2021年9月21日更新
より本著の意図を理解し、楽しんで頂けるよう
前書き、あとがきなどを、加筆修正いたしました。
一部、本文も読みやすくレイアウトを再編集いたしました。
また、スマートフォン・タブレットなど閲覧環境の多様化や、ウェブ環境の変化など、現在の環境により即したものにデータを編集いたしました。
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「見ると【損】する」ヌード写真集です。
まず、言いたいのは
本著を「見ると【損】をします」。
読んでも
「得をせず」「学びもなく」
むしろ
「損をする」でしょう。
本著を読むことは
【「不味い」と評判の店にあえて行く】
【入場料を払って「豚箱」の中を見る】
【見学料を払って「肥溜め」を眺める】
これに近いです。
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※今回紹介する書籍はアートおよび芸術表現を意図したものです※
今回はこの世に存在してはならないほど、ヤバい電子写真集を紹介したいと思います😹㊙️
実際にAmazon Kindle(アマゾンキンドル)をはじめ、大手電子書籍販売サイトから販売許可が下りなかった問題作なのですが、そもそもそれ以前に
【存在する価値のない写真集】なのです。
すばり、タイトルは
「見ると損する」ヌード写真集
~誠に遺憾なハダカたち~
タイトルと表紙カバーの画像だけでも
ヤバさというか、普通でないキワドイものという感じが伝わってきます🐷
まず、筆者自身が、タイトルに「見ると【損】する」と記しており
本書の冒頭の挨拶では、なんと自身の作品について
さらに
本書を、読むことは
・お金を払って不味いと評判なものを食べに行く
・入場料や見学料を払ってブタ箱や肥溜めを見に行く
これに近いですと書いているのです。
しばしば、本の筆者などがあいさつ書きや後書きなどで謙遜して「稚拙な駄文を失礼します。」などと述べることはありますが
この本では、その比ではなく、筆者自身が見ると損する、まずい飯屋、肥溜め、ブタ箱などと最悪の例えを出して自分の発売している作品をまるで敵のようにコキおろしているのです。
本書はヌード写真集なのですが、よくあるヌード写真集ではありません。
というのも
ここに登場する人間は、プロのモデルではない素人であり
その中でも、❮終わっている人間たち❯なのです。
なぜ人がヌード写真を見るかというと
対象が美しかったり、格好良かったり
逞しい肉体を見て、興奮したり、癒されたり、目の保養にしたいからです。
そうでない場合でも、深く刻まれたストーリーやドキュメンタリーがあったり
人々に何かを感じさせるシチュエーションで撮られたりしているものが出版されているからこそ、人々はそこに何かを感じます。
しかし、本書に登場するモデル達は全くそうではありません、これらのような魅力が全くない、終わっている人間なのです。
では、それを凌駕するようなシチュエーションがあるかと言われると、それもありません。
ヌードになることにより、興奮や癒しを与えるどころか不快感を与える、誠に遺憾な存在です。
つまり
【見る価値のないモデルが写っているヌード写真集ゆえに見る価値がない、存在する価値がない】ものであり
すなわち
見ると【損】をします。
一方で
不味いと評判の店にあえて行く人がいたり、わざとお金を払って苦行を行うよう、何も得をしないのに怖いもの見たさで危険なところに飛び込んでいく人間など
愛すべき誇り高き物好き謎マンな人たちがいるのもまた事実。
また、多様性の中で様々な価値観が拡張し、ひっくり返っていく現代において
アートとは何?
美しさとは何か?
というものを問い
アート界でも賛否両論に評価が分かれるなど前衛的な芸術という側面もあります。
そういった面からも、ふざけた怖いもの見たさの面からも両面から是非見てほしいと思います!
また、ヤバいヌード写真たちだけでなく
写真に付記された文章にも注目であり
どうしてそれが撮られるに至ったかを語っていたり、何か深いような浅いようなことを言っている詩的な文章であったり
まさにヒドい写真に花、いや大便を添えるのに素晴らしいテキストが書かれており、そちらの面でも楽しめるでしょう!
そして
これはアートなのか?悪ふざけなのか?損したのか?
感じてほしいと思います🐷
そして、実際に見て【損】をしたと思ったら
声高に『見て損をした』と叫び、周囲に喧伝したり、何かに取り上げたり(※紹介や引用は大歓迎)、SNSやブログに書き込んだり、YouTubeなどで紹介していただければ幸いです!
・お金を払って不味いと評判なものを食べに行く
・入場料や見学料を払ってブタ箱や肥溜めを見に行く
というような
相互してもいいから見て読んでみたいという愛すべき気高い物好き謎マン達をお待ちしていますお誕生日プレゼントにもオススメ!
本を入手していないとコメントは書けません。