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みなさんはME:Iを知っていますか? ME:Iは日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で新たに〝国民プロデューサー〟によって選ばれたガールズグループ(※1)です。現在はMIU、MOMONA、AYANE、KEIKO、RINON、SUZU、TSUZUMIの7人で活動しています。
ME:Iの音楽は聴く人に多幸感を与え、日々の活力となる曲ばかりです。まだ聴いたことがないという人にもぜひ聴いてほしい曲がたくさんあります。そこで、本稿ではみなさんの日々に寄り添うME:Iの音楽を歌詞の引用とともに紹介していきます。(本稿の歌詞引用は、歌詞カードからおこなっています。)
「MUSE」
最初に紹介する曲はME:Iの3枚目シングル『MUSE』の表題曲である「MUSE」です。この曲は「永遠なる私のMUSE」をキャッチコピーに、ME:Iが誰かの夢や憧れとなる姿を描いています(※2)。「MUSE」のおすすめポイントは、どんな夢でも肯定してくれる心強さを持っているところです。特に、Bメロのフレーズが特徴的です。
画面に映る彼女は あの日の Little girl
そんな未来がきっと待ってるの Can’t wait
大きすぎる夢だって 言われたって
Don’t care what they say
One look 釘付けにしちゃって
Timeline 刻んでく My name(※3)
この歌詞は、「どんな夢であっても、あなたが叶えたい夢を追い求めよう」と捉えることができます。誰しもが、一度は身の丈に合わないような大きな夢を抱いたことがあるのではないでしょうか。そんなときに、よく周囲の人から言われるのが「そんな夢叶うわけないじゃん。現実見なよ」という夢を追う事自体を否定する言葉だと思います。また、自分自身で「私には無理だ」と諦めてしまう人もいるかもしれません。「サッカー選手になりたい」「アイドルになりたい」といったような、多くの人が一度は抱いたことがあるような夢も、本気で目指している人は一握りであるように感じます。子供のときにはためらわずに周囲に宣言できた夢だとしても、大人になるにつれて、口に出しづらくなってしまったという人もいるでしょう。しかし、この「MUSE」という曲は、そんな大きな夢を抱くことや追いかけることを肯定してくれているのです。「人に大きすぎる夢だと言われたって構わないでしょ?」と背中を押してくれる曲なのです。ME:Iのメンバーがオーディションを勝ち抜き、大きな夢を叶えているからこそ、説得力のある歌詞だと言えます。
「THIS IS ME:I」
二番目に紹介する曲はME:Iの1stアルバム『WHO I AM』の表題曲である「THIS IS ME:I」です。この曲は「THIS IS ME,THIS IS I 私に似ているあなたを見つけて、共に未来に進んでいく」をキャッチコピーに、ME:Iの今までの歩みとこれからの未来を示す楽曲です(※4)。「THIS IS ME:I」のおすすめポイントは、「これが私! どこにいても、何をしていても私は私」を貫いているところです。特にサビやCメロの歌詞のメッセージ性が強く、彼女たちの意思や覚悟の強さが感じられます。
This is WHO I AM(踏み出す My way)
やりたいことを Do it(〝私〟でありたいの)
夢を叶えるのは 誰でもない〝自分〟だ
(中略)
終わりのない物語 まだまだ始まったばかり
新たなページを捲ろう
選んだ道を正解にするまで
Don’t look back,yeah yeah (※5)
前述の「MUSE」と同様に「夢を叶えること」について言及されていることが読み取れると思います。「MUSE」は「どんな夢を持ったっていいんだよ」という肯定的な応援でしたが、「THIS IS ME:I」では「夢を叶えられるかどうかは、あなた次第だよ」と活を入れてくれるような歌詞だと思います。「アイドルになりたい」という夢を、最後まで諦めずに貫き続けたME:Iのメンバーたち。きっと、彼女たちが夢を追いかけるなかで、こころない言葉をぶつけた人もいたでしょう。しかし、自分が進みたい道を信じて歩いてきたからこそ、新たにアイドルとして歩みたい道が開けたのだと思います。オーディション中も、オーディション後も周囲の助力だけでなく、自身の努力によって次への切符を勝ち取ってきたME:Iだからこそのフレーズです。
「THIS IS ME:I」のなかで、個人的に気に入っているフレーズは中略後の「選んだ道を正解にするまで」という歌詞です。進学や就職などで、人生の岐路に立ったときに、「正しい道を教えてほしい」と思う人が多いと思います。しかし、選択するときにどちらの道が正解かは誰にも分からないものです。大抵は、後から「違う道を選べばよかったかもしれない」という後悔をするだけでしょう。だからこそ、どんな選択をして、どんな道を選んだとしても、選択したものを正解にするというのは、強い覚悟を必要とするものの、かっこいい生き様となるのではないでしょうか。
「想像以上(ME:I Ver.)」
三番目に紹介する曲は「想像以上」です。この曲は「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の課題曲でもあり、いわゆるME:Iのセルフカバーにあたります。大きな夢を叶える直前にパフォーマンスした楽曲であるため、未来への希望に溢れているところが特徴だと言えます。
眩しい光を浴びて
歩き出そう 未来(まえ)だけ見て
辿り着く 夢の先へ 君といれば
想像以上の light(we’re perfectly)
行こう utopia(perfect to me)
夢を叶える storyline(imagine it)(※6)
この曲は彼女たちが、まだME:Iではなかったころからパフォーマンスしています。ステージ上でスポットライトを浴びているような、もしくは、明るいランウェイを歩いていくようなイメージの曲だと思います。曲調だけでなく、この歌詞によって、「想像以上」を聴いている人も明るい花道へと導いてくれる印象を受けるかと思います。夢に向かって歩く際には、花道だけでなく、いばらの道もあるでしょう。しかし、夢を追う時の辛さよりも、希望に満ち溢れた明るさにフォーカスを当てている点がこの「想像以上」の特徴だといえます。
また、ME:Iの曲には、「一緒に歩んでいこう」という歌詞が含まれることが多く、「想像以上」にも「君といれば」という歌詞があります。このフレーズがあることによって、「ひとりぼっちで進んでいるわけじゃない」「あなたがいるから、素敵な未来に向かって行ける」と感じられます。このように、ME:Iが歌うことによって、聴き手も「私は一人じゃない」「私も頑張ろう」ともう一歩前に進む力となります。もう一歩前に進んだ先には、想像していた「夢が叶った景色」よりも素敵な景色が広がっているかもしれません。
「Royal Energy」
四番目に紹介する曲は1stアルバム『WHO I AM』のカップリング曲である「Royal Energy」です。この曲は現在のME:Iの楽曲のなかでも珍しいかっこよさを持った曲であり、ファン(通称YOU:ME)に人気のある曲です。「Royal Energy」は、聴くだけで力強く進んでいけそうな気持ちにさせてくれる力があります。また、それだけではなく、個々が持っている強さを肯定し、高みへと引っ張り上げてくれる歌詞も魅力的です。
そう君の中にも眠ってるEnergy
目を覚ませばshining so bright
誰だってそう 輝けるよ
I’m the one you can’t ignore,yeah(※7)
この歌詞には、「まだ花が開いていなくても、誰もが秘められた力を持っているのだ」という意味が込められています。今までに、「あの人は才能があっていいな」と羨んだことはありませんか。もしくは、「私もあの人のようになりたい」と感じたことはありますか。きっと、自分にはない才能や能力を欲した経験は誰にでもあるでしょう。しかし、相手も同じように思っているかもしれません。自分の良さに気づかずに、ないものねだりをしているということもあるでしょう。この「Royal Energy」は、自分の良さに自信を持てない人に向けた曲でもあります。「今は埋もれているかもしれない、自分自身でも気づいていないかもしれない、でも、全ての人が輝くための力を持っている。だからこそ、自分らしく進んでいこう」と強く背中を押してくれる一曲です。
「Update ME」
五番目に紹介する曲はデジタルリリース曲の「Update ME」です。本稿執筆時点の最新曲であり、聴く人の自己肯定感を上げてくれる楽曲です。この曲の特徴は他人と比較した自分ではなく、昨日の自分と比較した自分を大事にしているところです。「なりたい自分に向かって変わっていこう」というメッセージが込められています。(この「Update ME」のみ、YouTubeの概要欄から歌詞引用をおこなっています。)
So good You feel it
We really stay alive
なりたいように Change
We won’t stop this anaymore
(Hear me now)
自分至上最高まで行こうよ Switch ON!
Oh Ring―ling―ling―on!(Ah ha)
昨日と違う私
だから今未来を呼ぶ Ring
響かせて Update(※8)
まず、前半の歌詞では、「自分の思い描くように変わっていこう。私たちを止めることは誰にもできない」と書かれています。これは、最初に紹介した「MUSE」や二番目に紹介した「THIS IS ME:I」の特徴として挙げた「誰に何を言われても、私は私」というテーマの延長線上にある歌詞だといえます。これは、ME:Iというグループが持つ芯の強さや、彼女たちの理想という軸を強さの表れだと思います。
そして、中略後の歌詞では、「自分至上最高まで行こう」とあるとおり、今まで一番良い自分になれるように進んでいこうという意味が込められています。他人と比べて、自分のほうが優れている、もしくは劣っていると一喜一憂するのではなく、これまでの自分と比べて自分を認められるかを大事にしている歌詞だといえます。つまり、自分に誇れる自分になることを、目標にしているのです。
もちろん、自分で自分を認めることは、非常に難しいことだと思います。他の誰かに認められたとしても、自分は納得できないこともあるでしょう。だからこそ、ME:Iは「理想に向かって変わり続けよう」と歌うのだと思います。
「Fan Letter」
六番目に紹介する曲は1stアルバム『WHO I AM』のカップリング曲である「Fan Letter」です。この曲は今まで紹介してきた曲とは違い、「誰かに寄り添ってほしい」ときに聴いてほしい楽曲です。この曲を聴くと、どんなときでも一人じゃないという心強さを感じられます。
Every day,everywhere
そばにいさせて In your life
負けそうなときには
Looking ME,looking ME
Sent YOU 〝Fighting!〟
ロック画面の中 そっと
見守ってるよ ちゃんと
So you’ll never been alone(※9)
特に注目してほしい歌詞は「ロック画面の中 そっと 見守ってるよ ちゃんと」です。推し活文化が発展した現代社会において、スマートフォンのロック画面やホーム画面に推しの画像を設定している人は多いのではないでしょうか。アイドルやアーティストだけでなく、キャラクターの画像を設定している人もいるでしょうし、もしかしたら、大切な人と撮った写真を設定している人もいるかもしれません。私自身も、実際にME:Iのメンバーの写真を設定しています。現代人にとって、日常でもっとも使用するものの一つが、スマートフォンであるといえます。もっとも身近であるスマートフォンから、推しや大切な人が見守っていてくれるとしたら、前向きな気持ちになれる気がしませんか。私は、なんとなく、力をもらえるような気がします。もちろん、本当に推しが見守っていてくれるわけではありませんが、私たちの気の持ちようで活力にすることができるでしょう。
「CHOPPY CHOPPY(ME:I Ver.)」
七番目に紹介する曲は「CHOPPY CHOPPY」です。この曲も「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の課題曲でもあり、いわゆるME:Iのセルフカバーにあたります。「想像以上」がきらびやかなステージを夢見た曲であるのに対し、「CHOPPY CHOPPY」は冒険の旅に出るようなわくわく感を歌った曲であると言えます。この曲は苦しかった過去も今の自分の糧になっているのだと認めてくれる歌詞が特徴です。
今も残ってるあの傷も
ここに来るため作られた
追い風吹いたら そのまま
一歩ずつ 足並み揃え
準備はOK?(※10)
この歌詞だけ見ると、あの辛かった過去すらも糧にして前に進んでいこうと読めると思います。しかし、個人的には「今がどれだけ辛くても、いつか、『このときのためにあったんだ』と思える日が来るよ」という意味でもあるのではないかと感じます。
辛い過去に折り合いをつけることも、前に進むためには必要です。二度と思い出したくないような過去だって、今の自分を形作る要素の一つであり、どれだけ望んでも切り離すことはできないでしょう。だからこそ、「今も残ってるあの傷」なのです。そして、この傷に既に折り合いがついている人ならば、触れたとしても古傷が痛むくらいで済むかもしれません。もしかしたら、全く問題ないと感じる人もいるでしょう。しかし、まだ折り合いをつけるには難しい人にとっては、触れるたびに新鮮な痛みをもたらす傷として残っているでしょう。そのような人にとっては、辛い過去を完全な過去にはできていないのです。だからこそ、「あの傷」がついたときの延長線上にいる人に向けて、「今はまだ難しくても、過去を受け入れられる日が来るよ」という励ましのように感じるのです。きっと、その兆しがみえたときが、「追い風が吹く」ときなのだと思います。
ここまで七曲のME:Iの楽曲を紹介してきました。本稿で紹介した楽曲はどれもME:Iの公式YouTubeで聴くことができます。本稿では、歌詞を中心に紹介してきましたが、ポップで可愛らしい曲調もおすすめポイントのひとつです。参考文献欄にURLを記載しているので、興味を持った方はOFFICAIL MVと合わせて見てみてください。また、今回紹介した曲以外にも多幸感を感じられる曲がたくさんあるので、ぜひ一度聴いてみてください!
(※1)ME:I OFFICAIL SITE PROFILE
https://me-i.jp/feature/profile
(※2)ME:I 3RD SINGLE 『MUSE』 が2025年4月16日(水)に発売決定&本日より予約開始!
https://me-i.jp/news/detail/543
(※3)「MUSE]作詞:Yui Mugino 2025年リリース
https://youtu.be/zPmSwXMQtRk?si=smkgltbHNB9XNYDc
(※4)1ST ALBUM『WHO I AM』が2025年9月3日(水)に発売決定&本日より予約開始!
https://me-i.jp/news/detail/793
(※5)「THIS IS ME:I」作詞:Rose Blueming,Se.A,YOUHA 2025年リリース
https://youtu.be/UwpfFRuu2lI?si=uVKz6USk3HmEfWy_
(※6)「想像以上(ME:I Ver.)」作詞:Rose Blueming,Jung Hohyun(e.one),Sophia Pae 2024年リリース
https://youtu.be/F5ftxL33Q8c?si=yqvf3ECfjor1hfkT
(※7)「Royal Energy」作詞:Rose Blueming,Se.A,Charlie McClean 2025年リリース
https://youtu.be/lCX9yMlAHdQ?si=ce0h_dYfG7k0gABI
(※8)「Update ME」作詞:Masami Kakinuma,(Relic Lyric,inc) 2026年リリース
https://youtu.be/4Q3OSgceGvQ?si=5lcbUQnObDJqzPtE
(※9)「Fan Letter」作詞:Nishino Komyaku,Masami Kakinuma,(Relic Lyric,inc) 2025年リリース
https://youtu.be/DUpjiiZTEek?si=CpKThpJNL7JrfgsS
(※10)「CHOPPY CHOPPY」作詞:Hiyori Nara 2024年リリース
https://youtu.be/DNmr4pYjRYU?si=21PRJFRDWGn6tLQM
みなさんはcali≠gariというバンドをご存じだろうか。「え、なにそれ知らない。」そんな人が大半を占めるのではないだろうか。cali≠gariは1993年に結成した日本のヴィジュアル系ロックバンドであり、2028年に活動を停止する。エログロナンセンスを体現したようなバンドだが、時に人が持つ傷にそっと寄り添う。
活動停止まであと少しだ。cali≠gariが気になったら本稿を読んでいってほしい。もしかしたら、あなたの孤独に寄り添うことができるかもしれないから。
♢「色褪せた青い場面」
今回紹介する曲は「ブルーフィルム」。2007年7月7日発売のアルバム『ブルーフィルム』に収録された楽曲だ。作詞作曲はギターの桜井青氏が行っている。
通称【エロアルバム】と呼ばれるこのアルバムはとても実験的だと言われている。アルバムを検索してジャケットを見てもらえばわかるはずだ。あまりここでは書かない方がいいと思うので、各自で検索していただきたい。ジャケットから曲に至る全てにおいてエロを前面に出していながらも音楽を聴くと不快感はない。フェティシズム的なエロではなく、文学的なエロだからだろう。
アルバムの収録曲の一つである「ブルーフィルム」は孤独に寄り添う楽曲だと私は思っている。皆が先に大人になってしまい、自分だけがまだ大人になりきれていない、そんな人が体を通じてぬくもりや大人を実感しようとする。そして少しずつ前向きに、自分を大切するまでに成長する、そんな曲だと感じる。曲名にもなっているブルーフィルムは性的、卑猥な映像を収めたポルノ映画の総称である。そんなエロティシズムと失われた青春が織りなすこの楽曲は聞いていてどこか心地がいいのである。
♢「行き場のない僕に告げた」
私はよく、孤独を感じるときに「ブルーフィルム」を聞く。
みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。
あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。
空気が薄い映画館が良くて、
誰かに「大好きだよ。」って言って欲しくて、
どんな手でもギュッて握ってみたよ。
全部、義手だったんですけどね。
これがAメロである。私は初めてこの歌を聞いた時、強い虚しさと寂しさを覚えた。どうにかして温もりを求めてもがいた末に置かれる全部、〝義手だったんですけどね。〟という一言には、深い空虚さが滲んでいる。偽りの愛情を、体温を感じさせない義手として表現している点にも衝撃を受けた。
また、〝みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。〟という歌詞からは、大人になることを喪失として捉える感覚が読み取れる。〝青春が死んで〟という表現には、かつて持っていた純粋さが失われていく痛みが込められているように感じた。そして、自分だけが成長できず、その場に取り残されてしまったような孤独感も表現されていると思う。ここからわかるように、Aメロは全体を通して孤独感を前面に押し出した歌詞になっていることが読み取れる。
古いベッドと黄ばんだシーツで、
名も知らない嘘と抱き合いながら、
今日だけは1人で落ちてみます。
だって、朝日は昇るから。
Bメロの一部を引用した。Bメロの冒頭は、Aメロの最初の歌詞を繰り返すリフレインになっている。Aメロで描かれていた偽りの愛情や孤独を、Bメロではどこか受け入れているように感じられる。
私はこの部分を聴いて、結局、自分を愛せるのは自分だけなのだと感じた。誰かに理解されることや救われることを求めながらも、最後に自分を支えられるのは自分自身しかいない、諦めとそれに応じた自愛が滲んでいるように思う。そして、〝だって、朝日は昇るから。〟という歌詞からは、どれだけ一人で堕落し、苦しみ続けたとしても、朝だけは変わらず平等に訪れるという感覚が伝わってくる。だからこそ、この歌詞は「落ちてしまうこと」を否定せず、そのままの姿に静かに寄り添ってくれているように感じた。
「誰の為じゃない自分の為に、
みっともないくらい泣くのもいいさ。」
ラスサビの一部分であるこの歌詞は、「ブルーフィルム」における最大の自愛を表しているといっても過言ではない。自分の為に、みっともないくらい泣ける人はどのくらいいるだろうか。少なくとも私は泣くことができないと思う。私は、この自分のために泣くという行為こそが、最大の自愛なのだと考える。他人にどう見られるかではなく、自分自身の感情を認め、自分軸で生きることを肯定しているように思えるからだ。 世の中には自然に自愛することができる人とそれがどうしても難しいと感じる人がいると私は思っている。「ブルーフィルム」はそうした人々に対して、自分を愛さなければならないと強制するのではなく、あくまで一つの在り方として優しく提案しているのだと感じた。
最後にボーカル石井秀仁氏の歌声について語らせていただきたい。
彼は、色気を湛えながらも深みのある歌声をしている。どこか人を安心させるような、心地よく耳に馴染む歌声なのだ。その声が、「ブルーフィルム」と非常に相性がいい。歌詞だけでなく、歌声も聞き手の心を優しく包み込んでくれるのだ。
先ほど引用した〝「誰の為じゃない自分の為に、みっともないくらい泣くのもいいさ。」〟という歌詞は、歌声の背後で石井氏がセリフのように語りかける形で発している。まるで聞き手に語り掛けているようでありながら、同時に自分自身へ言い聞かせているようにも聞こえる。この表現方法もまた、聞き手を受け止めてくれるように感じるのだ。
♢「ブルーフィルム」
孤独を歌った「ブルーフィルム」はいつのまにか、私の孤独を埋めてくれる一曲になった。この曲を聴いていると、人より出来ない自分を、一人ぼっちな自分を肯定してもいいのかもしれないと思うことができる。少しだけ前向きに生きられるのだ。
長々と自分の感じたことを書いてしまった。cali≠gariのファンであるガリストの方が読んだ時に、解釈と異なる部分が出てきてしまうかもしれない。そこは大目に見ていただきたい。
私がcali≠gariに出会ったのは、今から7、8年前のことだ。当時中学生だった私は「嘔吐」や「ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日」などを聴き、世の中にはこんなにすごいバンドがあるのかと強い衝撃を受けた。多感な時期だったこともあり、何度もcali≠gariの曲に救われてきた。かつて私を救ってくれたバンドが、曲が、今度は誰かの救いになればいいなと思う。
新録はCDを買わずともYouTubeで聞くことができるので、機会があればぜひ。
・歌ネット 「cali≠gari ブルーフィルム」 https://www.uta-net.com/song/291401/ 閲覧日2026年5月21日
・cali≠gari - ブルーフィルム【MV】 https://www.youtube.com/watch?v=Eg5Tfvg27SI&list=RDEg5Tfvg27SI
ライブハウスに通うようになってから気づけば3年以上経っていた。最初は恐る恐る足を踏み入れていたのに今では一人で堂々と下北沢を闊歩し、飲酒しながらライブを見ているのだから驚きだ。通い始めた当初はメジャーシーンで活躍するバンドとは違い驚くことばかりだったが、3年間でそれもまた魅力だと思えるようになった。ここではエピソードも交えてインディーズバンドのライブに通うことの魅力を記していきたいと思う。
インディーズバンドのライブはメジャーデビューしたバンドに比べるとかなりチケットが手に入りやすく、また価格も手頃である。先着販売でもよほど小さな会場でない限り残っていることが多く、売り切れていても予告なく復活していることがあるので気になるバンドがいたらSNSや各種プレイガイドをチェックしてみよう。基本的には平日の夜に開催されるライブが多いため、空いた時間に軽い気持ちで見に行けるのも魅力的だ。物販に行くと次のライブのチケットをその場で販売していることもあるのでライブに行く時はちょっとだけ現金を多く持っていくのがいいかもしれない。
インディーズバンドのライブは基本的にはライブハウスで行われる。ライブハウスは指定席がないので基本的には好きな位置に行ける。もちろん最低限のルールと常識は必要だが後ろで静かに聞くもよし、前で拳を突き上げながら踊るもよし、良識の範囲内であれば自由に音楽を楽しめる。私の個人的なおすすめはPA卓と呼ばれるスピーカーから出す音のバランスをまとめる機械の前で、ここだとスピーカーで耳を破壊されにくくかつ全体の音が良く聞こえやすい。初めてライブに足を運ぶ場合はぜひ選んでみてほしい。
ライブハウスはライブハウスごとにそれぞれ違った特色を持っている。それは外観だけでなくライブハウス側が打つ企画の特色や、音響まで多岐に渡る。また、ライブハウスによってはドリンクやフードに力を入れている所もあるので音楽以外の楽しみも生まれる。ライブハウス主催の企画に行ったことがきっかけで新しいバンドやそのライブハウスが好きになる、なんてことも多い。ここでは私が特に好きなライブハウスを紹介したい。
F.A.D YOKOHAMA
横浜中華街のはずれにある箱。近くにありえない量のチャーハンを出すコスパ最強の中華料理屋がある。毎年年末に爆裂F×A×Dという企画を行っており、その時に行くと鍋が食べられる。ここの緑茶ハイが本当に美味しいので行った際は是非飲んでみてほしい。
下北沢近松
入口が少し分かりにくいが、とにかく音と雰囲気が良いのと会場のスタッフがとても優しい。バーカウンターがフロアの外にあり椅子もあるため休憩しやすく、ドリンクもグラスで提供されるのが嬉しい。トイレがひとつしかないので転換の時はかなり混む。
下北沢SHELTER
下北沢駅からのアクセスが良く、音も良く、雰囲気がとてもサブカルチャーなので一度は行ってみてほしい箱。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の聖地でもあるので当日券で来る外国人のお客さんが一定数居て盛り上がりやすく、楽しい。
渋谷CLUB CRAWL
渋谷駅から少し離れていることと空調が少し弱いことが難点だが音がよく、渋谷にしては珍しく周辺の治安が良いので一人でも安心していける箱。入場時に貰えるドリンクチケットが電車の切符風のデザインでとても可愛い。住宅街にあるため整列に関してはすごく厳しいのでそこだけ注意しよう。
私がライブに通い始めて一番驚いたのが距離感の近さだ。
まず、ライブ終わりに物販に行くと普通にメンバーがいる。そして話しかけると普通に対応してくれる。SNS上で感想を発信すれば反応が返ってくることもあるし、バンドによってはチケットはプレイガイドを通さずダイレクトメッセージに連絡して取り置きするシステムなこともある。私は人見知りがゆえに最初は中々話せなかったが段々と通ううちに気さくに話せるようになり、そのバンドのことがもっと好きになった。バンドの音楽だけでなく、その人本人の人柄に触れることができるのもインディーズバンドの魅力のひとつなのだと思う。
ここまで様々な魅力を語ってきたが、その魅力を私に教えてくれた大切な存在として大好きなバンドであるAMUSEMENT LAGERを紹介したい。
AMUSEMENT LAGERは2021年に結成されて以降、数々のオーディションやコンテストを勝ち抜きオープニングアクトとして大型フェスに出演を果たすなど、高い実力を持つバンドだ。特徴的な鋭いギターとともに緻密に作り上げられた超絶技巧のサウンドを形成するベースとドラム、そしてどこまでもまっすぐな感情が込められた歌詞は国内だけに留まらず海外のファンも魅了しておりSNSのコメント欄はほとんどが海外からのコメントで埋まるなど、人気を誇っている。
2025年にリリースされた楽曲『君のスピードに追いついて』では間奏のフレーズがTiKToKで話題を呼んだ。夏の予兆を感じさせるギターリフから始まるこの曲はAMUSEMENT LAGERらしい複雑で緻密に構成されたサウンドと爽やかな恋をまっすぐに歌う歌詞のバランスが絶妙な青春ソングなのでぜひ一度聴いてみてほしい。そして気になった人はぜひ一度ライブに足を運んでみてほしい。
https://youtu.be/6BtqnMqt0hM?si=qlfTQyiPW5GgQgR8
今日では様々な方法でインディーズバンドと出会うことができる。SNSや動画サイトで「インディーズバンド おすすめ」と検索すれば沢山のバンドが出てくるだろう。もしくはサブスクリプションサービスのおすすめ機能でも良いかもしれない。入口は何でもいい。どんな方法でも飛び込んでしまえば、きっとあなたの心を沸き立たせるバンドが見つかるはずだ。ここまで読んでくれたあなたが自分だけのときめきを教えてくれるバンドに出会えること、そしてそのバンドを見にライブハウスへ足を運んでくれることを願っている。
私は音楽が好きだ。
私個人に限った話では全くないと思うが、とにかく毎日聴いている。そんな過ごしてきた日々の記憶と結びついている曲や、この曲が良いんだ! と主張したい曲について自由に話したい。普段歌詞に着目して音楽を聴くので、印象深い歌詞やおまもりみたいに思っている歌詞というのも書いていこうと思う。いわば、これは自分の自分による自分のための「好き」の記録である。
思い出深い曲編
まずは、ロックバンド・BUMP OF CHICKENの『透明飛行船』である。この曲は、2010年発売のアルバムに収録されている。テンポは速く、バンドサウンド全開である。過去を振り返りながら現在を見つめるように書かれた、プライドや優しさについての歌詞は、共感できる点も多い。さらに歌詞には、BUMP OF CHICKENの出身地である千葉県佐倉市にある「宮田公園」という場所が登場する。リスナーにとって欠かせない聖地であり、私も実際に訪れたことがある。住宅街にある木々に囲まれた公園で、子供の頃の拠り所のような場所であったのかななどさまざまな想像をした。まず曲が特に好きで、聖地巡礼という楽しみ方もしたという点において思い出深い一曲である。
二曲目は、『Blessing』である。この曲は、halyosyというネットを中心に活動するシンガーソングライターが制作した曲で、特にニコニコ動画では、その初期から人気を誇っていた投稿者である。歌ってみた動画やボーカロイドのオリジナル楽曲を投稿しており、歌い手への楽曲提供も多数行っている。
この曲はニコニコラボと銘打った2014年の音楽作品であり、投稿された動画は3バージョンある。一つは初音ミクをはじめとするボーカロイド6人が歌うVOCALOIDSバージョン。次に、halyosyを含めた歌い手、踊り手、ゲーム実況者など13人が歌唱しているSINGERSバージョンがA、Bとある。私は中学生の頃、まさにニコニコ動画でこれらの動画を見て、曲を聴いていた。生きることについて優しく心に寄り添いながら歌われており、とても励まされていた思い出がある。世界中のさまざまな言語で歌われている動画もニコニコ動画には上がっていたり、今現在も多くの歌い手がコラボをする楽曲であったりと、この曲のもつ力が大きいことも魅力の一つである。
歌詞が響いた曲編
ここではまずアイドルグループ・嵐の曲を紹介する。なんと言ってもアイドルなので、恋愛がテーマであったり、前向きで元気のくれるきらきらした曲の印象が強いかもしれない。もしくは大人っぽくかっこいい曲だとか。ただ嵐、けっこうシビアな曲も歌ってます。ここで挙げるのは、『できるだけ』という2003年発売のアルバムに収録されている、〝変化〟について歌われている曲である。歌い出しからして衝撃を受けたので、ここに記そうと思う。
あの店のケーキ 苺の数が減って
紅茶も何だか コクがなくなったよね
そんなふうにきっと 変わっていくものを
ちょっと淋しいけど 僕らは受け入れてく(※1)
2003年は嵐のデビュー4年目であり、平均年齢は20・6歳。大ブレイクしたきっかけのドラマ『花より男子』よりも前の、じわじわと勢いをつけていた頃の曲だ。
変わっていくことを何故
僕らは恐れるのかなぁ
変わらないものを笑うくせに(※1)
これがサビの一節である。人としてもグループとしても若く、これからであるアイドルに書き下ろされた曲としてあまりにもメッセージ性が強い。いつこの歌詞を聴いても心に響くのは、歌手である嵐と重ねて聴いてしまう部分があるからであり、一個人としても変化を恐れる気持ちを多少なりとももっているからだと思う。
次に、BUMP OF CHICKENの『真っ赤な空を見ただろうか』を紹介する。この曲は、2006年発売のシングルに収録されたカップリング曲である。
夕焼け空 きれいだと思う心を どうか殺さないで
そんな心 馬鹿正直に 話すことを馬鹿にしないで(※2)
この歌詞が、私の特に好きな部分となっている。周りの人の目を妙に気にしてしまったり、自分の素直な気持ちを自分で否定してしまいそうなとき、この言葉は心強くそばにいてくれる。また、傷ついたときや疲れたときには、この言葉をお供に、自分は自分のことを大切にしようと思える。そしてこの曲をはじめ、BUMP OF CHICKENがこのように真っ直ぐに言葉にして歌ってくれることで、自分もそういう気持ちを持っていていいのだなと、気恥ずかしくても人に言えなくても、自分が思ったことは大事にしていていいのだなと思うのだ。
気分によって自然と心が求めたり、自分にとって大事だったり、頭にふと浮かぶ曲はここに書ききれないほどある。そしてきっと今後もいくつもの素敵な曲と出会うし、そうして感じた自分の「好き」を大事にしたい。音楽は私の感情を時に強引に救い上げ、それぞれの曲のやり方で私のおまもりみたいな存在になってくれる。そんな風に思う。
(※1)嵐「できるだけ」歌詞 歌ネット
https://www.uta-net.com/song/55468/
(※2)BUMP OF CHICKEN「真っ赤な空を見ただろうか」歌詞 歌ネット
https://www.uta-net.com/song/48200/
本稿では、日本のロックバンドの楽曲の歌詞に焦点を当てて、筆者による楽曲紹介を行う。
バンドの楽曲は、単に音が大きいだけではない。実は、歌詞に詩的でストーリー性がある楽曲も多く存在する。普段、「うるさい」「なんか怖い」とバンドの楽曲を聴かない人もいると思う。ぜひ、この本を読み終わったあと、ロックバンドの楽曲を音だけでなく、歌詞で聴いてみてほしい。
新潟県上越市出身のスリーピースロックバンドであるMy Hair is Bad。通称マイヘアの楽曲の魅力は、ロックバンドらしい疾走感のあるサウンドはもちろん、Gt.Vo椎木知仁の実体験を歌詞に落とし込んでいるところだ。特にマイヘアの恋愛ソングは、情けなかったり、重かったり、赤裸々に歌詞が綴られているものが多い。
『舌』
一曲目に取り上げるのは、2022年5thフルアルバム『angels』に収録された『舌』という楽曲である。〝「このまま君の舌を嚙み切ったら噓をつけなくなるかな?」〟私は、インパクトの強い歌詞から始まるこの楽曲を、別れてもなお完全に関係を断ち切れない男女を描いていると解釈している。
もしも君が噓をつかなかったら
きっと僕は傷付くから
この先もずっとずるい人でいてね
誰か一人だけを愛せる人にならないでね
乾いたキスが好きな君のままでいてね(※1)
「君」が「僕」のことを好きだという噓をついてくれることによって、「僕」は傷付かずに済んでいるが、「僕」はその噓に気付いてしまっている。私は『舌』のこの歌詞をそう読み解く。
恋愛の幸せな側面だけを描かないマイヘアらしい楽曲である。
『自由とヒステリー』
二曲目は、『悲劇のヒロイン』という楽曲と対になる作品としてリリースされた『自由とヒステリー』。MVが公開された際には、歌詞はもちろん、役者を使ったストーリー性のある映像にもファンによる考察が行われた。『悲劇のヒロイン』と『自由とヒステリー』、どちらもバンドメンバーによる演奏シーンがあるのだが、『悲劇のヒロイン』は映像が反転しているのだ。歌詞と合わせてMVも見ると、解像度がぐっと上がるのでぜひ見てみてほしい。
『自由とヒステリー』では、ヒステリックな彼女と別れた後、自由を手に入れた彼氏の姿が描かれている。
月曜から金土日
毎日、楽しいから
もう帰ってこないでね
もしも出会う前に戻れるなら
僕ら、出会わせないで
二人が過ごした小さな部屋の窓辺には
君と育てた観葉植物
君がいなくなった日から
前よりも元気になったんだ(※2)
「君」から解放されたことによって毎日楽しく過ごしている「僕」の姿と、二人が過ごした部屋にある観葉植物の様子が読み取れる。〝君と育てた観葉植物〟という歌詞のところでMVにはワスレナグサが映し出される。この歌詞とシーンの考察がYouTubeのコメント欄で多くされている。
ワスレナグサの花言葉「私を忘れないで」は彼女の想いなのではないか。彼と観葉植物を掛けていて、彼女の愛と水を掛けているのではないか。花は水をあげすぎると枯れる。彼女も彼に愛を注ぎすぎた。彼女がいなくなったことで水(愛)が適切な量になったから観葉植物(彼)は元気になったのではないか。(※3)
作詞した椎木知仁本人からの解説はないが、ここまでの考察がファンによって行われているのが、この楽曲の面白いところである。
君からの電話に出たのも
今からこのドアを開けるのも
君のためじゃない
僕は僕の自由を今夜勝ち取るためだ
でも
ドアを開くその先には
泣きながら笑ってる君がいて
そのまま僕に抱きついて一言
「ただいま。」って言ったんだ(※4)
私がこの歌詞の中で注目してほしいのは、〝でも〟というワードである。このワードの前には〝僕は僕の自由を今夜勝ち取るためだ〟という歌詞がある。「でも」という接続詞は「反対・対立・逆説」の関係を作る働きがある。しかし、後に続くのは〝ドアを開くその先には 泣きながら笑ってる君がいて そのまま僕に抱きついて一言 「ただいま。」って言ったんだ〟という歌詞であり、反対の意味が含まれる歌詞ではない。
彼は「自由を勝ち取る」と彼女からの解放を望んでいるように見える。しかし、「でも」という「反対・対立・逆説」の関係を作る接続詞を入れることによって、実は心のどこかでそう思えていないことを表しているのではないか。また、接続詞でありながら〝僕は僕の自由を今夜勝ち取るためだ〟の後に接続する歌詞を入れていないのも面白い。歌詞の空白を聴き手が埋めることができるのだ。
今回、My Hair is Badの楽曲から『舌』、『自由とヒステリー』の二曲を紹介した。恋愛ソングを紹介したが、彼らの楽曲には等身大の日常を描いた楽曲も多いので、是非聴いてみてほしい。
私は高校生の頃にこのバンドに出会い、歌詞の面白さからバンドの音楽に夢中になった。詩的でストーリー性のある歌詞を力強いバンドサウンドと共に楽しむことが好きだ。
歌詞に共感し、自然と涙が出たライブは、強く印象に残っている。いつか、心動かされる歌詞を書くバンドに出会ったときは、ライブハウスにも足を運んでみてほしい。
(※1)My Hair is Bad 『舌』 歌詞参照 LINE MUSIC(閲覧日:2026年5月21日)
(※2)(※4)My Hair is Bad 『自由とヒステリー』 歌詞参照 LINE MUSIC(閲覧日:2026年5月21日)
(※3)My Hair is Bad 『自由とヒステリー』 YouTube 2024年2月21日 https://www.youtube.com/watch?v=tSv3pEYGjo4 コメント欄(閲覧日:2026年5月21日)
2026年7月24日 発行 初版
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