戯曲『ウイング オブ ステージ』
英語で舞台の両サイドのことをwingと言います。「ウイング オブ ステージ」は舞台袖のこと。役者が熱演し、拍手を送られる舞台の脇では、いつもスタッフたちが懸命に働いています。鳥が羽ばたくことで胴体を空に浮かべるように、スタッフたちが働くことで舞台も動き出すのです。これは、そんな「舞台の翼」の物語でもあります。
『ショウ・マスト・ゴー・オン 』という三谷幸喜さんの名作があるのですが、「あんな芝居を作ろう!」と「舞台袖」という設定だけいただいて、中高生と舞台袖で起こるハプニングを出し合って作った作品です。なので、上演時間は短くて、たぶん50分くらい。初演は2008年。あまりにも楽しくて、機会があると再演しています。
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