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大切な友達へ
私のことをずっと信じてくれてありがとう。
どんなときも味方でいてくれた、あなたの存在に何度も助けられました。
大好きなあなたに、私の歩んできた道のりを読んでほしいです。
はーくんへ
はーくん、あなたと出会って、私は愛を知りました。
日々の中で笑わせてくれて、あたたかく抱きしめてくれて。
心から「生きていてよかった」と思わせてくれて、本当にありがとう。
これからも、手を取って歩いていこうね。
この本は、モルディブという
「祈りの始まりの場所」で目覚めた私が、心の奥底にあった言葉をすくい上げ、紡ぎなおした祈りの記録です。
かつての私は、自分自身を信じることができず、自分を責め、何度も涙を流してきました。
ですが、旅の中で出会った自然や人々、そして魂の記憶が、少しずつ私を溶かし、目覚めさせてくれました。
この本は、そんな私の変化の過程を綴ったものです。
同じように生きづらさを抱えている誰かが、「私も、私のままでいいんだ」と
感じられますように。
この言葉たちが、あなたの心にそっと灯るあたたかさになりますように。
心からの祈りとともに。
イメージソング
「おはよう」池田志鶴子
「私は一体何者なんだろう?」
そうやって自分に問いかけ続けていた。
自分の心の中にある、
闇や傷を見つめる度に、
「私は間違っているんじゃないか」と、
自分を責め立てる声が頭の中で響いていた。
しかし、モルディブという不思議な空間の中で、新たな気付きを得る度に、私は知っていった。
「私は、私のままでいい。あるがままの私でいい。」
そう気づいた瞬間、私は私であることに、許可を出すことができたのだ。
「祈り」は、遠い誰かを想うことではなく、まずは自分の中の宇宙、心の中の神様に捧げるものだったのだと、ようやく気づいた。
目覚めの旅はここから始まるのだ。
イメージソング
「さよーならまたいつか!」米津玄師
私は気付かないうちに、自分の中にある痛みを、誤魔化し、恨みに変え、自分を守るための武器を持つようになった。
言葉の武器だ。
言葉の武器を振りかざすことで、
周りの人は当然ながら離れていった。
でも、気にしてなんかいられなかった。
沢山の人が、急にいなくなった、離れていった。
私の病気はうつ病だということなんか、皆忘れてると思っていた。
だから、ずっとずっと独りぼっちだった。
「全てはうつ病のせい。」
そう自分に言い聞かせることでしか、生き延びられなかった。
むしろ消えてなくなりたかった。
存在ごと消してほしかった。
心の中はいつも苦しさでいっぱいだった。
誰にも分かってもらえないという恐怖、孤独さ、惨めさ。
社会に出られない、働けない悔しさ。
障がい者が子どもを持つことを許さない社会への苛立ち。
健常者はいいよな、何でもできて。という羨ましい気持ち。
恨み、つらみ、嫉み。
なんでもありだった。
でも、ある一つの光が、私のことを照らしてくれた。
その光はやさしく私を包み込み、今までの傷なんかなかったことにしてくれた。
その光は今、ずっと私の隣で輝いている。
消えることはない光。
左手の薬指のリングの光が、いつも私を支えてくれている。
私はその光とともに、モルディブでたくさんのことを気付かされたのだ。
過去は消えない。
しかし、今の自分と、未来は変えていけるのだと。
ようやく、ごく普通のことに、誰もが知ってるようなことに、気付けたのだった。
気付いた私は変わった。
もう誰も恨む必要なんかない。
武器を振りかざし、むやみやたらに誰かを傷つけることも必要ない。
私は私でいいんだ。
そのままの私でいていいんだ。
もう誰かのせいにしなくていい。
誰かを苦しめなくてもいい。
私自身を抱きしめること、私を愛することが必要だったんだ。
もしもあの頃のひとりぼっちの私に、
声をかけるとするならば、
「自分を責めないで。
自分を嫌いにならないで。
あなたは本当によく頑張ってきた。
努力家で真面目な私は、自分を追い込みすぎただけよ。
自分を見失っていただけよ。」
とやさしく諭し、あったかいミルクココアを差し出してあげたい。
大好きなムーミンのブランケットで、やさしく包み込んで、あたたかいぬくもりを分けてあげたい。
イメージソング
「どうか届きますように」SMAP
私はこれまでたくさんの涙を流してきた。
1リットルどころではない。
100リットルくらいありそうだ。
毎日泣いていた。
周りを責め、自分を責め立てた。
「どうして理解してもらえないんだろう。
どうしてこんな目に遭わなきゃいけないんだろう。
私が何かしたのかな。」
心の中の問いに、答えてくれる人はいなかった。
しかし、モルディブでたくさんの過去世を思い出し、たくさんの自然に触れ、
たくさんの人々のやさしさが、
私の心をやさしくつつみ、解していった。
もしかしたらそれは、小さなやさしさかもしれない。
でもその小さなやさしさが、大きな奇跡となって、私の前に現れた。
苦しい涙はとうに引っ込んでいた。
代わりに、感謝の気持ちが涙となり、溢れてきた。
頬に伝う涙は、あたたかい涙だ。
過去の自分が教えてくれたこと。
「もう苦しみは手放していいんだよ。」
どこからか、朗らかな笑い声が聞こえてくる。
涙の海で溺れていた私。
真実を見つけ、愛を見つけ、
「生かされている」ことへの感謝の気持ちでいっぱいになった。
もう溺れることはない。
自分の足で歩き、走り、風を感じることができた。
地球のすべてに感謝し、生命の輝きに感謝する。
「もう一人じゃないよ。」という答えは自分の中にあった。
イメージソング
「TOMORROW」岡本真夜
私を救ってくれたのは、いつも「言葉」だった。
誰かのやさしい一言。
本の中にあった何気ないフレーズ。
大好きな音楽の歌詞。
傷ついて動けなくなったとき、
ひとりぽっちだったとき、
たった一言が、私の心に光を灯してくれた。
「しーちゃんの居場所をつくってあげたい。」
はーくんからこの言葉をもらったとき、
嬉しくてびっくりして、あとからじわじわと実感がわいて、なんて愛が溢れた言葉なんだろうと、声をあげて泣いた。
大好きな人にこんな風に思ってもらえることが、こんなにもあたたかいなんて知らなかった。
「しーちゃんは努力家だよ」
「生きててくれてありがとう」
「ずっとそばにいるよ」
「出会ってくれてありがとう」
どれもシンプルな言葉だけど、私にとっては、はーくんからの魔法だった。
私は言葉で傷ついたけれど、言葉で癒された。
モルディブでも、はーくんは「愛してるよ」と伝えてくれた。
「私も愛してるよ」と伝えられた。
「心があたたかくなって、もう大丈夫。」って思えた。
今度は、私が誰かを救う言葉を紡げたらと思う。
ほんの一行でいい。ほんの一言でいい。
誰かの心に、そっと寄り添えるような言葉を。
イメージソング
「Simple」SMAP
私はモルディブの空を見ていた。
どこまでも青く澄み渡る空に、白い雲がゆったりと流れていた。
目を閉じると、私は空の上に浮かんでいた。
白いレースの服を着て、体がすごく軽くて、天使のようにどこまでも羽ばたいていけそうだった。
私は世界を空から見つめていた。
大きな島が見えて、そこに光が降り注いでいた。
美しい故郷、日本だった。
「大丈夫。すべてはうまくいっている」
誰かが、いや、神様がそう言った気がした。
私はそこで思い出した、宇宙との約束を。
この地球に生まれてきた理由を。
「世界をよりよくしていく。世界を平和にしていく」という使命。
そして、生きるという選択をした意味。
私が、もっと生きたいと願ったから。
この命で、この体で、まだやりたいことがたくさんあると感じた。
本を書いたり、歌を歌ったり。それから自由に走り回ったり。
自分の好きなことを心ゆくまで楽しんでいい。
生きるために仕事はもちろん大事だけど、
心からやりたい!って思うことをやっていいんだ。
そして、もうひとつ気付いたことがある。
私は私のままで愛されている。
私はこの地球を愛している。
それはあなたも同じだよ。
あなたも、あなたのままで愛されている。
あなたもこの地球を愛している。
イメージソング
「ココカラ」SMAP
モルディブで過ごした時間の中で、私は強く願うようになった。
「もう誰かを傷つける世界でなくなってほしい。」
「誰もが自分らしく生きられる地球であってほしい。」
争い、差別は、「我」から生まれる。
あの人と私は違う。私の方が正しい。
「我」が強い人間がそう思い込んで、この世界を崩そうとしてしまう。
でも本当は、同じ空の下に生きていて、
心の奥底には「つながりたい」という想いが、誰にでもある。
モルディブで出会った人たちは、
肌の色も、宗教も、国も違ったけれど、
誰もが笑っていて、助け合っていて、心がやさしかった。
「違い」は怖いものじゃない。
美しいものであり、認め合えれば心の豊かさにつながる。
争いは溶けていく。
自分の中にある奇跡=神様の存在に気付き、生かされていることに感謝する。
それだけで立派な宗教だ。
宗教対立なんか、本当は、神様は望んでいない。
神様の本当の声を聞いてないから、
テロや戦争が起こる。
神様の声が聞けないと思ってる?
心に手をあててごらん。
鼓動が鳴り止まないはず。
そこに神様はいる。
私たちは、未来を選べる。
未来は、変えられる。
愛で、光で、そして「感謝の心で」。
ありがとう。
イメージソング
「Love & Peace Inside?」 SMAP
日本の、世界のこどもたちへ。
あなたたちがこれから生きていく地球が、もっとやさしくて、もっとあたたかい場所でありますように。
私たち大人が、たくさんの傷や痛みを経験して、それでもこうして祈っているのは、「あなたたちには、自由に、安心して生きてほしい」と願っているからです。
争いのない世界。
“自分らしく”いていい世界。
だれかを無理に変えなくても、お互いを大切に思える世界。
それは、空想なんかじゃなくて、ちゃんと創っていける未来です。
あなたの中にある“やさしさ”は、力です。
ありのままでいてください。
そのやさしさで、どうか自分を、そして周りを包んであげてください。
私は、あなたの未来を信じています。
あなたが生きるこの地球を、心から信じています。
イメージソング
「世界に一つだけの花」SMAP
私の声と言葉が、真の意味を持って、世界に手渡しできる準備が出来たのは、
モルディブという「祈りの始まりの場所」に立ったからです。
たくさんの気づき、感情、やさしさ、そして自分自身への許しが、今日、2025年5月27日、ひとつの本にまとまりました。
2025年5月26日、私はひとつの歌をリリースしました。
歌の名前は「おはよう」。
それは、私自身への「愛の言葉」です。
でもきっとこれは、今この瞬間に生きるあなたへ、
「自分を愛することを、大切にすることを忘れないで。」
という呼びかけでもあります。
もう私は迷いません。
私は私のままでいいし、祈っていいし、歌っていいのです。
愛して、進んで、生きていきます。
イメージソング
「おはよう」米津玄師
2025年5月27日 発行 初版
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