パリで刺繍アーティストとして、オートクチュールの刺しゅう職人として活動する杉浦今日子がヨーロッパの旅を綴りました。
パリモード界のあれやこれやから、生きた廃墟ナポリの美しすぎる絵画、ディオールの故郷、知られざるルネサンスの秘宝、日本とヨーロッパの意外なつながり、そして、旅先で出会った忘れられない刺繍の数々。ヨーロッパにおける刺繍や街の歴史とともに、検索では味わえない「旅の醍醐味」を綴っています。特に刺繍の数々については、日本ではなかなか知ることができない逸話とともに紹介しています。刺繍家による芸術と歴史の旅エッセイです。
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