√Letterの9章・10章のオリジナルエンドルート募集キャンペーンに
ご応募をありがとうございました。
力の入ったエンドルートがたくさん集まりました。
厳正なる審査の上、入賞作品を決定いたしましたのでここに発表します。
ルート名『七人の影武者ルート』
受賞者鹿園寺平太
全ての応募作を読ませてもらいました。イヤミス、ファンタジー、コメディーなど、読み応えのある作品が揃っていて楽しませてもらいました。
受賞作の『7人の影武者ルート』は9章、10章ですべてがひっくり返るという展開で、よくできていました。私の好きなメル・ブルックス監督のパロディ映画のようで、クオリティーは高いと感じて推しました。今あるものを疑うという作家の資質を、作者の鹿園寺平太さんに感じました。ゲーム・シナリオだけではなく小説なども書いてみてください。
このたびは優秀賞に選んでいただき、ありがとうございます。
悪ふざけにも等しい私のシナリオを評価してくださった審査員各位の懐の深さに、ただただ恐縮するほかありません。
拙作『七人の影武者ルート』は、ルートレター本編では枝葉末節の部分であった設定や小道具、登場人物を使って遊んでみようという試みから生まれた作品です。
改めて読み返してみるとツッコミどころも満載なのですが、それも含めてルートレターということで、本編をプレイされた方にはニヤリとしていただける内容になっているものと自負しております。
今後もDLC追加シナリオ化、小説化、アニメ化、映画化と夢は膨らむばかりですが、まずは今回の受賞に感謝するとともに、ルートレターがより多くの人々に知られて行くことを島根県民として願って止みません。
ありがとうございました。
ルート名『神在月ルート』
受賞者二条颯太
突然届いた「私は人を殺してしまいました」という言葉に二つの意味を持たせる、少し悲しくも未来を感じさせるきれいな作品でした。
ゲームシナリオを踏襲した導入から突然、8章までの級友たちとのやりとりをひっくり返す新事実が発覚し、級友たちの想いに貴之(主人公)が応えていくという内容。矛盾のない構成とていねいな情景描写、なにより今を生きている栞の現在とエンドがきれいにつながっていて一気に読めました。
盛りすぎず省きすぎてもいない文章のバランスがとても読みやすかったですし、観光要素満載なのも良かったです!おめでとうございました。
優秀賞という評価をいただき、とても嬉しく思います。
初めはゲームをプレイするだけのつもりだったのですが、
オリジナルエンドルートという言葉に心を掴まれて、ぜひ応募しようと思いました。
シナリオを書くのは初めての挑戦で、小説とは異なる点もあり頭を悩ませましたが、
なんとか自分の思い描く形に持って行けました。
苦労しながらも楽しく書けたので、自分自身とても満足しています。
これも応援してくれた人たちの支えがあってこその結果です。
この度は、本当にありがとうございました。
今回は、比較的ハードルが高い内容でのキャンペーン募集であるにも関わらず、非常にたくさんの応募をいただくことができました。『√Letter ルートレター』の製作総指揮/プロデューサーとして、また今回のキャンペーンの審査員として、改めてお礼を申し上げます。
まず驚いたのは、応募してくださった皆さまが、『√Letter ルートレター』のシナリオをしっかりと読み込まれている点です。優秀賞となった二作品はもちろん、この他にも、主人公や登場人物の設定を活かした上で、その裏をかくようなオリジナルエンドルートを考えてくださった作品が多数ありました。中には思い切りの良い発想の転換をした作品もあり、そういう考え方もあるのか、と微笑みを禁じ得ませんでした。
ゲームをプレイしていただいたことで、応募して下さった皆さまはもちろん、プレイしてくださった皆さまの心の中には、ひょっとしたらゲーム内に収録されたのとはまた異なる『√Letter ルートレター』の物語が芽生えたかもしれません。次の機会がありましたら、ぜひ、そんな思いを、我々開発陣にも聞かせていただければと思います。
改めて、ご支援、ご応募、ありがとうございました。