アラカルト短編です。
・二人の展望席
・エクスプレスのソムリエ
・ダブルブッキング
・プロローグ・エピローグ
・セルパブで喰えるか・年36冊刊行計画顛末
を収録。
■二人の展望席
これは当時作っていた鉄道模型の塗装が剥げたのをヒントに夫婦の危機を書いた作品です。実はこれ、私が離婚する寸前の作品。でも今も結婚のイメージは変わりません。結婚って、いいもんです。ただ私にはもったいなさ過ぎた。
■エクスプレスのソムリエ
書籍の世界の話ですが、これ、最後に世代論になります。歳を取る寂しさが、このとき想像していたものと今私が体験しているものとそっくりです。私が20代の頃に書いたんですけどね。
■ダブルブッキング
学園もの。ドラマとしてはもっと練り込めるかなと思ったけど無理でした。設計自身が古かったかも知れないけど、これ以上は書けないと思うところもあります。
■プロローグ・エピローグ
NovelJAM参戦後の反省です。賞くれて嬉しかったけど、私には過分だったかも知れない……。嬉しかったのはもちろんですけどね。
■セルパブで喰えるか・年36冊刊行計画顛末
年36冊計画の顛末です。まさかの結果に!!
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