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はじめに

現代語俳句として、『ふだん読み書きする現代日本語』を基本に『575の型、季語、切れ字、切れ』までを活かして詠む俳句を2019年から探究しています。

現代語、現代仮名遣い、現代切れ字(候補)を基本に主に詠んでいます。


この現代語俳句集は、明治期の『写生』の方法から順に時代を追って『花鳥諷詠』『都市風詠』『抒情』『会話表現』『詩性』までについて、その理念や思想、技法などを応用して、

現代語による再詠を試みる『探究シリーズ』としてまとめたものです。

それぞれ各100句(会話表現のみ50句)の全6集を収めています。

                       2026年5月30日

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現代語俳句集 探究シリーズ

Kusabue

Kusabue出版



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目 次 

現代語俳句集 探求シリーズ

『写生の探究』  100句
『花鳥諷詠の探究』100句
『都市風詠の探究』100句
『抒情の探究』  100句
『会話表現の探究』 50句
『詩性の探求』  100篇

『写生の探究』
100句
現代語俳句集


「写生の探究」をテーマにまとめました。

写生俳句とその風景体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語・現代仮名遣い・現代切れ字(候補)を用いて詠んでいます。

「航跡」
春の部 

輪郭のしろじろ富士よ春あけぼの

梅いちりんにりんさんりん天満宮

いちりんよ水面揺れやむうめの花

大空をひっくりかえしつばめとぶ

雪しずくひづめからもよ騎馬の像

アスファルト罅も漆黒黄たんぽぽ

初蝶よ黄の野しろの野むらさき野

池に浮く空いちまいよ木の芽どき

蛙鳴くいけのみなもをふるわせて

そよかぜよ空ふるわせて初ざくら

小ながれがもつれあってよ春の川

スカイツリーふぶく桜の上にこそ

あしもとをさらさらながれちる桜

雁帰る池の水ばしゃばしゃにして

こでまりよ咲き越えている塀の上

ねこの子と鏡のなかのねこの子と

うぐいすがはばたかす羽水浴び場

ぜっぺきよしぶきをそらに春の滝

はるの鹿くびをのばして飲む淵よ

屑散らすゆうぞら春のきつつきが

来る河のながれにかげよのぼり鮎

たがやすか夕日のなかに影ひとつ

航跡は消えのこるみちかぜひかる

やどかりよ引く波を呑む寄せる波

さくら貝夕日をうつすなみのあと



「山脈」
夏の部 

葉ざくらよかげと日ざしの珈琲店

せみしぐれ「こころ」一冊机の上

アイスティー机にのこる水たまり

コンビニのとなりコンビニ夏の月

一本のくきからはらり花しょうぶ

梅雨入りよ色なくしずむにしき鯉

日かげじゅう水鏡してかきつばた

いち族の写真いちまいほたるの夜

せとうちよ島ひとつずつわかば山

はしる蟹ひっくりかえす波来ては

瀬戸内のうみまっしろに西日さす

海光よときに消え入るヨットの帆

黄の蕊のうずもれるまで牡丹咲く

いっぽんのゆびとたわむれ風鈴よ

ひろしまへいわ記念式典蝉しぐれ

仏塔よ透くまぶしさのせみのこえ

かぶと虫角振りながら生まれるか

どの田にもひとりふたりよ大夕焼

打ち水よくろくしずめて石だたみ

紺ゆかたそばにすわって藍ゆかた

金魚すくい千々の赤また千々の黒

尾ひれへと透けて金魚よ水のいろ

けいだいよ掃きのこされて蟻の列

あさの陽をあびてテントと山脈と

飛んでゆくいち羽いち羽が大夕焼

「天文台」
秋の部 

そよそよとなみ打つかぜの朝顔よ

もくとうのあしもとにかげ爆心地

うらがえしうらがえすそら桐一葉

手をすすめいっ歩も引かず阿波踊

そのしたにかおかおかおよ大花火

手をのばし手をおりたたみ風の盆

千光寺千々にあさひのつゆむすぶ

去る猫のふりむきがおよ露の路地

わたりどり陽に映え高層ビル群が

いちまいの大ガラスまど鳥わたる

コーヒーのまめ挽くまどよ秋の蝶

こまごまと赤暮れきらずいわし雲

月見船灯ともしもせず消えもせず

草のさきあけぼのいろよつゆの玉

秋嶺のこだましばらくしてかえす

すすき原うしろのみちもすすき原

空じゅうの絮に夕陽よすすきはら

はずみ来るかぜのたかさを秋神輿

たちあがるリス二三匹木の実降る

象が踏む秋ゆうやけよみずたまり

陽けぶらすダムの放流あかとんぼ

飛騨のバス霧にあらわれ霧にきえ

ゆうやみよ影濃くならぶ稲架の列

風おとのすき間すき間よのこる虫

天文台夜々落ちかかるあまのがわ

「地平」
冬の部 

白鳥よ日の揺れうつるみずのうえ

二三咲く窓揺れやまずふゆざくら

関東平野ひとひらの雪てのひらに

子どもらの口からも湯気おでん鍋

窓に付く雪のひとひらふたひらが

乗降客たがいちがいのしらいきよ

信号よ行く灯来る灯のふゆのくれ

日のひかり天地の境ふゆあけぼの

枝さきをぽたりぽたりとふゆの霧

五重の塔五重をつたうふゆのあめ

いっぽんの松迫りくる絵ぶすまよ

雪嶺よさす日よこぎるとりの群れ

点々としぶくうなばらイルカ跳ぶ

冬あかねひろげフェリーの航跡が

飛びたってむすうのかげよ浜千鳥

ホットコーヒー旭が部屋の奥の奥

工場よ掛けのこされてふるごよみ

プロキオンカペラシリウス嶺の影

よこたわる八重雲からよ初日の出

はつがらす一の鳥居を飛び立つか

弾き初めようえへしたへと琴の爪

そのしたにしずんで鯉よ寒つばき

冬木の芽いしがきに影くっきりと

スキーヤー以外うごかず飛騨の山

オリオンよ地平灯ながら街ながら

終わり

この現代語俳句集は、俳人正岡子規が提唱した『写生』の方法を尊重、重視、基本としつつ、

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語・現代仮名遣い・現代切れ字(候補)を用いて詠んだ作品をまとめました。

主に四季の風景を詠んだ写実的な句、叙景句が中心です。

「575の型、季語、切れ字、切れ」をはじめ、「挨拶、季感、間の概念、機知、余情、言葉の凝縮、省略、緊張、格調」など、

俳句が俳句として長い年月をかけて培ってきた特性を放棄せず、継承して活かすことを重視しながら、現代の言葉を基本にした詠法を探ったものです。

また『写生』の方法が、古典的な言葉に依存するものではない、という点についても検証など行ってみてください。

2018年〜2026年までにnoteに投稿した俳句から100句を選んで収録し、作品記録の1つとしてまとめました。


◇写生の方法の大まかな解説

実際の風景や事物を、感情表現や誇張を加えずに、より具体的に描き出して俳句に詠む方法のこと


◇使用している現代切れ字の候補

「現代切れ字の候補」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ、等

『花鳥諷詠の探究』
100句
現代語俳句集


「花鳥諷詠の探究」をテーマにまとめました。

四季の自然とその余情体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語・現代仮名遣い・現代切れ字(候補)を用いて詠んでいます。

「上り鮎」
春の部 

春立つかひがしに筑波にしに富士

つぎつぎよ玉がほぐれてうめの花

かもめとぶ沖にまで春およんだか

木の芽晴沖にさす日はこなごなに

たんぽぽよ雲吹きはこぶ阿蘇の風

花虻に黄のいちりんの揺れやまず

馬が鼻うずめるくさよはなすみれ

鳥雲に入るあさ映えをゆう映えを

やぶつばきあるほどの赤尽しては

ペルシャ猫ふわりと立上がる恋か

ゆうぐれてぴたりと静よ雪やなぎ

こぼれては背つたうしだれ桜こそ

日かげって花あかあかとよしの山

夜ざくらよ月とも違うほのあかり

北を見ればどこまでも北鳥かえる

すいへいせんぐるりかぜ吹く春岬

足あとをひとすじ砂のやどかりが

さえずりがさえずりをよぶ島々よ

はるのうみ島国千々にゆうばえて

このほしもほしぞらのなか蛙鳴く

そのうえを急ぎゆく瀬よのぼり鮎

一列に燃えかかるのが野焼きの火

ライオンが腹見せるほどはるの風

とぶ蝶よ白とも黄ともひかりとも

春惜しむ瀬戸内じゅうの島じまが

「ほととぎす」
夏の部 

稜線よざくと彫られてなつの富士

来る河のながれは絶えず鮎がとぶ

こもれびもみずかがみして葉桜よ

池というかがみよりみずくさの花

雲千々に湧いてそれきりなつの月

たけのこよざわわざわわと風の空

かたつむり透くまで濡れて日の光

咲き満ちてあじさいいろの鎌倉か

あじさいよ水たまりごと晴れて嶺

そらにえだくきくきくきよ四十雀

飛び立つか尻をおもたくこがね虫

滝こだま山ふかければふかいほど

大岩に触れた手からもしたたるか

これ以上踏み入らず山ほととぎす

奥飛騨よ谷をただようなつがすみ

聴くまではきこえず坂の蝉しぐれ

揚羽蝶かぜのながれのままにとぶ

夏霧よくさりを垂れていしづち山

かまきりの糸引きながら生れるか

金魚草えだふるふると咲きのぼる

牛たちよはるばると牧食べて暮夏

瀬戸うたいつづけて詩碑か大夕焼

ひるがおをはためかす風海のおと

吹かれればすなのあらしを蟻地獄

北極星夜ごとひとつのすずしさよ

「銀河の島」
秋の部 

あさがおよかべ咲きのぼる花の数

大ぞらのどこからとなく小鳥来る

五重塔ひぐらしのこえつぎつぎよ

四万十川ながれのままに水澄むか

ほしぞらがしだれてくるか七夕竹

摘籠よ葉かげ葉かげのあきなすび

いねの花あめしずくにもいねの花

草原に日のあるかぎりばったとぶ

照る富士のすそのひろさよ夕紅葉

曼珠沙華山をくだればそこにまた

すずめ跳ぶたがいちがいに大刈田

落穂拾いいちにちの日はいま西に

ゆうぞらよ埃のようにあかとんぼ

あるほどのあかをつくして紅葉山

草のわたひかりの玉が瀬々をとぶ

灯かがけて船日しずめて秋の暮れ

なみおとが暮れのこったか秋の浜

ぼんやりと灯ともる霧が佐渡ヶ島

嗅ぐ犬の腹まで濡らす野のつゆが

甲州のそらずっしりとぶどう狩り

風いちにち触れつづけるか吾亦紅

ひがしからにしの嶺々まで夕花野

いそぎだすひと葉ひと葉よ黄落期

まんてんの星ふるわすか虫のこえ

明けるまで銀河の島よなみのおと

「明日の春」
冬の部 

冬かもめ花咲くように飛びたつか

本土と島寄せあうなみの小春日よ

手のひらにすくえばしずか冬の海

千鳥とぶ沖にさす日がかがやくと

冬かもめいっせいに夕映えてこそ

あさひより焼けてゆうひよ雪の嶺

にしは陽に燃えているかに大枯野

アルプスかざわわざわわと水仙花

首立ててみずうみじゅうの白鳥よ

ぜっぺきにどっと凍るかふゆの滝

撫でる手に猫あまえがち日向ぼこ

てっぺんに富士たつそらよ正月凧

寒菊のしべかおりだす日なたこそ

ゆきだるまつくるにほんの風景よ

寒すずめ日のさす土をついばむか

凍てながら白いしぶきを那智の滝

けいだいよ地べたにすわる冬の鹿

いくすじも日ざし樹の間に凍蝶に

凍て鶴に星がまたたきはじめたか

寒つばき島とひとつに日あたって

さまざまのけはいのなかよ浮寝鳥

ふゆの梅山のにおいがかわりだす

犬がきえ犬小屋がきえふゆすみれ

咲く日なたふゆの菫のいちりんが

あるく鳩羽ばたきがちよ明日の春

終わり

この現代語俳句集は、俳人高浜虚子が提唱した『花鳥諷詠』の理念を尊重、重視、基本としつつ、

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語、現代仮名遣い、現代切れ字(候補)を用いて詠んだ作品をまとめました。

主に四季の自然とそこでの暮らしを詠んだ句が中心です。

「575の型、季語、切れ字、切れ」をはじめ、「挨拶、季感、間の概念、機知、余情、言葉の凝縮、省略、緊張、格調」など、

俳句が俳句として長い年月をかけて培ってきた特性を放棄せず、継承して活かすことを重視しながら、現代の言葉を基本にした詠法を探ったものです。

また『花鳥諷詠』の理念を、現代の言葉を用いた俳句で引き続き探求していけるのか、という点についても検証など行ってみてください。

2018年〜2026年までにnoteに投稿した俳句から100句を選んで収録し、作品記録の1つとしてまとめました。


◇花鳥諷詠の理念の大まかな解説

四季折々の自然と、そこでの人の暮らしを見つめ、ありのままに詠みあげる俳句の理念。


◇使用している現代切れ字の候補

「現代切れ字の候補」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ、等

『都市風詠の探究』
100句
現代語俳句集


「都市風詠の探究」をテーマにまとめました。

都市風景とその現代体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語・現代仮名遣い・現代切れ字(候補)を用いて詠んでいます。

「永日」
春の部 

駅塔よあさをゆうべをはなふぶき

花吹雪エスカレーター地下を出て

翔つおとのそらとひろがれ春の駅

初蝶よ花だん日あたるいしだたみ

電柱がしんとたたずみ黄たんぽぽ

指揮棒がきざむオーケストラよ春

おおさかを出ておおさかは春夕焼

離陸機よ窓下いちめんさくらどき

タンカー来るオイルロードを春岬

マンションの春灯千々の星のなか

ビルの群れかげ落としあう春雲よ

スカイツリー東京タワー花のくも

舞い上がる花スクランブル交差点

イヤホンよ桜ソングがふぶくそら

ショーウィンドウ黙を映すか夕桜

いちめんよ高層階よりしゃぼん玉

駅に見てひとつといわずはるの月

ロケットが飛びたった空まさに春

低くひくくふもとの街へはるの雪

明治以後おぼろにともるガス燈が

ジャムナイフパンに撫でつけ春暁

バス停がしずまるたびよ落つばき

見るかぎり平和通りでかげろうで

塔のどかときおり鳩を翔たせては

クレープのキッチンカーと永日と

「朝焼け」
夏の部 

顔あげていた夏ブルーインパルス

東京タワー昭和の夏のざわめきよ

空よりもとおくを見つめソーダ水

ハードル走次つぎと夏こえゆくか

新幹線富士過ぎてゆくすずしさよ

アトリエよ雨だれいろの濃紫陽花

革靴のつやあるきだす梅雨明けか

羽ばたいて灯のマンタこそ水族館

教会のレンガ日褪せて薔薇のなか

衛兵がすっくすっくとあるく夏至

集中よパセリをちらすパスタの上

透明層またかき回すアイスティー

羽ひろげ鳩おりてくるふんすいよ

れいぼうよどの絵もくらく美術館

ビールラムウォッカ多言語多民族

部屋のなかただよい続け夜の金魚

ランニング朝焼けの街はずみだす

香水よブルーの香から減ってゆく

水平線かたむけビーチパラソルが

サーファーが乗った波こそ海走れ

ひこうき雲夏の行方を見るような

市内電車吊りかわくらく西日さす

銀天街灯のすずしさのきわまって

群衆のまつりうちわよひらひらと

マンションの灯が朝焼に変るまで

「灯の駅」
秋の部 

スカイツリー空新涼ということか

バス発って落ちてきたのは桐一葉

もくとうよとどけつづける原爆忌

顔照らす花火きえてはまたひらく

あさがおよいにしえの京いまの京

コーヒーを注げば湯気よ今朝の秋

ゴーギャンのこころの奥へ美術展

待たされて月スクランブル交差点

住む街が問いかけてくる秋の灯よ

ゴスペルにブルースレゲエ長い夜

新幹線なごやおおさかあまのがわ

フライパン火にかけどおし豊の秋

駐車場夜のすみに聴くこおろぎよ

応援団長天よりたかいこえをだせ

食べ終えて残る林檎のデッサンが

銀杏散る立てかけられた自転車に

工業地えんとつまで灯秋ゆうばえ

離陸のかげ着陸のかげあきのくれ

バックパッカーゆく街々の秋夕焼

ガス燈が霧の果てまでいしだたみ

ノイシュバンシュタイン城が秋暁

椅子の脚にも黄落のカフェテラス

灯の駅よ水かがみしてあきのあめ

踏切りのおともしずかか秋のくれ

航跡よゆくて夜明けてほしづき夜

「空港」
冬の部 

千々の雪やまずつもらず灯の市駅

ヘッドフォン雪舞う空の静かさよ

はつゆきか交差点ごと暮れいそぎ

マスクしてだれもだれかの群衆か

雪舞わす路地の奥へとならぶ灯が

電車来てうつす灯の駅ふゆのあめ

乗降客たがいちがいのしらいきよ

ふゆの灯のうごかず発車時刻まで

今朝をゆく傘の波紋よふゆのあめ

ホットコーヒー雨後の沈黙大切に

木枯らしをゆびさして立つ銅像か

勝者にも雪をあおがすマラソンが

アメリカがひとすじ冬の飛行機雲

ビルといういちまいの朱よ冬夕焼

平和通り日暮れ静かに木の葉降れ

降りやまず交番にまでゆきだるま

なべ敷きにポトフよふゆの風物詩

雪の暮れ壁掛けの絵のかたむいて

コンビニは街灯ふゆのほしいくつ

暮れてより灯の白鳥よみずのうえ

地の底のおととどろかす除雪車が

ふねの灯がとうだいの灯が大寒よ

明けぞらのほしごとふゆの空港か

夜明けるか電気ケトルのさむい影

春隣シャワーヘッドのしずくして

終わり

この現代語俳句集は、都市風景を詠む『都市風詠』の取り組みを基本としつつ、

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語、現代仮名遣い、現代切れ字(候補)を用いて詠んだ作品をまとめました。

主に四季の都市風景とそこでの暮らしを詠んだ句が中心です。

「575の型、季語、切れ字、切れ」をはじめ、「挨拶、季感、間の概念、機知、余情、言葉の凝縮、省略、緊張、格調」など、

俳句が俳句として長い年月をかけて培ってきた特性を放棄せず、継承して活かすことを重視しながら、現代の言葉を基本にした詠法を探ったものです。

また都市詠の取り組みを、今後も展開、発展させていけるのか、という点についても検証など行ってみてください。

2018年〜2026年までにnoteに投稿した俳句から100句を選んで収録し、作品記録の一つとしてまとめました。


◇都市風詠の取り組みの大まかな解説

都市の風景やそこでの暮らしを見つめ、詩情等を見い出して詠む俳句の取り組み。


◇使用している現代切れ字の候補

「現代切れ字の候補」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ、等

『抒情の探究』
100句
現代語俳句集


「抒情の探究」をテーマにまとめました。

抒情的な俳句とその心情体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語・現代仮名遣い・現代切れ字(候補)を用いて詠んでいます。

「鳩の空」
春の部 

花見してはるばると時こえゆくか

無になってながめる花よ花のなか

いっせいに空とりもどす蝶生まれ

土筆摘むじぶんの影に手をのべて

かもめらよ知り得もせずに春の海

海女ひとりふたり歴史の波の間に

さいげつを波があらうかさくら貝

家族写真とおいむかしの春のまま

ふるさとが見えてくるのは春炬燵

寝について奈良は蛙のこえのなか

春の夢わすれるたびにうつくしく

コーヒーにミルクがしずむ春愁よ

牡丹雪どの手のひらもゆるされて

えんそくの子を海がよぶ山がよぶ

若草か野はらから立ちあがるひと

平和さよ雨あがるたびしゃぼん玉

なにがある大山があるあさざくら

目ひらいて花目つむって花ふぶき

鳩の空いのち見あげるあたたかさ

五重の塔花びらとしてふぶきだす

生老病死やがてまた生しゃぼん玉

杖置いて遍路は名さえのこさずに

一歩一歩澄む敷き石よはるのあめ

亡くなって形見のようにはるの月

ほしぞらよちきゅうひとつが遠蛙

「虹」
夏の部 

写生紙をはみ出してこそ富士は夏

母の日の鳩おおぞらをおりてこず

たけが生え朔太郎忌をたけが生え

そのなかに揺れるみらいよ香水瓶

アイスティー指にも琥珀色さして

しみ入って夕ぞらいろの濃紫陽花

傘はみな虹になったということか

ふうりんよ夜が哲学になってゆく

見て幾千見つめてひとつなつの星

邪馬台国ほたる今宵も舞いだすか

田舎には田舎のじかんかたつむり

いちぞくよかたまって咲く鉄線花

荒神輿みずをかけてもかけてもよ

せんねんがきこえくる寺蝉しぐれ

京ふうりん一代ごとのものがたり

一人一人孤独でアイスコーヒーで

そのはてに都市いくつもよ夏の河

縄文遺跡いちまんねんの蝉しぐれ

ハンモックわかる地球の大きさが

平およぎ海をひらいてゆくことよ

アロハシャツ戦争平和なみのおと

青りんごかりりと雨後の鬱晴らす

夏の海すべてゆるしてきらめくか

すなはまよせんねん濡れて大夕焼

人類のまつえい一人キャンプの火

「再会」
秋の部 

すでに秋こころをとおい嶺に置き

秋ふうりん時代の余韻いつまでも

菊いちりん今へとつづく香りこそ

ほんもののひびきか奈良の秋の鐘

あかるくてこの世あの世の大花火

月を見て三日こころのしずかさよ

過疎の谷銀河ばかりがうつくしく

忘失よすくう手に澄むみずのいろ

かわらない村にかわらず小鳥来る

身にしみて背のあかん坊の人生が

いちにちの余情のなかよ赤とんぼ

ひとり行く花野いつしか夢のなか

あめのなか揺れたましいか秋草か

虫のこえ星ぞらほどににぎやかで

見つめればだんだん観えて名月よ

あきの雲旅はなににもこだわらず

杖ついて無になり行くか秋へんろ

手につつむ楽茶碗よりあきのこえ

再会よだまっていてもほしづき夜

ひとり来てひとりのままの秋の浜

野菊摘む天地のことば摘むように

たましい一人たましい二人芒はら

虫鳴いて生死の果てのかぜのおと

天のがわ一歩さがるということを

さまざまななやみのこたえ朝顔よ

「絵の具」
冬の部 

つむじかぜそのままそらへ神の旅

ちんもくが初雪になるふるさとよ

今日までの旅今日からのかえり花

この星をあたたかくするしら息か

さいげつをながめ見てこそ大枯野

落ち葉焚き死んだ神から神生まれ

沖の船とわにいそがずふゆのくれ

クリスマスツリーの灯色吐く息が

毛糸編む月日を編んでゆくように

ホットティーホットコーヒー婚話

意識下にほのあかりさす日向ぼこ

一日をまっしろにしてしぐれるか

年越しそば伝統はみなほそぼそと

はととして羽ばたいてゆく元日が

あいさつのいち語いち語が花の春

かしわ手が千も万もよはつもうで

AIが見つめている夜雪降りだす

いっさいが雪スクランブル交差点

焼き芋屋この世のひとはすべて客

詩のなかに住んでいるかに雪国よ

ボイジャーは今どのあたり冬銀河

寒灯よ過ぎた日いろに絵の具溶く

寒つばきひと花ごとに散りごころ

手のひらに黙にぎりしめふゆの土

いちりんの冬のすみれの一途こそ

終わり

この現代語俳句集は、人間の心情などを合わせ詠む『抒情詠』を基本にしつつ、

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、現代語、現代仮名遣い、現代切れ字(候補)を用いて詠んだ作品をまとめました。

主に四季の暮らしとそこでの心情を詠んだ句が中心です。

「575の型、季語、切れ字、切れ」をはじめ、「挨拶、季感、間の概念、機知、余情、言葉の凝縮、省略、緊張、格調」など、

俳句が俳句として長い年月をかけて培ってきた特性を放棄せず、継承して活かすことを重視しながら、現代の言葉を基本にした詠法を探ったものです。

また抒情的な俳句が、写生的な俳句に劣るのかどうか、という点についても検証など行ってみてください。

2018年〜2026年までにnoteに投稿した俳句から100句を選んで収録し、作品記録の一つとしてまとめました。



◇抒情的な俳句の大まかな解説

人間の心情や主観、思想、感情、心象などをまじえたり、込めたりして詠む俳句こと。


◇使用している現代切れ字の候補

「現代切れ字の候補」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ、等

『会話表現の探究』
50句
現代語俳句集


「会話表現の探究」をテーマにまとめました。

会話表現の俳句とその対話体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

現代語・現代仮名遣いを基本に詠んでいます。

主に、日常のしゃべり言葉表現とそのフレーズ、会話、独話、方言、セリフ、独白(モノローグ)等を活かしています。

「朝」
春の句 

花見して平和をしんじきっていた

ちる桜真向かうほかにありません

来る傘はあなたでしたか春しぐれ

五重の塔鳩もすずめものどかです

摘み残すことできるかい土筆の野

ボートレースぎんいろに川輝くね

こしあんは撫で付けてくれ草団子

独身さすっと皮剥くアスパラガス

春満月そうつぶやいてしまうほど

さいごまでにんげんでした春の月

朝はみなだまっていますしじみ汁

また来いよそらいちめんを帰る雁

「風」
夏の句 

こいのぼりかぜの季節が来たか谷

指休めなよメーデーのキーボード

染まるビルとか噴水のゆうべとか

いちめんの空だよ箱根軒ふうりん

次のバス二時間後ですつばめの子

ほっとしました掻きくずすかき氷

さいごには虹のいろとか濃紫陽花

田草取り背も夕空もさびしそうに

ここはどこここはふるさと昼寝覚

じんせいのさいごのほうが蛍だよ

ただあおぐ生きかただった百日紅

かんがえるのをやめました冷し酒

竹林をかんじていますせみしぐれ

「旅」
秋の句 

花野道じぶんのなかへつづきます

沿いあるく波打ちぎわは秋でした

かたちにはかたちがないね雁の空

コーヒーでふりかえろうか美術展

天の川いまだ詩でしかありません

いつか又出かけましょうか遠花火

流れ星ひとすじ少しやすみなさい

つゆの玉地球のぞいてみてごらん

行けばいい道になるからくさの花

野菊摘むうつむき癖のあるひとだ

草絮吹く海がゆうばえだしたから

流れ星きっといつかのじぶんです

だまるほどおおきい月を旅に見た

「心」
冬の句 

白鳥が輪のまんなかをおよぎます

よい日でしたね手にのこる龍の玉

はつゆきに手とどきますか車椅子

いつか詠む雪まだ雪のままでいい

雪の列車目の奥どこまでも行った

売れのこる新聞クリスマスですね

不幸さえしみじみします日向ぼこ

夜明け空咳がこんなにひびくとは

父さんのまえに来なさい初もうで

かえろうかかたくむすんで初御籤

それだけでいい甘鯛の吸いものは

ふゆぎんがこころに一語広がった

終わり

この現代語俳句集は、日常のしゃべり言葉表現を活かすことを基本としつつ、

575の型、季語、切れを用いて詠んだ作品をまとめました。

主に春夏秋冬の、声のある情景を詠んだ作品が中心です。

「575の型、季語、切れ字、切れ」をはじめ、「挨拶、季感、間の概念、機知、余情、言葉の凝縮、省略、緊張、格調」など、

俳句が俳句として長い年月をかけて培ってきた特性を放棄せず、継承して活かすことを重視しながら、日常の会話表現を基本にした詠法の可能性を探ったものです。

また会話表現を活かした俳句について、古今の作品や、その独自性についても検証など行ってみてください。

2024年〜2025年までにnoteに投稿した俳句から50句を選んで収録し、作品記録の1つとしてまとめました。


◇会話表現の大まかな解説

日常のしゃべり言葉表現のこと。またここではそれを活かした俳句のこと。


◇使用している語尾の候補

「使用した語尾の候補」
です、ます、でした、だった、ました、
ません、ごらん、なさい、でしょうか、
〜でいい、〜ね、〜さ、等々

『詩性の探究』
100句
俳詩作品集


「詩性の探究」をテーマにまとめました。

俳詩の作品とその詩情体験の良さを楽しんでいただけたら幸いです。

現代語・現代仮名遣い等を基本に書いています。

俳詩は「俳句を母体とした詩」という意味の個人的な探究です。

「手」

雪は言葉背むけた街にふりつづく

集合的無意識──伸べた手にも雪

ホットワイン今世に酔いという光

ブロッコリー幻の鳥棲ませている

寒りんご愛情はキュビズムでした

「小春」

ただ小春おおげさなこと何もない

まだ無い言葉──南天の実が真紅

落葉焚きむかしばなしのあとの灰

瀬戸大橋 列車 窓 西 冬夕焼

オリオンの肖像星空のキャンバス

「秒針」

寒ゆうやけ──どの島も沈黙の色

ガス灯に雪舞うゆるしゆるされて

黙る目に雪たましいに雪しんしん

雪の夜の秒針、対話と違うはやさ

ヒト科ヒト属ヒトゆえ孤独冬の星

「原風景」

目にうかぶきみ目にのこる遠雪嶺

遠くちいさくふりむく鹿に雪無尽

原風景にいろづける筆雪しんしん

記憶の始まり記憶の終わり枯野星

ふりむかずしんと記憶の大地凍て

「声」

白鳥来る──北の沈黙つれて来る

鷹でもいい鳶でもいい、風がいい

冬の鳩ふとじんせいのあしもとに

水鳥のいのちの波紋 輪・線・凪

こえのこすそらに最後尾のつるが

「大三角」

灯のいえの屋根ごとふゆの大三角

ふゆぎんが漠然と指ししめされて

灯として地 星として天 聖夜劇

クリスマスツリー過去ほど新しく

詩人みな 鏡のなかに ふゆの月

「十年日記」

年の瀬を濁しつつひとながれ行く

十年日記重さがまぶしくて買わず

千々の灯にふる雪秩序たもちつつ

無為無心──餅の中より餅ふくれ

除夜の鐘令和をとおくとおく撞く

「塔頂」

初鳩か──あおぐ顔みな空のした

日だまりの地が手をひらく福寿草

光ごとこわれて雪のけっしょうが

寒すばるいくせんまんの星ぞらの

塔頂の花火ハッピーニューイヤー

「孤島」 

マスクしてふと絶海の孤島に居る

雪 誰も耳にとめないこえをきく

冬銀河ひとはじぶんもわからない

坂 一灯 ニ灯 三灯 傘 氷雨

一つ一つきおくを燃やす寒木瓜が

「雪雫」

鶴たちの恋を彼方に都市暮れだす

ガス灯に幻の馬車ゆく───大寒

雪 神が死んだ市街に降りつづく

詩手帳にしみ入るひとひらの雪が

雪雫──じぶんの幸を生きたあと

「春愁」

羽根しんとうつるよ蝶の水飲み場

億年の地球、鳴き出すひばりの巣

カーテンが吹かれるように春愁は

はるのゆき理屈の街がしんとして

みなむねのかいだんのぼり春の星

「岬の町」

梅いちりん 季節を裏返すように

流し雛手はなすことのうつくしく

街 春が来ては天使のはしごさす

窓 頬杖 ペン先 抑揚 春の雪

春の夢──岬の町で暮らしていた

「雪の果」

ボートレース川がすべてを輝かす

屋根のうえの鳩羽ばたかす卒業歌

風船は未来、飛ばせばなおのこと

揚げひばりいま意識してする呼吸

そらからの視点よ街のゆきのはて

「窓」

初心 鳥雲に かぜ吹きつづく浜

とわに待つ岩──この浜の鳥雲に

窓を打つ虻、空爆のニュースあと

卒業 就職 時計まわりの観覧車

帰宅ラッシュ 駅に転がる春の靴

「桜」 

ひとときが二千年めくはなふぶき

花見して微笑ひとひらふたひらと

夕桜───ひとりの胸に秘め名所

なにができるよ永別の夜のさくら

はなふぶき──基本的人権の尊重

「残雪」

わたたんぽぽ種重心に飛んでゆく

あのひとがむねに居る鳥雲に入る

落ちつばき執着 散りつばき解脱

エイプリルフール夕ぞらだけ誠実

とおぞらに浮く残雪のアルプスが

「千の自分」

また十字路──私も岐れ行く春風

しゃぼん玉ひと吹き 世界線分岐

ふぶきだすもしもの過去が花遍路

サイコロを振れば六つの世界 朧

黙 春灯 合わせ鏡に千のじぶん

「花種」

生き変わるために花種蒔いていた

落ちつばきあかいかげ得て水の上

春の鯉揺れるそらへと浮いて来て

うごかないじかんがながれ春炬燵

目──心──無意識世界──朧月

「鏡」

すずかぜの羽根ペンよ詩の飛翔力

ボート漕ぐ鏡いちまいひろがって

子鹿跳べ死に神ふりおとすように

すぐそばにある葬式もふうりんも

アイスティー歳月しんと結露して

「銀河」

父が降る祖父が降る土地ながれ星

ふかみゆく闇ふかみゆく銀河の淵

ながれ澄む水みずからを追つめて

乗せた手に痛み残してばったとぶ

すすきはらとぶ光子数かぎりなく

終わり

この俳詩作品集は、『俳句を母体とした詩』として、より深い詩性や現在を生きる自己の内面・問い・認識等の表現を模索しつつ、

「ふだん読み書きする現代日本語」を基本に、575の型、季語などを用いて書いた作品をまとめました。

詩として書いた作品が中心です。

俳詩は、以前行っていた「一行詩的俳句」の取り組みを呼称を変えて引き継ぎ、発展させたものです。

「俳句」というジャンル自体を一行詩化するといった目的や立場はとっていません。

2024年〜2026年までにnoteに投稿した俳詩から100篇を選んで収録し、作品記録の一つとしてまとめました。


◇俳詩と俳句の傾向と比較

◯俳詩の傾向
・詩的構築
・言葉で世界を創る
・内面・観念・思考を基にする傾向
・情感を中心として重視
・詩性・思想性・象徴性・時代性、等々

◯俳句の傾向
・自然描写
・世界を写し取る言葉
・外界・実感・写実を基にする傾向
・季感を中心として重視
・俳句性・写実性・具象性・普遍性、等々

*それぞれに共通する点、重なる点、
 グレーゾーン的な部分も存在しそうです

終わりに


◇現代語俳句について

現代語俳句では個人的に俳句の現代化や、

ふだん読み書きする現代日本語を基本に「575の型、季語、切れ字、切れ」までを活かして詠む方法等を実作を通して探究しています。

旧来の俳句の理念・思想である「写生」「花鳥諷詠」などの作品にあえて取り組んで新旧を比較検証することで、現代語で詠む俳句に、俳句としての「基本性」「継承性」「発展性」「将来性」などがどの程度備わっているのかについても探っています。

今回はそれらの作品を5句集+1俳詩集にまとめて、収めました。

◇解説・補足等


◇使用している言葉について

「現代語・現代仮名遣い・現代的切れ字(候補)」を基本にして詠んでいます。

また小説、詩、短歌などと同様に、主に「現代の書き言葉」表現の作品メインに、「現代のしゃべり言葉」表現の作品も適宜詠みこんでいます。


◇文語・口語の大まかな図

下記は、俳句における
文語・口語の大まかな図です。

・文語俳句ー文語体ー古典語ー古い時代の文体

・口語俳句ー口語体ー現代語ー書き言葉
           ∟ーー話し言葉

・仮名づかい 歴史的仮名遣い 現代仮名遣い


◇使用している切れ字の候補について

下記は、現代語の俳句で
切れ・間を生むための語の候補です。

「現代切れ字の候補」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ、等

これらは「現代の言葉」で俳句を詠む際に切れ字のような役割を果たす語はないのか、「間」を生み出すために必要な「句を区切るための語」が現代の語にはないのかを探ったものです。


◇俳句と俳詩の取り組みについて

2025年10月から、

「俳句」と「俳詩」の2つに取り組みを分けたため、個人的に、

俳句のほうでは現代語を用いて「575の型・季語・切れ字・切れ」をはじめ、基礎・基本に立ち返って作品を詠んでいます。

一方、俳詩のほうでは、俳句の「575の型」「季語」等や現代語を用いて、より自由な表現や詩情、工夫、挑戦などを探り行っています。


その他、より詳しいことは、ネットブログサービスの「note」「アメーバブログ」の、「Kusabue/現代語俳句」のアカウントから各記事をご覧になってみてください。

現代語俳句集 探究シリーズ

2026年5月31日 発行 初版

著  者:Kusabue
発  行:Kusabue出版

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