どこか懐かしく、すこし不思議な、九つの物語。
この物語の主人公は、「ふむ、ふむ」といつも何かを考えている「フムの木」。
とある山の中に、フムの木の森がひろがっています。きこりの手によって伐り出され、森に別れを告げたフムの木たちはさまざまな場所で、さまざまな「モノ」に生まれ変わります。そして「ふむ、ふむ」と何かを考えながら、人間たちの人生を眺めているのです…。
連作短編集・新書版64ページ
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Contents
1 森の日々
2 板べいの日々
3 小箱の日々
4 テーブルの日々
5 ベンチの日々
6 柱の日々
7 木琴の日々
8 道しるべの日々
9 切り株の日々
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