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わたしが昔、住んでいた町。通りかかった空き地で、同い年の美しい「有実」に出会う。 降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。当時近所で起きた凄惨な少女の死。今はもうなくなってしまった黄色い道。ピンク色のビーチサンダル…。 絶望的な真実を思い出すまでの、つかのまの物語。 2004年に京都で上演された戯曲作品。
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1981年、大阪市生まれ。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。2002年京都で『いのちより、たいせつなもの』を上演以降、劇作家・演出家として活動。ほかの上演作品に『coal tar【コールタール】』『神様にしか解けない智慧の輪』『まわた』『七色の私』『馬鹿』『ゆれる部屋』、小説作品に『千切る月』などがある。
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文芸
電子版 550円