ディズニーやハリー・ポッターより遥かに凄い現実の世界。ドキュメンタリー。私たちの「転生」は実際に起こった30例とそこから導かれる脅威の真実を私たちに突きつけます。世界中の研究者が科学的に説明できなかった死後の世界に頭を突っ込んで格闘を始めました。明らかになったことは、人間の魂の様な意識体は、頭脳や身体に依存することなく、死後も存在していること。非業の死を遂げた人々は転生した研究論文が多数見つかっています。
また、転生はずっと過去まで鎖の様に連鎖している可能性があります。記憶は何らかの理由で消えているだけかも知れません。
史上初、死後から転生までの中間生の記憶をもって生まれた日本人の話はわたしたちを勇気づけます。お母さんとはこんなにも愛されていた!
それではわたしとご一緒にこの世界を滑空しましょう。ドキュメンタリーはSF映画DUNEやJ・K・ローリングのハリーポッターより、はるかにファンタスティック。奇跡のエピソード。
なつき君の中間生の記憶は理論物理学者サスキンド博士の「ホログラフィック理論」そのままを描いていました。人類史上初です。私たちの世界は本当は事象の地平面上の2次元の情報基盤にあり、物質世界とはそれをホログラフィックの様に投影した世界に過ぎない。
この本は「仮想現実から脱獄した2700人」の第2巻。

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この本はタチヨミ版です。
2005年生まれのアカネちゃんは、3歳頃から「前はインド人のラディという女の子で、5人きょうだいの末っ子だった」「自分も家族も火事で死んでしまった」といった前世の記憶を語り始めた。さらに、それだけでなく「次の人生では、女の子が大切にされる日本に生まれたいと思った」という趣旨の発言をしたという。
日本人としての人生を選んで生まれ変わったというのだ。
「ナオトくんも、死後のいきさつや生まれ変わるまでの過程を非常に詳しく語っています。彼の証言によると、いまのナオトくんのお母さんも、前世のタイで彼が好意を寄せていた知人の女性の生まれ変わりで、自分で彼女を選んで生まれたのだといいます」
お腹にしゅっと入った
もちろん、幼児であるナオトくんが理路整然と話すわけではないが、その言葉を総合すると、彼は前世で溺れ死んだあと、次のような過程を経て生まれ変わったのだという(以下は、大門氏が調査結果をまとめた論文「国際的再生型事例――タイでの過去生記憶を持つ子どもの事例」に基づく)。
・人(の意識)は死ぬと一度地面の下へと潜る。そして、また生まれたいと願うと空へ上がってゆく。いつ生まれてもかまわないが、あまり遅いと急かされる。
・空の上には下界を見ることができる窓のようなものがあり、そこから母親を選ぶ。誰を選ぶかは「早い者勝ち」である。
自分はしばらく生まれ変わるのを迷っており、空の上から、かつて好きだった女性を探していた。すると、その女性が今のお母さんとして生きていることを知った。そのときお母さんはまだ子供だったが、大人になったころ、空の上にいる「おじいさんみたいな人」に「早く生まれなさい」と言われた。その人は(「空の上」にいる他の意識と同様に、肉体を持たない)お化けのような姿をしている。
・母親が決まったら、そのお腹に「しゅっと入る」。このとき複数の意識が同時に母親へ入ろうとすることがあり、自分は「3~5人と競争した」。
・「入る」のに失敗することもあり、その場合はやり直しになる。
ほかにも、ナオトくんは「空の上は明るく楽しい場所で、自分と同じような存在がたくさんいて、おしゃべりもできる」「下界の様子は屋根や壁を透かして見ることができる」「動物が人間に生まれ変わることもできるが、手間がかかる」「一度にたくさん人が死ぬと空の上がいっぱいになって面白かった」とも証言している。
世界で最も美しいお祭り
コムローイは熱気球のように空に浮かべられる「ランタン」のことを指します。 この無数のランタンを夜空に打ち上げることで、お釈迦様に感謝の思いを捧げるという仏教のお祭りです。 無数に打ち上げられたランタンの灯りはとても幻想的で、思わず息を呑むほど。
コムローイ祭りの目的は「天界にいるお釈迦様への感謝」と今の電子辞書に書き殴られているが、タイ人とは関係のない人々には思いも寄らない秘密が隠されていました。
それは天界にいるこれから人間になる準備をしている魂たちを迎える儀式でした。彼らはおおよそ100人ぐらいの集団で、最初に50人が灯ったランタンと一緒に地上へ降りて来るそうです。

チェンマイの南
スコータイの北
ランパーンの謎
死んでから空(雲の上)に行った。
死んだ後、最初は地面の下に潜る。
空は明るい場所で、そこにいるのは楽しい気持ち。自分と同じような存在がたくさんいた。
空の上では、自分と同じような存在(友達)と、生まれることや、生まれないことなどをおしゃべりした。
空の上からは地上の様子が見えた。屋根が見えたし、屋根や壁は透明になって中が見えた。
3人でお腹の中に向かっていき、2人がお腹の中に入り、しばらくして残ったのは自分 1 人だった。
空(雲)の上からクリーニング店の女性を探した。いないと思って下を見たら、その女性が赤ちゃん(今の母親アヤさん)になって、生まれているのを知った。その女性を時々、見ていた(ナツキ君は、自転車に乗っているところや妹と遊んでいるところを見た、と語っている)。
その女性が大人になった頃、空の上にいる魂の姿をしたおじいさんのような人に「早く生ま れなさい。そうしないとやり直しだ」と急かされた。
「早いもの勝ちだから早くしないと」と思ってはいたものの、なかなか勇気が出なかったので、青い箱にリボンのついたものをもらった。その箱の中には青いボールが入っていた。それを持って母親のお腹の中に向かった。
母の話
(ナツキ君を孕った時、排卵誘発剤を使用していた。医師から 2 個排卵しており、1 つは大 きさも十分あるが、もう 1 つは小さく十分成長していないのでおそらく着床しない、また可能性 は低いが双子になるかもしれない、と言われた)。
人は死んだら一度地面の下に行く。カエルの卵みたいに下にいる。そして、生まれたいと思った人が空の上に行く。そして母親を選ぶ。やっぱり生まれたくないと思ったら、また地面の下に行く。
母親を選んでもお腹に入れなかった人はまた空の上に行く。
雲の上では、いつ生まれてもよい。早くても遅くても。あまりに遅いと、早くして、すぐ生まれ てと言われる。それでも生まれたくないときは地面の下からやり直す。
ママはすぐに選ばなくてもいい。先に選ぶと誕生日が早い。選ぶのが遅いと誕生日が後になる。
(お腹に入るのは)早いもの勝ちだから、いいなと思ったらすぐに行かないといけない。
100くらいの数がふたつに分けられて、半分が先に行き、残りはゆっくり生まれ変わる。
沢山人が死ぬと空が死んだ人でいっぱいになるから面白い。
ママのお腹にはすっと入った。
ママのお腹に入って一人暮らし。二人暮らし(双子?)もあるけどしんどい。ぎゅうぎゅうだからひとり暮らし。
お腹の中では、体を丸くしてごろごろしていた。ごろごろして遊んでいた。
ママがごはんを食べたら(食事をしたら)、自分にもごはんがきた。何のごはんかは忘れた(お腹の中から見えたわけではないけど、わかった)。
生まれた時はびっくりした。タオルで拭かれ、抱っこされてびっくりした。
ナツキ君が語るように、その過去生 が仏暦2444年(西暦 1901年)生まれの人物だったとすると、タイの国名の決定や日本軍との協力などの歴史的事実は、その人物が生きた時代の出来事と符号する。
ナツキ君が語ったタイ語らしき言葉(人物名も含む)については、音声のみを聞いてもらったタイ語の母語話者 Kiat Chanyavilas 氏には同定できなかったものの、当該の言葉が発せられた文脈を提供した上でローマ字化した文字を検討した Usa Wongsangkul 氏 は以下のように判断している。
ママが白い薬を飲んでいた(お腹の中から見えたわけではないけど、わかった)。(実際、白い薬、 ウテメリンとマグミット、を飲んでいたが、第二子、第三子の時も飲んでいたので、それを見ていた可能性もある。



15代警察長官であるサワイ・サワイセーンヤーゴーンの写真を見ながら自分も「隊長だった」と述べている記憶を手掛かりに、歴代の警察長官でナツキ君 が語る人物と一致する者がいないか検討してみた。
サワイ・サワイセーンヤーゴーンの生没年は1904ー1980 年であり、ナツキ君の語る過去生の人物と同時代の人物だと考えられる。ナツキ君は戌年に死んだと語っているので、没年としては戌年にあたる 1922年(21 歳)、1934年 (33 歳)、1946年(45 歳)、1958年(57 歳)、1970年(69 歳)、などが考えられるが、 署長になったことや任務の途中で死亡したことを考えると没年は 1958 年とするのが妥当ではないかと思われる。
タチヨミ版はここまでとなります。
2025年3月8日 発行 初版
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経済専門のジャーナリスト。バンコク駐在。著作に「北タイ探検記」「次元を旅した男」「ピラミッド5000年の謎遂に解明」「素数ノ謎」「テーメーカフェ戦記」「Bangkok 永遠に封じ込められた愛」ほか