釈迦様に相談してみ」と教えた人の言葉にすがって、ゴータミーはお釈迦様に会いに行きます。
お釈迦様は言います。
「芥子の種を他家に行ってもらってきたら、貴女の子供は助かるだろう。ただし、未だ一人の亡くなった人がいない家から貰ってこなけば効き目は無い」
(※ 日本の今の○○さん家(ち)ではなく、日本の昔の○○家(け)だから、一門で住んでいるお家のこと)
ゴータミーは家々を訪ねます。
そして、「あなたのお家で亡くなった方はいらっしゃいますか?」
亡くなった人がいない家などはあるはずがありません。
そのことを理解したゴータミーは泣き崩れます。お釈迦様は、ゴータミーが法を聞く心が起きたことを感じとり言いました。
「人は皆死ぬのじゃ。人とは、こんな明らかなことがわからない愚か者なのじゃ」
そして、キサー・ゴータミーは出家し、仏道の探求者となります。
諸行無常とは、『この世のすべてのものは常に変化し続け、決して同じ状態に留まることはないという仏教 の根本的な真理を表す言葉です』(Google検索のAIの説明)
『って、嫌な言葉だな!おい!』と思うかもしれませんが、『苦しみ』などのマイナスもずっと続くものではないんだよという意味もあります。
そして、Threadsで天涯孤独になったことを嘆き、そのまま老いさらばえて、亡くなるのみかというような気持ちでおられるようだが、『天涯孤独になったなぁ・・・』とSNSで嘆いている方がいました。
天涯孤独とは、頼ったり頼られたりする親族や友人などもいないという意味ですが、そういうSNS投稿をして、それに返事があった時点から、それは天涯孤独ではなくなり、『友』と呼べる人が現れるかもしれないと気付いて欲しい。マイナスなことも『諸行無常』なのだから。インフルエンザは流行しているが、私達は新型コロナ感染症(COVID-19感染症)が流行した時に、『リモート』を知ったではないですか。また、春が来たら、ネット越しの人とも手を振って挨拶して、何を話そうかと考える歓びがくるのだから。
2025年12月22日 月曜日に執筆
2024年10月2日 発行 初版
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