壱堂書店

壱堂書店

冊数 1

紙本 0

更新 2022.04.21

ジャンル 文芸1

このエントリーをはてなブックマークに追加

堂壱舎

書店一覧
book store

その他の書店

    • 矛盾するバター

      都都逸。 《橙色に眉間を塗れば自ずと視えない陽が昇る 「わたがし」「わたあめ」「わたがし」「わたあめ」わりばしわが手に握りしめ 溶けたところに砂糖を混ぜれば自家撞着の加塩バター》(本文より) 収録作:「矛盾するバター」「カラーズ」「スカーフの下」

      データ本
      220円
      購入
      紙の本
      770円
      購入
    • D/T

      《シャワーの水音が聞こえるなかで、あなたは口許をわななかせている。あたかも、港との口づけを終えたばかりの船の舳先のように。 あなたの裸の肩は、羽毛のように無味無臭のハッピー・ターン・パウダーにまみれながら、何度もなんども上へ下へと移動する。背中の上の方に生えた肩胛骨と呼ばれる骨も、肩の動きにつれ、何度もなんども上下する。けれども、肩幅、と言われるその距離が、おおきく変動することはない。だからこそ、「肩幅ていどに両脚を開いて」という描写は、ひとつのテクストにおいては、ある一貫性を有つのである。このテクストにおいてもまた同様だ。》(本文より) 収録作:「D/T」「卑怯」「そろそろ行くから」「地獄に仏」「髙木の妊娠」「残り香」「跳び箱の中」「三杯酢」「ビター一文」「待ち時間」「月鳴鳥」「ポリタンク」「三十八度二分の接吻」「ケチャップと最終便」「星を飛ばす」「バウムクーヘン・スタート」

      データ本
      220円
      購入
      紙の本
      836円
      購入
    • BOX

      ギターや音楽の小説ばかりを描く野良作家が、そのエッセンスを凝縮してジャムしながら全力投球しました。もともと削りながら端的に描く文章を、向こう側が透けるほどまで研磨しております。あなたはその向こう側になにを見出すのでしょうか。たぶんそれはきっと、美しい明日につながる光を放つ、あなた自身のこころにあるものだと思います。 NovelJam2018秋 参加作品

      データ本
      220円
      購入
      紙の本
      購入
    • 帰りゃんせ

      存在しないはずの四番目の歌を聞くと、子供は家に戻れなくなるという噂がある神隠しの団地。そこに住む小学四年生の男の子、健司は「帰りゃんせ」の歌を口づさむ謎の少年ハスに出逢ってしまう。その子に連れられて、家から遠く帰れなくなるまで離れてしまった健司は、母親のものへと必死に戻ろうとする。けれど、ハスは健司の帰宅を妨害するのだった。はたして健司は大好きなお母さんのもとへと帰ることができるのか? ハスは何者なのか? 四番目の歌詞に秘められた意味とは? NovelJam2018秋 参加作品

      データ本
      220円
      購入
      紙の本
      購入
    • 羊なあなたと、狼なわたし

      彼女にフラれて雨に降られて、すっかり踏んだり蹴ったりだった私。 でも、雨宿り代わりに足を踏み入れたカフェのマスター・日辻さんに私は恋をしてしまった。ただでさえ女子高生といい大人、前途多難な恋なのに日辻さんにはさらに秘密があって…。

      データ本
      220円
      購入
      紙の本
      購入