IT業界のプロジェクト現場ではトラブルが日常茶飯事です。
この業界で働いていると、多かれ少なかれ、トラブルプロジェクトを体験した方が殆どではないでしょうか。
そして、その多くはプロジェクトマネジメントの定石を欠いた対応が問題だったりします。
多くのプロジェクトメンバーの方々は、そういった現実を受け入れるしかない状況があるかもしれません。
そんな環境の中で、私は多くのトラブルシュートをした結果、「トラブルを可能な限り短期間でシューティングするためのアクションは、プロジェクトマネジメント基礎の忠実な実践と内容が同じである。」ということに気づきました。
トラブルには様々な学習要素、プロジェクトを成功に導くためのヒントが詰まっています。しかし、トラブルは関係者の精神、肉体、信頼関係をむしばみ、関係者を不幸に陥れます。トラブルから学ぶことは多いけれども、誰もトラブルになど、見舞われたくないのです。
以下のテーマに分けて、実体験を元にわかりやすく実践的な内容を掲載。
- トラブルはどこでどのように起こるか?
- どのようなトラブル?
- どうすればトラブルは起こらなかったのか?
- 要求・課題・各プレイヤーの認識
- 品質・コスト・デリバリー(QCD)
- 数値化
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