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Graph hackアワードbyGMO
2011 

sanowlabs

sanowlabs出版

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グランプリ

gigle (ギグる)

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
村木 香苗
http://gigle.jp/


「ライブの楽しみが広がりそう。今後はチケット販売など機能の拡充を期待したい」
(審査員 ジンガジャパン株式会社 山田進太郎氏)


もっとカンタンに、もっと楽しく、ライブ情報をみつけて、シェアして、記録する、音楽好きのためのサービスです。気になるアーティストやよく行くライブ会場を「フォロー」するだけで、自分専用のライブ情報一覧がつくれ、facebook・mixi・Twitterのアカウントと連携することで、友達同士でライブ情報をシェア・同じライブ会場にいた人達と感想を共有できる、音楽が好きな人のためのプラットフォームです。

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優秀賞

ココイコ!?

株式会社アライク
曽根 誠
http://coco-iko.net/


「食事に誘いたい相手が行きたがっているお店がわかるので便利」
(審査員 株式会社インディソフトウェア 野津幸治氏)

「朝から焼肉モードなんだけど一人ではちょっと、、、」、「今日飲みに行きたいんだけど、誰かいないかな?」そんな日常的な皆様のお店に行きたい欲求と友達探しの面倒くささを解決するiPhoneアプリです。飲食店の情報をキーに友達をさそったり、あらたな友達づくりができ、ソーシャルグラフをリアルにつなげることができる、いろいろ使えるサービスです。

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優秀賞

Zusaar

株式会社プロフィット
石井 賢司
http://www.zusaar.com


「イベント参加費の事前回収ができ、幹事役に重宝されるサービス」
(審査員 Exys株式会社 稲冨正博氏)

参加費の決済もできるイベント開催支援サービスです。Twitter、Facebook、mixiのIDでログインできます。各SNSに参加イベント情報のシェアを促すことで口コミが生まれます。参加費のPayPal決済で有料イベントをサポートします。

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優秀賞

alarm everyone

株式会社f4samurai
松野 洋希
http://www.f4samurai.jp/alarm_everyone.html


「個人的には一番好きな作品。目覚まし以外にもいろいろなシーンで使えると思う」
(審査員 ベネッセコーポレーション 安田啓司氏)

大切な人や仲間と一緒に朝起きるための“目覚まし時計”共有アプリです。本アプリは、登録しあった友達と、目覚ましのアラームを共有したり、友達が起きているかを確認しあったりすることが出来ます。さらに、目覚ましをセットするときに登録したモーニングメッセージを、アラームとともに届けることや、アプリ上で会話をすることもでき、モーニングコミュニケーションを楽しめます。

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優秀賞

i.ntere.st

株式会社tattva
高瀬 大輔
http://i.ntere.st


「人と繋がっている、と実感できるのが魅力。初心者にも、入りやすいアプリ」
(審査員 株式会社ディーツーコミュニケーションズ 山口哲也氏)

i.ntere.stは、人々の興味関心を収集し、皆様に新しい価値(意外なモノの発見、思わぬ人との出会い)を提供するサービスです。FacebookやTwitterのソーシャルメディアのアカウントでログインでき、ユーザはモノに対して「欲しい」「持っている」「おすすめ」「あげる」といったタグ付けを行い、商品に対しての興味関心を登録できます。

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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役 伊藤 博之さん -

やりたいことは破壊なんです


伊藤「今やりたいこととやらなきゃいけないことっていうと、『破壊』なんですよね。」
村木「今大きい文字で本に『破壊』って入ってるのが見えた(笑)。」
伊藤「消えてもらう人には消えてもらわないと、っていう・・・。」
高橋「そう、既得権者がずっと既得権主張をすると物事が前に進まないんです。道をあけてくれるか通れる道を作ってくれるかしてくれないと。」
伊藤「音楽業界は一回生まれ変わってもらわないとダメですね。日本って国力がおちてますよね。だんだん沈んでる。韓国のアーティストってみんな美男美女なんです。マッチョでかっこいい。日本のアーティストってそこらへんにいるお姉ちゃん集めたり。誰でも代替がきくのってアーティストじゃないですよね。そうこうしているうちに、韓国はガシガシやってってアジア中にK-Popが広まった。そして今度はタイですよ。今タイポップがそれなりの美男美女を集めてて熱い。音楽や映画などのコンテンツ産業って馬鹿にできない。国力なんです。ちょっと前までは、日本の家電って憧れの的だった。韓国の家電でいまは我慢するけどいつかはSonyみたいな。でもK-Popの躍進があって韓国=クールになった。韓国製品で十分クールになってしまった。その結果日本の家電製品はアジアでは韓国製に抜かされてしまいましたよね。そこから波及するんですよ。音楽産業も、これからは海外、特にインターネットでつながっているので世界規模で考えないと、全然ビジネスにならない。日本だとCDって売り上げ下がってるっていってもまだニーズがありますから。他の国だとCD売ってるところないですよ。アメリカでもあんま見ないし、この間大量のCD持ち歩いているホームレスがいたぐらい。中国もお土産屋さんくらい。音楽コンテンツは配信だったり、広告載せてレベニューシェアにしたり広く浅く売上を集めていくしかない。それも世界規模で。音楽産業の構造としてもうそれは無視できない状態ですよね。ビジネスとしてはもうない。着うたもガラケーがあったから存在しえたけども、スマフォになって、アンドロイドになって。着うたダメ、CDダメってなるとあとはコンサートかグッズで儲けるしかない。なのにまだ悠々と『大丈夫なんです』みたいな。日本のコンサートって単品で赤字な状態なんです。日本のアーティストってCDを出すプロモーションの一環としてコンサートやってたんですよね。CDを出すから売れたらトントンでとりあえずOK。その癖が取れない。他の国はコンサートはとりあえず黒字を目指す。コンサートはビジネス。黒字を目指さないアーティストはいません。その点韓流アーティストとかシビアで、生演奏の代わりにカラオケでもコンサートやっちゃう。そのかわり電飾とかキラキラしたのつけてビジュアルでしっかり見せる。エンターテイメントとコストをバランス良く考えてますよね。今日本のそこそこのアーティストってなかなかそれやらないんじゃないかな。」

ずいぶんペパボと発想が一緒だと思うなあ


伊藤「誰もそういうことを大真面目に語ろうとする人はいなくて。そういう古いもろさが消えなくて。gigleとかうちで壊したいね、こうしたいねって言ってるのは、コンサートの情報を集めてソーシャルメディアを通じて広めていく。それからgigleはスマフォからチケット購入ができたりそのままチケットレスで中に入れたり、っていうのを作れたらもうちょっと気軽に音楽を楽しめるようになる。レコード会社を通じなくても、アーティストが自分でやればいいじゃないか。YouTubeとかUSTREAMとか、あるいはソーシャルメディアを使いながら、自分で。あとはバイラルを起こす仕組みができれば破壊できるじゃん。破壊しようよ、って。」
高橋「なるほどね。なんかずいぶん発想がペパボと一緒だと思うなあ。」
吉田「一緒ですね。」
高橋「そうだよね。ペパボが始めたパブーも、出版業界ってこれからやばいよね、ってところからサービスがはじまっているし。」

僕ね、東京嫌いなんですよ。


吉田「作家が個人でやればいいじゃん、って話になって。出版も投資と回収のビジネスモデルが壊れちゃってるんですよ。音楽業界もCDが売れること前提でコンサートやったりプロモーションやって、CDで回収できるからいい話になってた。漫画も同じで単行本で全て回収できるんで、最近だと雑誌連載してるけど単行本になんないものも結構あるんですよ。漫画雑誌自体は赤字。社員の給料が高いとかいろいろあるんですけど。『単行本で回収できなくなっちゃったからどうしようか』って。『CDで回収できなくなったからどうしようか』って同じで。ビジネスモデルが分業化されてるじゃないですか。いっこだけ変わってもしょうがなくて、動けないし、動こうとする会社がいない。音楽業界とほとんど一緒な感じなんだーって」

高橋「そうだよね。まさに同じ意識を持ってサービスをやってる会社がGraph hackアワードで会っちゃった。ただ、みんなの興味で言うと、クリプトンの元々って何だったのかと、初音ミクのブレイクとgigleの関係性って、どんなだろうかと。何がきっかけだったのか、聞いてみたい。」
伊藤「僕ね、東京嫌いなんですよ。」
一同「(笑)」
伊藤「なんかあのー鼻につくじゃないですか。」
一同「(爆笑)」
村木「私は別に嫌いじゃないですよ!!(笑)」
伊藤「俺が流行らせてやる、みたいな。好きじゃないんです。好きじゃないって言うか・・・・そういうものじゃない。そういうものじゃないっていうか、クリエイティブとかそういうものは。」

左:株式会社paperboy&co. 取締役副社長 吉田健吾  
右:GMOアドパートナーズ株式会社 代表取締役社長 高橋信太郎
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クリエイターのためのクリエイターでありたい


伊藤「僕はずっと札幌でアマチュアだけど音楽活動やってた時期もあって、ちょっと華があるバンドだと『東京来ない?』って事務所に誘われて東京に行っちゃうんだけど、そんな簡単に売れるわけないじゃないですか。何年かしたらそのまま戻ってくる。そういうのをちょこちょこ見てきて、結局利用してるだけ・・・っていうとあれだけども。たいして売る力もないのに、余計なことするなよ、って。彼らは別に東京に行きたいわけじゃなくて、アーティストとして自分の曲を認められたいだけなんだよ。東京にいくってのは結構リスキーで、そのままワーキングプアになる人も多いし。でも売り出した側からすると『あーごめんね、あなた売れないからじゃあ契約きります』で、次にまた人呼んで。わーっと取ってきて、いらなかったら捨てて、その繰り返し。そういうのを繰り返してるビジネスって、なんか嫌じゃないですか。だから、東京にいかなくてもできるようなビジネスがしたいね、ってのが昔からありました。我々のお客さんはクリエイターで、我々もクリエイターのためのクリエイターでありたい。gigleも同様なんです。クリエイターがクリエイトしやすいようなサービスを作っていくのが我々のミッションで。ビジネスになるかどうかは置いといて、必要なものを作っていく、この世に足りないものはなに? ってところから発想して。どんだけお金になるかって言うのは作りながら考えてる。ミクの場合はそこまでベンチャーな形ではなくて、作りたいから作ったって感じです。ミクもgigleもクリエイターがクリエイトするための便利サービスというところが共通点。」
村木「私はもうひとつあって。うちはクリエイターのための会社なんですよ。素材も持ってるし、ツールも持ってるし。私は、gigleはお客さんのためのツールでもあるかなと思ってて。私は音を作らないからお客さんの視点から見て、つなげてあげたい。」

デジタル化だからこそ破壊しないといけない


村木「クリエイターの発信ツールってのもあるんですけど、お客さんが欲しい情報をきちんと届けてあげる。そういうことをやりたいなって思ってるんです。今までは権利関係とかで難しかったから。」
高橋「そういうことをやろうと思ったら端的に言うと伊藤さんの言う『破壊』だし、既存プレイヤーとの交渉だし、交渉できなかったら破壊するしかない。今まではサービスのスタートマップの障壁が高かったものが、今はソーシャルがあるので、心配しないでいい、使えばいいんだから。心配するべきはスケールする際の事業課題をどう超えるか、既得権者とどうあいまみえるかということ。昔と今ではサービス開発では頭の使いどころが格段に違うんだろうなと思う。」
伊藤「旧のビジネスモデルって、それを信じきってる人たちにとっては宗教みたいになってますよね。」
高橋「自分たちの仕事の仕方が?」
伊藤「ええ。だから、あまり前向きな話にはならない印象です。出版とかってどうですか?」

吉田「出版もかたいですよね。なんで破壊しないといけないのかというと、経済状況とかもあるんですけど、デジタル化だからって話もある。デジタルデータって無くならないから、価値交換が不均衡になるはずなんですよ。コピーコントロールCDが出たときに思ったんですけど、僕が買ってたのはプラスチックの円盤の値段だったんだなって。デジタルコンテンツになるとコピーがほとんどタダみたいなもんなので、お金だけもらうってなると成立しっこない。データを交換してたっていうビジネスモデルは全部つぶれると思う。音楽業界、出版業界にしろです。バブル期は大量に情報を出して、それをどう売るかをとぎすましていた。経済状況がへこんでくるのと同時期に、デジタルがやってきてガツンと沈んでる。そうなってくると『広く浅く』ってことを考えるしかないなあと。『大量にドカンと出してババン売れました!』っていうのと『末広く』っていうのは考え方が違うんで。」
伊藤「違いますね。ビジネスの仕方が今までは『広く売る』ってのが求められてたんですが、今後は逆だと思うんですよ。いかに『狭く売るか』って話だと思うんですよ。」
吉田「コピーできるかどうかって話で言うと、みんなが持ってるものほど簡単にコピーできるから希少価値が低い。自分しか好きじゃないものの方が手に入りにくいから、ニッチな商品ほど課金とかのビジネスが成立しやすい。100万人が知りたい人気のあるものは無料モデルになって今の価値と逆転しちゃう可能性があるんじゃないかな。」
伊藤「音楽にしろ、出版にしろ、『複製権』という目に見えない権利を契約でしばって複製して販売して。でも今はそれがコントロールできない状態になりつつある。コントロールできないものは諦めて下さい、っていうしかない。ビジネスモデルを変えましょうよ、っていうしかない。」
高橋「ソーシャルグラフがなかった時はどうやって流行らせようとか、どうやってユーザー集めようかとかが前にたって、そのために莫大なお金が必要で、コストバランス的に無理で死んでいったサービスがごまんとあった気がする。今ではどこのポータルと手を組むかとかそういうトラフィックやコストの議論じゃなくて、ユーザーオリエンテッドのサービスが結局立ち上がってくる。そのコストを意識してない感じは僕にしてみれば結構新鮮なんです。」
伊藤「FacebookとかTwitterとか、ソーシャルメディアインフラは使うことが前提だし、そこのパワーに期待したい。期待、ですよ。実際そうなってる訳じゃないし、このアプローチで本当にあってるのかわからないし、実際やってみて変えないといけないところもあるかもしれない。コンサート情報を俯瞰的にみれるものがない、おかしい、だからきれいにAPIをつかってまとめて、決済ができるようにする。方法として絶対これって必要だよね、と。」

右上:gigleでグランプリを受賞した村木香苗さん
左上:gigleチームにてデザインを担当する田中真依さん
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左中央:gigleチームにて開発を担当する古井康靖さん
最後は全員集合でパチリ。
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組んでるうちにソーシャルはいらないんじゃないかって


高橋「『ソーシャルがあるからやる』ではない。『求められてるものだからサービスとして産み落とすんだけど、ソーシャルがあるから早く広まる』『ソーシャルがなくてもきっと産み落とすし、支持されるに違いない。なぜならそれはみんなが欲しいものだから、なにかの課題を解決する』ということですよね。」
古井「gigleを開発し始めたときは『ソーシャルだからやろう』だったんですけど、『組んでるうちにソーシャルはいらないんじゃないか』って。人がまず来ないとソーシャルは成立しないんで。人が集まった後にソーシャルは力を発揮しますよね。」
伊藤「ソーシャルじゃなくて、コンテンツが根本的にあると。」
古井「グラフの話の手前申し訳ないんですけど、ソーシャルはほとんどいらないなと(笑)」

村木「私は違うんですよ(笑)二年前からやりたかったんですけど、ソーシャルグラフのいいところはデベロッパーが何の苦労もせずに、ユーザーの情報を紐づけることが出来るところなんです。ソーシャルが力を発揮するのは1年後かもしれない。サービスとしてどっちに力を入れていくかということでいうと、もちろんサービスです。でも、革命を起こすのはソーシャルグラフだと思うんです。ゼロベースで作らなくっていいというのはソーシャルグラフの魅力です。普段の生活の基盤の上にあるのはすごく大事。」
伊藤「電気が初めて出てきた時に、電気ってどういう風に使おうかってみんな頭を悩ませてたと思うんです。どうやって使おうかって話し合って。インターネットもそうだと思う。ソーシャルグラフもそう。ちょうど出始めで、どういじったらいいかわかんない、どう料理しようかって考え始める。そういう議論があるうちはソーシャルメディア黎明期だと思うんですよ。」

今ってコネクションがつながりっぱなしなんですよね


伊藤「どんどん蓄積されてつながっていって、必要になったときに生み出す、っていう活用方法みたいなのって一時的なトレンドじゃないと思う。」
吉田「今の大学生って、中学生の時にmixiが生まれました。今はTwitterとかFacebook使ってて、中学の時の友達とはmixiでつながってる。僕ら自体はそういうものがない。東京に行ったら行きっぱなしできれちゃう。今ってコネクションがつながりっぱなしなんですよね。昔のグループ、高校時代のグループ、前の会社の人、同じミュージシャンが好きな人、世間がつながりっぱなしなんですよね。」
伊藤「そういう人の価値観って僕らとはまた違うでしょうね。一期一会みたいな概念はなくて。」
吉田「ないですよね。別れた人ともつながりっぱなし。感覚は変わってくるんだろうなと。世間の感覚と、日常的に使ってる人とは全然違うでしょうね。」
伊藤「ここに江戸時代の人を呼んで話聞いてみたいですよね。今の札幌とか東京に江戸時代の人を呼んだらどう言うんだろう。江戸時代から今に至る変化と、今から10年か20年で起こる変化と同じくらいすごいのが起きると思う。江戸時代の人は何をすごいと思うんだろう。電気がついてるからすごいのか、離れてても話せるからすごいのか。それくらいドラスティックな変化が起きると思う。今の若い人を見てると、それくらい価値観が我々と違ってくると思う。」
高橋「ソーシャルがあるのは普通。家たてたら水も電気もあるのが普通。インターネットもあって、人とつながってるのも普通。という生活になってくるんでしょうね。」
伊藤「『自分の人生の記憶してないの!?』ってなっちゃうと思います。」

クリプトン・フューチャー・メディアにて 2011/10/06 〈了〉

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次もすごいの、待ってます。

●trippiece
株式会社trippiece 石田 言行
http://www.trippiece.com/



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●breadcrumbs - 旅の記憶をカタチに残す。
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●であいかど
チーム名:ケノービ
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●Emo
et
http://www30276u.sakura.ne.jp/emo/

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ザ・インタビューズの産みの親である開発陣。
左:福田さん 右:蛭田さん
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ペパボ発、匿名インタビューサイトが2ヶ月で1億PVに


サイト名:ザ・インタビューズ
URL:http://theinterviews.jp/

匿名でインタビューしたりされたりするサイト。
2011年7月に行われたお産合宿にて生まれた。
オープンから約2ヶ月で1億PVの超人気サイトに。

会員数:24万人
累計PV:100,000,000PV
総質問数:240万件
回答数:197万件
運営会社:株式会社paperboy&co.
会社説明:レンタルサーバーのロリポップ!やブログサービスのJUGEMなどを提供中。

このマンモスサイトをたった5日間で立ち上げたチームの4人(!)を代表して蛭田さんと福田さんに逆インタビューを決行。

「聞かれないと始まらない」が逆に良かったのかも。


Q.「ザ・インタビューズ」がここまで大きくなった理由ってなんだと思いますか? TwitterとFacebookの連携も関連あったのでしょうか?

A.Twitterポストからの流入が多いですね。進太郎さん(ジンガジャパン株式会社ジェネラル・マネージャー)も使ってくれるんですよね。進太郎さんは個人で制作したものでもすごくいいねって言ってくれたりするんです。フォロワー数が多い人が使ってくれているおかげもあってか、始めやすかったのでしょうか。やはりコンセプトとして、「聞かれないと始まらない」が逆に良かったのかも。みんなに「何か聞いてよ!」って言ってしまいますから(笑)聞いてよって投げかけて、それに答えることでスタートし、さらに広まる。その人たちが登録して真似をして、同じことが始まる、という仕組みです。


Q.登録して質問に答えて、Twitterで広まって。この流れは描かれていましたか?
A.最初に蛭田に声をかけたときには、このカタチを思い描いていました。知らない人からの質問に答えるインタビュー機能。

Q.なぜ知らない人だったのです?
A.普段聞けないことを気軽に聞けるじゃないですか(笑)自分の会社の社長には恥ずかしくて聞けないことっていっぱいありますよね。それを気軽に聞けるようにしたらおもしろい!って。

Q.正々堂々と意見をぶつけ合うインターネット社会が叩かれることもある中、匿名で聞けるというのも、もともとの最初のコンセプトですか?
A.そうです。

匿名で聞けて、実名で答えることに意味があるんです!


Q.使っている側からとしたら、誰か知りたいですよね。
A.知りたいでしょうね。運営側で調べられますけど、社長に聞かれても絶対調べません!教えません!匿名で聞けて、実名で答えることに意味があるんです!

Q.ソーシャルグラフを活用できるようになったことは、サービスの成功につながっているのでしょうか?
A.単純に考えて、目の前に巨大なグラフがあるので、それを使いこなせれば巨大な市場がある。わかりきっているくらいやりやすいはず。後は、「それおもしろいよね」って一回発したら終わりではなく、何度言ってもうっとうしくない方法を考えれば、すぐに広まると思います。これまでは、1人が1つの記事のことを言うと、ネタはそれで終わってしまいましたよね。何回でも同じことを紹介でき、それがうっとうしいアウトプットでなければ広がります。それが肝です。例えば、「このインタビューの答えが面白い!」という呟きが同時刻にたくさん並んだことがありました。そうなるともう、一部のネット上をジャックするようなものです。結果としてはマス広告を大量に出して、多くの人の目に同時に触れてもらえることと同じ。マス広告と同じ結果を得られることもできるのが、ソーシャルグラフのおもしろさですね。

Q.サービスをつくる上で一番重要視していることは何ですか?
A.たぶんコンセプトかな。コンセプトさえ間違っていなければ、わりとうまくいくもんです。逆にコンセプトがはっきりしていないと、バラバラになってしまう。ユーザーの言葉は予想外の答えや意見が飛んできますからね。そういう時に、チームとして信じるものがないと揺らいでしまう。コンセプトを絞ること、それが前に進むためには大事なんです。

人の意見はぶっちゃけ聞かないですね。


決めた軸を追求していく上で、軸をぶらさない。最近は・・・人の意見を聞かないかも・・・(笑)コンセプトを忘れない。人の意見は参考にしたりしますが、ぶっちゃけ聞かないですね。

Q.「ザ・インタビューズ」での目標としていること、やりたいことはありますか?
A.目標としているのは、会社の正式なサービスになったので、ちゃんとビジネスとして見込めるようなものに育てていきたいってことです。そして掲示板→ブログ→SNSという流れのように、次のジャンルとしてインタビューを同じレベルに持っていきたいです。「聞かれないと答えられない」。こんな仕組みは今までなかったと思うんです。インタビューというジャンルを確立したい。Twitterにたとえると、リプライがこないとTweetできないと同じですから。だから聞いてくれ! くれくれっ! 言わなきゃいけない。いや、くれくれっ! も言えないんですよ。

世間にそのインタビューというカタチが認識されるくらい大きくしたい。インターネットのインタビューをつくるなら、「ザ・インタビューズ」で、と言われるようになりたいです。新機能も加えていきたい構想はあるんです。お題があり、それに長文で応えます。そして、その答えに対し、さらに問いかけていくということがまだ実装できていないので、それを実装し、本当のインタビュー形式を実現させたいです。そのインタビューに誰でも途中から入っていける。いろんな人が入ってきてインタビューがどんどん続いていくのもいいですよね。そう! 囲み取材をうけているというイメージでしょうか。めっちゃ囲まれている!? みたいな(笑)匿名だからこそしっかり答えなきゃいけないですからね。

セルリアンタワーにて 2011/10/12 〈了〉

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サノウラボとは


サノウラボはソーシャルメディアをはじめとした、インターネットの新たなサービスの開発・展開を行う研究機関です。
GMOアドパートナーズは従来から進めてきたモバイル領域でのメディア開発に加え、 PC領域でのメディア開発の本格化に向けた「メディア開発事業本部」を設置しました。
同本部に新設された「サノウラボ」(室長:高橋信太郎)は、主にソーシャルメディアの研究開発をミッションとします。
共同での研究主幹として株式会社paperboy&co.が、 研究協力会社としてジンガジャパン株式会社、Exys株式会社、株式会社インディソフトウェアが参加しています。
インターネットメディアの中でも特に成長が著しいソーシャルメディア領域において、 ソーシャルグラフ(※)を活用した新たなサービスの研究開発・展開を本格化します。


(1)次世代インターネット媒体の企画・開発
(2)メディア企業への投資・育成
(3)インターネットメディアマネタイズ支援
(4)高度なアドテクノロジーへのメディアの対応支援
(5)個人・法人を対象とする次世代インターネット媒体のコンテストなどを実施



(※)ソーシャルグラフ ・・・ ウェブ上における人の相関関係やその結びつきの情報のこと

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編集後記


本制作の真っ最中にS・ジョブズが亡くなりました。

私は決してAppleファンではありません。
でも彼の悲報を聞いた時、
好きだったこの言葉を思い出しました。


政治家が世界を変えることができなくても、
技術者は世界を革命することができる。


スマートフォンやFacebookが起こしたような、
大きな革命の火種が、
本アワードからも立ち昇ることを祈って。

Graph hackアワード2011 

2011年10月21日 発行 converted from former BCCKS

著  者:sanowlabs
発  行:sanowlabs出版

bb_B_00040489
bcck: http://bccks.jp/bcck/00040489/info
user: http://bccks.jp/user/23714
format:#001

発行者 BCCKS
〒 141-0021
東京都品川区上大崎 1-5-5 201
contact@bccks.jp
http://bccks.jp/

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